世の中には人から「先生」と呼ばれる職業があります。
それは、学校の教師だけではなく意外と多岐にわたります。そして、実は意外と簡単になれてしまうのです。

確かに、弁護士や医師などという「先生」には、そう簡単にはなれません。しかし、予備校の講師や専門学校講師、などは専門知識さえあればなれます。
ここでは、「先生」と呼ばれる職業である、様々な「講師」の年収について調べてみました。どの講師の一番年収が高いのか?を見ていきましょう。

1位:大学講師:740万円

1位に輝いたのは、大学講師です。
大学講師になるからには、深い専門知識がなければなりません。そう簡単になれないからこそ、高い年収を得ることができるのです。

最近は、大学院を卒業した知識レベルと学歴が高いが大学教授にはなれない、という知識層が増えすぎて飽和状態になっていると言います。そのため、大学講師になりたいという人は多く、狭き門でもあるかもしれません。

もちろん、ずっと大学にいて講師から准教授、教授になるという道だけではなく、民間企業で働いていて高いスキルや他にはない経験を持つ人が講師として迎えられるというケースもあります。「ビジネススキル」や「IT知識」など様々な分野で、あなたが人に教えられるほどの深く独自性のある専門知識を持っているならば、大学講師になれるかもしれません。

2位:専門学校講師:500万円

次に年収が高かったのは、年収500万円前後の専門学校の講師でした。
専門学校というのは、栄養士や介護士、IT系や美術系など、様々な分野の専門的な知識を学ぶための学校です。ですから、もちろん、専門知識がなければ務まりません。

逆に、専門知識があれば、講師になる可能性があります。専門学校に雇ってもらうためには様々なつてやコネが必要な場合もありますが、深い専門知識と教えるノウハウがあれば、専門学校の講師として働ける可能性は高まります。

専門学校には、私立の学校だけでなく公立の学校もあります。公立の専門学校ならば、ある程度地位が保証されていると言えるでしょう。

■3位:予備校講師:380万円
3位にランクインしたのが、予備校講師です。
予備校とは、中学受験や高校受験、大学受験のために勉強する必要がある子供たちに、勉強を教える場所。そこで働くのが、予備校講師です。上記の大学講師や専門学校講師よりは、なりやすい職業と言えます。

なぜなら、教職の資格を持っている人は意外と多く、教職の資格がなくても勉強すればなれるからです。予備校の講師になるためには、数学や国語、英語などをもう一度しっかり勉強すれば良いのですから、他の職業よりもなりやすいですね。

ただし、予備校講師に必要なスキルは、勉強の知識だけではありません。子供の心をつかむ話術や人柄、教えるノウハウが非常に重要なのです。よくテレビで見る元予備校講師の林先生などは、「いつやるの?今でしょ!」という言葉を流行らせ、子供の「勉強したい」という気持ちを高めようとしました。

また、予備校の講師はある意味「人気商売」です。子供たちの心をつかんで人気が高く魅力的でなければ、「あの先生の授業を聞きたい」と思ってはもらえません。授業中にちょっと子供たちが疲れてきたなと思ったら、時には「恋バナ」など雑談をして子供の心をつかむ、そんなノウハウが必要になるでしょう。

ただ、少子化が進んでいる今、予備校の数は確実に減っています。予備校の講師として働くためには、より高いレベルの知識と教えるためのノウハウが求められるでしょう。

4位:英会話講師:360万円

4位にランクインしたのが、英会話講師です。
英会話教室はどこの町にもありますから、比較的なりやすいと言えます。ただし、外国人講師の方に仕事を取られることがありますし、年収もそう高くはありません。それに、ネイティブに近い英語の発音が求められます。高い英会話のスキルがあることは絶対に必要ですし、予備校の講師と同様に教えるノウハウも必要です。

留学経験がある、ネイティブレベルの英会話ができるというのであれば、比較的簡単に英会話講師になることができるかもしれません。

5位:バレエやピアノなどのお稽古ごとの講師:300万円

親が子供に習わせたいお稽古ごとと言えば、バレエ、ピアノ、水泳、そろばんなどではないでしょうか。

これらのお稽古ごとの講師は、それぞれの教室に属してお給料をもらっている講師と、自分で教室を開いている講師に分かれます。

教室に属している場合、年収は300万円ほどとあまり高いものではありません。「〇〇音楽教室」「〇〇バレエ教室」など、全国的に教室を開いているところは、知名度を売りにできる代わりにマージンとしてかなり給料から差っ引かれているはず。

それに、子供相手の教室の講師はどうしても子供の学校が終わってからの仕事であることが多く、勤務時間がとても少なくなってしまいます。その分、給料も少なくなりがちです。

年収は生徒数次第!年収0円から1000万円まで

上記の講師の仕事は、学校などに所属することで、正社員や非正規社員として継続的に給与がもらえる仕事でした。しかし、講師という仕事はどこかに所属するケースだけではなく、むしろ、個人で生徒を集めて教えるため給与は生徒数次第というケースの方が多いかもしれません。

ここでは、「この講師になれば年収はいくらくらい」というどこかに属した講師の仕事ではなく、生徒数によって年収が0の時もあれば、1000万円を超えることもあるような講師の仕事を集めてみました。

セミナー講師

セミナー講師というのは、個人でいろいろなところに行って講演をする講師のことです。
特に多いのが「ビジネス系」のセミナーでしょう。「ビジネスマナー」や「独立、起業について」など、ビジネスに関する知識やノウハウは、学校で教わることはできません。だからこそ、セミナー講師としての需要が高いのです。また、投資や株の売買などの「金融系」もニーズが高いです。

セミナー講師になるためには、「〇〇講座」などを開講している教育機関などに応募してみるという手があります。講演料は一回につき1万円くらいで、講演内容に人気が出ればもっと高額になるでしょう。

それに、セミナーの内容を本にしたりネット配信することで、稼ぐこともできます。
専門知識があり、話術にも自信があるならば、セミナー講師を狙ってみてはいかがでしょうか?

個人塾や教室の講師

上記にも出てきましたが、ピアノやそろばん、英会話、茶道や華道などのお稽古ごとの教室を自分で開くパターンもあります。自宅を使用して教室を開けば、経費はほとんどかかりません。

ただ、子供が大きくなった主婦などがお料理教室などを開いて小金を稼ぐなど、一家を養うほどの収入には程遠いケースがほとんどです。
もちろん、フラワーアレンジメントや料理教室などが口コミで人気を呼び、地元でも評判の人気教室になるという場合もありますから、たくさん稼げるかどうかは努力次第でしょう。

まとめ

講師という職業について見てきました。
意外といろいろな講師の職業がありましたね。どの仕事も高い専門知識と教えるノウハウが必要であることが分かったと思います。しかも、子供相手の講師の仕事は少子化の影響でなかなか厳しいものがありますし、講師になったからといってガッツリ稼げるというわけではありません。

ただ、講師という職業は、あまり元手がかからず自分の身一つで始められるビジネスです。
「自分の専門知識がお金になる」
と思ったのなら、個人で教室を開いてみてはいかがでしょうか?