事務職の転職で有利な資格やスキル5選!業務別のおすすめ資格も紹介

事務職に転職する場合、特定の資格があると非常に有利になります。

当記事ではそんな事務職の転職で有利になる資格を紹介しつつ、職種別に役立つスキルなども解説していますのでぜひ参考にして下さい。

事務職の転職で有利な資格ランキング5選!面接での自己PR方法も紹介


(※ランキング内の学習費用はユーキャン参照)

1位:簿記

学習費用

簿記3級:39,000円

簿記2級:49,000円

難易度

簿記3級:★★★☆☆

簿記2級:★★★★☆

平均学習期間3ヶ月が平均的。簿記2級は6ヶ月
試験回数2・6・11月の年3回実施され、70点以上で合格

特徴

簿記は帳簿をつける資格で、経理事務には欠かせない資格です。3級は経理の基本スキルや青色申告が作成ができる程度、2級はさらに財務諸表の作成も可能スキルが身につきます。

履歴書に書くのであれば、2級を取得するといいでしょう。

自己PRポイント

簿記の資格を取得できる=企業の決算書作成スキルがあるとみなされます。書類作成時に仕組みが理解できていると、見やすい書類の作成ができます。簿記ルールに基づいて正確かつ、スピーディーな仕事ができることをアピールしましょう。

実際の口コミ

・高校生のときに簿記を取得していたので、重宝しました。書類の見方が最初から理解できたので、仕事も早く覚えられました。(29歳/もんちゃん)

・面接のときに「今からでもいいから、簿記3級をとれば採用できる」と言われて通信講座でとりました。小さな町工場でも3級があるとないとでは全然違います。(31歳/めめ)

・毎日1時間程度の勉強で資格は取れます。大手企業の転職を狙うなら2級は絶対必要です。ただでさえ競争率が高い事務職なので、他で差をつけないと目にとまりません。(25歳/fu-fu)

2位:MOS

学習費用16,000円
難易度

スペシャリスト(一般):★★★☆☆

エキスパート(上級):★★★★☆

平均学習期間最短1ヶ月
試験回数毎月1~2回、日曜日に実施。1000点満点中、550〜850点が合格範囲

特徴

MOSは、マイクロソフトオフィス製品の操作ができることを証明する資格です。ワード・エクセル・パワーポイント・アクセス・アウトルックなどの事務仕事では欠かせないソフトが対象になります。パソコンスキルを客観的に証明できるので、人事担当者の採用目安にもなります。

自己PRポイント

MOSので合格できる=効率的に作業ができる証明になります。生産性のアップに貢献できるため、入社後は即戦力として活躍できることをアピールしましょう。

実際の口コミ

・MOSを取得するだけで、スキルや知識をもっていると判断されて頼りにされます。書類作成スピードも早くなったので、上司から褒められることが増えました。(34歳/かっちゃん)

・面接のときに「MOSって何?」と聞かれました。まだ認知されていなかったのか、説明をしたらとても興味を抱いてもらえて「来週からお願いしたいんだけど」とその場で採用されました(26歳/mana)

・転職したあとにMOSを取得しました。かなり使える資格だと思います。仕事の効率化が認められて、私以降に来る事務の採用基準に『MOS所持者優遇』と書かれるようになりました。(31歳/Pちゃん)

3位:TOEIC

学習費用650点コース:39,000円
難易度★★★★☆
平均学習期間自分の英語の基礎力による
試験回数2月と8月を除く、年10回

特徴

資格ではなく、英語の理解度・スピーチ力をスコアに表すものです。点数が高いほど、英語の理解力が証明されます。TOEICは貿易やグローバル系企業の事務職では必須項目といっても過言ではありません。

自己PRポイント

履歴書に書けるTOEICの点数は600点以上です。600点がとれる=日常生活やビジネスシーンで問題なく英会話ができるレベルです。TOEICは2時間かけて行うテストで、集中力と回答スピードが重要視されます。このテストで600点以上取れた事実や、仕事に対して正確かつ効率よく作業ができることもアピールしましょう。

実際の口コミ

・TOEICスコア850点です。貿易事務なので点数はかなり重視されました。英文書類の作成も任されるので、必須スキルだと思います。(30歳/千紗)

・グローバル展開をしている会社であれば、応募資格書いてなくてもTOEICスコアをかけるくらいの英語力は見られています。必ず受けましょう。(35歳/nobu)

・何も考えずにTOEICを受けましたが、入社後に「英語ができるならこれもお願いしたい」と任される仕事が増えました。かなり充実して仕事ができています。(29歳/まる)

4位:秘書技能検定

学習費用35,000円
難易度

3級:★★★☆☆

2級:★★★★☆

平均学習期間4ヶ月
試験回数年3回。2・6・11月の年3回実施され、60%以上で合格

特徴

秘書技能検定は、基本的なビジネスマナーを理解しているか?を判定する検定です。電話やメールをはじめ、来客者に正しい対応ができるスキルを身につけることができます。秘書技能検定を持っている=マナーを知っていて人柄がよいと思われることが多いようです。

自己PRポイント

秘書技能検定の3級は、基本的なビジネスマナーを理解し、2級になると秘書業務ができるほどの知識・技能を持っているとみなされます。事務職は来客対応をするシーンが多いため、適切な対応ができることをアピールしましょう。

実際の口コミ

・事務職こそ、秘書技能検定は必須です。電話対応で1日終わることもあるので、正しい言葉づかいを知らないと恥をかきますよ。(37歳/miharu)

・お茶出しのシーンはそんなにないですが、メール対応や電話は毎日のことなので、ビジネスマナーを知っていてよかったなと思うことが頻繁にあります。(29歳/あんり)

・現場では3級の知識でも活躍できますが、履歴書に書くなら2級は取っておいた方が転職には有利かな?と思います。(33歳/mariko)

5位:文書情報管理士

学習費用3,000円(参考書価格)※ユーキャンで取り扱いなし
難易度★★★☆☆
平均学習期間1〜3ヶ月
試験回数年2回。夏と冬に実施され、70%以上で合格

特徴

社内情報を、電子化対応できるスキルを持っていることが証明できる資格です。大量の書類を整理する能力を持ち、会社情報・個人情報に関する法律の理解力を試されます。有効期間は5年間で、更新制度がある資格です。常に最新の情報・法律を理解しているとみなされ、大手企業では重宝されるスキルなのです。

自己PRポイント

他の事務系資格に比べると、認知度が低い資格ではありますが、官公庁・自治体では非常に重視されています。書類を安全に保管する知識や、文書管理に関するプロフェッショナルであることをアピールしましょう。

実際の口コミ

・ほとんどの会社がペーパーレス化が進んでいるので、この資格に注目しました。上がってきた紙書類をデータ化できるので、仕事の需要があります。(35歳/konapi)

・これからの時代、事務職は誰にでもできる仕事じゃなくなります。一歩先の資格として絶対とっておいたほうがいいです。スキャナの読み込みやサイズ規格について知識をつけると即戦力になれます。(27歳/かえる)

・データ化に伴い、個人情報流出に関する文書管理はとても大変です。文書管理は法律に基づいて行うので、ただの事務よりも使える人材として認識してもらえます。(34歳/PECO)

補足:英語の資格・スキルがあると一般事務以外の事務職が狙える!

事務職で英語が使えると、一般事務以外の事務職も選択肢として考えられるようになります。

例えば英文事務・英文経理・貿易事務・翻訳事務は英語力が必要とされる職種ですが、給料や待遇は一般事務と比較して優れていることが多いです。

TOEICの点数をアップしたり、ワーキングホリデー経験・英語を使ったアルバイト実績などを合わせて自己アピールしましょう。

事務職は、スキルさえあれば誰でもできる仕事と言われています。

一般的な事務職の場合、英語を使うシーンはないかもしれませんが、職種によっては英語をフル活用しますので身につけておいて損はありません。

業務別に事務職の転職で有利になる資格を紹介


一般企業における事務職は一括りで「事務(職)」と呼称される場合が多いのですが、実際は所属する部署によって求められる資格やパソコンスキルに差異や特徴があります。

そこで一般企業における事務職の代表的な区分を紹介すると共に、それぞれの区分で特に必要とされる、あるいは転職時に有利になってくるパソコンスキルをそれぞれのご紹介することに致します。

経理事務で有利な資格・スキル

エクセル関連の資格・スキル

経理事務においてマイクロソフト社のエクセルは必須中の必須ソフトと言えます。

経理事務におけるエクセルの意味は、運転業務に例えるなら運転免許証のようなものと言っても過言ではありません。ほとんどの求人の応募資格に「Excelの基本操作は必須」と書いてあるのではないでしょうか。

そのため、経理事務未経験で尚且つエクセルスキルがないとなれば、即戦力が問われる正社員事務職への転職はかなり厳しくなってしまうとの覚悟が必要です。もしエクセルのスキルに不安があるという方は徹底的に習得することを推奨致します。

なお、転職において必ずしも資格が必要という訳ではありませんが、実力を客観的に証明できる手段としてマイクロソフトオフィススペシャリストの上位資格「エキスパート」をエクセルで取得しておくことも一つの方法です。

転職の際、応募書類の特技欄に記入できますし、何より自身の実力を把握する上でも役立つからです。

経理ソフトの使用経験

経理事務の経験がなくとも経理ソフトを自由自在に操れるというなら、転職時にアピールできる長所となってきます。

ただし経理ソフトは複数の種類があり、企業によって採用しているソフトが異なりますので一種類だけの場合、その企業が使用しているソフトと一致していなければ、それほどの評価にならない場合もあります。

それだけに、企業での採用実績が高い複数の経理ソフトに精通しておくとかなりつぶしが利きますし、何より色々な経理ソフトに対応できるスキルがあることの証明にもなります。

そこで、経理ソフトについては一社のソフトだけでなく、次にご紹介する代表的な経理ソフトについても習得しておくことをオススメ致します。

・弥生会計

・ソリマチ会計

・PCA会計

業務内容

主な仕事内容は企業が発行する伝票入力や、受け取った請求書などの仕訳を中心とした経理業務となりますが、会社によっては各部署の事務担当者と連携して小口その他の現金の入出金管理などを行ったり、経理部長や財務部長の秘書的な業務を担う場合などもあります。

一般企業で主に経理部や会計部、財務部といった部署に所属し、それらの部署において主に企業の経理や会計に関する事務ワークを行う事務職のことを特に指します。

営業事務で有利な資格・スキル

3大オフィスソフト関連の資格・経験

営業事務で求められるパソコンスキルには次の三大オフィスソフトがあげられます。

・Word(ワード)

・Excel(エクセル)

・Power Point(パワーポイント)

取引先への挨拶状や会議資料など、文書作成に欠かせないWord(ワード)は事務職に就くなら入力などの基本操作は出来て当然の必須アイテムです。

エクセルと同様、事務職の仕事がしたければ何よりまず押さえておきたいスキルです。しかし、他の求職者よりも一歩リードしたいならもう一つ押さえておくべきでしょう。

その鍵となるのが「パワーポイント」です。

特にノートパソコンなどを使用して営業マンがプレゼンテーションを行っている企業の場合には、単なる操作技術の他に美しいデザイン力やアニメーションによる演出センスなども必要になってきます。

そのため、未経験から営業事務を目指す場合にはエクセルやワードは勿論、パワーポイントについて高度なデザイン力や操作スキルがあることがアピールできれば、特にプレゼン資料の品質にこだわる企業に対しては大きなアピールポイントとなります。

また、近年ではプレゼン資料に画像データや写真データを含んだものが増大していますが、それら画像や写真を美しく見せるにはパワーポイントだけでは限界があります。

そのため、特にデザイン性にこだわる企業ではパワーポイントだけでは満足せず、アドビ社の二大グラフィックソフトを活用できるとさらに有利です。

・Adobe Photoshop (フォトショップ)

・Adobe Illustrator (イラストレーター)

例えばIT系企業の営業部門などは特に使用頻度が高いため、フォトショップやイラストレーターに対する操作スキルがあれば、それらを営業資料作りで活用している営業部門の事務職を目指す場合には大きなアドバンテージになってきます。

業務内容

事務職といっても、営業事務は他の事務と一線を画します。

営業事務は営業部隊の裏方として、営業マンのバックアップを行うことが主な役割です。

具体的にはお客様へ提示する請求書や見積書、プレゼン資料の作成を行ったり、営業マンが不在時には営業マンに代わって電話で顧客応対などを行ったりすることです。

広告宣伝事務で有利な資格・スキル

パワーポイントを筆頭に、各オフィスソフトのスキルが必要

広告宣伝部門の事務職でも、営業事務同様のパソコンスキルが求められると考えて構いません。

・ワード

・エクセル

・パワーポイント

・イラストレーター

・フォトショップ

オフィス三大ソフトと言われるワード、エクセル、パワーポイントの操作スキルがなければ、非常に不利になってくると考えた方が良いと言えます。

中でもプレゼン資料作成においてパワーポイントのスキルは重要です。基礎的な操作レベルではなく、転職において評価されるためには高度なスキルを身につけておくことが肝要です。

また、特に大手企業の広告宣伝部では広告原稿などでAIファイル(アドビイラストレーターによって作成された画像ファイル)を取り扱う機会もかなり多くなります。

アドビ社のイラストレーターとフォトショップに関する操作スキルがあれば重宝されますので、中途採用において一定の評価を受ける可能性が高まります。

業務内容

企業の広告宣伝部門や広報部門に所属して、広告宣伝に関する事務ワークを手掛けることになるのが、広告宣伝事務です。

広告宣伝部はマスコミ各社や出版社、印刷会社などの対外交渉が頻繁に行われると共に、営業部門同様、広告宣伝や会社の広報において常に企画・提案が繰り返される部門ですので、それら企画、提案のアシスタント業務として一般的な事務ワーク以外では各種のプレゼン資料作成の支援も求められます。

総務事務、その他一般事務で有利な資格

一般事務で求められるPCスキル

一般事務で必須といえるのが、

・ワード

・エクセル

・パワーポイント

のやはり三大オフィスソフトです。

特に総務部では社内向けのプレゼン資料を作成する場合もあり、そのような面でパワーポイントで高度なスキルを身につけていることをアピールできれば、事務未経験者であってもパワポでの社内資料作りを熱心に取り組んでいる企業から高く評価されます。

しかし、三大ソフトは必須ソフトと言えるため、それほど決定的な差別化スキルとはなりにくい面があります。

そこで、次のようなパソコンスキルがあれば採用担当者から「頼りになるパソコンスキル」があると評価され、採用時の加点となってくる可能性が高まります。

・OSの各種設定(特にネットワークやセキュリティー、ハードウエア)に関するスキル

・パソコントラブル時の対応力

皆さんも十分御承知の通り、パソコンはOSが定期的に更新されることも手伝ってしばしば様々なトラブルや不具合が生じる場合があります。

加えて新しく周辺機器を買い足したり、ネットワーク環境を変更したりした場合には様々な設定変更が求められる場合があります。

そうしたOS設定に関する知識やスキル、パソコン不調時でも一定の対処ができるスキルや知識を有していれば、パソコンについて明るい男性社員がとても少ない職場などでは活躍が見込まれ、採用される可能性が高まります。

業務内容

その他にも総務事務、人事事務、法務事務など、企業の部門ごとに事務職を区分する場合もありますが、大手企業以外では営業や経理以外は全て一般事務として呼称している場合も少なくありません。

ではその他部門の一般事務はどのような職務が主な仕事になるかと言えば、各部門の小口入出金を管理したり、書類を整理、ファイリングしたり、各種の契約書や見積書、もしくは所属部門の社員に関する人事上必要となる届出書類を作成するなど、幅広い職務を担えることが要求されます。

資格だけじゃない!事務職の転職を成功させるコツ!

業務を正確かつスピーディーにこなせるようにする

事務職は今も昔も人気の職種!

記事で紹介したOA資格は必須項目ですが、少し複雑な仕事を頼みやすい&作業を正確かつスピーディーにできる人材は、事務職の転職に成功しやすいです。

事務職の転職は仕事ができて当たり前と思われがち!正確さと速さを磨くことが必須です。

人間性に優れている

これは事務職に限りませんがm人を採用する上で最も重視されるものはやはり「人間性」です。

特に事務職はマナーや社会性を身につけているか、社会人として適切な人格を備えているかは重視されますので、パソコンスキルと同様に自身の社会人としての常識やマナー、人間性を磨く努力も決して忘れないようにしてください。

最初から正社員になれなくても、人柄が優れていれば派遣期間を経てから正社員へという紹介予定派遣の選択肢もあります。

いろいろな事を見据えて派遣会社へ登録するということも視野にいれ、自分に合った転職活動をして下さい。

未経験でも事務職に転職できるおすすめ派遣会社ランキング


事務職は非常に人気の高い職種です。採用枠が1人に対して募集が殺到します。

企業側も応募者がたくさん来ることを想定して、すぐに即戦力となる経験者を求める傾向があります。

・事務職を中心に取り扱いしている派遣会社が多い
・未経験でもある程度高い時給で採用してもらえる
・資格取得制度が充実、無料で講座を受けてスキルアップができる

といったメリットがあります。派遣会社で事務スキルを磨いてから、正社員になる人もいるそうです。

一般事務の転職は即戦力になる経験者優遇が多いので、未経験なら派遣社員の方が採用率が高いです。
未経験者で事務職への転職を希望する場合、派遣会社に登録してみましょう。

1位:テンプスタッフ

・業界はさまざまだが事務職の取り扱いが豊富
・女性が活躍しやすい企業が多く子育て中でも仕事がしやすい
・福利厚生が充実している
・資格取得や支援サポート体制が整っている

テンプスタッフは、ブランクのある女性でも仕事復帰しやすい企業を多く取り扱っています。事務職に限らず、未経験歓迎案件が多いことも魅力の1つです。優良企業の紹介案件が豊富で、時給の相場は1,500円以上と高時給!紹介派遣案件もあるので、正社員も目指せます。

→テンプスタッフの公式サイト

2位リクルートスタッフィング

・業界トップクラスの仕事数で選択肢が多い
・リクルートグループならではのネットワークで優良案件が多い
・事務職にはかかせないOA研修を無料で受けれる
・都内の求人案件に強みを持っている

リクルートグループの派遣会社だけあって、業界トップクラスの案件数を誇っています。女性だけでなく、男性の登録者も多い派遣会社です。事務スキルに必要なOA研修に力を入れているため、派遣後も不安を感じることなくスムーズに仕事をスタートできます。

→リクルートスタッフィングの公式サイト

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事務職の転職で資格を取得する場合の注意点

  1. 資格の取得には相応の勉強時間がかかる
  2. 資格の取得にはそれなりの費用がかかる
  3. 取得してもキャリアに活かしにくい資格もある

資格を取得する場合、勉強にそれなりの時間がかかりますが、勉強をするのは仕事が終わった後の深夜か早朝になると思います。

そのため、生活スタイルによっては体調を崩す恐れがあります。

また、頑張って資格を取得してもキャリアに活かしにくい場合もあるので注意して下さい。

例えば転職先で求められているのはイラストレーターを用いた制作物のスキルなのに、エクセルのエキスパート資格を持っていても意味がないでしょう。

事務職の転職で資格を取ると有利な理由・メリット

どんな仕事ができるのか担当者に即座に伝わるから

資格があると、採用の場面で担当者に分かりやすく実力や実績をアピールできます。

採用担当者が恐れているのは、雇ったはいいけど使い物にならないケースです。

その点、事務系統の資格を持っているとある程度の実力・知識があるという証明になるので、担当者からすると非常に採用しやすいのです。

キャリアアップや昇給に繋がりやすいから

専門的な資格があると、会社によっては昇給につながったり、採用時に通常よりも好条件を提示されやすいです。

また、例えば前職で一般事務をやっていた人が簿記2級の資格を取得したとします。

この場合、資格を活かして一般事務から経理や財務事務といった、より専門性が高い代わりに給料などが優れた職種に転職することが可能です。

未経験でも採用されやすくなる

事務職は実務経験がある人がかなり優遇されますが、資格があると未経験でもかなり有利になります。

実務経験があって資格がある人と選考争いになった場合は負けてしまうかもしれませんが、実務経験ありだけど無資格の方と、未経験だけど豊富な資格を持っている方だと後者が採用されることも多いです。

もちろん、未経験だけど仕事に対するモチベーションが高いことをアピールしたり、人柄で優れていることが前提条件となりますが、少なくとも面接をする前に履歴書を見ただけで落とされるようなケースはかなり減ります。

事務職の転職で有利な資格やスキルまとめ

今回は事務職の転職で持っていると有利な資格やスキルを紹介しました。

事務職と言っても業務は幅広いので、それぞれに必要になってくる資格は異なってきます。

ただ、共通して基本となるパソコンスキルやオフィスソフト関連の資格・実務経験はあると非常に有利になります。

事務職に転職をするなら、MOS(マイクロソフト オフィススペシャリスト)などの資格を事前に獲得するのを試しても良いでしょう。

記事では派遣をおすすめしましたが、倍率は厳しいものの正社員雇用を目指すことも勿論可能ですので、正社員に興味がある方は転職サイトに登録して、求人だけでも確認してみると良いでしょう。

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