IT業界の転職を希望する女性が知っておくべき全知識を紹介

IT企業に勤める女性

IT業界における女性への注目度は年々高まりを見せています。また女性の方のなかには、IT業界への転職を考えている人がいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、IT業界の転職を希望する女性が知っておくべき全知識と題して、転職事情や転職成功のポイントなどについて解説していきたいと思います。

そもそもIT業界とはどんなものなのか

IT業界に転職したい!と考えている、そこのあなた。そもそも、IT業界やエンジニア職がどんなものか知っていますか?

まずは、基礎的な部分から理解を深めていきましょう。

エンジニアにはさまざまな職種がある

IT業界とは、コンピュータやインターネットなどの情報技術を扱う業界のことをいいます。

そして、IT企業は、IT技術を使って業務の効率化を計ったり、ビッグデータの活用による新規事業の開発などを行ったりしています。

近年では、わからないことを調べたり、ネットで買い物をしたりする場合に、インターネットを活用することが「普通」になってきています。

今後は、さらなるインターネット技術の応用が必要とされており、IT業界に対するニーズは高まり続けていくと見られているのです。

そして、IT企業には、ITエンジニアと呼ばれる専門知識を持った技術者がいます。

ITエンジニアとは、簡単にいえばパソコンやスマホなどで利用されているアプリなどを動かすためのプログラムを作る人のことをいいます。

それでは、ITエンジニアには、どのような職種があるのか見ていきましょう。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、クライアントのニーズに応えるためのシステム設計やシステム運用のための業務支援、システムの保守管理などを行うのが仕事です。

また、プラグラマーのためのわかりやすい設計書を作成することもシステムエンジニアの大切な仕事です。

一般的には、プログラマーを経験した人が、キャリアアップや次のステップとしてシステムエンジニアになるケースが多いです。

プログラクマー

プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書に基づき、実際にプログラムを組んでいくのが仕事です。

プログラミングをするためには、設計書を正確に読みとったり、設計上の矛盾点に気付けたりする能力が必要となります。

また、現在ではさまざまなプログラム言語を使用するため、それぞれの言語について幅広い知識を持っていることも必要とされます。特に、IT業界では技術の進歩が著しいため、常に新しい情報を取り入れて、知識を蓄積・更新していくことが大切です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、企業内のネットワークシステムの構築や保守管理、不正アクセスなどの監視などを行います。

現在では、ほぼすべての企業内に独自のネットワークが構築されており、企業の生命線ともいえる状況になっています。

そのため、非常にIT関連の仕事のなかでも非常に重要なポジションの一つとなっています。

WEBエンジニア

WEBエンジニアは、ニーズに応えるためのサービスを設計したり、WEBアプリの開発などを行ったりするのが仕事です。

WEBデザイナーと混同されやすいのですが、WEBプログラマーはサイトやアプリの目に見えない部分のアプリケーションを開発します。

また、企業などの課題に対するコンサルティングを行ったりすることもあります。

未経験の女性にはプログラマーがおすすめ

これらの職種のなかでも、IT業務未経験の女性には、プログラマーがおすすめです。

その理由は、IT業界で女性の割合が多いため、比較的働きやすいということ。そして、設計書通りにプログラミング言語を使ってコードを書いていくのが仕事のため、未経験からでも始めやすいのです。

特に、WEBエンジニアの場合、プログラミング作業はインターネット上のものに限られます。他の職種では他にもさまざまなプログラミングが必要になることと比較すれば、未経験者にとって、仕事を始めやすい環境といえるでしょう。

女性のITエンジニアの割合は少ない

IT業界では、女性のITエンジニアの割合が非常に少ないという特長があります。

情報産業労働組合連合会の2017年の調査によれば、エンジニアの男女比は男性82%に対して、女性18%となっています。

IT業界では男性が多いイメージがあるかもしれませんが、実際にその通りということがわかると思います。

女性ITエンジニアの目安となる年収

IT業界での女性の年収の目安はどれくらいなのでしょうか?

転職支援サービス大手「doda」の調査によれば、IT業界の技術職における平均的な年収が全体で456万円、男性が471万円、女性が395万円ということでした。

IT業界内の他の職種においても、平均的に400万円近い年収を見込めるため、その他の業界と比較しても、やや高い水準にあることがわかります。

IT業界への転職を考える女性を取り巻く事情

ここからは、IT業界への転職を考える女性を取り巻く事情について解説していきたいと思います。

IT業界における女性に位置づけを理解しておくことで、転職活動の参考にすることができますよ。

IT業界への転職を考える女性が増えている

現在では、IT業界への転職を考える女性が増えているといわれています。

市場規模は拡大を続けており、私たちの生活においても、IT化を身近に感じるようになっているのです。

このような状況ですから、女性がIT業界への転職に興味を持つのは、自然なことといえるでしょう。また、技術職として手に職を付けることができる、という点も女性が転職を希望する一つの理由となっているようです。

IT業界の市場規模は拡大を続けている

先述したように、IT業界の市場規模は拡大を続けています。

経済産業省における平成29年度の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)の市場規模は、2010年に7.7兆円規模だったのが、2017年には16兆円規模に拡大しています。

また、BtoB-EC(企業間電子商取引)でも、市場規模は317兆円以上になると試算されています。

今後は5Gの導入やIotなどの分野でさらなる成長と市場拡大を見込まれていることから、その勢いが強まっていくことが予想できます。

IT業界で働く女性は常に不足している

そのようなIT業界では、働く女性が常に不足しています。

先述したように、そもそも女性の比率が低いIT業界では、それに加えて人手不足が深刻な状態になっています。

これは、業界や技術の成長が早すぎるため、人材の確保や育成が追い付いていないことが影響しているといわれています。

IT業界における女性の離職率は高い

そして、IT業界での女性の比率が低いもう一つ原因が、離職率の高さにあるともいわれています。

情報処理機構が企業を対象に行ったアンケート「男女別IT技術者の入社10年目の在職率」によれば、およそ26%の企業で、10年以上在籍している女性の割合が0%となっています。

ほかにも、在籍率が50%以上、100%以上の企業でも、女性の割合が低いという結果になっています。

これには、妊娠・出産といった女性特有のライフイベントがあることや、復職してから育児と仕事を両立されられる環境が整っていないことが影響しています。

まだまだ若い業界であるIT業界では、技術の進歩や働き方の変化に対して、企業の制度の構築が追い付いていないといえるのではないでしょうか?

IT業界で働く女性はキャリアプランへの不安を感じている

どの業界で働く女性にも、悩みはつきものですが、特にIT業界では将来のキャリアプランについて不安を感じることが多いそうです。

現在、IT業界は求職者数に対して求人数が多い状態になっています。そのため、エンジニアの市場価値は、一種のバブル状態に近いともいわれています。

さらに、2020年からプログラミング学習が必修科目となることから、今後は誰でも出来て当たり前の世界になっていくことが予想できます。

そのため、この先どれくらい給料がアップするのか、キャリアアップはできるのか、いつまで仕事を続けられるのか、不安に感じてしまうというわけです。

女性がIT業界に転職するメリットとは?

ここからは、女性がIT業界に転職するメリットについて解説していきます。

理系・文系に関係なく仕事ができる

女性がIT業界に転職するメリットの一つが、理系・文系に関係なく仕事ができるということです。

IT業界の技術的スキルは、新たに知識を習得しようという意欲があれば、未経験からでも学ぶことができます。それに、論理的な思考力やコミュニケーションスキルなどは、文系でも理系でも必要なものです。

つまり、IT業界で働くのは理系出身の人だけ、というわけではないということです。実際に、文系出身でもエンジニアとして活躍されている方はたくさんいらっしゃいます。

女性でも管理職にキャリアアップが可能

女性でも管理職などにキャリアアップしやすい、というのも女性がIT業界に転職するメリットです。

というのも、エンジニアの世界では技術の有無によって評価されるケースが多いからです。

そのため、男性が評価されやすかったり、女性だからといって評価されなかったりすることはありません。

IT関連の仕事は給与が高め

IT関連の仕事は他の業界と比較して、給与が高いというのもメリットといえるでしょう。

例えば、フリーランスのエンジニアの場合、時給は3000円程度に設定されていることもあり、一般的に給与水準が高い薬剤師などと同等程度になります。もちろん、IT企業に属して要職を担うケースなどでは、年収はより高くなります。

男性と比較して平均年収が低くなりがちに女性にとって、給与が多くなりやすいというのは、IT業界への転職を希望する一つの魅力ともいえるでしょう。

手に職を付けることができる

手に職を付けることができるというのも、女性がIT業界に転職するメリットとなります。

ITエンジニアは、インターネットやプログラムに関する技術職であり、一度身につけることによって、さまざまなメリットを享受することができるようになります。

また、その技術はニーズの高いものですので、転職したり、キャリアアップしやすかったりするのです。

再スタートを切りやすい

IT業界で勤務することで、キャリアの再スタートが切りやすいという点も、転職するメリットといえるでしょう。

先述したように、ITエンジニアの仕事は技術職ですので、一度キャリアがストップしたとしても、復職しやすいという特長があるからです。

特に女性の場合、結婚や妊娠、出産、育児などのライフイベントによって、自分のキャリアがストップしてしまうケースが多い傾向にあります。

その点において、プログラミングなどの技術を身につけておけば、ニーズが高く、求人数も多いため、早期に社会復帰を見込めるというわけです。

結婚後に働き方が選べる

結婚したあとに働き方を選べるというのも、女性がIT業界に転職するメリットです。

ITエンジニアの仕事は、働き方の自由度が高いのが特徴です。所属する企業によっては在宅勤務や時短勤務を選択できますし、自分の技術が高ければ、フリーランスとして時間に縛られることなく働くことができます。

そのため、通勤時間などの時間を割く必要がなくなり、育児のための時間をしっかり確保することができます。

これは、子育てをする女性にとってかなり大きなメリットとなるといえるでしょう。

IT業界への転職に向いている女性の特徴

IT業界では、どんな人なら活躍しやすいのでしょうか?

次に、IT業界への転職に向いている女性の特徴について解説したいと思います。

具体的には、以下の3つの要素があるのが理想的です。

  1. 細かい作業をコツコツ継続できる
  2. 好奇心が旺盛である
  3. コミュニケーション能力が高い

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

細かい作業をコツコツ継続できる

細かい作業をコツコツ継続できる人は、IT業界への転職に向いています。

例えば、プログラマーの仕事では、システムエンジニアが設計したプログラムを読み取り、プログラミング言語を入力することが求められます。

また、プログラミング作業では、ほんの小さなミスが一つあるだけでプログラムが正常に作動しなくなってしまうので、作業には正確性が求められます。

プログラマー以外の仕事でも、プログラミングに関わることが多いため、基本的に同じことが求められると考えていいでしょう。

そのため、細かい作業を正確に継続できる人への適性が圧倒的に高いといえるのです。

好奇心が旺盛

好奇心が旺盛な女性も、IT業界への転職に向いているといえます。

IT業界の進歩は目覚ましく、常に新しい技術や情報が取り入れられていきます。そのため、好奇心を持ってどんどん新しい知識を身につけようとする意識が大切になるのです。

それに、自分をアップデートしていくことでスキルアップすることができますし、その分キャリアアップや収入アップを見込みやすくなるのです。

そのため、気になることはどんどん調べて吸収するタイプの人や、新しいことについて知るのが好きという人に、向いている職業であるといえるでしょう。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高い女性も、IT業界への転職に向いているといえるでしょう。

IT業界での仕事と聞くと、パソコンに向かって黙々と作業するイメージがあるかもしれません。

もちろん、プログラミング作業を行う場合は、そのようなケースも多いのですが、顧客にニーズを聞き出したり、チームで案件に取り組んだりする必要があるため、コミュニケーション能力は意外と必要とされる要素の一つとなるのです。

また、日本においては社内の人間と円滑に人間関係を構築したり、協調性を持って仕事をしたりすることが求められやすい傾向にあります。

ですから、コミュニケーション能力が高い人ほど、社内で必要とされる可能性が高くなるのです。

未経験女性がIT業界へ転職する具体的な3つの方法

IT業界に転職したいけれど、全くの未経験の場合は難しいのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。IT業界には未経験からでも転職する方法があります。

実際には、以下3つの方法で未経験からでも転職することが可能です。

  1. 未経験者の転職サポートをするエンジニアスクールに通う
  2. 独学でプログラミングを学び転職活動を行う
  3. 未経験者を採用している企業を転職エージェントに紹介してもらう

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

未経験者の転職サポートをするエンジニアスクールに通う

未経験女性がIT業界に転職するための方法の一つが「未経験者の転職をサポートしてくれるエンジニアスクールに通う」というものです。

転職支援制度が整っているエンジニアスクールなら、プログラミングやサーバーの知識など、実践的なスキルをイチから身につけることができます。

そのうえ、スクールを修了した後には、希望や条件に合った転職先を紹介してもらえるなどの転職支援を受けることができるので、転職活動を効率的に進めることができますし、結果的に転職の成功率が上がることになります。

未経験からITエンジニアへの転職支援を行うプログラミングスクールがたくさん開校されていますので、キャリアチェンジを目指すという場合には、積極的に利用したい方法といえるでしょう。

独学でプログラミングを学び転職活動を行う

未経験女性がIT業界に転職するためには「独学でプログラミングを学んで転職活動を行う」というのも、一つの方法です。

プログラミング学習に関しては、書籍やインターネット上の情報など、さまざまな手段を通じて独学での勉強がしやすくなっています。

まずは独学でスキルを習得し、プログラムやサービスなどを自分で作ったりすれば、転職活動でのアピールポイントにもなるでしょう。

また、「未経験可能」「独学可能」などの条件にて募集されているITエンジニアの求人もあります。自分のポートフォリオとともに応募すれば、未経験からIT業界への転職が実現するかもしれません。

未経験者を採用している企業を転職エージェントに紹介してもらう

未経験女性がIT業界に転職するには「未経験者を採用している企業を転職エージェントに紹介してもらう」という方法もあります。

転職エージェントには、IT業界への転職に特化した転職エージェントが存在しています。IT業界の動向の詳しい専門のコンサルタントが、未経験からでもチャレンジできる企業を紹介してくれます。

また、提出書類の添削や面接対策、内定獲得後の条件交渉なども行ってくれますので、転職の成功率が高くなるという特長があります。

自分一人で行動し、希望通りの転職を実現することはなかなか難しいので、IT業界に特化した転職エージェントに相談することをおすすめします。

女性ITエンジニアが感じる悩み

女性の求職者が増えているといわれるIT業界ですが、実際に働いている女性ITエンジニアの方は、どのようなことを感じながら仕事をしているのでしょうか?

ここでは、女性ITエンジニアが仕事に関して感じる悩みについて紹介していきたいと思います。

職場で特別扱いされることがある

女性ITエンジニアは、職場で特別扱いを受けることに戸惑いを感じるケースがあるようです。

IT業界における女性の比率はとても少ないもの。そのため、上司が男性である可能性が高く、人によっては女性をどのように扱っていいのかわからない、と感じることがあるのです。

結果として、過剰な特別扱いを受けることもあるようで、周囲から「女性というだけで特別扱いを受けている」と非難の目を向けられることもあるのだとか。

在籍している企業によって異なるとは思いますが、別に悪いことやおかしなことは何もしていないのに、色眼鏡で見られてしまうようなことがあるのなら、働きやすい職場への転職を考えたほうがいいかもしれません。

出産・育児と両立に悩む

これは、ITエンジニアに限った事ではありませんが、女性ITエンジニアの場合、出産・育児との両立に悩むということがあります。

特にIT関連の仕事については、業界の歴史が浅いために、産休や育休を取得した前例がないケースがあります。また、このようなライフイベントの対応について、会社の制度が整っていなかったり、周囲が理解してくれなかったりすることもあるでしょう。

これについては、家族や会社などとしっかり相談しながら、それぞれに最適解を考えていく必要があるでしょう。

ただ、先述したように、ITエンジニアは再スタートが切りやすい仕事でもあります。技術職であることを活かせば、他の職種よりも出産後や育児の後に社会復帰しやすいので、しっかり取り組んでみることをおすすめします。

見本となる女性エンジニアが少ない

女性ITエンジニアのなかには、見本となる女性エンジニアが少ないという悩みを抱えているケースがあるそうです。

女性の比率が低く、女性管理職に出会うことが少ないため、自分の手本となるキャリアが見えづらくなるのです。

また、女性特有の悩みについて相談しにくい環境でもあり、一人で悩み事を抱え込んでしまうこともあるのだとか。

少しずつ女性管理職が増えているのは事実ですが、自分が目標にできるような女性が少ないIT業界では、キャリアパスが豊富とはいえ、少し不利に感じてしまうことがあるかもしれません。

働きやすい職場を見極めなければならない

女性ITエンジニアのなかには、職場に働きにくさを感じる場合もあるでしょう。

IT業界には、自社が親会社のシステムを開発・運用・保守するケースもあれば、ニーズに応じて仕事を請け負って対応ケースもあります。

そのため、仕事内容によっては、スケジュールがタイトになり、ITエンジニアにすべてのしわ寄せがきてしまうことがあるのです。

また、男性の比率が多く、女性が活躍し始めてから歴史が浅いため、キャリア構築が難しいことに悩む女性も多くいます。

IT業界に転職する場合は、労働環境やキャリアアップなど、総合的に自分が働きやすいと感じる企業を選択する必要があります。転職エージェントのコンサルタントに相談したり、自分で調べたりして、転職先に企業における理解を深めておくことが大切です。

女性がIT業界への転職を成功させるためのポイント

ここからは、女性がIT業界への転職を成功させるためのポイントについて解説していきたいと思います。

具体的には、以下の4つのポイントを押さえておくことが大切です。

  1. 5年後にどうなっていたいのかを考える
  2. 転職において妥協できないことを絞る
  3. 年収にこだわりすぎない
  4. 転職エージェントを利用する

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

5年後にどうなっていたいか考えること

女性がIT業界への転職を成功させるためには、5年後にどうなっていたいのかを考えておくことが大切です。

自分の将来設計やキャリアプランを明確にしておかないと、適切な転職活動を行うことはできませんし、さらなる転職を重ねてしまう可能性が高いためです。

そのため、自分がどのような仕事をして、どれくらいの年収を手に入れて、どのような環境で働きたいのか、強くイメージを持っておくことが大切です。

転職において妥協できないことを絞ること

転職において自分が妥協できないポイントを絞っておくことも、転職を成功させるためには重要です。

転職先には、より多くのことを求めてしまいがちです。ただし、ここではっきりとしておきたいのは、「あなたの希望をすべて叶えてくれる転職先など存在しない」ということです。

そのため、すべての希望や条件に合う転職先を探している時点で、転職に成功する可能性はかなり低くなってしまうというわけです。

大切になるのは、転職においてどうしても譲れないポイントを3つ程度に絞っておくこと。その条件を満たす企業ならば、必ず見つけることができるでしょう。

年収にこだわりすぎないこと

年収へこだわりすぎないことも、女性がIT業界への転職を成功させるためのポイントです。

20~30代の女性が転職を希望する理由の多くが「年収アップを求めているため」といわれています。しかし、年収にこだわりすぎてしまうと、過酷な労働環境や条件が厳しい企業に転職してしまう可能性があります。

転職に成功するというのは、自分に合った企業に在籍し、その職場で働き続けられることをいいます。ですから、視野を広げて転職先を選択することが大切になります。

また、ITエンジニアは技術職ですので、入社後にスキルがアップすれば、それだけ収入アップを見込むことができます。知識を蓄えやすく、スキルアップしやすい環境を選ぶことが、転職成功のカギを握っていると考えましょう。

転職エージェントを利用すること

女性がIT業界への転職を成功させたいのであれば、転職エージェントを利用することをおすすめします。

これまでにも解説している通り、転職エージェントを利用することで効率的に転職活動を進めることができ、転職の成功率がアップするためです。

転職エージェントでは、担当のコンサルタントがついて、転職活動におけるさまざまなサポートを行ってくれます。条件に合った転職先の紹介はもちろんのこと、書類の添削や面接対策、内定後の交渉やフォローに至るまで、さまざまな支援を受けることができます。

また、ほとんどの転職エージェントは無料で利用することができるので、転職活動において余計な費用が発生することもありません。ですから、積極的に転職エージェントを利用することをおすすめします。

さらに、転職エージェントには、IT業界への転職に特化したものや、プログラミングスクールとセットになっているものがありますので、うまく活用することでIT業界への転職を実現させやすくなるでしょう。

IT業界の転職を考える女性におすすめの転職エージェント

最後に、IT業界への転職を考える女性におすすめの転職エージェントを紹介したいと思います。

具体的には、以下の4つの転職エージェントがおすすめです。

 公開求人非公開求人対象年代対応地域
マイナビエージェントIT6000件2万3000件全年代関東・関西・北海道・愛知・福岡
doda(デューダ)4万件以上13万件以上全年齢全国
TechClipsエージェント非公開非公開20~40代首都圏
Type女性の転職エージェント8500件7500件20代~30代・女性東京・神奈川・千葉・埼玉

それぞれのサービスについて詳しく見ていきましょう。

マイナビエージェントIT

最初に紹介するのは「マイナビエージェントIT」です。

転職業界最大手の株式会社マイナビが運営している、IT・WEB業界への転職に特化した転職エージェントとなっています。

マイナビエージェントITの特長は、転職サイトでは出会うことができないような好条件の求人情報が多いこと。大手の強みであるネットワークを活かし、多くの企業によるさまざまな求人情報を取り扱っています。

また、公開求人の4倍近くの非公開求人を取り扱っており、登録することで自分にピッタリの転職先を紹介してもらえる可能性が高いといえます。

さらに、2人のアドバイザーがチームを組んで転職活動をサポートしてくれるのもポイント。IT転職にありがちな、「話の通じないアドバイザー」にあたることはないので、転職に関する希望や悩みを共有しながら、効率的に転職活動を行うことができるでしょう。

IT業界への転職では、おすすめできる転職エージェントですので、ぜひ利用してみてください。

IT・webの転職ならマイナビITエージェント

マイナビITエージェント
年代全年代雇用形態正社員.契約社員.派遣社員,アルバイト,パート
対象エリア全国
業界SE/Webエンジニア機械/電気営業職経営企画/管理事務その他
おすすめ度
ポイント
  • 転職業界最大手のマイナビが運営しているIT・WEB業界専門の転職エージェント!
  • 優良求人数が多いので、自分の希望する転職先を見つけやすい!
  • 2人の専任アドバイザーが転職活動をしっかりサポートしてくれる!

doda

次におすすめするのは「doda」です。

dodaには「dodaエンジニアIT」というIT業界への転職を求める人に向けた窓口がありますが、実際にはdodaのサイトへ飛ぶものであり、個別のサービスではありません。

とはいえ業界大手の規模を誇るdodaは、IT業界への転職を考える女性におすすめできます。

dodaの特長は、総合的な転職支援サービスを提供しているということ。転職エージェントだけではなく、転職サイトやスカウトサービスとしても利用することができるため、転職に対してさまざまな方向からアプローチすることが可能です。

また、求人数が多くさまざま企業のなかから、条件に合った転職先を探すことが可能。非公開求人も3万件近くあり、相談すれば転職先を紹介してもらうこともできます。

dodaを利用して、思い通りの転職を実現しましょう。

doda(デューダ)

年代20代~40代雇用形態正社員・契約社員・その他
対象エリア全国(海外を含む)
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他
おすすめ度
ポイント
  • 転職業界大手の総合転職支援サービス!
  • 転職エージェント、転職サイト、スカウトサービスなどさまざまな利用方法がある!
  • 求人数が多いので条件に合った転職先を見つけやすい!

Techclipsエージェント

次に紹介するのは「Techclipsエージェント」です。

こちらは、IT・WEB業界への転職に特化した転職エージェントで、求人情報とカウンセリングの質にこだわりをもっています。

高収入・高待遇の求人をメインに取り扱っているので、収入アップやキャリアアップを目指す転職を希望する人にはおすすめです。また、求人の質も高いので、スキルが高いエンジニアの方には、利用する価値があるといえるでしょう。

さらに、IT企業のnotari株式会社が運営していることもあり、現役のエンジニアがカウンセリングを行ってくれるというのも大きな特徴の一つ。企業に対する求職者の推薦力や交渉力が高いので、安心して転職活動のサポートを任せることができるでしょう。

今の状況を転職で改善させたいと考えるなら、登録しておきたい転職エージェントです。

TechClipsエージェント
年代20代~40代雇用形態正社員・契約社員・派遣社員・その他
対象エリア首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)
業界SE/Webエンジニア
おすすめ度
ポイント
  • 現役エンジニアがカウンセリングを行うIT専門の転職エージェント!
  • 高収入、高待遇など求人情報の質が高いのが特徴!
  • 紹介先の企業は元請けに特化しているので、転職後も働きやすい!

type女性の転職エージェント

最後に紹介するのは「type女性の転職エージェント」です。

「type転職エージェント」のグループサービスで、女性の転職支援に特化した転職エージェントとなっています。

こちらの転職エージェントではサービス業や販売業への転職に強みを持っていますが、それに次いでIT業界への転職先が多いといわれているので、IT業界を目指す女性にとっては、利用しやすいといえるでしょう。

女性特有の働き方や悩みを解消できる転職を得意としているのが特徴。また、企業の雰囲気や風土など、細かい情報についても網羅しているので、働きやすい職場に巡り合える可能性が高くなります。

転職活動中のサポートはもちろんのこと、入社後3ヶ月までしっかりフォローしてくれるのもうれしいところ。type女性の転職エージェントを利用して、IT業界への転職を成功させましょう!

type女性の転職エージェント

年代20~30代の女性雇用形態正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト・パート・その他
対象エリア東京・神奈川・千葉・埼玉
業界SE/Webエンジニア広告/クリエイティブ営業職経営企画/管理事務事務/アシスタントその他
おすすめ度
ポイント
  • 女性の転職支援に特化した転職エージェント!
  • 首都圏の企業をメインに、働きやすい職場情報を多数保有している!
  • 年収アップ率が71%と高水準!待遇改善を求めている人にもおすすめ!

ニーズの高いIT業界への転職を目指しましょう!

今回は、IT業界への転職を目指す女性が知っておくべき知識について解説してきました。

IT業界にはさまざまな職種があり、そのニーズは高まりを見せています。そのため、IT業界への転職を考える女性が増加しており、収入アップを見込むこともできるでしょう。また、ライフイベントにも対応しやすく、結婚後に働き方を選ぶことができるのも、嬉しいポイントではないでしょうか?

本記事がIT業界への転職を考える女性の方の参考になれば幸いです。