フランチャイズ人気企業ランキング

独立開業をフランチャイズ方式で行おうとしている人に、今回はランキング形式でおススメの人気企業を紹介したいと思います。

かつてフランチャイズと言えば「コンビニ」と呼ばれていましたが、2018年の現在はその順位は大幅に変わっています。
変わった理由も含めて今回はお話ししたいと思います。

低価格でフランチャイズを始められる時代に!

フランチャイズ契約

この記事を読んでいる人なら、フランチャイズの仕組みについてはご存知だと思いますが、フランチャイズ(FC)とは、加盟店が事業本部とフランチャイズ契約を結び、その対価として、商標・チェーン名称、商品、ビジネス・ノウハウ、技術サポート・研修等を全て受けられる「パッケージ」を得ることができるビジネスです。

例えば、あるコンビニならば、そのコンビニの名前を利用し、コンビニの商品を陳列し、コンビニの営業方法などについて指導を受けることができます。

一連のパッケージを利用する対価として、FC加盟店は「ロイヤリティ」と呼ばれる代金を本部に支払います。
このロイヤリティという「上納金」の金額が数百万円に及んだり、売上の30%とか高い率になったりすると、いくら稼いでも手元に残らないという問題が生じます。

稼いでも手元に残らないのであれば続けても吸い取られるだけです。
それがフランチャイズの問題になっていました(コンビニがそうだというわけではありません)

フライチャイズのロイヤリティは経営を圧迫、また、コンビニの場合は「24時間営業」などもあり、店主の負担が著しく大きいものになっていました。

[ルポ]月300万以上売り上げてもコンビニ店主は赤字だった
182店舗で労働保険が未加入 コンビニ本社にフランチャイズの指導を要請 愛知労働局|労働新聞

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こういうこともあり、コンビニのフランチャイズ人気は低下、代わりに比較的安価で始められ、ロイヤリティも少ないフランチャイズの人気が出ています。
経営をがんばればその分報われるものが人気です。

賽の河原に石を積むような飲食店経営者

店舗流通ネット

筆者がかつて融資の仕事をしていた時のお客様で、すごく個性的で他にはないコンセプトの居酒屋を経営している女性がいました。

マスコミにも取り上げられるお店で常に繁盛しています。売り上げは年商で1億円近くでした。しかし、売上の多くを上納しているため、経営者自身はやっと生活できるレベルという不条理。

彼女の居酒屋はフランチャイズではなく店舗流通ネットというシステムを利用していましたが共通するものがありました。

お店は居ぬきで会社が用意し、開業資金のほとんどを貸し付ける(素人で自己資金がない人でも開業できる)。
しかし、売上の多くを上納金として納めるというものでした。

店代と開業ノウハウ代が高く、いつまでたっても返済が終わらない搾取システムでした。
まるで賽の河原に石を積むがごとくでした。

ロイヤリティが高いフランチャイズはこれと同じ構造です。
開店資金を援助するフランチャイズもありますが、ひょっとすると直接銀行から借りた方がいいかもしれません。

結局、この居酒屋の件は、弁護士に中に入ってもらい、居酒屋に数千万円融資して、お店と権利ごと買い取る、で決着しました。
このまま続けていても億単位で吸い取られることが明らかだったからです。

女性

誰でも開業でき、フランチャイズの看板で集客できますが、ロイヤリティによってまったく儲からないケースは絶対に避けましょう。

それでは以下でおススメをランキング形式で紹介したいと思います。

ランチャイズおススメ人気企業ランキング

カービジネス 自動車修理

トータルリペア
代表企業:トータルリペア 頭金0円で独立!|エリア限定 残りわずか

自己資金50万円~

1位は「カービジネス」のFCです。
カービジネスと言っても自動車販売ではありません(さすがにそれはリスクが高すぎます。在庫も抱えないといけないし営業して売らないといけないし)。
そうではなく、主に車の修理や整備、改造などを行うビジネスになります。

自動車整備士(専業系、ディーラー系)の経験があれば、スキル的には問題ないと思います。
そういう経験がない人は「さすがに難しい」と思われるかもしれませんが、スキルトレーニングや講習会の機会もあり、何とかなります。

カービジネスのメリットは、

  • 高収入につながりやすい(客単価が高い)
  • 一年中需要がある(季節に左右されない)
  • 一人で自宅でも開業が可能

ということです。工場を借りる必要もなく、リピーターさえつかめれば将来も安心です。
工業系で油にまみれるため避ける人もいますが、かなり稼げるお仕事になります。

ハウスクリーニング

おそうじ本舗
代表企業:ベアーズ
     フランチャイズで独立するならハウスクリーニングのおそうじ本舗

自己資金50万円~

2位は「ハウスクリーニング」です。
社員として雇われて清掃業者をするのではなく、自分で独立開業します。
店舗を必要としないので、自宅(マンションやアパート)住まいでも大丈夫。
また、引っ越し屋さんと違い、家具を運ぶことはありませんので、女性でも開業が可能です。

清掃用具はあまり高価なものはありませんので、設備資金もかからず、固定を抑えることができます。
フランチャイズチェーンによってロイヤリティに差があるので、なるべく安いところを選びましょう。

携帯電話修理・買取

格安携帯エックスモバイル
代表企業:格安携帯エックスモバイルの加盟店募集

自己資金400万円~

古物売買や古物修理の中でも最近急成長を遂げているのが、携帯電話の修理買取チェーンです。携帯電話、スマホは古物の中でも単価が高く、かつ中古でも欲しい人がたくさんいます。利ザヤも大きく、儲かる仕事になります。

修理技術も携帯電話に特化していますので、それほど難しくはありません。修理部品単品は低コストですので在庫を抱えることも少ないです。

ただし、フランチャイズへの加盟料や開業資金が高いので、よく考えて判断してくださいね。

古物商

おたからやフランチャイズ
代表企業:おたからやフランチャイズ加盟募集サイト(買取専門店)/当サイト限定3つの特典あり
     『買取専門店 大吉』のフランチャイズ募集・加盟・独立支援サイト

自己資金500万円~
携帯電話以外の古物商です。
こちらもスペースは最小2坪ほどから始められます。
金券を扱うのか、貴金属を扱うのかで利ザヤも変わります。
貴金属を扱う古物商の場合、一日五名ほどの来客でも黒字になると言われています。

高価なものを扱いますから、目利きのスキルと丁寧な接客が必要になります。
特にチケット類ではなく、高価なブランドものや貴金属を扱うお店は、お客様も様々なバックグランド(訳アリ、アングラ含む)を持っています。そういう人と対峙しても物おじせず接客できるスキルが必要になります。

結婚相談所

日本仲人協会
代表企業:結婚相談所の独立開業なら | 日本結婚相談所連盟
     日本仲人協会とは 1万円で独立・開業 日本仲人協会仲人支援 起業フランチャイズ

自己資金1万円~
結婚相談所の仲人として、結婚したい人に婚活支援をする仕事です。
結婚相談所には複数の連盟があり、それぞれの連盟によって方針が異なっています。

具体的な仕事としては、お見合いの調整、場所の予約、婚活についての相談を受けること、さらに丁寧に仕事をしたい場合は個別に会ってもらいたい人を探し出して紹介すること、などがあります。
大変な仕事ですが、人の人生の門出に立ち会えるのでやりがいがあります。

一方で男女の仲を取り持つわけですから、きついことを会員から言われることもあるかもしれません。
事務所を持っている仲人さんもいますが、自宅だけで済まして、会員と面談するときは外の喫茶店やラウンジというやり方もできます。

エステサロン

バービーダイエット
代表企業:女性専用ダイエットサロン『バービーダイエット』エステサロンオーナー募集 | フランチャイズWEBリポート

自己資金100万円~
ほぼ女性だけしかできない仕事ですが、エステティックサロンをフランチャイズで開業します。
自宅の一室をサロンにしている方もいますし、マンション一部屋あればまったく問題ありません。

お客は基本的に女性専用なので、トラブルの可能性も低く、1人当たりの単価も高いので(10000円前後)、一日に3名~4名くれば十分に元が取れます。

エステサロンの従業員で働く場合は、ノルマに追われて大変ブラックだという話も聞きますが、個人経営ならばそういう心配もありません。

ただし、ロイヤリティを払い黒字にするためにはエステそのものの腕も必要になります。
経営と施術を分けて、セラピストを別途雇うか、自分で行うかはオーナー様の判断になるでしょうね。

コンビニ、飲食チェーン、学習塾は避けるべき

「フランチャイズ 募集」で検索するとたくさん出てくる「コンビニ」「飲食チェーン」「学習塾」については今回外させていただきました。

女性

これは開業してもデメリットが大きいからです。
稼いでも稼いでもロイヤリティとして吸い取られる、あるいは人間らしい労働環境が維持できないからです。

デメリット

  • ロイヤリティが高すぎる(コンビニ)
  • 正月、土日がない(飲食、学習塾)
  • 開店資金が高い(コンビニ、飲食)
  • バイト等が休んだ時の代替要員は自分がやる(コンビニ、飲食、学習塾)

一人で補習塾をするくらいならば問題ありませんが、それだけでは稼げません。
コンビニや飲食店、進学塾などでは従業員やバイトを雇わないとやっていけず、彼らが休んだり辞めたりしたときのしわ寄せはすべて自分に来てしまいます。

経営者としての苦労がそこにあり、さらに「フランチャイジー」(加盟店)としての義務、ノルマの板挟みになり心身ともに病んでしまいます。

こんな思いをするくらいならば、フランチャイズではなく独立開業すべきです。

フランチャイズで働くならば、社員やバイトを雇わずに、自分一人(あるいは+家族)でできる仕事に限定すべきだと考えます。
リスクは金銭的なものだけではなく、過酷な労働環境に陥ることもあります。

女性

フランチャイズの「経営者」ですので、時給も残業代もまったく関係ない世界でやっていくわけで、その辺をよく考えていただきたいと思います。

男性

ランキングに挙げたフランチャイズは、自分一人でできて、自宅+αで開業できるものばかりです。

まず、このスタイルで始めてみて、上手くいくようなら経営の才能があるということですから、フランチャイズに頼らず独立開業してみてはいかがでしょうか?

2018年版フランチャイズ人気企業のおすすめランキング まとめ

  • フランチャイズのロイヤリティなどが高く、コンビニ経営はかつてのような人気がない
  • 開業資金(自己資金)がいくら必要なのか、事業によって差がある
  • おススメのフランチャイズは自分一人で場所を取らず開業できるもの
  • 飲食店などは開業資金がかかりすぎてリスクが大きい
  • 従業員を雇うと休んだりして欠けたときの負担が全部自分にやってくる
  • フランチャイザー(本部)の圧力が少ないものを選びたい