ママが転職する場合に知っておきたい転職事情や成功のポイント

働くママ

家庭のさまざまな事情によって、子育てに頑張るママさんが転職を考えるとき、どのような点に気をつけて、どのように転職活動を進めていけばいいのでしょうか?

今回は、ママが転職する場合に知っておきたい転職事情や転職成功のポイントについて解説していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

ママが転職したいと考えるのは子供の成長の節目

ママが転職したいと考えるようになるのは、家庭に事情に加えて、自分の子供の成長が大きく関係しているといわれています。

子供が成長してくれることで、家庭だけではなく、自分の仕事に対しても幅広く考えることができるようになるからです。

実際、子どもが何歳になれば転職を考えたり、または考えやすくなったりするのか紹介していきたいと思います。

子どもが3歳になったとき

ママが最初に転職を考えるようになるのは、自分の子どもが3歳になったときだといわれています。

3歳という年齢は、「幼稚園に入園できる年齢」です。基本的に、保育に関わる事情がある場合に利用する保育園とは違い、幼稚園では保育に加えて心身の発達を助長する環境が整っているといわれています。

また、将来的に子どもを私立の学校に進学させたいと考えている場合、いわゆる「お受験対策」として、幼稚園の転園を考えるケースが多くなるといわれています。

延長保育や長期休暇中の預かり保育などがあるとはいえ、幼稚園では標準的な保育時間が短くなるため、家庭内での子どもの管理について見直す必要もあるでしょう。

このような理由から、ママの時間の融通が利きやすいように転職を考えるケースが多く傾向にあります。

子どもが小学校1年生になったとき

自分の子どもが小学校1年生になったときも、ママが転職を考えるようになるタイミングの一つといわれています。

子どもが小学校に進学することで、保育園や幼稚園とを比較してサポートが少なくなり、朝から晩まで誰かが面倒を見てくれるという環境ではなくなります。

そのため、現在の仕事を継続することが苦しくなるケースがあり、本格的に転職について考えだすようになることが多いのです。

小学生になったとはいえ、6、7歳の子どもですからまだまだ手が掛かることが多いですし、子どもにとっても愛情が必要な時期でもありますから、仕事の両立が難しいと感じるママも多いのではないでしょうか?

子どもが小学校4年生になったとき

自分の子どもが小学校4年生になったときも、ママにとっては転職を考えるタイミングとなります。

小学校4年生になった子どもは、徐々に一人で留守番ができるようになります。そのため、小さな子供がいることで諦めざるを得なかったフルタイムでの仕事や、前職への本格的な復帰を考え出すママが増えてくるのです。

つまり、家庭を支える妻や母というだけではなく、社会人としての自分のキャリアについても見直す時期であるといえるのです。

もともとやりたい仕事があるケースや、共働きとしてバリバリ働きたいママにとって、子どもが小学校4年生になるというのは、大事なタイミングであるといえるでしょう。

子どもが中学生になったとき

自分の子どもが中学生に成長したときも、ママにとって転職を本格的に考えだすケースが多いといわれています。というのも、今後の子どもの教育費について真剣に考える必要が出てくることが多いからです。

小学校や中学校から私立の学校への受験を考えていなくても、今後は高校受験や大学受験が控えているので、教育費のことを考えると年収をアップさせることが、現実的に必要になるのです。

また、親からではなく、子ども自身にも自我が芽生え始め、場合によっては自分の進路や将来について真剣に考えることも出てくるでしょう。子どもがどのような進路で人生を歩んでいくのかを考えたとき、転職せざるを得ないというケースに直面する可能性があるということです。

ママの転職が失敗しやすい理由

ここからは、ママの転職が失敗してしまいやすい理由について解説していきたいと思います。

転職を考えるすべての人に当てはまることですが、転職は気軽に考えてはいけません。本人やその家族の生活、将来などに密接に関係してくるからです。

そのため、転職はできるだけ失敗しないように慎重に事を運んでいく必要があるのです。

ママが転職に失敗してしまいやすいケースを知っておくことで、同じ轍を踏むことがないようにしておきましょう。

思い立っていきなり転職するケース

思い立っていきなり転職してしまうと、失敗してしまう可能性が高くなります。

衝動的に転職をした場合、次の職場も「思っていたものと違う」と感じてしまうことが多くなるからです。

そもそも転職というのは、現在の職場よりもいい条件やいい環境を手に入れるために行うものです。そのためには、どういった業界や職種、企業に転職をするのか、しっかりと研究・計画をしておかなければならないのです。

そのためには、3ヶ月~半年程度の期間が絶対必要であるといえます。思い立ったら吉日という言葉がありますが、こと転職に関しては慎重かつ計画的に行動する必要があるでしょう。

育児支援についてだけを比較して転職するケース

転職先の育児支援制度についてだけを比較して、転職先を決めてしまうケースも転職に失敗してしまう原因となります。

というのも、育児支援が必要な期間は子どもが小さい間に限られるからです。

もちろん、子育てをしながら働くというのは簡単なことではありませんので、育児支援制度が整った企業に転職することは大切なことでもあります。

しかし、子どもが幼少期から小学校の低学年になるまでは、長くて10年程度。育児支援制度だけを最重要視して転職を繰り返したりしていると、フルタイムへの仕事へ復職したい場合に、その期間がブランクとなってしまって転職が難しくなってしまうこともあります。

転職を考えるのであれば、自分のキャリアプランや条件、将来性などさまざまな事を考慮しなければならない、ということを理解しておきましょう。

ワーキングママが一人もいない職場に転職するケース

子育てをしながら働いている、いわゆる「ワーキングママ」が一人もいない職場へ転職した場合も、失敗に終わってしまうことが多くなるでしょう。

というのも、ワーキングママがいない企業や職場に転職をしてしまうと、ワーキングママに対する理解を得ることが難しくなってしまうからです。

実際に、働くママが全く在籍していない職場はたくさんあります。そのような環境にワーキングママに対する理解を求めるくらいであれば、同じようなワーキングママが多く在籍している職場へ転職したほうが絶対にいいといえるでしょう。

もともとその企業に在籍していて、ワーキングママが働けるように会社として取り組んでいくような場合を除いて、働くママに対してある程度理解がある企業を選択することが大切です。

ママの転職で「事務職」を優先して探すと危険な理由

ワーキングママの転職では、事務職に対してかなり人気が高いといわれています。

デスクワークであり体力的な負担が少ないことや、定時に退社しやすいことがその理由であるようです。

しかし、事務職ばかりを優先して転職先を探していると、かえって大変になるケースがあるのを知っているでしょうか?

ここでは、事務職ばかりに執着することがどうして危険なのかについて解説していきたいと思います。

事務職だからと言って早く帰れるとは限らない

一つ目の理由が、事務職だからと言って早く帰れるとは限らないということです。

社員が定時に退社できるかどうかは、労働条件とともに会社の文化が大きく影響します。例えば、営業職が21時まで残業することが普通になっているような企業の場合、事務職の定時が17時までだとしても、19時くらいまで残業することを暗に求められることがあるかもしれません。

また、月末や決算期など事務職にとっての繁忙期では、同じように残業が必要になってしまうことも考えられます。

このように、事務職へと転職したからといって、定時に退勤できたり、早く退勤できたりすることが確約されているわけではないのです。

どうしても事務職へと転職したい場合は、応募する企業の労働条件や社内の文化について入念に調べる必要があるといえるでしょう。

慣れた仕事で貢献できるから早く帰れる

もし、時短勤務をしたいという理由で事務職を希望しているのであれば、それも危険であると言わざるを得ないでしょう。

なぜなら、事務職そのものが速く終わらせることができる仕事というわけではないからです。

時短勤務に対する考え方はさまざまですが、慣れた仕事で早く業務をこなすことができるから「時短で帰ってもいい」というのが基本です。そもそも、制度として早く帰れるとか、事務職だから定時で帰れるといったようなものではないのです。

ですから、時短勤務を目指して事務職に就くということがそもそも間違っている可能性があります。自分が慣れている仕事で、短い時間でも企業や上司が要求する生産性があるのであれば、会社として事情を考慮するようになる、ということを理解しておいた方がいいでしょう。

育児をしながら働くことは悪いことではない

もう一つ理解しておかなくてはならないのが、育児をしながら働くことに何も悪いことはないということです。

ワーキングママとして働くことに対して、悪いことや後ろめたいことだと感じているママさんが非常に多いといわれています。これは、先述したようにワーキングママに対して理解の少ない企業や部署がまだまだ多いことも関係しているでしょう。

しかし、自分の子どもを育てること、そのために転職を考えることは何も悪いことではありません。むしろ、素晴らしいことだといえるでしょう。

ですから、転職活動においては自分には子どもがいること、何時までは働けることについて明確に表明することが大切です。あとから、「実は子どもがいて…」といってしまうと、企業側としては採用しづらくなってしまうこともあるでしょう。

そのうえで、事務職ばかりを探すのではなく、自分が慣れていて早く業務を遂行できる仕事を探すようにすれば、例え育児中は80%の力しか発揮できなくても、フルタイムで復職したら100%かそれ以上の実力は発揮できるかもしれません。

ママが早めに転職したほうがいい理由とは?

ここからは、ママが転職をする場合できるだけ早めにしたほうがいい理由について解説していきたいと思います。

小さな子どもの育児をしている状態で、誰かに転職について相談したり、打ち明けたりしたときに「どうして子どもがいてたいへんな時期に転職するの?」といわれたことがある人がいるかもしれません。

確かに、子どもが小さいうちは親が近くにいたほうがいいことは間違いありませんが、それぞれの過程によって事情がありますので、一概に転職が悪いことだとは言えないでしょう。

それどころか、今後のキャリアについて考えた場合、ワーキングママはできるだけ早く転職したほうがいいともいえるのです。

ママにとってはまだまだ根強い35歳の壁

転職市場において存在している「35歳の壁」という言葉を知っているでしょうか?

これは、35歳を超えてしまうと、転職することが難しくなったり、できたとしても自分が希望するものではなくなってしまったりすることが多くなる、ということを表している言葉です。

現在では、転職における考え方が変化したり、労働人口の減少によって転職市場の動向も変化したりしていることから、「35歳の壁」を感じることは少なくなってきているといわれています。

しかし、こと女性においては、転職に対するハードルが高いといわれており、年齢が転職に影響することが多い傾向にあります。

つまり、転職を先延ばししてしまうことで、将来の転職先の選択肢が狭まってしまうことがあるということです。

そのため、社会人としてのキャリアを考えるのであれば、転職はできるだけ早くしたほうがいいということになります。

転職活動によって自分のことを見つめなおす

転職活動を通じて、自分のことを見つめなおすことができるというのも、早めに転職をしたほうがいい理由です。

もし、本当に転職しようと思ったとき、そこから何かを勉強し始めるようでは、時間が掛かってしまいます。場合によっては年齢を重ねすぎて、希望する転職が叶わなくなってしまうこともあるでしょう。

そうならないためにも、転職活動を通じて自分に足りないスキルを早めに発見しておくことが大切になるのです。転職活動を行うことで、市場における自分の価値を感じることができますし、転職するためにはどのような経験やスキルが必要になるのか、これまでの自分のスキルならどのような求人があるのかを理解することができるというわけです。

自分が就きたい職業に就くためにも、早めに転職活動を開始することが重要になるということを覚えておきましょう。

子供は成長を待ってくれない

自分の子どもは成長するのを待ってくれないということも、ママが早めに転職をしたほうがいい理由です。

仕事によって育児の時間が取れないことなどに悩みを巡らせている間に、子どもはどんどん成長していきます。

順調に育っていく自分の子どもを、将来への悩みや不安を感じながら見守るのと、バリバリと仕事をするワーキングママとして見守るのとでは、雲泥の差があるといえるでしょう。

ならば、できるだけ早く転職をしてしまったほうが、悩みも少なくなり、育児にも力を注げるようになる可能性が高くなるのではないでしょうか。

参考にしたいママの転職体験談

同じような境遇で転職を成功させたママさんの話は、現在転職を目指している人にとって大きな参考になるでしょう。

そこで、実際に「ママでの転職」を果たした人の体験談を紹介したいと思います。

大手営業事務に転職したケース

まずは、結婚と育児休暇を得て、大手企業に営業事務として転職を果たした人のケースから見てみましょう。

もともと新卒として中小企業の事務職に就いたのち、結婚や出産、育児休暇などのライフイベントを経験。ある程度余裕のある生活がしたいということで、共働きになることを決意されたようですが、中小企業では育児支援制度が整っておらず、残業も多かったため、ワーキングママが多く働きやすい企業への転職を考えるようになったそうです。

転職の条件は年収アップと近距離通勤

この方は、育休後に在籍していた企業へと復職したそうです。しかし、営業アシスタントはその一人だけ。育児休暇の時間も経ったの3ヶ月だけだったのだとか。

近場に身内が住んでいるわけでもなく、旦那さんも残業が多い仕事だったため、喧嘩をすることも増え、ストレスが溜まっていったそうです。

そんなこともあって転職を決意。その際には、ポジションは望まないけれど、年収のアップと自宅から近い職場であることを最優先として転職先を探したということでした。

実際に転職した企業は、育児支援制度として子どもが小学校3年生になるまで時短勤務が可能。職場にワーキングママも多く、昇給率やボーナスの査定が良かったこととのこと。

子育てと仕事の両立をすることを考え、その実を取るという方法で転職先を選択して正解だったと感じているとのことです。

大切なことは転職する理由を明確にすること

子育てとの両立が厳しくなったときに、家庭の将来のことを考えて次の職場を探していること。営業アシスタントとしての評価が高いという自分の強みを冷静に判断して転職先を探すことで、自分が希望する転職を叶えたというのが、このケースの特長といえます。

転職を考える場合は、なりゆきに任せるのではなく、そのときの状況に応じて職場に対する不満は何か、どういう生活がしたいのかなど、しっかり考えることが大切です。

それを踏まえて転職活動を行うことが、希望する転職を成功させるカギの一つといえるでしょう。

外資系企業に転職したケース

もう一つのケースが、結婚などのライフイベントでもキャリアを切らさないように工夫しながら、最終的には外資系企業のマーケティングの仕事に転職した人のケースです。

この方は大卒から大手起用の営業事務としてキャリアをスタート。その企業でマーケティングの仕事に対する興味が深まっていったとのことでした。そこで、将来的にはマーケティング部門のリーダーとして働くことを決意したそうです。

その後、結婚されるのですが、妊娠や子育てについては計画的に行うようにしたとのこと。そして、その前に大学院にてマーケティング専門のMBAを取得するために猛勉強をされたそうです。

そして、出産と3ヶ月間の育児休暇を得て、子育て支援が充実している個人事業のマーケティング部へと転職。キャリアを切らさないようにしながら勤務を継続し、自分の子どもが小学校3年生になったタイミングで、外資系企業のマーケティング部への転職を成功させたとのことでした。

母親の影響でずっと働きたいと考えていた

この方の母親は看護師で、最後は師長として活躍しながらも、母親としての役割もしっかり果たされていたそうです。そんな母親の姿を見て自分も一生働けるようになりたいと考えていたとのこと。

そこで自身のスキルアップや妊娠など、すべてにおいて計画を立てることを決意。子どもは一人で、小学校中学年になるときを「転職のタイミング」として目標にし、そこから逆算するようにキャリアプランを練っていったということです。

ママの転職には計画がとにかく重要

この方の場合は、典型的な計画的転職が成功した例といえます。もし、自分がやりたい仕事が明確になっているのであれば、このような転職計画やライフプランを立ててから行動するのは、効果的といえるでしょう。

ただし、今回の例のように「すべてがうまくいく」とは限らないのが人生というものです。例えば、病気やけがなどで働けなくなってしまったり、自分の親の介護が必要になったりすることもあるでしょう。

ここで大切になるのは、仮に計画したことが最短距離で叶わなくてもいいという気持ちの余裕を持つことです。最終的に自分が満足できるキャリアを描ければいい、くらいの気持ちで過ごしていれば、心が折れることもなくうまくいくケースが多いといえるでしょう。

アンケートでみるママのリアルな転職事情とは?

ここからは、アンケートによってわかるママのリアルな転職事情について紹介していきたいと思います。

先程紹介した転職体験談もそうですが、転職について多くのママが考えていることはとても参考になるでしょう。

ママになってから転職した経験があるか

ママになってから転職をした経験があるかどうかについて聞いたところ、結果は以下のようになりました。
  • 転職の経験がある:55人(37%)
  • 転職の経験がない:95人(63%)

以外にも3分の2近くのママさんたちは、ママになってから転職した経験がないとのことでした。

ママになってから転職を考えた理由

ママになってから転職を経験した人に対して、「転職を考えるようになった理由」についてアンケートしたところ、大きく分けて以下の3つに返答がありました。
  1. 仕事に対する負担を軽くしたかったから
  2. 時間の融通を効かせたいから
  3. キャリアアップがしたいから

それぞれの理由について見ていきましょう。

仕事に対する負担を軽くしたかった

ママになってから転職をした人の転職理由としては、仕事に対する負担を軽くしたかったというものが多いようです。
  • 正社員として働いていたが、融通が利かないためパートタイムへと転向した。
  • 業務量が多すぎて、家事や育児への負担が大きくなった。
  • 出張が多いなど、育児をしながら働くには激務だった
  • 朝が早く夜も遅かったため、子どもへの負担が大きく自分も辛かった

このように、家事や育児をするのに負担が大きすぎることが、転職を決断するママが多いということでした。

時間の融通を効かせたい

ママの転職理由としては、「時間の融通を効かせたい」というのも多いようです。
  • できるだけ子どもの近くで仕事ができるよう、フリーランスへと転向した。
  • 子育てに理解があり、自宅に近い企業へと転職した。
  • 子どもが体調不良になったときに、近くにいてあげたいと思った。
  • 小学校の子どもが家に帰る時間に自分がいようと思った。

小さな子どもを育てていると、体調不良や行事などで会社を休んだりすることもしばしば。そのため、できるだけ子どもとの時間を取るために転職を決意したママさんが多いということです。

キャリアアップがしたかった

ママが転職する理由としては、社会人としてのキャリアアップを考えているケースもあります。
  • 年長になり子どもの体が強くなったタイミングで、事務職から受付へとキャリアチェンジした。
  • 子どもが大きくなったため、自分のキャリアについて考えるようになった。
  • 年齢が武器になる仕事を探して、業種を変えた。
  • 子育てをきっかけに自分に合った働き方を考え転職した。

実際には、子どもが大きくなったタイミングで自分のキャリアについて考え転職したママが多いとのこと。また、子どもの将来を考え、年収をアップさせようと転職を考えるケースも多いようでした。

ママとしての転職で重視した条件

次に、ママとしての転職で重視した条件について見てみましょう。

この場合に最も多かったのが、子どもが体調不良などの場合に休みやすい環境かどうかということでした。これは、働くママにとって避けることができない課題の一つ。そのため、そのような状況に対して理解がある環境かどうかを確認したママが多かったようです。

また、働く時間帯や休日に対する融通が利くかどうかを重視した声も多数。家から職場が近いかどうかを重視したという声もありました。

ママとしてどのような転職活動を行ったのか

ママとしての転職を果たした人たちは、どのようにして転職活動を行っていたのでしょうか?
  • 転職エージェントを利用した
  • ハローワークを利用した

転職活動のサポートを受けることができる転職エージェントを利用したというママが多く、特にママや女性の転職に特化した転職エージェントを利用して「ママ」であることを前提に転職先を探したという人も見受けられました。

また、ハローワークにはママ専門のハローワークである「マザーズハローワーク」というものがあり、子育てと仕事を両立できるような求人情報を多数取り扱っています。授乳室やチャイルドコーナーもあり、子どもを預けてセミナーを受講することができるなど、人気を集めているので利用してみてはいかがでしょうか?

転職してよかった?失敗した?

転職してよかったケースもあれば、失敗したというケースもあるようです。それぞれの声を紹介したいと思います。

転職してよかったケース

転職してよかったと感じているママからは、以下のような声がありました。

  • できることが増えたので、自分の視野が広がった。どんな環境でも生きていける自信がついた。
  • 他の会社でのやり方を知ることができ、勉強になった。
  • 同じ境遇にいるママ友ができ、いろいろと相談できる環境に感謝している。
  • 保育園も近いので呼び出しがあってもすぐに駆け付けられるようになった。
  • 子どもが病気のときは親が見るのが当たりまえ、という考えの上司に恵まれた。

転職して失敗したと感じているケース

一方で、転職に失敗した、もしくは満足していないというケースには以下のような声がありました。

  • ママとしては働きやすいけれど、やりたい仕事かといえばそうではない。
  • 残業は少ないけれど、ビジネススキルが伸びないので今後やりがいを感じるかわからない。
  • 接客業へと転職したので勤務時間が不規則になった。
  • 子どものための転職のはずが子育ての時間が減ってしまう結果に…。
  • フリーランスに転向したので、やった分だけしか収入にならない。

子育てをしながら働く場合、時間の融通を効かせるためには、これまでの自分のキャリアをストップせざるを得ないケースもあります。

そのため、転職を考える際は何を最優先するのか明確にしてから行動するべきといえるでしょう。

ママであることを転職で不利にしないために何が必要ですか?

ママの転職は、一見不利になるようなイメージがありますが、転職に成功している人はそのあたりについてどのような解決策を講じているのでしょうか?

転職に成功したママたちの話を紐解いてみると、転職活動中に「ママであり時間に制限があること」をうまくアピールしていたようです。

  • 自分の状況を正直に説明し、子供が成長すればもっと働くことができるとアピールした。
  • 子育てをしているので、急遽の早退や休みについて説明。そのうえで雇ってもらえるかどうか確認した。
  • 今後、育休や産休に入る可能性がないということをアピールした。
  • できないことはできないとはっきり伝えた。

また、転職が成功したあとも、ママであることが周囲にとって迷惑や余計な気遣いにならないよう、努力しているママが多いようです。

  • ママであることや子どもがいることを言い訳にしないようにする。
  • 具体的な成果を出す。
  • 仕事は先回りして進めておく。
  • 挨拶や時間を守るなど、基本的なことを特に大事にしている。

ママであることによって時間の制限が効きにくいのは事実ですが、それをしっかり伝えつつ、仕事に対する自分のモチベーションを、実務を通じて表現できる場合、転職先の企業や職場でも理解を得られていることが多いようです。

ママが転職や再就職のためにやっておきたい準備

ここからは、ママが転職や再就職のためにやっておきたい準備について解説していきたいと思います。

女性が働きやすい会社を見つけること

ママが転職や再就職を実現するためには、女性が働きやすい会社を見つけておくことが大切です。

現在の日本では、女性が働きやすい会社づくりを進めることに力を入れ始めています。しかし、男性優位の職場がまだまだ多く、すべての女性が働きやすいとは言い切れない状況になっています。

そのため、ママが転職や再就職を考えるのであれば、女性が働きやすい職場であるかどうかを、しっかり確認しておく必要があるといえるでしょう。

そこでおすすめしたい最も手軽で信頼できる方法というのが、女性向けの転職支援サービスを利用するというものです。有名なものでいえば「女の転職@type」「エン転職WOMAN」などのサービスがあります。

このような転職支援サービスを利用することで、女性目線もしくはママ目線で働きやすい職場を簡単に探すことができます。転職活動では、こういった女性向けのサービスをうまく活用していくといいでしょう。

雇用形態の違いや時短勤務について理解しておくこと

ママが転職や再就職を成功させるためには、雇用形態の違いや時短勤務について正しく理解しておく必要があるでしょう。

どのような働き方を選択するかによって、家庭や子育てと仕事の両立ができるかどうかが決まってくるためです。

雇用形態については、具体的に以下のような違いがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。

正社員

■正社員の特徴

  • 企業に直接雇用される契約。
  • 雇用期間について期限が決められていない。
  • 労働時間は基本的にフルタイム勤務となる。

■正社員のメリット

  • 長期間安定して働くことができる。
  • 賞与や退職金が支給される。
  • 昇給制度や昇進制度がある。
  • 福利厚生が充実している。
  • 研修制度がある。
  • 責任のある仕事を担当できる。
  • 社会的信用度が大きい。

■正社員のデメリット

  • 残業などの時間的制約が大きい。
  • 企業によっては転勤が発生する。
  • 異動がある。
  • 基本的に上記について拒否できない。

契約社員

■契約社員の特徴

  • 企業に直接雇用される契約。
  • 雇用期間について制限がある。
    ※通算で5年を超えた場合、会社への申し出により無期雇用への転換が可能となっている。
  • 1回の契約による雇用期間は最長3年まで。

■契約社員のメリット

  • 異動がない。
  • 転勤が発生しない。
  • 正社員と比較して求人が多い。

■契約社員のデメリット

  • 1回の契約で3年を超える労働契約ができない。
  • 契約を更新してもらえるとは限らない。
  • 昇給制度がない。
  • 賞与が支給されない。
  • 正社員と比較して社会的信用度が低い。

派遣社員

■派遣社員の特徴

  • 派遣会社との労働契約となり、勤務は派遣先の企業となる。
  • 同じ職場で働くことができるのは3年まで。
  • 雇用期間について制限がある。
    ※通算で5年を超えた場合、会社への申し出により無期雇用への転換が可能となっている。

■派遣社員のメリット

  • 自分の希望に合った派遣先を選択できる。
  • さまざまな職場での仕事を経験できる。
  • 派遣会社のフォローを受けることができる。
  • 派遣会社の福利厚生を利用可能。
  • 時給が高めに設定されている。

■派遣社員のデメリット

  • 基本的に同じ職場での勤務は3年以内となる。
  • 時給制のため、収入が安定するとは言いきれない。
  • 賞与が支給されない。
  • 交通費が支給されないことがある。

パート・アルバイト

■パート・アルバイトの特徴

  • 企業に直接雇用される契約。
  • 雇用期間が決められている。
    ※通算で5年を超えた場合、会社への申し出により無期雇用への転換が可能となっている。
  • 労働時間は通常よりも短い場合が多い。

■パート・アルバイトのメリット

  • 勤務日や勤務時間を選択できる。
  • 求人数が多く希望の仕事を見つけやすい。
  • 応募資格のハードルが低い。
  • 仕事を掛け持ちすることができる。
  • 正社員と比較して仕事に対する責任が低い。

■パート・アルバイトのデメリット

  • 時給制のため収入は安定しない。
  • 賃金が安い。
  • 賞与が支給されない。

時短勤務にもさまざまな形がある

どの雇用形態を選択するかには、家庭と仕事の両立に大きく影響しますので、しっかり考えるようにしましょう。

また、時短勤務にもさまざまな形があります。一例としては、以下のようなものがあります。

  • 所定労働時間を短くしたもの。
  • 出勤時間を遅く設定しているもの。
  • 退勤時間を早く設定しているもの。
  • 日ごとに出勤時間や退社時間を変えられるフレックスタイム制度を導入しているもの。

一般的には、通常7.5時間から8時間に設定されている所定労働時間を、6時間程度に短縮するのが時短勤務であると理解しておきましょう。

また、このような時短勤務については法律によって定義された権利として認められています。それに加え、それぞれの企業独自の時短勤務制度が制定されているケースも多いです。

時短勤務を希望する場合は、その企業がどのような時短勤務制度を導入しているのが、しっかり確認するようにしましょう。

子育てをして働くために支援制度や法律を理解しておくこと

ママが転職や再就職を成功させるためには、子育てをしながら働くための支援制度や法律について理解しておくことが大切です。

時短勤務について法律で保護されていることは、先程解説した通りですが、それ以外にも子育てをしながら働きやすくなるようにする取り組みが行なわれています。

例えば、マタニティハラスメントには男女雇用機会均等法が適用されますし、育児休暇制度は育児・介護休業法という法律が関係してくることになります。

このような知識を身につけていることで、職場で辛い思いをしたときにそれが法律に違反するかどうかをある程度判断することができ、自分の身を守ることもできるでしょう。

ママが転職するために利用したい転職支援サービス

ここからは、ママが転職するために利用したい転職支援サービスについて解説していきたいと思います。

転職支援サービスを利用することで、転職活動をスムーズに進めていくことができますし、うまくいけば転職に成功率をアップさせることができるでしょう。

具体的には「転職サイト」「転職エージェント」「ハローワーク」などといった転職支援サービスがありますが、今回は利用者が多い「転職サイト」と「転職エージェント」について詳しく解説していきます。

転職サイトを活用する

ママが転職したい場合に利用したい転職支援サービスの一つが、転職サイトです。

転職サイトとは、人材を採用したい企業が求人情報を掲載しているサイトのことで、求職者は求人情報を自由に検索することができます。

それでは、転職サイトを利用するメリットとデメリットについて解説していきましょう。

転職サイトを活用するメリット

まずは、転職サイトを活用するメリットについて解説していきたいと思います。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • 好きなときに求人情報を検索することができる
  • 気になる企業には自由に応募することができる
  • 自分のペースで転職活動を進めることができる
  • 企業側からスカウトオファーを受けることができる

好きなときに求人情報を検索することができる

転職サイトを活用するメリットの一つが、好きなときに求人情報を検索することができるということです。

求人情報の掲載期間中は、昼夜を問わず情報が掲載されているので、そのサイトにアクセスすればいつでも求人情報を検索・確認することができます

例えば、家事が終わって一息ついているときや、会社からの移動時間中など、隙間時間などを利用して情報を入手できるので、便利です。

気になる企業には自由に応募することができる

気になる企業に対して、自分の意志で自由に応募することができるというのも転職サイトを活用するメリットといえます。

それぞれの求人情報には応募条件が定められていますので、それに適合している場合はどのような企業にも応募することが可能です。

また、応募数などに制限はありませんので、自分にとって少しハードルが高い求人に対して思い切って応募していることも可能です。

応募した企業から反応があれば、そのまま面接に進むことになり、場合によってはそのまま転職が成功する可能性もあります。

自分のペースで転職活動を進めることができる

自分のペースで転職活動を進めることができるというのも、転職サイトを活用するメリットです。

転職サイトを利用すれば、企業の検索や応募、面接日時の調整など、すべて自分に合わせて行動することができます。

誰からも邪魔をされるようなことはりませんので、家庭を両立しながら自分のペースでゆっくり転職活動を進めていきたい、と考えている人にはぜひおすすめです。

企業側からスカウトオファーを受けることができる

転職サイトを活用するもう一つのメリットが、求人を掲載している企業側からスカウトオファーを受けられるということです。

詳細は異なりますが、転職サイトではサイトごとに独自のサービスを提供していることが多いのが特長です。

そのなかでも、スカウト機能を装備した転職サイトなら、自分の情報を登録しておくだけで、企業側から転職のオファーが届くことがあります。そのため、転職できる可能性が高くなるほか、転職先の選択肢が広がる可能性があるのです。

基本的には無料で利用できるサービスになっていますので、積極的に利用してみてはいかがでしょうか?

転職サイトを活用するデメリット

次に、転職サイトを活用する場合のデメリットについて解説していきたいと思います。

具体的には、以下のようなデメリットが考えられます。

  • すべてにおいて自分で行動しなければならない
  • 転職活動のサポートを受けることができない

すべてにおいて自分で行動しなければならない

転職サイトを活用するデメリットとしては、転職に関するすべてのことにおいて自分で行動していかなくてはならない、ということが挙げられます。

先述したように、転職サイトを活用することで求人情報の検索や応募などが自由に行なえますが、言い方を変えれば、自分で行動を起こさない限り転職活動が前進することはありません。

それに加えて、企業との面接日時の設定や調整、内定獲得後の労働条件などの交渉についても、すべて自分一人で行う必要があります。

また、転職活動に必要な準備なども自分で考えて行う必要があり、仮に方向性を見誤ってしまえば、転職活動が長引いたり、希望する転職を果たせなくなったりする可能性もあります。

転職活動に慣れているというケースはまれだと思いますので、多くの場合で不安に感じてしまうことがあるかもしれません。

転職活動のサポートを受けることができない

転職サイトを活用するデメリットには、転職活動中のサポートを受けることができないということも挙げられるでしょう。

転職サイトは、求人情報を掲載することがメインです。そのため、求職者は転職サイトと通じて企業とやり取りすることになります。

担当者がついてサポートするようなことは基本的にありませんので、提出する書類の添削や、面接対策なども自分で行っていく必要があります。

転職エージェントを活用する

ママが転職する場合に利用したい転職支援サービスには、転職エージェントというものもあります。

転職エージェントとは、担当のコンサルタントがついて、利用者の転職活動をさまざまな形でサポートしてくれるサービスのことをいいます。

それでは、転職エージェントのメリットとデメリットについて見ていくことにしましょう。

転職エージェントを活用するメリット

まずは、転職エージェントを活用するメリットから見ていきましょう。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • 転職活動のサポートを受けることができる
  • 転職の成功率が上がる
  • ほぼすべてのサービスが無料で利用できる

転職活動のサポートを受けることができる

転職エージェントを活用するメリットとしては、転職活動のサポートを受けられるということが挙げられます。

具体的には、以下のようなサポートを受けることが可能です。

  • 転職希望者のキャリア相談に乗ってくれる
  • 正確な自己分析を行うための面談を実施してくれる
  • 希望や条件に合った求人情報を紹介してくれる
  • 応募先の企業に対してあなたの長所を紹介してくれる
  • 履歴書や職務経歴書の添削をしてくれる
  • 面接対策を行ってくれる
  • 給与交渉や入社日の段取りなどを代行してくれる など

キャリア相談や求人情報の紹介、面接対策など、さまざまなサポート受けることができるので、転職活動をスムーズに進めることができます。

また、誰かにサポートしてもらいながら転職活動を進められるというのは、とても心強いものだといえるでしょう。

転職の成功率が上がる

転職エージェントを活用する最大のメリットが、転職の成功率が上がるということです。

転職エージェントでは担当のコンサルタントがついてくれます。コンサルタントはこれまでにさまざまな求職者の転職を支援しているので、転職に成功するためにはどうしたらいいのか、的確にアドバイスをしてくれるでしょう。

このようなサポートを受けながら転職活動を行うのですから、おのずと転職の成功率はアップするというわけです。

ほぼすべてのサービスが無料で利用できる

このような転職活動のサポートを無料で利用できるというのも、転職エージェントを活用するメリットといえます。

転職エージェントでは、求職者が内定に至ることで企業側から報酬を得る仕組みになっています。一般的に、その金額は内定者の年棒の30%程度ともいわれています。

このような仕組みがあるため、転職エージェントでのサポートサービスを無料で利用できるのです。

なかには、一部のサービスにおいて有料になる場合もありますが、ほぼすべてのサービスが無料で利用可能となっています。これでいて転職の成功率が上がる可能性があるのですから、利用しないという選択肢はないのではないでしょうか?

転職エージェントを活用するデメリット

一方で、転職エージェントを活用する場合にもデメリットがあります。

具体的には、以下のようなデメリットが考えられます。

  • 自分で企業を選べない可能性がある
  • コンサルタントの出来によって就職・転職に影響を受ける

転職先の企業を自分で選択できない可能性がある

転職エージェントを活用するデメリットとして、転職先の企業を自分で選択できない可能性があるということが挙げられます。

というのも、担当してくれるコンサルタントが利用者の経歴やスキル、実績、希望などを考慮して企業を紹介してくれるからです。

場合によっては、希望よりも「内定が可能かどうか」ということを重視するケースもあります。利用者のことを思ってのことではありますが、どうしても転職先は自分で探したいという場合は、転職サイトを利用したほうがいいのかもしれません。

コンサルタントの出来によって転職に影響を受ける

もう一つのデメリットが、転職が成功するかどうかは担当するコンサルタントの出来に大きく影響するということです。

担当してくれるコンサルタントが必ずしも優秀であるとは限らないからです。

なかには、利用者の転職成功ではなく自分の売上にフォーカスするコンサルタントにあたるケースや、企業とのやり取りが頼りないコンサルタントが担当するケースが実際にあるといわれています。

このようなコンサルタントにあたってしまった場合、転職活動が長引いたり、自分が希望する転職を果たせなかったりする可能性もあります。必要に迫られたときは、コンサルタントの変更を申し出るなど、自分でしっかり見極める必要があるでしょう。

おすすめしたいのは転職エージェントの併用

転職支援サービスを利用して転職活動を行う場合、複数の転職エージェントを併用するのが最も効果的な方法です。

転職エージェントは同時に複数登録しても、何の問題もありません。そして、複数の転職エージェントを併用することで、転職活動をよりスムーズに進めることができ、利用者に対するメリットも最大化します。

その理由について見てきましょう。

優秀なコンサルタントに出会うため

複数の転職エージェントを併用するべき理由の1つが、優秀なコンサルタントに出会いやすくなるからです。

先述したように、転職エージェントを利用する場合、コンサルタントの良しあしが大きく影響します。

ですから、自分にとって相性が良く、しっかりとサポートをしてくれるコンサルタントに出会えるかどうかが重要になるのです。

複数の転職エージェントに登録をして併用すれば、それだけ多くのコンサルタントと接触することができます。そうすれば、自分の大切な転職活動を任せたいコンサルタントを選びやすくなるというわけです。

転職エージェントを活用する場合の大きなポイントとなりますので、必ず理解しておくようにしましょう。

より多くの求人情報に触れるため

より多くの求人情報に触れられるというのも、複数の転職エージェントを併用するべき理由です。

転職エージェントでは、一般に公開されている「公開求人」に加え、利用者のみが知ることができる「非公開求人」を取り扱っています。そのため、自分では探すことができないような、条件の良い企業に出会える可能性が高くなるのです。

また、転職エージェントには、そのエージェントでしか求人情報を提供していない「独占求人」というものもありますので、複数の転職エージェントを利用するだけ、多くの求人情報に触れることができます。

自分にピッタリの企業を探すためには、複数の転職エージェントに登録することが必須ともいえるでしょう。

転職エージェントには2種類ある

現在、さまざまな転職エージェントサービスが運営されていますが、これらは大きく2つのパターンに分類することができます。

それが「総合型転職エージェント」と「特化型転職エージェント」です。

それぞれに特徴があるため、これらをうまく組み合わせて活用すれば、転職活動がよりスムーズに進行していくことになります。

総合型転職エージェント

一つ目のタイプが「総合型転職エージェント」です。

総合型転職エージェントの特長は、利用者の年齢や紹介する業界や職種などの幅が広いことです。そのため、転職を希望している多くの人が利用することができます。

また、取り扱っている求人情報の数が多いため、転職先の選択肢を広げることができます。

一方で、転職エージェントよっては特定の業界への知識や対応に物足りなさを感じるケースもあります。

特化型転職エージェント

もう一つのタイプが、「特化型転職エージェント」です。

特化型転職エージェントの特長は、特定の年代や業界などに強みを持った転職支援を行なっているということです。そのため、自分の状況に合わせてサポートを受けることが可能です。

先述したように、女性やワーキングママに特化した転職支援サービスも提供されていますので、ぜひ利用したいところです。

一方で、総合型転職エージェントに比べて、取扱い求人情報の数が少ないという弱点もあります。

お互いが補完しあえる関係

このように、総合型転職エージェントと特化型転職エージェントでは、それぞれの特長を組み合わせることで、欠点を補完することができます。

総合型で幅広く仕事を探しながら、特化型でよりディープな情報を仕入れる、といった活用の可能です。そのため、できるだけ両方を組み合わせて利用することをおすすめします。

ママの転職におすすめしたい転職エージェント

最後に、ママの転職におすすめしたい転職エージェントを紹介していきたいと思います。

具体的には、以下の2つのパターンで紹介していきたいと思います。

先述しているように、転職エージェントは複数に登録して活用するのがおすすめです。また、総合型と特化型を組み合わせることで、より効率的に転職活動を進めていくことができます。

全てのサービスは無料で利用できますので、気になる転職エージェントが見つかったら、積極的に登録するようにしてみてください。

ママの転職におすすめの総合型転職エージェント

まずは、ママの転職におすすめの総合型転職エージェントを紹介したいと思います。

具体的には、以下の転職エージェントがおすすめです。

公開求人非公開求人対象年代対応地域
リクルートエージェント3万7000件以上16万6000件以上全年齢全国+海外
DODA(デューダ)4万件以上13万件以上全年齢全国
マイナビエージェント6000件以上2万件以上全年齢全国
パソナキャリア1万5000件2万3000件全年齢全国+海外
Spring転職エージェント2万2000件8万件全年代全国+海外

DODA(デューダ)

次におすすめする転職エージェントは「DODA(デューダ)」です。

DODAは株式会社パーソルキャリアが運営する総合転職支援サービス。転職エージェントの他にも、転職サイト、スカウトサービスといった3つの機能が総合されたサービスを提供しています。

DODAの特長は、圧倒的な求人数の多さです。公開求人・非公開求人合わせて18万件近くの求人情報を取り扱っており、業界内でもトップクラスの規模を誇っています。

また、提携している300社の転職エージェントを利用することも可能。スカウトサービスを利用することで、幅広く転職活動を行うことが可能です。

doda(デューダ)

年代20代~40代雇用形態正社員・契約社員・その他
対象エリア全国(海外を含む)
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他
おすすめ度
ポイント
  • 転職サイト、スカウトサービスを兼ね備えた総合転職支援サービス!
  • 業界や職種が豊富な求人が18万件以上!
  • 利用者の満足度も高く、安心して利用可能!

マイナビエージェント

次に紹介する転職エージェントが「マイナビエージェント」です。

人材業界最大手企業の株式会社マイナビが運営している総合型転職エージェントで、転職支援サービスの定番ともいえるサイトです。

マイナビエージェントの特長が、求人の質の高さ。人材サービス業界での豊富なリソースを活かして、さまざま業界の企業と深い関係を構築しており、他の転職エージェントや転職サイトでは出会うことができない企業の求人情報、各企業の職場環境や社員の人柄といった細かな情報まで入手することができます。

また、非公開求人が8割を超えていることから、登録することで好条件の転職先を見つけやすいのもポイント。担当コンサルタントが厳選して求人情報を紹介してくれるので、採用される可能性はさらに高くなるでしょう。

マイナビエージェント

マイナビエージェント
年代20代~30代(特に20代)雇用形態正社員
対象エリア全国(海外を含む)
業界SE/Webエンジニア機械/電気営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタントその他
おすすめ度
ポイント
  • 人材業界最大手の株式会社マイナビが運営する総合型転職エージェント!
  • 各業界や企業との深いつながりで求人の質が高い!
  • 非公開求人が8割以上で、希望通りの転職先に出会える可能性大!

リクルートエージェント

ママの転職におすすめの総合型転職エージェントの一つが「リクルートエージェント」です。

転職サイトなどでおなじみのリクルートが運営する総合型転職エージェントで、業界でもトップクラスの規模を誇っています。

リクルートエージェントの特長は、求人数の多さ。総合的な取扱い求人数は20万件近くあり、そのうち17万件近くが非公開求人となっています。そのため、登録することで理想の転職先に出会える可能性が高くなります。

また、年間2万人以上の転職支援を行っている実績に加え、都市圏以外にも支店を構えているため、地方に住んでいる方でも利用しやすい転職エージェントとなっています。

ママが転職を考えるのであれば、まずは登録しておきたい転職エージェントといえるでしょう。

リクルートエージェント

年代20代~30代雇用形態正社員・派遣社員
対象エリア全国(主に関東・関西中心)・海外もあり
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他
おすすめ度
ポイント
  • 業界トップクラスの規模を誇る大手総合型転職エージェント!
  • 非公開求人数が16万件以上あるから理想の転職先が見つかりやすい!
  • 年間2万人以上の転職支援を行っている確かな実績!

パソナキャリア

次に紹介するのは、「パソナキャリア」です。

パソナキャリアの特長は、利用者の満足度の高さと企業との取引実績が豊富なこと。これまでに1万6000社との取引を重ねてきているので、実績に加え豊富なノウハウを持っており、安心して利用できる転職エージェントとなっています。

また、女性の転職に対して力を入れており、女性目線の求人情報を多数紹介してくれるのもポイント。それぞれの利用者に合わせた丁寧なサポートで、転職活動をリードしてくれます。

パソナキャリア

パソナキャリア
年代全年代雇用形態正社員
対象エリア全国・海外
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他
おすすめ度
ポイント
  • 転職支援実績25万人!取引企業数1万6000社!豊富なノウハウで利用者の転職をサポート!
  • 女性の転職に力を入れているのも嬉しいポイント!
  • 約80%が非公開求人で理想の転職先に出会える可能性大!

Spring転職エージェント

次におすすめする総合型転職エージェントが「Spring転職エージェント」です。

世界中の60を超える国と地域に展開している世界最大級の人材系企業アデコグループが運営している総合型転職エージェントとなっています。

Spring転職エージェントの特長は非公開求人数が多いこと。約8万件の求人情報を取り扱っており、多くの選択肢から転職先を見つけることができます。加えて、それぞれの求人の質が高いと定評があります。

また、1人ひとりのコンサルタントが担当する案件が少ないため、それだけ利用者に対して手厚くサポートできるのも大きなポイント。これにより、利用者の満足度が非常に高い転職エージェントとなっています。

Spring転職エージェント

年代全年代雇用形態正社員
対象エリア全国+海外
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタントその他
おすすめ度
ポイント
  • 世界最大級の人材サービス企業「アデコグループ」が運営する転職エージェント!
  • 非公開求人数が8万件以上!
  • オリコンの顧客満足度調査第1位!利用者の満足度が高い転職エージェント!

ママの転職におすすめの特化型転職エージェント

次に、ママの転職におすすめの特化型転職エージェントを紹介していきます。

具体的には、以下の転職エージェントがおすすめです。

公開求人非公開求人対象年代対応地域
LiBzCareer(リブスキャリア)約2000件非公開全年齢全国
type女性の転職エージェント8000件7500件20~30代の女性東京・神奈川・千葉・埼玉

LiBzCareer(リブスキャリア)

最初に紹介する特化型転職エージェントは「LiBzCareer(リブスキャリア)」です。

LiBzCareerは、株式会社LiBが運営しており、女性に特化して転職支援サービスを提供しています。

LiBzCareerの特長は、大手企業や有名企業の求人情報を多数取り扱っているということ。ジャンルを問わず幅広い業種の企業が登録しているため、一度は耳にしたことのある有名企業への転職が実現する可能性があります。

また、女性独自の視点で求人情報を検索できるのもポイント。「ママ社員活躍」「育休の復職支援」「キッズルームの有無」「時短勤務OK」など、働くママにはうれしい条件で仕事を探すことができるので、理想通りの転職先を見つけやすいでしょう。

ポイント

  • 女性の転職サポートに特化した転職エージェント!
  • 大手企業や有名企業の求人情報を取り扱う!
  • 女性目線で求人情報を探せるのがうれしい!

type女性の転職エージェント

次に紹介するのは「type女性の転職エージェント」です。

こちらも女性の転職に特化したサービスを提供している特化型転職エージェントとなっています。

年収アップ率が高いのが特徴で、転職成功者の約70%が前職よりも年収がアップしているというデータがあります。

特に若手の女性の転職に強みを持っているため、20~30代の女性におすすめできます。

また、女性向け求人を豊富に取り扱い、ワークライフバランスに対して理解のある企業の求人情報を紹介してもらいやすいのもポイント。求人の質も高めなのでママの転職にはピッタリの転職エージェントといえるでしょう。

type女性の転職エージェント

年代20~30代の女性雇用形態正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト・パート・その他
対象エリア東京・神奈川・千葉・埼玉
業界SE/Webエンジニア広告/クリエイティブ営業職経営企画/管理事務事務/アシスタントその他
おすすめ度
ポイント
  • 女性の転職サポートに特化した転職エージェント!
  • 転職成功者の70%が年収アップを実現!
  • 女性向け求人が多いので、働くママにおすすめの転職エージェント!

ママの転職を成功させて仕事と家庭の両立を!

今回は、ママが転職する場合に知っておきたい転職事情や転職を成功させるためのポイントについて紹介してきました。

ママとして転職することは、決して簡単なことではありません。お子さんの成長によっては、自分のキャリアを一度中断する必要に迫られることもあるでしょう。

ですが、だからといって転職を諦める必要はありません。自分が転職したい理由を明確して転職活動を進めていけば、きっと理想の転職先に出会うことができるでしょう。

また、ママの転職におすすめの転職エージェントについても紹介しましたので、ぜひ利用してみてください。

本記事が、転職を考えるママさんの参考になれば幸いです。