これまで無職だったけど、そろそろ就職したいなとお考えですか?

学生を終えてから就職した経験がなかったり、退職してからのブランクが長いと再就職までの手順も分からなくなってしまいますよね。

 

企業の求人スタイルも年々変化しているので、これまで無職だった人なら就職活動の動き方が分からなくても無理はありません。

 

この記事では無職から就職しようと思っている人に向けて、求人に応募するところから内定を得るまでに必要な手順について、すべてご紹介します。

 

環境や希望職種などによって多少順序が違うこともありますが、基本として外れることはありません。これから本気で就職をしたいと検討されている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

■無職から就職するのは難しい?簡単?

結論から言って、無職から就職すること自体の難易度はさほど高くありません。

 

年齢にもよりますが、30代~40代までなら基本的なPC操作と意思疎通ができれば、入ってほしいという企業はたくさんあるでしょう。

 

もちろん特定のスキルや技術・実績を求めている求人は条件を満たさないと難しいですが、極端に選り好みしなければ、無職からだと就職できないということはありません。

 

選り好みしなければというと

「明らかなブラック企業とか肉体労働しか無理なの?」

という不安を抱く人もいるかもしれません。

 

そうではなく、例え無職からでなくとも「自分の要望をすべて叶えてくれる職場」は早々ないという意味です。

 

企業と求職者、ともにある程度の妥協は必要になります。

 

■企業から見た無職のステータス

無職の人が就職活動を始めて難航すると「やっぱり無職からだと仕事はないのかなぁ」と自信をなくしてしまうケースも多いです。

 

まず、一言に無職と言っても色々な状況が想定できます。

 

1:学校卒業時からバイトも就職もしたことがない無職

2:バイトはしてきたけど就職はしたことがない無職

3:過去に正社員として働いてきたけど退職した無職

 

このどれかによって、企業からの評価も違ってくるのです。

1と2の場合は、社会人未経験の新卒と比較されると思っていいでしょう。

 

年齢にもよりますが、もし30代で1か2であるなら新卒に人気が高そうな企業は避けたほうがいいかもしれません。

 

何か売り出せる経験や技術があるのならいいのですが、何もない場合は若さという可能性に勝つのは難しいでしょう。

 

そして3の場合は企業から重宝されやすいです。

これも年齢とブランク期間にもよりますが、自社にないスキルや経験を持っている人材なら、企業との相性さえよければ容易に内定を獲得することができます。

 

もし特定の分野で特化した知見や実績があるのなら、それは面接で全面に押し出すべきポイントです。

 

いずれにしても「人柄がどうか」という部分が大前提の判断基準なので、そこに問題がないかも事前にチェックしておいたほうがいいでしょう。

 

■目指す雇用形態

この記事は「無職から正社員として企業に就職をしたい」という人に向けた内容になっています。そのため、ここで紹介する方法は「正社員」になるための手順です。

 

無職から仕事に就くという意味では派遣・契約社員・アルバイトなど、さまざまな雇用形態がありますが、ここでは正社員のみに焦点を当てて解説します。

 

アルバイトや派遣先の探し方を求めていた人は、以下のコンテンツを参考にしてみてください。

■無職から就職するための全方法

ここから無職の人が就職先を決めるまでの手順を1つずつご紹介していきます。

基本的にお金はかからない方法ばかりなので、ご自身に合った方法を選んで実行すれば問題ありません。

 

◆ハローワーク

就職活動と言えばハローワークです。

国が各地に設置している就職支援機関であり、誰でも無料で求人を探すことができます。

 

また就職に必要な職業訓練なども受けられるので、仕事を探す人の大半が最初に訪れる場所と言ってもいいでしょう。

 

最近はインターネットから求人に直接応募できる転職サイトも増えているので、それらを使ったやり方を知っている人はハローワークを通さないこともあります。

 

◆フリー求人誌

コンビニや駅に置いてあるタウンワークなどのフリー求人冊子です。

アルバイト・正社員・契約社員など、雇用形態別に用意されています。

 

ハローワークにはない地元の求人も多く掲載されているので、目に入ったらとりあえず持ち帰っておくといいでしょう。

 

◆貼り紙求人

気になる店舗やビルに「正社員募集!」と書かれた貼り紙を見たことがあると思います。

もし興味がある会社や店舗であるなら、連絡してみるといいでしょう。

 

店頭貼り紙のところは「特別急ぎではないが人材を求めている」という状態が多いので、人柄やスキル次第では十分に内定の可能性もあります。

 

◆転職サイト

リクルートやマイナビなどを中心として、さまざまな民間企業が提供している転職サイト。

 

ハローワークにはない優良求人や非公開案件なども多々掲載されており、より具体的な職種・業種から仕事を探すことができます。

 

基本的には求人元企業に直接応募する形になるので、ハローワークのような紹介などは必要ありません。パソコン1台あれば応募可能です。

 

◆転職エージェント

転職サイトと同じく民間企業が提供しているサービスの1つですが、転職エージェントはハローワークのように求人斡旋型です。

 

転職エージェントの公式サイトより登録を済ませて「エージェント」と呼ばれるスタッフと面談を行います。

 

この面談で希望する仕事や勤務地など詳しいヒアリングを行われたのち、条件に該当していると思われる求人を紹介するという仕組みです。

 

転職エージェントごとに表には出ていない非公開案件を多く抱えているので、場合によっては転職サイトやハローワークでは出会えない企業の求人があるかもしれません。

 

また面接にはエージェントが同行してくれることもあるので、1人での面接が不安という人に向いています。

 

◆紹介

友達や親戚などから、紹介をもらって就職するという手もあります。

これは人脈や環境に左右される方法なので、実際に使える人は少ないかもしれません。

 

もし就業経験があり過去の人脈で雇ってもらえそうなツテがあれば、連絡みるといいでしょう。

 

◆就活アプリ

転職サイト・転職エージェントのサービスの1つです。

アプリから企業への応募・エージェントとの面談を行えるという仕組みになっており、ネット上のサービスよりも効率化されています。

 

また最近はFacebookなどのSNSを活用した就活・転職アプリも出てきているので、スマホやパソコンに詳しい人にはとても便利サービスです。

 

当サイトでもそれぞれのアプリやサービスについて詳しく解説しているので、気になるところがあればぜひ読んでみてください。

 

◆アルバイトから正社員

いきなり正社員は怖い…という人もいるでしょう。

その場合はアルバイトで入ってから、後々の正社員を目指すという方法もあります。

 

基本的な仕事はアルバイト期間に覚え、そこからキャリアアップしていくのです。

正社員になれば仕事の幅も広がり、より多くのスキルも身に付けられるでしょう。

 

以上が応募先の企業を探す全方法となります。

どの方法が1番というよりは、自分に合ったスタイルで行動すればいいでしょう。

 

またどれか1つの手段にこだわる必要もなく、いくつかを同時並行して動いていくことをおすすめします。

 

■応募から内定までの流れ

転職サイトやハローワークなど、どの媒体を通して就職活動を行うかによっても多少手順は違います。

 

しかしそれは準備から応募までなので、面接から内定までの流れは変わりません。

無職の状態から内定を得るまでの流れを、1つずつ見ていきましょう。

 

◆応募の準備をする

まずは求人に応募するための準備を行いましょう。

無職とは言え新卒ではないので、履歴書と職務経歴書は必要です。

※就業経験がなければ職務経歴書は不要

 

その他面接に向けてスーツやバッグなど、一通りのものを揃えましょう。

 

◎履歴書の書き方

就職活動で多くの人が苦悩するのは履歴書の「自己PR欄」と「志望動機」です。

とくに無職の期間が長いと悩みますよね。

 

前職からの退職期間が短い場合は“転職で受かる志望動機の書き方※書き方が採用不採用を左右する!”の記事を参考に書いてみてください。

 

無職期間が長い、あるいは就業経験がない場合は志望動機よりも自己PR欄のほうが難しいと思います。

 

この場合、正社員として働いていなかった理由は自分が未熟だったことを素直に認め、そこから前に進むために努力している旨をアピールしましょう。

 

それでも難しい状況が続くかもしれませんが、正社員として働こうと思った動機をしっかりと伝え、採用担当者から納得と応援の気持ちを得られるように工夫するしかありません。

 

◎転職エージェントの活用

1人でどんなに考えても志望動機や自己PRが思い浮かばないときは、転職エージェントで相談してみましょう。

 

転職エージェントでは模擬面接なども行っており、自分の面接方法に間違いがないかなど的確なフィードバックを受けることができます。

 

面談や模擬面接など就職に必要なサポートは、いずれも無料で受けられるので積極的に活用していきましょう。

 

◆応募する

希望する企業が見つかったら、求人に応募しましょう。

転職エージェントやハローワークなら「この求人に応募したいです」と伝えれば案内してくれます。

 

転職サイトの場合は、その求人にある「この求人に応募する」をクリックしていくだけです。

 

◆面接を受ける

書類選考がなければ、応募後に企業から面接日程の連絡がきます。

もし書類選考などがあれば、その合否の連絡が来るでしょう。

※企業によっては一定日までに連絡がなければ不採用というパターンもあります

 

求人元企業との相談の上、面接を行ってもらう日時を決定します。

 

◆内定

面接後、無事に合格できれば晴れて内定獲得です。

その後の流れは内定を出した企業から連絡が来るので、それに従えば問題ありません。

 

残念ながら不採用となってしまった場合は、また応募先を探すところから再スタートとなります。

 

就職活動は企業との相性が大きいので、5社や10社落ちても諦めずに行動し続ければ、いずれ内定を出す企業とも巡り合えるでしょう。

 

■内定が出ないときの対処方法

何度か面接を繰り返していても、なかなか手ごたえを得られないケースも少なくありません。もしかすると自分の応対や返答に問題がある可能性もあります。

 

とはいえ、自分の言動のどこに問題があるかは自分ではわかりにくいですよね。

そんなときは転職エージェントの模擬面接や面談を活用して、自分の面接スタイルをとことん分析してもらいましょう。

 

多くの実績を持つキャリアカウンセリングに的確な改善点を教えてもらい、修正を繰り返していくことで受け答えのレベルを上げることができます。

 

■まとめ

無職からの就職活動に強い不安を感じている人は少なくありません。

しかし現代は仕事よりも人材のほうが圧倒的に不足しているので、一昔前よりは明らかに就職しやすくなっています。

 

ハローワークの就職支援サポートを受ければ就職に有利な資格取得などもできるので、あらゆるサービス・サポートは全力で活用していきましょう。

 

自己分析や企業分析をしっかりと行い、素敵な社会生活を再スタートさせてくださいね。