転職時に誰もが一度は経験する面接。「新卒のときに面接を経験したから、わざわざ練習しなくても大丈夫。」と油断してはいませんか。
社会人生活に慣れると、いつの間にか基本的な面接マナーも忘れてしまうことが多いのですよ。

面接当日に失敗!なんていうことのないように、事前にマナーを復習しておきましょう!

面接に行く前に注意しておきたいポイント

面接会場に着いてから、身だしなみに不備があったり、忘れものに気づいたりしてもあとの祭り。
面接前日や自宅を出る直前に持ち物や身だしなみをチェックしておきましょう。

面接時の服装はスーツが鉄板!

新卒の就職活動では当たり前のように着用していたリクルートスーツ。転職活動時もスーツスタイルが基本です。
オフィスカジュアルスタイルをとる人もいますが、やはり一般企業であれば、スーツの方が印象が良く、「きちんとした人」と思ってもらえます。
ただし、リクルートスーツを既卒者が着ると野暮ったく見えてしまうので、なるべくグレーやネイビーといった少し明るめの色味を選びましょう。
インナーはブラウスではなくても、華美なものでなければOKです。

洋服だけじゃない!小物も見られています。

スーツ姿が完璧ならば、それでいいとは思っていませんか?
面接官は意外とバッグや時計など小物にも目を配っていることが多いのですよ。
バッグはA4サイズの書類が入る大きさで、モノトーンのものがベスト。
靴は3~5センチ程度のヒールを選ぶと脚をすっきりときれいに見せられます。足元は意外と見られているので、出かける前に磨いておきましょう。

最近ではスマートフォンで時間を確認し、腕時計は付けないという人も多いですが、ビジネスシーンで時計はマストアイテム。
シンプルで小ぶりなものを付けていくとよいでしょう。

ヘアメイクはナチュラルで好印象を

人の見た目は大きく印象を左右するので、ヘアメイクはきちんとしておきたいところ。
髪が長い人はすっきりとまとめ、ショートの人は髪の毛を耳に掛けるなど工夫しましょう。
反対に、派手なヘアアレンジはビジネスシーンには向かないので、できるだけシンプルに。

メイクはナチュラルにして、チークや口紅は色をのせすぎないように注意しましょう。

こんな忘れ物に注意!

財布とスマートフォンは常に携帯していても、筆記用具やハンカチ・ティッシュはついつい忘れてしまう人が少なくはありません。
コンビニで購入することもできますが、社会人として常に持ち歩くことを意識したいものです。

他にも、汗をかきやすい夏は消臭剤、昼食後に面接を控えている人は歯磨きセットを持ち歩くことをおすすめします。

面接会場に着いてからのマナー

面接会場に着いてから、終わるまでに覚えておきたいマナーを紹介します。

到着は開始5分前、身だしなみを整えよう

面接時間厳守は当たり前ですが、あまりに早く行き過ぎると、かえって迷惑に感じられることもあります。
面接時間の5分前到着を目指して、近所で待機していましょう。
冬の場合、コートは会社に入る前に脱いでおく必要があります。
雨が降っていたり、風が強かったりすると身だしなみも崩れがちなので、洗面所のトイレで最終チェックしましょう。

受付に面接に来た旨を伝えるときには明るく、はきはきと伝えます。面接官以外の人にも好印象を与える心がけが大切です。

面接室への入室のマナー

面接室に入室するときのマナーは最も面接官に見られているので、絶対に失敗がないようにしたいものですね。ケース別に紹介します。

既に面接官がいる部屋に入る場合

面接室に入るときには、必ずドアを3回叩いてノックをしましょう。
「どうぞ」と言われて、初めて入室します。このときドアは後ろ手で閉めることなく、ドアの方を向いて閉めることを忘れないように。
面接官に促される前に、「(自分の名前)です。
本日はよろしくお願い申し上げます。」と伝えます。
「お座りください」と促されてから初めて、椅子に腰かけましょう。この際に荷物は床に置きます。

面接室に先に入室して面接官を待つ場合

先に面接官を待つ場合、面接室に複数の椅子が置かれている場合がありますが、指定がなければ最も下座にある席に座りましょう。「おかけになってお待ちください。」と声をかけられなければ、立って待つようにしたいものです。
面接官がいないからといって油断せずに、脚は閉じて両手は膝の上に重ねたまま待機します。面接官がドアを開けて入室する時点で、立って頭を下げるようにしましょう。

面接中に気を付けたい仕草やマナー

緊張しているとついついマナーがおろそかになってしまったり、姿勢が崩れてしまったりすることがあります。
面接の間は常に見られていることを意識して立ち振る舞うようにしましょう。

髪の毛をいじらない

これは特に女性に多い癖です。焦った時や困ったときについつい触ってしまう人がいますが、これはだらしない印象を与えるので絶対にやめましょう。

脚をくずす

両足は揃えてやや斜めして座ることを意識しましょう。
時間が経つにつれて崩れやすくなりますが、面接の間は、常に気を配っておきたいものです。

ほどよい大きさの声で

面接では質問に対する回答よりも、声の出し方を見ている面接官が多いものです。
聞き取れないほど小さな声や、反対に怒鳴るような大声はいずれも不快感を与えるのでNG。
自分が普段話すよりも、少しだけ大きな声で話すようにしましょう。

正しい敬語を使う

社会人であれば丁寧語、尊敬語、謙譲語の使い分けができて当たり前です。
緊張するとつい間違った使い方をしてしまうことがあるので、難しい言い回しを避けるのもひとつの手です。

視線が定まっていない

「目は口ほどにものを言う」と言いますが、面接官を恐れるがあまり視線をそらしてしまうのは、悪印象以外何ものでもありません。
また視線がさまよっていると落ち着きのない印象を与えてしまいます。
どうしても目をそらしてしまうようであれば、面接官の首元やネクタイに目を遣るようにしましょう。

仏頂面やひきつった表情もマイナスポイントになります。面接でも、自然な笑顔をつくることがとても大切です。
面接前に鏡の前で「ウイスキー」と言って口角をあげる練習をすると、自然に笑えますよ。

オーバーリアクションはNG

外国人はジェスチャーで感情を伝えることが多いですが、日本のビジネスシーンでは大げさな身振り手振りは落ち着きがなく、信用するに足りないというイメージを持たれがちです。
特に女性がオーバーリアクションを取ると、品のない印象を与えてしまうことも。

ジェスチャーはほどほどに、手は常に膝の上に置いておくといいでしょう。

面接終了後から退社までのマナー

無事面接が終わってホッとしたときには、つい気のゆるみが出てしまうもの。会社から出るまで気を抜かないようにしましょう。

退室する際には立ち上がって一例

面接が終わって退室を命じられたとき、座ってお礼を言うだけではちょっと物足りないもの。
椅子から立ち上がった時にも「本日はありがとうございました。」の一言を添えて、深く頭を下げましょう。
ときには面接官がエレベーターや会社の玄関口まで送ってくれることがありますが、別れる際にももう一度お礼を述べて、頭を下げましょう。
会社を出た後も見送ってくれることがあるので、最後まで決して気を抜かないように。コートは面接官が見えなくなってから着ましょう。

まとめ

どれも基本的なマナーのように思えますが、面接で緊張していると忘れてしまうことがあるものです。
当日は失敗のないように、何度かイメージトレーニングをしておくといいでしょう。
転職エージェントに登録している人はコンサルタントが練習相手になってくれることが多いので、面接指導を受けておくことをおすすめします。