「転職をしたいけれど、どうやって転職活動を始めたらいいかわからない」という人のために、転職を始める際に知っておくべきポイントを徹底解説しましょう!
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転職の始め方がわからないときに、まず準備しておきたいこと


転職をしてもうまくいかず、転職を繰り返す。いったん負のループにはまってしまうと、それが自分自身の経歴として、生涯つきまとうことになります。そうすると、転職活動はより一層困難になるでしょう。
そのようなことにならないよう、転職活動を行う前に十分な準備を行い、自分の興味や能力・将来のキャリア形成などをしっかりと考えた上で転職活動に臨む必要があります。
転職のためのノートを一冊用意し、項目ごとに内容をまとめる
転職を考え始めたら、まずは転職のためのノートを1冊用意しましょう。ルーズリーフタイプのものがお勧めです。
下記の8項目に分けてインデックスを付け、「これ一冊あれば転職のことがすべてわかる」という形にしておくと便利です。
① 転職活動のスケジュール
転職活動のスケジュール表を作り、エントリーシートの提出期限、会社説明会の日程、一次面接・二次面接・最終面接の日程、転職セミナーの日程などを書き込みます。
② 転職の目的
自分がなぜ今の会社を辞めて転職したいのか、その理由を転職ノートに書き出します。
③ 転職後の将来像
「転職したら自分はこうなりたい」という理想の将来像を、転職ノートに書き込みます。
④ 自己PR
自分にどんなアピールポイントがあり、それを会社にどんな形で生かせるかを、転職ノートにまとめておきましょう。
⑤ 自分の長所・短所
自分の長所と短所について、転職ノートにまとめておきます。短所に関しては、長所につながる伝え方をすることが重要なので、どんな伝え方をするかも考えておきましょう。
⑥ 面接で予想される質問と、その回答
面接で予想される質問を挙げて、それに対する回答を書いておきましょう。
⑦ 企業情報
転職先の候補となる企業ごとに分けて、企業情報をファイリングします。
⑧ 職業・業界情報
転職を考えている業界や職業の情報を、できるだけ多く集めましょう。
転職ノートをまとめることで、自分がなぜ仕事を辞めて転職しようと思っているのか、そして自分にはどんなスキルがあり、どんな業界・どんな企業に転職すればいいのかが、はっきりと見えてきます。
応募書類をとことん考え抜いて作る
転職の目的や方向性が決まったら、いよいよ応募へと進みます。そのときに待ち構えているのが、「書類選考」という高い壁。
人気の高い企業には山のように応募書類が届くので、応募書類で他の応募者との差別化を図らなければ、その時点でハネられて面接に進むことはできません。


応募書類には「履歴書」と「職務経歴書」がありますが、どちらも重要なので気は抜けません。応募書類の作成で気を付けたいポイントはたくさんありますが、特に注意したいのは次の点です。
■証明写真で明るく誠実な印象を与える。
写真は最も重要です!応募写真の印象が悪いと、それだけで落とされることもあります。
■漢字を間違えない。
当たり前の話ですが、たとえ1文字でも漢字のミスはNGです。
■ウソを書かない。
いい加減な情報を書くことも、絶対にNG!卒業年度などもうっかり間違えないように、必ず確認を。
■前職の経験をアピールする。
たとえ前職と違う職種に応募するとしても、活かせるスキルはある筈。アピールできる経験や能力を必ず書きましょう。
■読みやすさを工夫する。
行替えもしないでズラズラと書き続けると、性格を疑われます。その前に読んでもらえないかも?
■志望動機を練る。
志望動機の使い回しはNG。その企業だけに通じる、説得力のある志望動機を練りましょう。
■自己PRは職務経歴書にも書く。
履歴書の自己PR欄はスペースが限られているので、職務経歴書でしっかりと伝えましょう。
■退職理由を考え抜く。
退職したことがマイナス要因ではなく、むしろアピール要因になるように工夫しましょう。
“退職理由”はとても重要!考えるときは慎重に

初めて転職に臨む人は、新卒の就活のときにはなかった「退職理由」を、記入しなければなりません。退職理由は企業が非常に重要視する部分なので、応募書類に適当に書いて出してしまうと、書類選考で落とされてしまう可能性があるので注意が必要です。
退職理由をプラスの言い方で伝えるのが鉄則
たとえば面接で退職理由を聞かれたときに、「サービス残業が多すぎて、もう疲れは溜まるし、ストレスは溜まるし、とてもやってられませんでした。このまま勤め続けたら、体調を壊してしまいそうなので、思い切って辞めることにしました。」などと話してしまうと、本当のことなのかもしれませんが、かなり高い確率で落とされます。
どんなに深刻な退職事情があるにしても、それをプラスの言い方に変えて説明するというのが、転職理由でコケないための鉄則です。特に人間関係に悩んで退職した人は、もろに事実を話してしまうとコミュニケーション能力を問われる可能性があるので、絶対にNGです。
退職理由を通じて、仕事への前向きな気持ちを示す
そうかといって、心にも無いことを理由に挙げて体裁を繕えばいいかというと、それはそれで問題です。「ウソかどうかなんて、わかる筈がない」と思うかもしれませんが、採用担当者はさまざまな角度から応募者を見抜いているので、結局はバレてしまうでしょう。
退職理由を伝える場合は、たとえば休日出勤が続いたことが理由で退職したのであれば、「仕事は楽しく、やりがいをもって働いていたのですが、6ヶ月間のうちに休日が1日もない状態が続き、私生活の時間を持てない状況でした。やはり休日に自分自身の時間を持つことが、心身のリフレッシュにつながり、仕事へのモチベーションアップにもつながると考え、転職を決意致しました」といった表現にすることで、仕事への前向きな気持ちを示すことができます。
転職活動を始める前に、自己分析はとても大切


自己分析は転職ノートをまとめる際にも必要なので、転職を考え始めたら、真っ先にやっておきたいことのひとつです。
自己分析とは、簡単に言えば自分自身がどんな人間かということを、理解することです。自分がどんなことに興味を持ち、どんな能力があって、これからどうしたいと思っているのか。
そういったことをきちんと把握することによって、自分のアピールポイントを発見でき、本当に合った転職先を選ぶことができるのです。

① 「転職したい」という言葉からスタートして、「なぜ?」を繰り返す。
たとえば次のように、「転職したい」という言葉からスタートして、それに対して「なぜ?」「なぜ?」と自分への問いかけを繰り返しましょう。
転職したい
⇓ なぜ?
年収が安いから
⇓ なぜ?
同期の友達は年収600万円なのに、自分はたった400万円しかもらえない
⇓ なぜ?
なかなか昇進できないから
⇓ なぜ?
自分の適性に合わない仕事を選んでしまったから
⇓ なぜ?
新卒で就職するときに、自分の適性を考えずに会社を選んでしまった
② それに対して、「どうする?」と問いかける
自分が納得できるところまで「なぜ?」を繰り返したら、次は「どうする?」と、それを解決するための方法を考えます。
新卒で就職するときに、自分の適性を考えずに会社を選んでしまった
⇓ どうする?
こんどこそ、自分の適性に合った職種に転職したい
⇓ どうする?
「そうだ!まずは適性検査を受けよう」


これはトヨタの元副社長・大野耐一氏が著書「トヨタ式生産方式」で紹介した5W1Hという方法で、今は「なぜなぜ分析」として広く知られていて、転職の自己分析にもよく使われています。
5回の「Why(なぜ)」と1回の「How(どうする)」を使って問いかけていく方法で、「なぜ?」を5回繰り返すと、本質的な原因がわかるとのこと。
自分自身の転職の理由や、将来どうしたいのかといったことを発見する上で、とても役立つ方法と言えます。
転職失敗談から学ぶ、失敗しないための準備と心構え

会社の雰囲気が意外と悪かった
学生時代に就活をするときは、「会社説明会」や「見学会」といった行事が用意されているので、そこである程度企業の雰囲気を掴むことができます。しかし、中途採用にはそういったチャンスがあまりありません。
そのため、企業のHPや募集要項を見て、「こんなイメージの企業かな?」と予測するしかない状況です。面接で初めて社内に入り、応接室に通されたものの、「自分が働く職場はとうとう見学できなかった」というケースも少なくありません。


できる限り職場の雰囲気をつかむための情報を集めることが大切
このようなことにならないためには、できる限り職場の雰囲気をつかむための情報を集めることが大切です。たとえば複数の転職口コミサイトに登録して、お目当ての企業に関する口コミを読んで、少しでも多くの情報をキャッチしましょう。
口コミがすべて正しいとは言えませんが、「給与に惹かれて転職したけれど、社長がワンマンで会社の人たちがいつもピリピリしていた」といった口コミが複数あるような場合は、信憑性の高い情報かもしれません。
また、転職エージェントに登録すると、たまたま希望する企業の情報に詳しいキャリアコンサルタントに当たった場合は、企業の社風や社内の雰囲気を教えてくれる場合もあります。
自分が考えていたほど、会社で活躍できなかった


「転職したら、もっと年収がアップするかもしれない」と思って、“年収1,000万円も夢じゃない”といったフレーズに惹かれて転職をしてしまう人がいますが、それは絶対にNGです。
確かに年収1,000万円を稼ぐ社員はいるのかもしれませんが、その人ができたからといって、自分が同じことをできるとは限りません。仕事内容をよく調べ、それを自分のスキルや能力と照らし合わせて、本当に自分にできるのかどうかを検討することが大切です。
企業研究と自己分析をしっかりと行い、面接時にも具体的な相談を
エンジニアや事務職のように、最初から年収が決まった職種に転職する場合はいいのですが、営業職のように給与の振り幅が大きい職種は、注意が必要です。
「もっと稼ぎたい」という気持ちはよくわかるのですが、理想通りに稼げなかったときには、前職よりも年収が大幅に減ってしまう可能性もあるからです。
まずは募集している職種の仕事内容をよく調べ、自己分析も十分に行った上で、「こんな仕事内容だけれど、自分のスキルと能力を活かして、本当に活躍できるのだろうか?」と冷静に検討しましょう。
そして採用試験の面接に臨む際には、たとえば「ルート営業のほかに新規開拓も行うとのことですが、全業務におけるルート営業の割合は何%ぐらいでしょうか?」といったように、仕事内容に関する突っ込んだ質問をしておくことも大切です。
成長企業だと思って期待したら、それほどでもなかった


「この会社に絶対に入社したい」と憧れるような、パワフルで魅力的な企業でも、絶対にうまくいくとは限りません。ベンチャー企業やスタートアップ企業は、当たれば飛躍的な進化を遂げますが、当たらなかったときは倒産の憂き目に遭うこともあるのです。
本当に成長できる企業かどうかを見極める目が大切
もちろん、「ベンチャー企業やスタートアップ企業には、転職しない方がいい」と言っているわけではありません。本当に成長できる企業に転職できれば、大きな会社に転職するよりも早く昇進・昇給できますし、会社の成長と共に自分自身も成長することができます。
大切なのは、本当に成長できる企業かどうかを、見極める目を持つことです。そしてそれを見極めるためには、「この企業は絶対に成長する!」という強い確信が持てるまで、企業のことを徹底的に調べ上げる努力が必要です。
求人情報を隅から隅まで読み込む
たとえばその企業に関する求人情報は、隅から隅まで読み込みましょう。募集人数をチェックするだけでも、その企業が誠実な経営を行っているかどうかを判断するための、有効な材料になります。
ブラックなベンチャー企業は、社員の人数が50人ほどにも関わらず、「30人の大量採用」といった無茶な募集をかけているケースがあります。このような場合、大量の離職者が出て穴埋めしなければならないケースもあり、誠実な企業とは言えないでしょう。
ホームページをしっかりとチェックする
企業のホームページをしっかりとチェックして、情報の裏に隠された会社の経営状況や、成長の可能性を見抜くことも重要です。やたらと顧問や相談役が多かったり、社員の写真が載っていなかったり、将来に対する具体的なビジョンがなかったりする企業は要注意です。
優良なベンチャー企業は、ベンチャーキャピタルから出資を受けていたり、中小企業庁などから補助金を受けていたり、経済産業省の「日本ベンチャー大賞」や中小企業庁の「はばたく中小企業300社」に選ばれていたりします。業績の伸び率や、事務所の移転履歴なども、優良企業を見抜く上で重要なチェックポイントとなります。
また、採用試験の面接を受ける際には、「社長が採用に対して熱心か?」「職場の雰囲気が良いか?」「社内が清潔で美しいか?」なども、チェックしておくと良いでしょう。
転職活動を始める前に、やっておきたいこと



今の職場を円満に退職する方法を考える
転職をするときには、当然ながら勤めている会社を、辞めなければなりません。「どうせ転職するんだから」と、いい加減な辞め方をしてしまう人もいますが、それは絶対にNGです!退職する会社に義理を通してこそ、転職先で活躍することもできるからです。
退職する時期は会社の繁忙期を避け、あらかじめ引継書を作っておくなど、自分が退職した後でスムーズに業務が進むように考えることが大切です。
転職活動に必要なものを用意しておく
履歴書・職務経歴書・クリアファイル・封筒・証明写真・面接時のスーツ・バッグ・靴など、転職活動に必要なものを事前に用意しておきましょう。
自分のSNSの書き込みをチェックする
FacebookやTwitter、Instagram、個人ブログなどをやっている人は、採用試験を受けると人事担当者にチェックされる可能性があります。転職活動に支障がありそうなものは、削除するなりロックをかけるなりして、事前に対処しておきましょう。
転職活動をするときは、どんなスーツを準備したらいい?


派手過ぎないビジネススーツが、好印象を与える
面接で好印象を与えるビジネススーツは、派手過ぎないものがベストです。たとえば、色はネイビーかグレーで、柄は無地かシャドーストライプ、ピンストライプが無難でしょう。その中でも最もオーソドックスで、いろいろな業界・職種に通用するのが、ネイビーのシャドーストライプ柄です。
ワイシャツは白が定番、ネクタイは派手過ぎないものを
ワイシャツの色は企業の社風によっても違いますが、やはり清潔感をアピールするために、白を選ぶのがベストです。ネクタイは赤か青のドッと柄か小紋柄が定番で、派手過ぎないものを選びましょう。靴下はスーツの色に合わせ、座ったときに素肌が見えない長さを選ぶことが大切です。
女性は職種の雰囲気に合わせて、スカートかパンツかを選択
女性の場合はネクタイを使わず、ブラウスを着用します。ブラウスにはシャツカラーブラウスやフリルブラウスなどさまざまなタイプがあり、「スカートにするか、パンツにするか?」も、迷うところでしょう。
女性のブラウスやスカート、パンツについては、特にこれといった縛りはありません。重要なのは、一にも二にも採用担当者や面接官に好印象を与えることです。「明るく清潔な印象を与えるには、どんな服装がいいのか?」を意識しつつ、職種や業種のイメージに合わせて選ぶことです。
働きながら転職活動を行う人は、どのぐらいの期間が必要?


転職活動期間の目安となるのは、転職準備と書類作成で約2ヶ月、応募と面接で約2ヶ月、内定と退職で約1ヶ月半といったところでしょう。
働きながら転職活動を行う場合は、できるだけ時間のロスが出ないように、工夫をする必要があります。転職エージェントに登録すると、応募書類の送付や面接の手配、入社日の調整などを担当者に任せることができるので、とても助かります。
20代が転職活動にかかる期間はどれぐらい?


同じように転職活動をしていても、年代によって転職期間には差があります。たとえば20代の人が転職する場合は、9割ほどの人が3ヶ月以内に転職を決めています。これは、20代を採用すると賃金が安いということもありますし、今後の成長の可能性に期待していることもあるでしょう。
これが40代になると、3ヶ月以内に転職活動を終える人は5割ほどと、グッと減ります。このように年齢によって転職活動の期間は異なるので、それに合わせて転職計画を立てることが大切です。
転職活動を始めるなら、まずは転職エージェントに相談するのがお勧め
これから転職活動を始める人がまず思いつくのが、ハローワークや転職情報サイトです。しかし、「どうやって転職先を探したらいいのだろう?」と思ったときに、ハローワークの相談員に相談しても、あまり熱心に対応してもらえなかったケースは多いようです。
また、転職サイトを見ると求人情報はたくさん載っているのですが、実は求人はインターネット上に載っている数よりも、非公開の数の方が多いのです。転職エージェントに登録しないと、その埋もれた求人案件は見ることができません。




インターネット上に無い非公開案件を紹介してもらえる
転職エージェントに登録するにあたって、最も大きなメリットは、インターネット上に無い非公開案件を紹介してもらえる点です。たとえばマイナビエージェントの場合は、公開求人数が約1万件、非公開求人が約5万件と、非公開求人の方が圧倒的に多くなっています。
たとえば大手企業や人気企業などは、公開することによって求人が殺到してしまうため、あえて非公開にしているケースも数多くあります。そのため、転職エージェントに登録することによって、より魅力的な企業と出会える可能性も増えることになります。
転職エージェントに登録する際は1社に限定せず、2~3社に並行して登録し、「このキャリアコンサルタントは信頼できる」「このエージェントはいい求人を持っている」といったように比較検討しながら、転職活動をするのがベストの方法です。
キャリアコンサルタントにいろいろと相談できる
転職エージェントに登録すると、自分専属のキャリアコンサルタントを紹介されます。転職活動期間中は、ずっとそのコンサルタントがフォローをしてくれるので、相性の合う人を見つけたらしっかりと付いてサポートを受けましょう。
転職先の候補企業を紹介してもらえるのはもちろん、企業の内情なども教えてくれたり、転職にあたっての不安や悩みも気軽に相談することができます。
応募書類の添削や模擬面接もやってもらえる
転職エージェントに登録すると、応募書類の添削や模擬面接などもやってもらえます。
それはなぜかというと、転職エージェントはいい人材を企業に紹介することで収入を得ているので、どんな人材を紹介するかということが、エージェントの信用にもつながるからです。その点が、公的な施設であるハローワークとは違う点です。
こうした転職エージェントの仕組みを上手に活用して、採用試験を突破するのが、今の時代の賢い転職方法です。
これから転職活動を始める人にお勧めの転職エージェント
これから転職を考えるなら、まずは「マイナビエージェント」に登録を
マイナビエージェント
年代 | 20代~30代(特に20代) | 雇用形態 | 正社員 |
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対象エリア | 全国(海外を含む) | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタントその他 | ||
おすすめ度 |
- 様々な業種の土日祝休みの優良求人あり
- エージェントのサポート体制が圧倒的
- 給与交渉から退職報告、引き継ぎまで代行


「これから転職をしたいけれど、何をどうしたいいかわからない」という人は、まずは転職業界の老舗「かマイナビエージェント」に登録すると良いでしょう。転職支援実績ナンバーワンなので、求人の量も他のエージェントに比べて圧倒的に多く、いま世の中にどれだけの求人が出ているのか、転職市場の大枠を知ることができます。
マイナビエージェントは、さすが転職業界の草分けだけあって企業とのコネクションが強く、内定率も高めです。求人の質も高いので、安心して相談することができます。面接対策などにも、熱心に対応してもらえます。
ただし多くの転職者が利用するため、担当者が忙しいことが多く、丁寧なサポートを期待する人は他のエージェントにも並行して登録する方が良いでしょう。
丁寧なサポートを期待するなら「doda」
doda(デューダ)
年代 | 20代~40代 | 雇用形態 | 正社員・契約社員・その他 |
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対象エリア | 全国(海外を含む) | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他 | ||
おすすめ度 |
- キャリアコンサルタントの対応が丁寧
- 担当者に当たり外れが少なく、誰に当たっても満足度が高い
- リクルートエージェントに次いで案件数が多く、求人の質も高い



dodaはリクルートエージェントと並ぶ、老舗エージェントのひとつ。リクルートエージェントの求人数が約28万件、それに対してdodaは約14万件なので、求人数的にはリクルートエージェントの半分といったところです。
このように求人数ではリクルートエージェントの独壇場ですが、ことキャリアコンサルタントのサポートという点においては、dodaに軍配が上がります。そのため、「どんな職種を選んだらいいかわからない」「転職にあたって不安がある」といった悩みを持っている人は、dodaに登録すると良いでしょう。
dodaはどの担当者に当たっても比較的外れが少なく、優しく丁寧にアドバイスをしてもらえます。求人の質も高いので、キャリアコンサルタントに応募書類のチェックや模擬面接などもお願いして、しっかりと準備をした上で応募すれば、満足度の高い転職を実現できるでしょう。
フリーターや派遣社員から正社員を目指すなら「リクらく」
リクらく
年代 | 20代・フリーター・既卒第二新卒 | 雇用形態 | 正社員 |
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対象エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉 | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他 | ||
おすすめ度 |
- 経歴に自信がない人も、丁寧にサポートしてくれる
- フリーター・派遣社員・契約社員から正社員の道を目指せる
- 20代の未経験者大歓迎!アフターフォローも万全



これから転職活動を始めようという人の中には、「今までフリーターだったけれど、気持ちを切り換えて正社員としてがんばりたい」「派遣社員としてずっと働いてきたけれど、派遣法も変わったりして、やっぱり正社員になった方が安定していると思った」など、さまざまな理由でフリーター・派遣社員・契約社員から正社員への転職を考えている人もいるでしょう。
その場合、大手の転職エージェントに行くと、「今までフリーターだったんですか?」と言われただけで終わってしまうケースも少なくありません。
特に30代でフリーターだと一部のエージェントからはほぼ門前払いに近い扱いを受けてしまう事も…。
でも、「リクらく」なら大丈夫!高校中退の人も、フリーターの人も、派遣社員から正社員を目指す人も、しっかりとサポートしてくれます。
キャリアコンサルタントが企業の内情に詳しく、入社後のアフターフォローまでしてもらえるのも、嬉しい点です。定期的にヒアリングをしてくれるので、転職後に何か悩みがあったら、そこで相談すると良いでしょう。
これから転職活動を始める人の転職に関するまとめ
これから転職を始める人が知っておきたいポイントについて、ご紹介しました。転職活動は、応募と同じぐらい準備が重要だということが、おわかりいただけたでしょうか?
「急いては事を仕損じる」という諺もあるように、じっくりと準備期間を設けて、確実に転職を成功させましょう!