海外で働くことを考えたとき、日本人が生活しやすい国と、生活しにくい国があるのは事実です。やはり公用語は英語圏が一番馴染みやすく、治安の面も無視できません。
そういった諸々の条件を考えたとき、ニュージーランドは間違いなく海外で働きたい日本人にとって選択しやすい国のひとつです。

日本とよく似ているニュージーランド。その平均年収は?

ニュージーランドと日本はどちらも島国です。北半球と南半球の違いはありますが、緯度はほぼ同じですし、南北に長い国土に四季があるところも似ています。
そんな日本とニュージーランドですが、国民の平均年収はといえば・・・

check-c081日本・・・4,216,000円(民間給与実態統計調査より)
check-c081ニュージーランド・・・49,000ドル(NZドル80円で計算した場合392万円)

日本の人口約1億2千万人に対し、ニュージーランドの人口は約470万人。GDPの違いもあるため単純に比較できるものではありませんが、ニュージーランドの平均年収は意外に高いのです。

ニュージーランドで働くにはビザが必要

永住権を持っている場合は日本人もニュージーランド人と同じ条件で仕事をすることができますが、ない場合は就労ビザ、もしくはワーキングホリデービザの取得が必要です。

就労ビザ

週5日以上、就労時間の合計が40時間以上の仕事をする場合は、就労ビザの取得が不可欠です。(パートタイムは就労ビザの申請不可)

ところが就労ビザは個人で取得申請することができません。あらかじめニュージーランド国内での雇用主が決まっていて、雇用主から依頼書(ジョブ・オファー)が発行されることで初めて取得申請が可能となるのです。

また、就労ビザには必ず期限があります。たとえ雇用主と2年の契約を結んでも、移民局の判断によっては1年期限のビザが発行されることも。ただしビザの更新は可能で、移民局が妥当と判断すれば、一度の申請につき1~3年の延長が可能です。

ワーキングホリデービザ

18才から31才未満までを対象としたビザで、一生に一度だけ取得することができます。1年の期限のみで基本的に延長はできませんが(※)、就労も就学も可能です。フルタイムでの就学は6ヶ月以内と期限がありますが、就労に関しては期限がありません。

対象年齢内であれば、ニュージーランド国内での就労が許可されている中では最も取得しやすいビザです。

※農場や果樹園などでフルーツピッキングやパッキングなどの仕事に3ヶ月以上就労していた場合に限り、ビザを3ヶ月延長するための申請をすることができます。

日本人が転職に必要な英語力はどのぐらい?

ニュージーランドの公用語は英語とマオリ語です。マオリ語はさておき、英語がまったく話せないとなると、ニュージーランドで仕事をするうえではかなり厳しいと言わざるをえません。職種によって求められる英語力には幅がありますが、ワーキングホリデービザで英語力がそれほど必要のない仕事をする場合も、お天気の話しができる程度の日常会話レベルはほしいところです。

特に転職先として就労ビザを取得するような仕事を考えている場合は、現地スタッフの教育や管理ができるレベルの語学力を求められることになるでしょう。最低でもTOEIC800点以上、英検なら準1級といったところでしょうか。永住権の取得を目指すならIELTS(アイエルツ)6.5、TOEICなら900点以上の高い英語力が求められることになります。

英語に自信がなくてもインターンシップなら就労できる

ワーキングホリデービザを取得しても、英語に自信がないので仕事を見つけられるか心配・・・という人にとって強い味方となるのがインターンシップです。

対象者はニュージーランドで就労可能なビザを取得した人ですが、就労ビザの取得者はインターンシップを利用しなくても仕事ができますし、永住権の取得者は普通の就職活動が可能。つまり、インターンシップは実質ワーキングホリデーの取得者が対象と考えて間違いありません。

ビザの取得者はエージェントにインターンシップの参加費を支払い、提携先で仕事に就いて報酬を得る、もしくはボランティアに参加したり語学学校に通う――これが基本の流れです。

エージェントによってプログラムの内容に違いがありますので、まずは自分に一番合ったエージェントを見つけることが重要ではないでしょうか。1年間同じ仕事場でみっちり働くことができるプログラムもあれば、語学学校に通って英語力をアップさせたあとに就労するなど、自分の英語力や希望にそった働き方ができるところが最大の魅力です。

インターンシップなら英語がどの程度話せるかによって就労先も変わるため、英語力
のミスマッチが起こりにくいのも安心できる点です。まるっきり英語がダメという人は、最初の6ヶ月間はしっかりと語学学校に通い、残りの6ヶ月を働くことで有意義な1年間を過ごせるのではないでしょうか。

インターンシップの参加費は、金額だけを見れば決して安くはありません。しかし仕事を探す手間や時間をかけなくてもいい分、滞在期間を1日も無駄にしないで済む点には大きな魅力があります。

ニュージーランドに入国してから仕事を探す方法

インターンシップなどには参加せず、ニュージーランドに入国したあとに自力で仕事を探す方法もあります。

まずは仕事の情報誌と新聞の求人欄。日本人が日本人向けに発行したものでもないかぎり、確実に英語で書かれています。応募するときは電話やメールで連絡をすることになりますので、ある程度の英語力が必要になるでしょう。

ショッピングモールやコミュニティーセンターなどの掲示板に求人が貼られていることもあります。まずは拠点を置くと決めた町中をくまなく歩きまわり、情報を集めることから始めるのが一番です。

また、日本食や日本の日用品などを販売しているお店、邦人が経営しているお店などには日本語での求人が掲示されていることがあります。口コミで仕事を紹介してもらえることもありますので、積極的に話しかけて知り合いになっておき、情報をもらいやすくしておきましょう。もちろん、地元の人とも仲良くなればなるほど、仕事が得られる可能性は広がります。

もしも「ここで働きたい!」と思う会社やお店が見つかったら、履歴書持参で飛び込んでみるのもいいかもしれません。ニュージーランドでは飛び込みで就職活動をすることは珍しくないのです。恥ずかしいと思う必要なんてありません。

ニュージーランド駐在員の求人を探すならビズリーチがおすすめ

転職サイト「ビズリーチ」には、海外事業の求人がいくつも掲載されています。もしもニュージーランド駐在員として採用されればビザの問題はクリアできますし、永住を目指す場合にも有利に働く可能性があります。

まずは登録し、仕事の情報をこまめにチェックすることから始めましょう。海外への転職を成功させるためには、いち早く情報をつかむことが大切です。

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まとめ

ニュージーランドに行く前に仕事をさがす。
ニュージーランドに行った後で仕事をさがす。

そのどちらであっても、コミュニケーション能力が必要なのは同じです。でもそれは英語力が高いか高くないかの問題ではありません。英語に自信がなくても仕事が見つかる人もいれば、英語力は素晴らしいのに採用されない人もいます。

大切なのは自分をきちんとアピールすることと、郷に入っては郷に従うこと。それを踏まえたうえで勇気をもって飛び出せば、おのずと道は開けるはずです。