就職が怖い・・・ニートやフリーターが働くのが怖いと思う原因と解決策

働くのが怖いと思う原因と解決策

「働いたら負けかなと思っている」

男性があの明言をしたのが2004年、そう、あれから15年の月日が経っています。あの男性もおそらくアラフォー、今はどのような暮らしをしているのでしょうか?まだ、ニートを続けているのでしょうか?

日本企業はブラックで、人間らしく扱われず、奴隷のようにこき使われて、心身を病んで捨てられる。これなら、ニートでいたり、フリーターのままでいたりした方が楽じゃないか、そう思う人も多いでしょう。

働くのが怖い、働いたら潰される。一理ありますが、そのままニートやフリーターを続けても、その先にはあまり明るい未来はないようです。

一歩踏み出すことができれば、未来を実感でき、日々にやりがいや張りのある生活を送ることができるかもしれません。少し、社会に出ることについて考えてみたいと思います。無理せず、できることからやってきましょう。

働くのが怖いと思う原因と解決策を知るメリットはこれ!

  • なるほど「怖い」と思うのももっともなことが日本の会社にはあります
  • 徐々にその原因となっている「会社文化」は変わりつつあることを知ります
  • ニートやフリーターのままでいると人生が詰んでしまうことを理解します
  • 社会問題化していて国の対策について理解します
  • 就職のためにどうすればよいのか、その方法を知ります

働くのが怖い理由は日本の昔からの「会社文化」に由来するところが大きい

就職して正社員として働くということは、ご自身の自由が大きく制限されることになります。朝6時に起きて、夜22時過ぎに帰宅、そういう生活が無理、怖いというのは本当にごもっともです。

しかし、そのままの生活を続けていくと、当サイトの記事

仕事したくないニートや大学生へ【働きたくないと思う心理を理解して一歩足を前へ出せ】

のように悲惨な結果になりかねません。「就職」でなくても、何かお金を稼ぎ始めないと、支えてくれる人がどんどん減っていきます。

なぜ働くのが怖いのか、それはこういうことでしょう。

休みなし、深夜までのブラック労働が怖い

ブラック労働が怖い

過労死、過労自殺、日本人は働きすぎで、「ワーカーホリック」の人も少なくありません。心身のストレスによって体調を崩したり、うつ病になったりするかもしれません。そんなことになったら人生終わってしまいます。

「働き方改革」と叫ばれていますが、進んで仕事を持ち帰る「社畜」もあとを絶えませんし、仕事量を減らせる管理職もいません。

少なくとも今のままニートやフリーターをしていれば、会社に自分の体を壊されることはないでしょう。

「社会の洗礼」「社会人の常識」が怖い

「社会の洗礼」「社会人の常識」が怖い

日本社会の特徴として

「就職してようやく一人前、学生は未熟」
「この人は社会人経験がないからダメ」
「公務員は常識がないから民間で働かせろ」

みたいな、「民間企業で正社員として働いた人が偉い」という信仰のようなものがあります。

ニートやフリーターのままで来てしまうと
「この人はこの年で働いたことがない社会不適合者だ」
という烙印を押されかねません。

自分に自信がないなかで、そういう評価を下されてしまう、「社会の洗礼」をどうしても浴びたくないのです。

理不尽なことが多い、個性がなくなることが怖い

理不尽・個性がなくなることが怖い

学校の無意味ともいえる校則や、休みがない(強制的な)部活、「前ならえ」のような集団訓練、危険極まりない組体操のピラミッド・・・、学校で体験してきたことはなぜなのか、周囲に聞くと必ず返ってくるのは「社会に出ると理不尽なことがたくさんあるから、それに耐えられるようにやっているんだ」です。

理不尽な社会を変えるのではなく、社会に出て行く人に理不尽さへの耐性をつけさせて洗脳していく、そんなバカなことを受け入れることはできません。

黒一色のリクルートスーツ、ワイシャツも白で統一、かばんはこういうもの、靴の色は黒、コートはベージュ・・、就職活動をしている人は、個性を完全に消したロボットのようです。

そんな「歯車」に自分はなることができない、だから理不尽を強要されるのが怖いのです。

「大人の付き合い」(飲み会や社内行事)が怖い

大人の付き合いが怖い

正社員になると、飲み会や社内行事(旅行、運動会)など、自分のプライベートを奪われる機会を半ば強制されます。

お酒が飲めないのに深夜まで付き合われて、説教されたり、いじられたり、バカにされたり。なんでそういうことを言われないといけないのでしょう。コミュニケーション能力に自信がない人にとっては、「大人の付き合い」は恐怖以外の何物でもありません。

「自主参加」「自由参加」という名の強制、いや社会は汚れています。

年下の上司と接するのが怖い

年下の上司と接するのが怖い

バイトやフリーターの立場ならば、管理する社員が年下でも「自分は時給で相手はサービス残業を強いられる立場」「社員大変だな」「社畜乙」という感じで高みの見物ができましたが、正社員として就職すれば、明確な上下関係になり、「年下の上司」を複数持つことになるかもしれません。

横の自由な人間関係ではなく、縦社会に組み込まれてしまい、気を遣わなくてはなりません。しかもその相手が年下だったら・・ストレスが半端なく怖いですよね。

これらは、日本の「会社文化」「企業文化」そのものです。昭和の遺物がまだ残っています。これが変われば、かなり働きやすくなるはずですよね。

変な圧力は無視していいです

このように、就職して働くことは、自分の時間を失い、さまざまなストレスにさらされることになります。自由に生きてきたこれまでの自分が耐えられるとは思えない、こういう不安はもっともです。

しかし、変な圧力は無視してもいいです。

残業、パワハラは法規制の方向にあります

残業・パワハラは法規制へ

パワハラ、あるいはパワハラまがいの圧力については「パワハラ防止法」が日本でも成立しました。罰則がないためザル法ともいわれていますが、これまでよりも格段に抑止力になるはずです。

罰則なし 線引き難しく パワハラ防止義務化 改正法成立

また、残業、過重労働や休日出勤については一連の「働き方改革」でそれなりに是正されてきています。昔に比べれば多少マシになってきていて、以前ほどの厳しさはないかもしれません(ブラック企業は依然あります)。

※「働き方改革」についてはこれも参照
【令和元年】働き方改革とは?簡単に図解イラストで事例と内容をまとめてみた

「社会は厳しい」おじさんはむしろ定年後居場所がなくなります

定年後居場所がなくなる

もう1点、「社会人経験がない人はダメ」「企業社会にもまれるべき」という価値観の人(主に中年以降の男性)は、逆に定年後することがなく、自分を見失ってしまいます。

「会社が居場所」「会社がすべて」という価値観の人は、そのうち取り残されて、社会から孤立してしまうでしょう。

定年退職後にやってくる切実な「家庭に居場所がない」問題

「こんなことでは社会人として失格だ!」

「正社員としてやってこなかったから常識がない」

「君は苦労していない」

こう言っていた上司は、定年後、会社からいなくなると、地域、近所でも居場所がないのです。
あれ、そんなことを言う人だから、当然地域の人とコミュニケーション取ってリーダーになれるんでしょ・・・、なれないんです。

結局「○年先に入社した」「部長という肩書があった」からできるマウントなんです。

みなさんの方が自分の時間の大切さや、余暇の使い方について、よほど詳しく熟練しています。

「社会人として・・・」という人は、「個人として」未熟な場合が多く、むしろ憐みの目で見てあげるといいでしょう。そう考えると気が楽になるはずです。

政府の「就職氷河期対策」が本格化した理由

政府の就職氷河期対策が本格化した理由

最近「就職氷河期」世代の無職(実質ニート:ニートの定義は34歳まで)に対して、日本政府が本格的に支援に乗り出すことになった、というニュースが流れています。

氷河期世代の支援/デフレ不況のツケは大きい|河北新報
就職氷河期世代 雇用安定へ官民連携で支援を|読売新聞

これは、バブル崩壊後の1994年~2004年あたりに新卒で就職活動をした人たちは、今と違い、新卒の就職求人倍率が1.0倍を下回ることもある中で(つまり全員就職する求人がない!)、不本意に非正規雇用(フリーター、派遣社員等)や、ニート、引きこもりになりそのままだった人たちに、正社員になれるようサポートすべき、という方針です。

人生一度きりの「新卒カード」を使えず、不安定なフリーターやニートとして生きざるを得なかった人たちがアラフォーになり、50歳も見えてきました。

このまま行くと、保障もないなかで病気になりやすい年齢になり、生活保護や様々な社会援助を受けざるを得なくなり、国力が落ち、財政も悪化し、税収も減り・・・、という主に金銭的な理由によります。

本来、この世代は「団塊ジュニア」として、人口も多く、この人たちが結婚して子供ができれば「第三次ベビーブーム」が発生する予定でした。しかし、不安定な収入の中で家族を持つことができず、少子化に歯止めがかかりませんでした。

「いまさら氷河期に責任を転嫁しても困る」

という意見が大半で、派遣業種の無尽蔵な拡大など、国の政策が誤っていたともいえますが、「何とかして正社員として働いてもらいたい」という意識がようやく国にも出てきました。

職業訓練、職業教育をして、スキルを身に付けて正社員になってもらう、そのために企業に補助金などを出しサポートするという流れになるようですが、20歳の若者とアラフォーではスキルの習得のしやすさが違います(いうまでもなく前者の方が容易)。

40歳過ぎた人に難関資格を取ってもらったり、プログラム教育をしたりというのは現実的ではありません。じゃあ、誰でもできる介護や配送をお願いするのか、それではブラック企業の穴埋め要因にしかなりません。

国の方策で不安定な身分を固定させて、今度はブラックで使い倒すのか!という怒りが渦巻いています。これなら、やはり今のままフリーターやニートでいた方がマシなのでは?

しかしこういう問題があります。

深刻な「8050問題」とは?

8050問題

フリーターやニートのままで過ごすと、これまた最近話題の「8050問題」に直面します。

「8050問題」とは、

親:80歳代(年金暮らし)
子:50歳代(無職、アルバイトなど超低収入)

の家庭が、親の年金で働いていない(あるいはほとんど稼いでいない)子と暮らしているのですが、病気や介護が必要になり、年金もそれに回さざるを得なくなり、親が亡くなってしまうと、子は生活できなくなり、社会から孤立してしまうという社会問題です。

こうなると、残された子は、生活保護を受けるしかなくなるわけですが、アルバイトもしていないと、社会から孤立してしまっていて、何をしていいのかわからず、そのまま・・、という恐ろしいことになりかねません。

なお「ニート」は、定義上は「34歳までの無業者」なので、それ以上の人はニートですらなく、完全無職で、公的な支援も受けられないことがあります(ニートは就職訓練や支援が受けられます)。

上で述べた「氷河期対策」によって、社会的支援の対象年齢は上がる予定ですが、それでもニートやフリーターのまま生きていくと、親がいなくなった時に人生詰んでしまいます。何とかしないといけません。

やはり、このままニートやフリーターでいるのは将来が危険すぎます!

解決策はこれ!温かいサポートが広がっています。まず一歩踏み出そう!

まず一歩踏み出そう!
いきなり正社員として働くのは無理!という人もいるでしょう。無理にいきなりフルタイム勤務をする必要はありません。

  • ニートの人は週1回か2回のバイトから
  • フリーターの人は派遣社員やフルタイムバイト

から始めてみましょう。

経歴に傷をつけずに、働く経験を徐々につけていくと、そのうちフルタイム勤務の正社員として働くのもできるようになります。

また、必ずしも会社員にならなくても、フリーランスや開業をして自分の得意な分野を、自分のペースで行い、生活の糧を得ていくことができます。自分の時間、自分のペースで人の干渉を受けずに働けるので、好きなことをしながらでもこれなら大丈夫です。

ただ、フリーランスや個人事業主としてやっていくのは別の大変さがあります。
就職した方が、働くきっかけとして楽なのは事実なので、まず就職してみて、それでも向かないなら自分で開業する、で構いません。

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「氷河期対策」が広がれば、これまで34歳までしか受けられなかった「ニート、フリーター対策」も質、量ともに拡大することが予想されます。

まだ人生はやり直しができ、自分らしく生きることができます。「8050問題」の年齢になってしまうと、体力的にも厳しいものがあり、早めにできることをしてみましょう。

地域の「包括支援センター」のようなところに相談に行くのも1つの手です。

ニートやフリーターの就職には専門就職エージェントに相談を!

一人で悩んでいても答えは見つかりませんし、情報がないなかで無理に就職しようとすると、超ブラック企業につかまる可能性もあります。

したがって、ニート、フリーターの正社員への就職を専門、得意とする転職エージェントに登録して、プロの意見やアドバイスを聞いてみましょう。

そうすれば、「新卒カード」を使えなくても、まともな会社の正社員求人が見つかります。下記のリンク先の記事も読んでいただき、是非とも登録してみましょう。

サポートを受けながらの転職活動ならば、難易度も下がってやりやすいはずです。

働くのが怖い人の解決策

  • 週1日か2日のバイトから始めてみる
  • 派遣社員など逃げ道がある立場から働いてみる
  • 自治体の支援センターなどに相談する
  • フリーターやニート向け就職エージェントに登録して相談する

悩みは専門家に相談し、不安を払しょくして、できることから始めましょう。働き始めれば不安や辛さも思ったほどではないかもしれません。活躍の場はたくさんあります!まずは行動を!

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ニートやフリーターが働くのが怖いと思う原因と解決策 まとめ

まとめ

  • 昭和の会社文化が就職してから苦しめるため恐怖を持っている人が多い
  • こうした会社文化は徐々に改善の方向にあり、法律も整備されつつある
  • いきなりフルタイムの正社員で働くことはない、徐々にできることからスタートする
  • 高齢無業者(実質ニート)や高齢フリーターのための対策をようやく政府が打ち始めた
  • そのままニートやフリーターでいると「8050問題」に直面する
  • ニート、フリーター向けの転職エージェントもあるので登録して相談するのも手
  • 会社員ではなくフリーランスや開業という方法もある。ご自身の適性を知ること

まずは自分に合った仕事を見つけるのもおすすめです

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