手取り15万円の介護士が人生逆転した考え方とは?/たんたん

はじめまして、たんたんこと深井竜次と申します。「介護士の働き方」についてツイッター
やブログで発信をしています。
現在は島根県在住の27歳です。元介護職でその経験を副業のブログで書いていると多くの
方に読んでいただき、月に7桁万円を突破しました。

Twitter:https://twitter.com/tantan4423

その後本の執筆があって忙しくなったのでそのまま介護の仕事を辞めて個人事業主になりました。

仕事としては自らのサイト運営をして広告収入を得たり、各企業のウェブサイトに寄稿をしたり、福祉用具の監修をしたり、本を書いたりなどをして生計を立てています。

著書はこちらのリンクから購入できます。
amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B084D54RBL/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

手取り15万円の介護士の生い立ち

介護士_深井竜次_記事画像_1

僕は高校卒業後に保育士育成の専門学校に進学して、卒業後は地元島根の保育園に保育士として働いていました。

しかし鬱になってしまって1年も満たずに退職。その後は当時の彼女に勧められて介護職として介護施設で働き始めました。

3年ほど地元の施設で働いて、上京して東京の介護施設で夜勤専従を派遣をしました。その最中に力を入れていたアフィリエイトでの収入が増えたことをきっかけに島根にUターンし
ました。

最近は、本を出版や福祉用具の監修や寄稿などを活動の幅が広がって忙しくなったこともあって、介護士の仕事は辞めて今は個人事業主として活動をしています。

僕のキャリア観

こうやって振り返ると、僕のキャリアは逃げる事が多くて、キャリアから大きく外れて世間的には「ダメな人間のキャリアを作り方」の典型例です。

実際に僕はそこまで意識高くキャリアを作ってきたわけではないです。一発当てたことで人生逆転できた人でしかないのです。

それでも「ノープラン」で生きてきたわけではないです。どちらかというと、リスクに対する不安を潰した上で行動をする事が多いです。

僕の中でのリスクは「生活ができなくなるほど経済的に苦しくなる」「仕事で心を病んでダウンする」ということです。

それを避けるように仕事や生活に関わるようにしています。こんなキャリアを歩んでいる自分が言うのはおかしいかもしれませんが、僕は結構堅実にこの社会で立ち回っていると思います。

なぜ上京して派遣介護士になったのか?

介護士_深井竜次_記事画像_2

もともとは自立していない実家暮らしだったから

僕が上京して派遣介護という不安定だと思われる仕事を始めた理由は「生活(心の安定)」に一番重きを置いているからです。

島根で正社員として介護職をしている時の給料が手取り13〜15万円でお世辞にも自立して生活するということがとても難しい状況でした。低い給料だったので実家暮らしでした。

また、正社員ということもあってサービス残業も多かったです。若い大切な時間が少ない給料で買い叩かれているように感じて「これから先も同じように生きていくのか?」と疑問を持ったのが、上京して派遣介護士になろうと思った最初のきっかけです。

介護派遣の時給が上がっていることに気がついたから

「このままではいけない」と思って、各介護系の転職エージェントに登録をして各地域の介護求人を比較するようになりました。

大体半年は介護施設の求人を検索して比較検討をしていたと思います。そうしていると都市部の介護派遣の時給が上がっていることに気付きました。

介護士不足の影響で施設側も高い時給を払わないと人が集まらない状況でした。この状況を見て「これからの介護職の働き方は派遣で尚且つ夜勤を専門にする働き方が一番お金になるのではないか?」と僕は思いました。

上京後の出費を計算して自信を持ったから

また僕は当時からアフィリエイトの副業をしていたこともあって、副業が認められて、作業する時間が確保できる派遣の方がいいので、最初から派遣に狙いを定めて求人を見ていまし
た。

「東京に行くと給料も上がるけど家賃も高くなる」という問題については、東京には格安のシェアハウスがあるので心配はありませんでした。

「自分がどれぐらい働けば最低限の生活ができるのか?」と自分が仕事をしてもらえるお金や生活費は全部計算して「これなら全然いける」と確信を持ったことも大きいです。

東京はお金がかかると思われがちですが、実はそんなことはなくて住むエリアと形態によってそこまでお金がかからずに生きていけます。

逆に地方の方が車を所有している分出費が多かったり、スーパーなども競争が少ない分値段が高いことも多いです。

その読みは当たっていて、上京してから自由に使えるお金が増えて貯金も以前よりもできるようになりました。僕からしたら上京して派遣介護士になるというのは安定を求めるためにとった行動であって、リスクを犯したものではないです。

よく仕事を辞めたり派遣になることを「転落した」とか言われますけど、逆に仕事を続けることのリスクについて考えるべきだと僕は思っています。

手取り15万円の介護士が「介護職×ブロガー」の二刀流で働くに至った考え方

介護士_深井竜次_記事画像_3

ブログは元々は趣味でした

今はブログで開業届を出して個人事業として仕事をしてるのですが、1年前までは介護職とブロガーの二刀流でした。

休みの日や夜勤に入る前などに机に向かってコツコツブログ記事を書いていました。なかなか休みとかはなくてずっと仕事をしていたように感じます。

ブログ自体は元々高校時代から趣味の一つとして部活動や友人で遊んだことを日記として書いていました。

ブログを書いているうちに「ブログで稼げる」という話を聞いて、お金を儲けるためのブログを次第に書いていきました。

上京したことがきっかけにブログのノウハウが増えて収益が上がった

しかし最初はなかなか自分のサイトに人が訪れなかったり、自分がブログ内で紹介した商品を買ってくれないので収益は毎月1万円ぐらいでした。

そのタイミングで上京したのですが、その時にブログがきっかけで知り合った仲間と直接会う機会も増えてきました。

そこで多くの情報交換をしてブログで稼ぐためのノウハウを溜めてきました。その時に「自分の経験を軸にしてブログを書くと多くの共感を集める」というアドバイスを頂きました。

僕の中で苦労した経験は「上京して働く時に東京の介護施設の情報や介護士の声が少なくて仕事探しの際に困ってしまった」というものです。

この経験をした介護士の方は多いので、そういう過去の自分を救うような記事を書くようになりました。

その記事の中で僕が実際に使った転職エージェントを紹介したら一気に利用してくださる方が増えていき本業の収入をブログで超えることができました。

当時は「実際に働いている介護職が運営する大きなサイト」が存在していなかったことも僕のサイトを伸ばすことができた要因だと考えています。

また、介護業界はこれから先も需要がある業界なので、その介護士の転職をオススメするサイトは利益があげられるものだと確信していました。

介護職とブログの二刀流をするメリット

僕がブログと介護職の二刀流を続けていた理由としては、介護職に寄り添った記事を書きたかったということが大きかったです。

介護職で現場で自分が感じた悩みの方が同じような悩みを持っている人に刺さる内容になりますし、実際に僕が現場で働いていることによって質の高い情報を届けられていました。

また本業にも良い影響があって、ブログで記事を作成するためには自分の感じた悩みを言語化してその解決法を導き出して読者に伝えていく必要があります。

その過程で知らないことは積極的に調べることも多かったです。ブログと介護を一緒にすることで結果的に専門的な知識が向上して、現場でのパフォーマンスの向上にもつながりました。

またお金的な話をすると、副業をすることのメリットとして「経費を活用して手元に残るお金を増やすことができる」ということもあります。

個人事業主の弱点であるセーフティネットの部分を本業の社会保険や厚生年金を享受できるのも大きいです。

介護の仕事は肉体労働的な部分もあって、腰痛などで現場仕事ができなくなってしまったり、他の仕事も満足にできなくなることも多いです。副業をするという選択も、リスクヘッジという印象が強いです。

「生活が不安定になる」というリスクを潰してから行動をする

介護士_深井竜次_記事画像_4

お金の不安を最初に解決するべき

僕にとってのリスクは「生活が不安定になる」ということでした。

給料が低くて生活できないのも、給料は高いけど生活費が高くて余裕がなくなるのも避けて通りたい道でした。

しかし年収を一気にアップさせるのは難しいので、生活費を下げて毎月5~10万円の自由に使えるようにお金を管理していました。

生活費が低ければその分労働をする時間が少なくても生活ができますので、副業に時間を割いて収入アップを目指すことができます。まずはお金の問題を先に解決するべきです。

お金の問題が解決しないうちは精神的に安定して仕事を続けることができなくなります。なので「収入を上げる」「生活費を下げる」のどっちかを徹底した方がいいと思います。

関連記事:介護職辞めたい!介護士を続ける?転職する?

都内で格安シェアハウスに住んでいました

僕の場合は副業をしつつ、格安シェアハウスに住んでいました

ちなみに僕が住んでいたシェアハウスはドミトリーになっていて、小さな和室に2段ベッドが二つあって男4人がそこで寝ていました。

築年数もそこそこ古かったので、人によっては「劣悪な住環境」と感じることも多いと思います。

しかしその環境でも「お金がない不安」よりかは遥かにマシです。

そのシェアハウスも生活しているとだんだん慣れてきますし、今では「シェアハウスに住んで良かった」と感じています。

生活費が低い事は仕事や生活の幅が広がる

東京で毎月10万円あれば生きていける人は、生き方の幅が広がるように感じます。

そんなに好きじゃないけど生活のためにしている仕事をしなくても良くなりますし、仕事の日数を減らして自分が本当にしたいことに時間を使うこともできます。

僕の場合は時間とお金に余裕があったので趣味だったブログに力を入れました。生活が不安定な状況では何をしても楽しくないですし、結果的に年収を上げるための生産性の向上に繋がりません。

「生活の不安を潰す」というのは最初に取り組んで欲しいと思っています。

手取り15万円の介護士まとめ

僕の生き方やキャリアに関しての考え方は、「何かしらの行動をする際には後ろ盾を作った上で行う」ということを大事にしています。

出来るだけ自分の中で行動した先のことを想定して、起こった問題に適切に対処できるようにしています。

「安定だから同じ場所に働き続ける」と考えはあまり持っていません。

逆に「同じ場所で働き続けることで、変化をしないことによって起こる問題に苦しめられる」という認識を持っています。

そもそもキャリアと言ってもその目的が「自分や大切な人の幸せ」なのでキャリアに固執して自らに負担をかけていくのは手段と目的を履き違えているように感じます。

良い仕事は良い心からです。まずは自分が心地よく働ける場所を探すことと、働き続けることができる生活の安定を目指して積極的に動いて欲しいと思っています。

当サイト人気の転職エージェント
doda[デューダ]おすすめ度 ★★★★★
転職者満足度No.1!登録完全無料で充実の転職サポートが受けられます!
公式HP
マイナビエージェントおすすめ度 ★★★★☆
業界マイナビの徹底サポートで転職活動を!
公式HP
ビズリーチおすすめ度 ★★★☆☆
ハイクラス・高年収に特化!確実に年収アップしたい方に最適
公式HP