新卒で入社した会社が合わなかったり、何か目標ができたりして、20代前半でも転職を考えているという方は多いのではないでしょうか?

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20代前半は仕事の事情によって転職を考える

社会人としての生活がスタートしてから、年を追うごとにさまざまなことが身につく代わりに、仕事に対する考え方が変化していきます。
20代前半ではどのような変化があり、何がきっかけとなって転職を考えるようになるのか見ていきましょう。
新入社員としてスタートを切る社会人1年目

社会人1年目に「うまくいかない」経験をするケースが多いといわれており、上司や先輩社員とうまく関係性を築けない、仕事を教えてほしくてもなかなか教えてもらえないなど、仕事に関して辛い経験をしやすい時期といえるでしょう。
なかには、入社して1年も経たないうちに退職してしまう人も1割程度いるのだとか。これまでの学生から立場が変わり、「社会人」として、さまざまな障壁にぶち当たるのが社会人1年目です。
差が出始める社会人2年目

給与に変化がない場合は、社会人2年目から住民税の納付が必要になるので、1年目よりも手取りが減ってしまう経験をする方もいるでしょう。
また、同じ会社に就職した同期の社員とも差が付き始めていきます。ある人は仕事を任されてバリバリ働いているのに、自分は1年目と同じことをしている場合は、ジレンマを感じることがあり、周りから「仕事ができない」というレッテルを貼られてしまうこともあるようです。
このあたりから、自分のイメージと現実とのギャップを感じ、転職を考えるようになる人も多くなってきます。ちなみに、社会人2年目になると1割程度の人が退職するといわれているので、この時までに新入社員の2割程度が辞めてしまうことになります。
はっきりとした違いとなって表れる社会人3年目

これは、仕事に対する評価もありますが、会社の給与形態によるところが大きく影響する場合が多いといわれています。つまり、どのような就活をしていたのかというのが、差となって現れてくることになるのです。
また、同じ年数仕事をしてきたのに大きな差が生まれてしまうので、現職での限界を感じ本格的に転職を考えるケースも多くなるようです。そのため、社会人3年目にはまた1割程度の人が退職。結局、3年目には3割の新入社員が会社から姿を消すことになります。
ただ、これまでの努力が開花して仕事を任せてもらえるようになるのもこの頃。仕事にやりがいを感じ、これまで以上に仕事に打ち込む人も出てくるなど、さまざまな場面で差が出やすくなるのが社会人3年目といえます。
20代前半で仕事に対する考え方が決まってくる

また、仕事の向き合い方によって大きな差が生まれるのもこの時期の特徴です。社会人として急激に成長していく人もいれば、仕事に対するモチベーションが上がらず、仕事のやり方に慣れていくだけという人も出てきます。
ただ、仕事の礎を作っていくうえで、最も大切な時期であることは間違いないので、現職を継続するにしろ、転職するにしろ、覚悟を決めて本気で取り組むことが大切になるのです。
入社3年以内で約30%が離職するという事実

これは、厚生労働省が発表している『新規学卒就職者の在職期間別離職状況』という調査ではっきりしていることです。ちなみに、最近になって増えているわけではなく、10年前もほぼ同じ水準だったことがわかります。
また、高卒者や中卒者などではその割合はさらに高くなる傾向にあります。つまり、基本的に若い人ほど転職しているということになります。
実際にどんな理由で転職を考えるのか?

厚生労働省が発表している『平成28年雇用動向調査結果の概況』によれば、20代前半の求職者の転職理由で最も多いのは「給与が少ないから」というもの。次に在籍している企業の「労働条件」が理由とのことです。
また、仕事の面白みを感じられない、企業や職種とのミスマッチ、業界に将来性を感じないなどといったことも転職理由になるようです。
女性の場合もトップは「労働条件」、時点に「給与の少なさ」となっており、女性も仕事に対する条件面を理由に転職に踏み切るケースが多くなっています。
高卒で給与アップを目指すなら20代前半が最高のタイミング

高卒と聞くと転職では不利に感じることがあるかもしれませんが、20代前半の場合は大卒者よりも社会人経験が長いことを強みにできるからです。
そのため、これまでの経験を活かした転職によるキャリアアップなどで給与のアップが実現しやすいタイミングともいえるわけです。
逆に20代後半に入ると、その強みの効力が薄れてしまうので、できるだけ早いうちに転職に踏み切ったほうがいいのかもしれません。
転職を考える20代前半の強みと弱みとは?

特に20代前半の場合、社会人何年目かによって大きく状況が変化する可能性があります。どのタイミングでどのようなメリットやデメリットがあるのかを知り、しかるべきタイミングで転職することが大切になるといえるでしょう。
社会人1年目の強みと弱み

というのも、社会人1年目となると経験が浅すぎるため、新卒採用するのとあまり変わらないと判断されることが多いためです。
そのため、社会人1年目に対する採用のニーズは少ないというのが実情。実際に、転職を希望した場合でも「すぐに辞めてしまうかも」と懸念される可能性があります。
社会人1年目の転職事情
とはいえ、社会人1年目を対象にした求人がないわけではありません。人手不足が課題となっている業界や職種などでは、若手の採用が急務となるため比較的転職しやすいといえるでしょう。
ただし、転職先の選択肢を拡げたいのであれば、現職で経験を積みながらタイミングを待つ方が得策なのかもしれません。
社会人2年目の強みと弱み

これは、社会人を1年間経験したことにより、企業の年間の流れを把握していることに加え、1年間は継続して働けたということが評価されるためです。
この時期なら、若いという付加価値も付けて転職活動を行っていけるため、将来的に転職を考えようと思っているのであれば、一度検討してみてもいいのではないでしょうか?
社会人2年目の転職事情
求人数が増加する背景には、一定のビジネスマナーを身につけている可能性が高いため、企業側が教育に掛けるコストを大幅に節約できるというメリットが発生することも関係しています。
そのため、優良な中小企業や大手企業の営業職など、1年目には叶わなかった転職を実現できる可能性が高まります。
また、社会人としてはかなり若い部類に入りますので、比較的職種の変更がしやすいのも特長。そのため、未経験の職種にもチャレンジできる時期といえます。
社会人3年目の強みと弱み

これは、社会人として3年の経験とビジネススキルの定着が見込めるためであり、それに加えて、若さゆえの柔軟性も持ち合わせているタイミングであるからです。
そのため、前職で一定の実績を挙げているような求職者の場合、比較的幅広い求人から自分に合うものを選びやすくなるでしょう。
社会人3年目の転職事情
社会人となってから転職する場合は、新卒とは違って学歴よりも経験が重視され始めるので、新卒のときには手が届かなかった企業にも転職できる可能性があります。
また、社会人3年目まではいわゆる「第二新卒枠」での求人に応募することができます。企業によっては、新卒よりも第二新卒枠での採用に力を入れている場合もあるため、将来的な給与アップやキャリアアップを目指すこともできるでしょう。
一方、目に見える実績がなかったとしても、求職者が持つポテンシャルに期待して採用されるケースも多いため、若さをアピールして転職することも十分に可能です。
20代前半で最も転職しやすいタイミングといえるのが社会人3年目ですので、このチャンスを逃さないようにしましょう。
20代前半の転職の特長についてしっかり理解すべき

特に、実績のある20代前半の求職者は、どの企業からも欲しがられるケースが多いので、自分の希望に合った転職を実現しやすいといえます。
転職を考えるのであれば、20代前半のタイミングの逃さないようにすることが大切です。
20代前半ではポテンシャルを重視した選考が行なわれる
20代前半での転職では、わかりやすい実績がなくても転職できる可能性が高くなります。
その理由は、20代前半に対しては、ポテンシャルを重視した選考が行なわれるケースが多いためです。
転職市場では「若さ=柔軟性がある」と判断されやすいため、企業側も比較的早く成長して会社に貢献してくれるだろうと考えやすくなります。
未経験の業界や職種への転職も可能
20代前半の転職では、未経験の業界や職種への転職もしやすいといえます。
特に、新卒市場で有望な人材を採用しにくい企業にとっては、未経験者でも若手の人材を採用して、できるだけ長く働いてほしいと考えるためです。
それに、先述したポテンシャルの要素も選考に加味されることになるので、新たな目標ややりたい仕事が見つかっている場合は、積極的に挑戦するべきといえるでしょう。
ちなみに、20代後半~30代となると、未経験職への転職の難易度は年々上がっていくことになりますので、注意が必要です。
業界や職種によっては大幅な年収アップも見込める
20代前半の転職では、中小企業から大手企業への転職も可能ですので、大幅な年収アップを期待することもできます。
もちろん、転職後にある程度の時間の経過は必要になりますが、実績を残すことで前職では絶対に届かないような収入を手に入れることもできるでしょう。
また、ポテンシャル要素もプラスされるケースがあるので、他の年代と比べても年収をアップさせやすいといえます。
20代前半では転職先の選択肢が幅広い
先述しているように、20代前半の場合は、キャリアアップのための転職も、キャリアチェンジのための転職も実現しやすい傾向にあります。
そのため、幅広い転職先から自分が希望できる仕事を探しやすいといえます。
このようなタイミングはめったにあるものではありませんし、その後は転職の難易度がどんどん上がっていくことになりますので、自分の仕事についてしっかりと向き合って考え、転職するのかしないのか、適切に判断することが大切です。
高卒の場合は転職先の選択肢はやや狭まる
高卒から就職している20代前半の求職者の場合、転職先の選択肢はやや狭くなってしまうでしょう。
というのも、このタイミングの転職では「大卒以上」の条件を設定している求人もたくさんあるためです。
大卒者の場合は、「大卒以上」でも「学歴不問」でもどちらでも応募することができるため、差ができてしまうことになります。
そのため、学歴を問わず、これまでの経験やスキルを活かすことができ、キャリアアップを目指せる業種や職種を選択することが大切になるでしょう。
20代前半の転職で気をつけるべきこととは?

20代前半なら転職しやすいというのは先述した通りですが、転職活動を適切に行わないと自分が思い描く転職ではなくなってしまう可能性があります。
どのようなことに気をつけるべきなのか、しっかり理解しておきましょう。
ポテンシャル採用でも簡単に考えてはいけない

なぜなら、ポテンシャル採用は年齢に応じたスキルを身につけていることと、転職活動に対する準備をしっかりしているということが前提となりからです。
そのため、楽観的に考えていると転職に失敗する可能性が高くなるのです。転職活動を適切に行うための準備を怠らないようにすることが重要ですので、覚えておきましょう。
未経験の業界や職種への転職では企業研究をしっかり行うべき

あなたがその業種や職種に抱いているイメージと、実際に働くのでは大きな差がある場合があるからです。
どのような働き方をしているのか、どれくらい忙しいものなのかなど、目指す仕事についてしっかりと調べておかないと、入社後のミスマッチが発生してしまうかもしれません。
そのような状況で次の転職先を探した場合、「転職に対する考え方が甘い」と捉えられる可能性もあり、転職自体が難しくなることもありますので、十分に注意しましょう。
未経験職種への転職は20代前半に済ませておく

これは、20代後半から30代にかけて、年齢を重ねるほど未経験職種への転職が難しくなる傾向にあるためです。
ですから、キャリアチェンジを考えているのであれば、できるだけ早いうちから転職活動をスタートさせた方がいいでしょう。
転職回数が多い場合は転職が難しくなる

実際に、20代で1度転職を経験して次の転職を目指す場合、転職の成功率が半減するというデータがあります。
企業側は、早いうちに何度も転職を繰り返している求職者に対して「すぐに辞めるのでは?」と懸念するケースが多くなるでしょう。
労働環境があまりにひどい場合や、自分が本当にやりたいことを見つけた場合を除いて、転職することはあまりおすすめできなくなるので気をつけてください。
求人の待遇を転職理由にしてはいけない

というのも、企業側からすればあなたにとって労働条件がいいかどうかは全く関係ないからです。
大前提として「会社に貢献してくれる人材」を採用することが中途採用の目的です。ですから、転職することでどのような貢献ができ、将来どうなりたいのかを転職理由にするべきでしょう。
30代以降の人生についても考えて転職するべき

20代前半は転職に対するメリットがたくさんあります。だからといって目先のことだけを考えて転職してしまうのはよくありません。なぜなら、20代での転職は、30代以降の人生に大きく影響するからです。
ですから、自分の将来についてもしっかり考えたうえで、転職すべきかどうか正しく判断することが重要になるのです。
20代前半の女性ならでは転職の注意点とは?

恋人に合わせて転職先を選択しないこと
20代前半の女性に多いのが、その時に付き合っている恋人に合わせて転職先を決めてしまうことです。
仮に結婚することが決まっている場合は問題ありませんが、その後に別れてしまう可能性があるなら、転職後に後悔してしまうかもしれません。
先述したように、20代のうちに何度も転職を繰り返すと、希望する職種につくことが難しくなるので、自分のキャリアプランと照らし合わせて転職先を選択することが重要です。
今後出産する計画がある場合は妊娠する前に転職すること
今後妊娠・出産する計画がある場合は、最低でもその1年前には転職を済ませておくようにしましょう。
というのも、産休・育休などの制度を利用するには、その企業に1年以上勤務していることが条件となっていることが多いためです。
もちろん、妊娠中に転職活動を行うことも可能ですが、受け入れてもらえないケースが多いのが実情です。また、出産後すぐに転職活動を行うのは、子どもに相当手が掛かるので、現実的とは言えません。
妊娠や出産を考えているなら、転職活動も計画的に行いましょう。
女性に対するサポートが整っているかどうか確認すること
転職する前に、女性に対するサポートが整っている企業かどうか確認することも大切です。
一般的には大手企業だと女性のサポート体制が整っているイメージがありますが、実際にはそうとは限りません。
制度を利用するための制約が多かったり、復帰後に自分が希望しない部署への移動を命じられたりすることもあるといわれています。
大手以外でも女性の多様な働き方に理解のある企業はたくさんありますので、今後家庭と仕事を両立させたいと考えるのであれば、求人情報や会社情報をよく確認するようにしてください。
20代前半で転職を成功させるためのポイント

20代での転職は難易度が低めですが、以下に解説するポイントを理解しておけば、希望通りの転職を実現できる可能性はさらに高くなるでしょう。
第二新卒枠を狙って転職する

第二新卒と呼ばれる社会人経験3年以内の人材は、転職市場において需要がかなり高いためです。
特に、社会人3年目なら多くの求人に応募することができますし、未経験職への転職も叶いやすいでしょう。
このタイミングを過ぎると、転職の難易度は徐々にアップしていきますので、転職したいのであれは真剣に検討するべき時期であることを把握しておきましょう。
20代前半の転職では本当やりたい仕事を選ぶ

この時期の転職では、キャリアアップ・キャリアチェンジ、どちらを目指す転職も成功しやすいためです。
逆に言うと、この時期を過ぎれば自分のやりたい職業につきにくくなり、収入のための仕事になってしまう可能性もあります。
若さを武器にして転職できるタイミングは20代前半までということを肝に銘じておきましょう。
高卒なら20代前半までに転職を完了させること

というのも20代前半までは、高卒から就職していることで社会人経験が長いという強みをアピールすることができるからです。
20代後半に突入してしまった場合は、大卒者でも社会人経験が長くなってくるので、その強みを活かすことが難しくなります。
希望の業種・職種があるのであれば、早めに転職してキャリアを積んでいくことをおすすめします。
自己分析を綿密に行なうこと

自己分析を行うことで、転職活動における軸を作ることができるからです。
これまでの自分の経歴を棚卸しして、どのような経験やスキルがあるのか、自分が得意なことや苦手なことは何か、客観的に把握するようにしましょう。
自分一人で自己分析を行う自信がない場合は、転職エージェントのコンサルタントに相談しましょう。ヒアリングしながら、綿密な自己分析を行うことができ、あなたにピッタリの仕事を見つけやすくなります。
転職する理由を明確にすること

何のために転職するのかはっきりしていないと、応募する企業に一貫性を保つことができず、採用面接でも説得力のある説明ができなくなってしまいます。
また、先述したように、企業の労働条件を転職理由にするのもいけません。
自己分析の後に、自分が何のために転職するのかしっかり考えるようにしましょう。
キャリアビジョンを明確にすること

転職理由に加えて、採用された会社にどのように貢献していきたいのか、将来的にはどのようになりたいのかを導き出しておきましょう。
また、キャリアビジョンも採用面接で必ず質問されます。担当者に対して自分の考えを明確に表明することができないと、採用に至るのは難しくなってしまいます。
自分の将来設計と照らし合わせながら、必ず考えるようにしてください。
どのような仕事があるのか知っておくこと

というのも、それがあなたのキャリアや可能性を大きく広げる可能性があるからです。
実は、自分がイメージしていた職種とは違う職種に転職している人は多く、自分には向いていないと思っていても、実際は違っていたというケースが多いのです。
ですから、転職して叶えたいことが何なのか、それが実現できる業種や職種は何なのかをしっかり確認しておかねばなりません。
あなたら知らないだけで、あなたにピッタリの仕事が見つかることもありますので、じっくりと調べてみることをおすすめします。
転職先の条件に優先順位を付けておくこと

少し残酷に聞こえるかもしれませんが、あなたの希望をすべて叶えてくれる転職先をというのは存在しません。ですから、いつまでたっても転職が実現できなくなってしまいます。
そこで大切になるのが、条件に優先順位を付けること。自分にとって譲れないことを厳選することで、応募できる企業を見つけることができるようになります。
転職活動をスムーズに進めるためにも、非常に大切なことですので必ず実行するようにしましょう。
仕事を続けながら転職活動を行うこと

なぜなら、自分が希望するタイミングで転職が決まり、入社できるという保証は全くないからです。
現職を退職してから転職活動を行う場合、就職するまで無収入になってしまいます。失業保険が切れたり、貯蓄が少なくなってしまったりすると、生活のための転職となる可能性があります。
それは、あなたが希望するものとは程遠いケースも考えられるのです。
転職先が決まるまでは、絶対に退職しないようにしてください。
転職エージェントを利用すること

転職エージェントを利用することで、転職活動におけるさまざまなサポートを受けることができ、転職の成功率もアップするためです。
先述したような自己分析はもちろん、自分のキャリアプランについての相談から提出書類の添削、面接の対策、内定後の条件交渉に至るまで、手厚いサポートを受けることができます。
また、転職活動を行っている多くの人が転職エージェントを利用しており、20代の場合は利用できる転職エージェントも多くなっています。
さらに、ほとんどの転職エージェントは無料で登録・利用が可能となっているので、余計な費用が掛かる心配もありません。
無料で利用できて、手厚いサポート受けられ、転職の成功率もアップするのであれば、利用しない手はないでしょう。転職を真剣に考えているのであれば、転職エージェントを積極的に利用することをおすすめします。
20代前半の求職者に絶対おすすめできる転職エージェント5選!
ここからは、転職を考える20代前半の求職者におすすめできる転職エージェントを5つ紹介したいと思います。
具体的には、以下の転職エージェントがおすすめです。
公開求人 | 非公開求人 | 対象年代 | 対応地域 | |
---|---|---|---|---|
doda(デューダ) | 4万件以上 | 13万件以上 | 全年齢 | 全国 |
リクルートエージェント | 3万7000件以上 | 16万6000件以上 | 全年齢 | 全国+海外 |
マイナビエージェント | 6000件以上 | 2万件以上 | 全年齢 | 全国 |
JAIC(ジェイック) | 非公開 | 5000件 | 20代・未経験・フリーター | 全国 |
ハタラクティブ | 非公開 | 2000件 | 20代・未経験 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・兵庫・京都・福岡 |
どの転職エージェントも20代前半の求職者には利用しやすいものばかりとなっています。また、無料で登録・利用ができるので、転職活動に余計な費用が掛かることもありません。
利用のコツとして、複数の転職エージェントに登録して、多くのコンサルタントや求人情報に触れることが大切ですので、気になるものは必ずチェックするようにしましょう。
doda(デューダ)
最初に紹介するのは「doda(デューダ)」です。
dodaは株式会社パーソルが運営している転職支援サービス。転職エージェントのほかに、転職サイト、スカウトサービスとしても利用することができます。
dodaの特長は、取り扱う求人数の多さ。登録すれば4万件近い公開求人を検索・応募できるようになるほか、転職支援によって紹介される13万件近い非公開求人も保有しているので、あなたの理想にピッタリの転職先に出会うことができるでしょう。
また、転職支援をしてくれるアドバイザーは、各業界に精通した方ばかり。業界特有の悩みや相談にも親身になって乗ってくれるため、安心して転職活動のサポートを任せることができると思います。
利用者の満足度が高く、幅広いニーズに応えられるdodaにぜひ登録してみてください。
doda(デューダ)
年代 | 20代~40代 | 雇用形態 | 正社員・契約社員・その他 |
---|---|---|---|
対象エリア | 全国(海外を含む) | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他 | ||
おすすめ度 |
- 転職サイトやスカウトサービスとしても利用できる総合転職支援サービス!
- 16万件近い非公開求人を取り扱うので、希望に合った転職先を見つけやすい!
- 各業界に精通したアドバイザーによる転職支援だから、安心して利用可能!
リクルートエージェント
次に紹介するのは「リクルートエージェント」です。
業界でも最大規模を誇る総合型転職エージェントであるリクルートエージェント。求人案件数・内定決定数は国内最大級を誇っています。
特に求人数は他を圧倒しており、公開求人数が4万件弱、非公開求人数や約16万件と、合計約20万件の求人情報を取り扱っているので、自分好みの転職先に出会いやすいといえます。
もう一つの注目ポイントは「年収アップ率」の高さ。内定獲得者の平均年収アップ率は61%と非常に高い水準を誇るため、より待遇の良い会社に転職したい方にはうってつけの転職エージェントです。
幅広い業種・年齢・勤務地に対応しているので、転職活動に最も活用しやすい転職エージェントといえるかもしれません。
リクルートエージェント
年代 | 20代~30代 | 雇用形態 | 正社員・派遣社員 |
---|---|---|---|
対象エリア | 全国(主に関東・関西中心)・海外もあり | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他 | ||
おすすめ度 |
- 業界でも最大規模の総合型転職エージェント!
- 約16万件の非公開求人、さらに80%が独占求人でこれは登録しない手はない!
- 年収アップ率は61%と非常に高く、満足度の高い転職を実現できる!
マイナビエージェント
次に紹介する転職エージェントは「マイナビエージェント」です。
人材業界大手、株式会社マイナビが運営している総合型転職エージェント。特に20代に最も支持されている転職エージェントといわれているので、ぜひおすすめしたいと思います。
最大の特長は、求人情報の質が高いこと。人材業界での豊富なリソースを活かした企業とのつながりが強く、他のサービスでは出会えない求人情報に加え、各企業の内情についての詳しい情報を手に入れることができます。
また、取扱い求人情報の約8割が非公開求人となっています。登録すれば、それらの情報にも触れることができるので、より多くの選択肢から転職先を選ぶことができるでしょう。
さらに、転職サポートも充実しており、書類添削や面接対策に力を入れています。通常20%程度といわれる書類審査通過率が、50%程度にまでアップするのは見逃せません。
20代の転職の心強い味方となってくれますので、積極的に利用してみてください。
マイナビエージェント
年代 | 20代~30代(特に20代) | 雇用形態 | 正社員 |
---|---|---|---|
対象エリア | 全国(海外を含む) | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタントその他 | ||
おすすめ度 |
- 人材業界最大手のマイナビが運営している総合型転職エージェント!
- それぞれの求人情報の質が高く、企業の内情まできめ細かく情報収集可能!
- 約8割の非公開求人から、条件にピッタリの転職先を見つけられる!
JAIC(ジェイック)
次に紹介するのは「JAIC(ジェイック)」です。
既卒や第二新卒、フリーターなど、20代の未経験者に特化した転職支援を行う転職エージェント。求職者に対する手厚い転職サポートや教育プログラムなどを提供しています。
JAICの特長は内定率と定着率の高さ。社会人未経験者など転職支援を行いながら、利用者の内定率は何と80%を誇ります。また、入社後の定着率は驚異の94%!内定獲得だけではなく、その後も継続して働いてる利用者が多いことから、サービスの質が高いことが伺えます。
というのも、各企業をくまなく調査し、内情を把握しているから。そのため、ブラック企業ではなく、求職者が働きやすい職場を紹介してもらえるというわけです。
また、求職者を鍛えてくれるというのも、JAICの特長。アドバイザーの個別サポートや独自の教育プログラムを提供しているので、社会人として働けるスキルや振舞いを身につけることができます。
社会人未経験者なら、ぜひ利用したい転職エージェントといえるでしょう。
JAIC(ジェイック)
年代 | 20代・フリーター・未経験 | 雇用形態 | 正社員 |
---|---|---|---|
対象エリア | 全国 | ||
業界 | SE/Webエンジニア営業職事務/アシスタントその他 | ||
おすすめ度 |
- 20代に特化した転職支援を行う転職エージェント!
- 内定率は80%!定着率は94%だから転職に成功しやすい!
- 求職者を鍛えてくれる独自のプログラムで、社会人にふさわしい振舞いを身につけられる!
ハタラクティブ
最後に紹介するのは「ハタラクティブ」です。
こちらも20代の転職支援に特化した転職エージェントで、実に利用者の90%が20代となっています。
未経験者を歓迎する求人情報を多く取り扱っているのが特徴で、これから正社員を目指す人や、異業種への転職を希望する人にはうれしいポイントといえるでしょう。
また、それぞれの求人内容について厳密に調査を行っているので、実際には即戦力としての働きを強いられるような心配はなし。だから、安心して転職活動に挑むことができます。
さらに内定率も80%以上と高水準をマーク。そのうち、3人に2人は社会人未経験者ですから、学歴や経歴に関係なく、転職を実現させやすいといえます。
まだ見ぬ世界へと挑戦したいなら、ハタラクティブに登録することをおすすめします。
ハタラクティブ
年代 | 20代・未経験 | 雇用形態 | 正社員 |
---|---|---|---|
対象エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・兵庫・京都・福岡 | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他 | ||
おすすめ度 |
- 20代の転職支援に特化した転職エージェントで、利用者の90%が20代!
- 安心できる「未経験者歓迎求人」を多く取り扱っているのが特徴!
- 内定率も80%と高水準だから、転職支援を任せやすい!
20代前半の転職を必ず成功させよう!
今回は、20代前半の転職を考える人に向けて、転職活動の注意点や転職成功のためのポイントについて解説してきました。
20代前半は他の年代と比較して転職に成功しやすく、キャリアアップもキャリアチェンジも目指すことができるので、転職するには絶好のタイミングといえます。自分の仕事に対して振り返り、このままでいいのかどうかしっかり考えてみることをおすすめします。
ですが、しっかりとした準備をしなければ、転職に失敗してしまう可能性もあります。今回説明した注意点やポイントをしっかり理解しておくようにしましょう。
本記事を参考に、20代前半での転職を必ず成功させましょう!