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第二新卒の方、中でも在職3年未満の方が転職を成功させるために最も重要なカギとなるものは何か、ご存知でしょうか。

それは「時期(タイミング)」です。

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ではなぜ「時期」が3年未満の第二新卒者の転職でそれほど重要なカギになってくるのか、ここでは主に企業側の視点からその理由を明快に説明致します。

第二新卒とは

転職する場合には「時期」がとても重要になってくるのは就業3年未満の「第二新卒」の方であり、一般の転職志望者の方にそのまま当てはまることではありません。

改めて、「第二新卒」とは何か?

 

第二新卒とは、正社員として企業へ採用された後、数ヶ月から数年程度でその企業を退職し、転職活動を行っている主に若手求職者のことを指します。

「数年程度」という部分にはそれほど明確な線引きはありませんが、多くの企業では最長で「3年程度」を第二新卒と位置付けている場合が多いようです。

4年を超えてくると第二新卒ではなく、今度は「中途採用」の対象者として位置付けられる場合が増えてきます。

これに対して「既卒」というものがあります。こちらは第二新卒と違い、就職活動をしていないか、もしくは何らかの理由で卒業してから一度も就職していない、社会人経験の全くない人を指します。どちらにもメリット・デメリットはありますが、前職での実務経験があることから社会人としての最低限のビジネスマナーなどを身につけているであろうということから、第二新卒が期待されているのです。

なぜこうした区分けを企業側がしているかというと、第二新卒と中途採用の位置付けの違いにあります。

企業は第二新卒を即戦力を期待する「中途採用」の対象者としてではなく、転職者ながら「新卒」同様の位置付けを行っているのです。つまり採用後は新卒社員同様、一から新人教育を行い、育ててゆく対象として第二新卒を位置付けているということです。

第二新卒者を受け入れる企業が多くなる時期がある!

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では本記事の主要テーマである第二新卒(以後3年未満の第二新卒とします)が、転職する場合のカギとなる「時期」とは具体的にどのような時期が当てはまるのでしょうか。

実は第二新卒の求人を行う企業の数が増える時期があり、この時期を理解しておくことが第二新卒者が転職を成功させる上での大きなカギとなってきます。

では求人が増える時期とはいつであり、またなぜその時期に企業は第二新卒の求人を増やすのでしょうか。

第二新卒や既卒の方に
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第二新卒の求人が増える時期はココ!

第二新卒の求人が増える時期とは次の時期です。

・2月~3月

・8月~10月

「2月~3月」に第二新卒の求人を行う企業が増える理由とは

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ご紹介した二つの時期において、第二新卒の求人数が増える理由について説明しましょう。

採用側は第二新卒を経験や能力と言った点で、基本的に新卒と同じ評価をしているとお伝えしました。

そのため、企業側は第二新卒も新卒者同様の教育が必要との認識があります。

この点を踏まえた場合、もし第二新卒を3月頃までに採用できれば4月から入社してくる新卒者と同じタイミングとカリキュラムで第二新卒者に対してもOFF.J.T(座学を中心とした集合研修)、O.J.T(実地または現場研修)を行うことができます。従って、2月から3月、場合によっては4月の前半期あたりまでに第二新卒を採用することが教育上合理的でムダのない対応ができることになります。

前の企業で十分な業務経験を積んでいる中途採用者なら、それほど教育を施さなくとも即戦力としての活躍が期待できますので、ある程度柔軟に採用時期や入社時期を考えることもできます。

しかし第二新卒は3年未満の短い職務経験しかないため、一定の教育を施す必要があります。また、教育を行うには「教育を行える体制」を企業側で用意しておく必要もあります。

そのため、新卒者を迎え入れる体制が整う4月入社を目処として、第二新卒も併せて受け入れようと考える企業が増加することになるのです。

「8月~10月」に第二新卒の求人を行う企業が増える理由とは

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多くの企業は「9月」を「中間決算」の時期としている場合が大変多く、中間決算の節目とな9月前後も第二新卒の求人増加と大きく関わってきます。

企業側は中間決算を踏まえた結果、前期の売上げが振るわなかった場合には新商品や新規事業へ取り組むことで巻き返しを図ろうとしますし、また前期が好調だった場合にはその収益を新たな事業や既存事業の拡張へ投資することで、更に後期の売上アップを図ろうとします。その結果、即ち中間決算の結果が出揃う頃には後期に向けた準備を企業側が本格的に取組み始めるため、特に新規事業をスタートさせる場合には新たな人材が必要になってきます。

ところが、3月に卒業を迎える新卒者を9月前後に入社させることはできませんし、かといって全て中途採用者だけで不足した人員を賄おうとすると、新組織を支える年齢構成に大きな偏りが生じてしまいます。

そこで白羽の矢が立つのが第二新卒という訳です。

第二新卒は、浪人経験者を除けば年齢上で25歳以下の若年者です。新卒とそれほど年齢上大きな開きがありません。

そのため、新規事業によって社員数を増やす場合、第二新卒を確保するようにすれば年齢構成上のバランスもそれほど崩れませんので、中間決算期と前後する8月から10月頃にかけて第二新卒の採用を積極的に行う企業が増加することになります。

第二新卒者を受け入れる側の企業のメリット

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人の採用や教育は企業の命運を左右することになるぐらい、大きな投資です。

そのため、企業側にも第二新卒を採用するメリットがなければ積極的に採用しようとはしません。

では第二新卒は企業側にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

ミスマッチを回避しやすい

13そもそも第二新卒という言葉が定着したのは、新卒採用者の約3割が3年以内に会社を辞めてしまい、求職者へと転じている現状が解消されることなく、今日までずっと続いているからです。

3年以内に辞めるということは、個々の原因はあったにせよ、大きな意味では採用した企業側と採用された新卒者の間に価値観の違いなど何らかの「ミスマッチ」があったと言えます。

その点で、一度社会に出て就職先とのミスマッチと言う大変苦い経験を味わった第二新卒なら、転職の際、そうしたミスマッチを二度と繰り返したくないと慎重に判断して求人に応募してくることが期待できるため、企業側としてはミスマッチを回避しやすくなるというメリットが生まれます。

年齢構成のバランスを調整できる

14新卒者の約3割が3年以内に企業を辞めるということは、単純に言えば企業側は本来必要としている人員の約3割が欠員となっていることを意味します。

この欠員を埋める手段として中途採用がありますが、中途採用は幅広い年齢の応募者が応募してくるため、中途採用者だけで欠員を埋めようとすると年齢構成上のバランスが崩れやすくなります。

新卒者が3年以内に辞めたことで生じた欠員は、年代層でいえば23歳~25歳程度の社員の欠員と言えます。

この年代層に近ければ近いほど、組織の年齢構成バランスは適正になってきます。つまり新卒による欠員を埋める上で年齢上最適になってくるのが第二新卒なのです。

短いながらも社会経験があるので、新卒より高い吸収力が期待できる

15第二新卒は基本的に新卒と同じ扱いといっても、第二新卒は短い期間ながらも社会経験を積んでいる立場でもあります。

そのため、ごく基礎的なマナーやビジネススキルは身に付いていることが期待でき、その分、一から手取り足取り教育しなければならない新卒者より短い期間で一人前に成長することが期待できる点も第二新卒を採用する企業側のメリットと言えます。第二新卒者は企業側から見て、あらゆる可能性を秘めた魅力的な人材なのです。

 

第二新卒の採用面接において第二新卒のメリットを活かすには

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企業側が第二新卒においてメリットと感じている点は、第二新卒なら誰でも例外なく当てはまるメリットとまでは言えません。短期間で退職していることから、退職理由は何だったのか、人間関係は大丈夫なのかということも気になっているところでしょう。そのような、「三年未満での転職というマイナスなイメージ」を払拭できるだけのアピールポイントを用意しておくことです。

そのため、企業側の面接試験において「自分を採用すれば第二新卒のメリットを十分享受できる」ということを面接官にアピールすることが第二新卒者が面接試験に臨む上で重要になってきます。

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では第二新卒のメリットを面接で活かすにはどうすれば良いか、そのポイントをご紹介して参ります。

前職で学んだこと、身につけたことを整理し、簡潔に説明できるようにしておくこと

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前職でどのようなことを学び、身につけているかは、第二新卒を採用した後どのような教育を施すかを考える上で企業側としてぜひ知っておきたいと考えます。

その要望に的確に答えられるよう、前職での職務経験だけでなく新人研修なども含めて「学んだこと」をしっかりと振り返り、整理しておくことがとても大切です。何か資格を持っているなら、それもしっかり伝えておきましょう。

「採用された後の長期的な展望やライフプラン」をスムーズに回答できるようにしておくこと

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企業側はミスマッチを回避しやすいという理由から、第二新卒採用に積極的に取り組んでいます。そのため、そうした企業側の期待に答えて、安心させてあげることが大切です。

具体的には「採用後のキャリアプランやライフプラン」を具体的に描いていることをアピールすることが、そうした企業側の安心感につながります。

そのためにも、入社後どのような仕事に取り組みたいかだけでなく、ゆくゆくはどのような立場になってどのような仕事に携わってゆきたいかといった長期的なキャリアプランと共に、キャリアプランを前提としたライフプランをしっかりと描いておくことが大切です。

そして覚悟が決まれば、いざ、転職活動スタート!

いくらある程度の社会人経験があるとはいえ、転職活動は初心者の第二新卒者。就活ノウハウは学んでいても、転職活動は勝手がちがうので戸惑うことも多いでしょう。そんな第二新卒者にこそおすすめしたいのが、転職エージェントや転職サイトなどのいわゆる転職サービス

特に転職エージェントは履歴書の書き方から徹底的にサポートしてくれるので、書類選考を勝ち抜くためには職歴や志望動機をどう書けばよいか、第二新卒ならではのアピールの仕方もアドバイスしてくれるでしょう。大手企業から中小企業まで幅広い転職市場の情報を持っているので、あなたによりマッチした企業を紹介してくれます。

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