職務経歴書を書くときに、経歴はすらすらと書けても、オリジナルの文章を作らなければならない自己PR欄に苦労をする人は意外と多いのではないのでしょうか。自己分析が必要という点も、厄介です。
自分でいちから文章を考えるのが苦手な人は、思い切って文章が上手な人の自己PR文をマネしてみましょう。コツがつかめるようになり、次第に自己PRの方法がわかってきますよ。
今回は業種や職種別におすすめの例文を紹介します。これで、今までよりも2倍も3倍も魅力的な文章を作成できるでしょう。

まずは自己分析!職務経歴書の自己PR欄でアピールすべきポイント

人事部や採用担当者が職務経歴書を目にするとき、どんなところを見ているのでしょうか。効果的にアピールするために以下の点を把握して自己分析を行いましょう。

自分の経歴を確認

学歴や在籍していた企業名は経歴欄に書きますが、そこで具体的にどのように働き、どんな成果を上げてきたのかは自己PR欄でアピールしましょう。
前職で何の業務を担当し、そこからどんな実績や成果を生み出してきたのか詳細に思い出してみるといいですね。また、ただ成果をアピールするのではなく、工夫した点やその経験から自分が得たものをアピールすると
好印象です。

性格を自己分析して自己PR

自己PRで外せないものと言えば、自分の長所のアピール。ただ、自分がいいと感じている部分だけを挙げるのではなく、人から見た自分の長所も盛り込むといいでしょう。職務経歴書上の長所は、仕事に活かせるものでなければいけません。
自分のどんな性格をどんな仕事に活かすことができるのか、これまで自分の性格が仕事で役立ったエピソードを絡めて伝えることをおすすめします。

資格や特技は職務経歴書で外せない自己PR

資格や特技は持っているだけで、自己PRになると思われがちですがきちんとアピールしなければスルーされてしまうことも。特に資格が必要な職場では、持っていて当たり前と考えられ、面接で触れてもらえないこともあるでしょう。
ただ資格を持っていることを伝えるだけではなく、その資格を取るために工夫した点や苦労したポイント、またスキルをどのように仕事に活かしていきたいのかをアピールすると、気持ちが伝わります。
今現在勉強中の人も、努力している最中であることを伝えると好印象です。

業種別に紹介!職務経歴書の例文集

コツがわかったら、例文を参考にして自分用の自己PR文を作ってみましょう。業種別におすすめの例文を紹介します。

医療・福祉系

「(施設名)で〇年働いてきました。仕事内容は主に〇〇や〇〇でしたが、△△を工夫したことで、□□の成果が得られました。〇年勤務したことで、××を養うことができ、御社でも活かせると確信しています。今後は〇〇を活かしていきたいです。

ポイント:医療や福祉系は仕事内容が多岐に渡るので、整理して伝えるようにしましょう。

外資系企業

「【〇〇に活かせる強み】××で行った企画は□□という成果をあげられました。御社の△△プロジェクトでぜひ私の経験を活かしたいと考えています。」

ポイント:外資系企業はとにかくわかりやすく端的な説明を好む傾向があります。見出しを作ってキャリアをまとめ、率直に長所やキャリアを伝えた方が好感を持たれやすいです。

IT企業

「社内に〇〇のようなトラブルが発生したことがありました。問題を解決するために××を採用した結果、無事に解決しました。この経験を活かし、もしトラブルが起こったときには、□□を使って対処していきます。」
ポイント:IT企業は仕事内容を説明するときに、どうしても専門用語が出てきがちですが、採用担当者が必ずしもITに精通してるわけではないので極力避けるようにしましょう。どうしても使わなければいけないときには、誰にでも伝わるように
かみ砕いて説明するといいですね。

クリエイター系

「〇〇や△△のような仕事では××を行ってきました。このときに□□のスキルを養うことができ、御社でも活かせると考えています。また、前職を通じてサービス精神を培うことができました。」
ポイント:特殊な業界であるクリエイター関係の仕事では、自分のスキルをどのように業界で活かすのかをきちんと伝えることが大切。クリエイターは人の心に訴えかける仕事なので、サービス精神をアピールすると好印象です。

業種別に紹介!職務経歴書の例文集

一般事務

「【〇〇に強み】(企業名)では〇〇の仕事を任されてきました。この経験から××ができるようになり、現在は〇〇に自信があります。△△の資格もあり、□□の業務に活かせます。」
ポイント:同じようなキャリアを持つ人が集まってくる一般事務の求人では、わかりやすく見出しを付けて読む人の心をひきつけましょう。資格はどんな風に活かせるのか訴えることが大切です。

営業職

「以前勤務していた(企業名)では、ひと月に××ほどの売り上げを記録し、目標から〇%以上の達成を果たすことができました。営業で学んだマナーは、御社で活かしていきます。」
ポイント:数字ではっきりと成果を伝えられる営業職。最高記録で構わないので、一番自信のある数字を伝えましょう。採用担当者にインパクトを与えられます。

専門職

「私が持っている(資格名)は前職で××を行うときに、非常に役立ちました。また、この資格は△△に応用できます。□□を扱う御社の業務でお役に立つと確信しています。」
ポイント:資格やスキルが必要とされることが多い専門職では、自分自身の性格よりもスキルを前面に押し出した方がよいでしょう。

他にもある!こんなシチュエーションではこんな例文を使おう

未経験の業種に転職する場合

「これまでは(企業名)で〇〇を行ってきました。業界は異なりますが、このときに培った××は御社のプロジェクトで活かせると考えております。△△についても勉強中で、入社後はさらに極めていきたいと考えております。」
ポイント:たとえ業種が違っても、前職の経験を活かせるポイントはどこかにあるはず。未経験だからと言って受け身だったり、消極的だったりするのはNGです。積極的に勉強していく姿勢を伝えましょう。

ブランクがある場合

「これまで自分に合う企業を見つけられず、ブランクが空いてしまいましたが、御社であれば、前職で培った××のスキルを活かしていけると考えております。1日でも早く仕事の勘を取り戻すよう、積極的に取り組んでいきます。」
ポイント:ブランクがある人は、その理由を隠さずに説明するようにしましょう。ブランクの理由が出産や育児であっても同様です。前向きな姿勢を伝えれば、将来性を見込まれることもあるでしょう。

フリーターや派遣から正社員を目指すとき

「正社員として働くことで、(職種)のスペシャリストを目指したいと考えております。アルバイト(派遣時)には〇〇の経験を養ったことで御社に貢献できると考えています。」
ポイント:フリーターや派遣社員経験が長いと、会社への帰属意識が低いと考えられがちです。正社員としての自覚を持ち、長く勤めるという気持ちをしっかりと伝えましょう。アルバイトでも培ったスキルがあれば、どんどんアピールすべきです。

まとめ

自分に合う自己PR文は見つかりましたか?文章が苦手な人も、アピールするポイントが何となくわかってきたのではないのでしょうか。履歴書や職務経歴書の中では、自己PR欄を最も重視する採用担当者もいるので、手抜きすることなく納得できる文章を考えたいものですね。