未婚率が上昇しているというニュースをみなさん聞いたことがあると思います。結婚しない選択肢を選ぶ人も増えてきたわけですが、何らかの事情で結婚せずにシングルマザーとして子供を育てるお母さん増えています。

実は看護師という職業はシングルマザーにとって「身を助ける」救いの一手になるかもしれません。ここではシングルマザーと看護師求人の関係について考えてみたいと思います。もし、シングルマザーの看護師の方がいれば是非この記事を読んでみてください。

看護師業界はシングルマザーが多い?

看護師業界にシングルマザーが多いかどうか、決して看護師になる人がシングルマザーになりやすい=無計画な人というわけではありませんので安心してください。離婚しやすい性格の人が看護師に多いわけではなく、シングルマザーでもやっていける収入を看護師ならば得られるということです。

逆に言うと看護師以外のシングルマザーは、とにかく(どんな男性であっても)再婚して経済的に助けてもらうか、超貧困層にあえぐしかないという悲しい結末になります。

看護師の年収ってどのくらい?~一般的なシングルマザーの年収と比較

よく引き合いに出されるように、看護師全体の平均年収は470万円~480万円前後です。

厚生労働省|賃金構造基本統計調査

一方、シングルマザー家庭の平均年収は非常に低くて、約220万円。おそらくこの収入では最底辺の生活しかできず、生活保護などを受給している家庭も多いはずです。

さらに一般家庭(夫婦)合わせての平均年収は550万円前後だと言われています(男性全体の平均年収は約510万円)。

つまり、

シングルマザーの平均年収 220万円
看護師の平均年収     470万円
男性の平均年収      510万円
世帯(夫+妻)の平均年収 550万円

であり、看護師は90%が女性ですから、「看護師」という職業での男女の賃金差はあまりなくて「女性看護師」の年収も470万円前後だと考えられます(男性は少数派)。

女手1つで子どもを育てても、経済的に困窮するということがあまりないと考えられます(もっと言うと夫がいないので、夫の生活費はかかりませんよね)。

看護師ではないシングルマザーの人(薬剤師とかは別ですが)、低収入を打破するために再婚を急ぎますが、看護師の場合は急がなくても生活していけるので、再婚には慎重になるようです。

つまり、よく言われる「看護師業界にシングルマザーが多い」というのは、他の職場と比較して女手1つで子育てができる基盤があるということになります。ほかの職場と比べて1人で子育てができる経済的な基盤があるということが大きいのです。

看護師にシングルマザーが多い説の真偽

余談ですが看護師にシングルマザーが多いという(真偽不明の)声がありますが、そうした統計はありません。

そうイメージされる要因として

  • 看護師は母性があるので変な男性が寄ってくる
  • 夜勤などによって生活リズムが夫と異なってしまう
  • ストレスが多い職場なのでイケナイ恋愛に走ってしまう

というものですが

これらは個人差があり、なんとも言えません。職業柄離婚しやすい、とまでは言えないようです。閑話休題。

シングルマザーの看護師が仕事を選ぶときにはどうするの?

いくら収入が多いといっても夜勤ばかりでは子どこが大変なことになりますし、ご自身も疲弊してしまうでしょう。

そうならないためにも、

シングルマザーで仕事と子育て、家庭の両立のためには

①安定して生活、子育てができる賃金を稼ぐ
②子育ての時間や余裕がある自分の時間を取れる

という条件をクリアしないといけません。がむしゃらに働いてもそれをサポートしてくれる人がいないわけで、看護師という職業を生かして高単価で効率よく稼ぐ必要があります。単価が高く効率的に働ける職場を見つけることで、家事や育児の時間を確保していきます。

望ましい職場とは?

具体的にはどのような職場で働くのがシングルマザーの看護師にとっては良いのでしょうか?いくつか考えてみます。

働く時間帯を選べる職場

子育てと両立させるためには、勤務は日中で、子どもが下校した後は自分も家にいられる環境になるのが一番です。

そうしたことが可能な具体的な職場としては、

  • 入院病棟のない病院の外来
  • 病院よりも小規模なクリニック(入院施設なし)
  • 日勤専従看護師
  • 夜勤専従看護師
  • 保育園などの病院以外の勤務先で「看護師」として働く

などの選択肢があります。

ただし、クリニックは町医者レベルだと得られる給料も安くなります。自費診療を中心にした美容外科などならば高収入が期待できますが、なかなか精神的に大変な職場でもあります。

※高収入が期待できる看護師の職場記事はコチラ

稼げる看護師転職ならばこの職場!高収入求人の募集はここ!

あとは、逆の発想で子どもが寝ている時間のみ働く「夜勤専従看護師」という働き方もあります。ただ、この働き方はご自身への負担が半端ないので「こういう働き方がある」くらいにしておいた方がいいと思います。

※夜勤専従看護師についての記事はコチラ

週休4日でリッチ生活!年収は?夜勤専従看護師のメリット・デメリット

お子さんのお世話をしてくれる環境がある職場

子どもがいない時間に働くというのが上記ですが、もう1つの方法として保育園や託児所がある職場を選ぶという方法があります。

これなら多少遅くなっても大丈夫。最近は病院内に託児所を併設しているところもあり、それなら夜勤等があっても何とかなりそうです(配慮してもらえれば一番ですが・・)。
こうした施設があるのは、やはり大病院になりますので、有名で大きな職場に勤めることを目標にできればいいと思います。

時間当たりの単価の高い職場

あとは、時給単価が非常に高い職場を選ぶ方法です。当然求められるものも多く、激務や精神的肉体的な負荷が大きく大変ですが、その時間さえがんばれば子育ての時間は比較的取りやすくなります。

例えば

  • 手術室
  • ICU
  • 美容外科
  • 精神科(病棟あり)

などでは、短時間勤務であっても好待遇、高単価でパートレベルの勤務時間(1日数時間)でもかなり稼ぐことができます。

要求されるスキルを満たしているのであれば、こうした職場も候補に入れていただいていいでしょう。ただ、全ての人が勤務できるかというとそうではないので注意してください。

子育てしながらいい求人を探すためにはどうするの?

今の職場ではきつすぎる、ということでしたらやはり転職をするのがいいかもしれません。とはいえ、仕事+子育て+転職活動となると、とんでもない負担になってしまうでしょう。

だから転職活動をするにしても効率よく効果的に行う必要があります。空いた時間を有効に活用できる転職、あるいは、転職活動に時間がかからない方法を選んだほうがいいです。

ハローワークなどは平日日中しか空いていませんし、そこまでスケジュールを調整するのも大変です。しかも、求人掲載無料なので、ブラックな雇用主も多く、あまり良いとは思えませんね。

今現在働きながら、子育てしながら、それらと並行して転職する方向けにおススメしたいのが「看護師専門の転職サイト」と「看護師専門の転職エージェント」になります。

看護師専門転職サイトのメリット

通常の転職サイトと比較して看護師求人に特化していますので、希望条件を満たせるかどうか比較しやすくなっています。

サイトですから空いた時間に見たり応募したりできますし、履歴書を手書きする必要もなく、ボタン1つで求人への応募ができます。ただし、実際の面接は配慮がないケースもありますので、応募の段階ではご自身の時間を有効に活用できるものだと思ってください。

看護師専門サイトだけあって、なかなか出てこないような珍しい職場や求人条件、高単価案件などもあります。転職者向けの記事、コラムなどが充実しているのも特徴です。活動にあたってはお金は一切かからないので安心してください。

看護師専門転職エージェントのメリット

もう1つが看護師専門の「転職エージェント」です。転職エージェントとはのスタッフ(エージェント)が、求人を探して紹介して、応募書類を作り病院側との連絡調整、スケジューリングなどをやってくれます。これならば自分で動く必要が全くないので忙しいシングルマザーの方でも安心です。

仲人を介した転職先とのお見合い紹介みたいなイメージです。

転職エージェントには、求人サイト等に掲載されない「非公開求人」も多数集まります。これは依頼主(病院等)が信頼できるエージェントの人にこっそり教えて、本当に活躍できる人を推薦してもらうということです。

看護師専門転職エージェントは医療業界との結びつきも強く、コネなどもあるためうまくエージェントに気に入れられれば、本当にとっておきの好条件求人を紹介してもらえる可能性があるため、まずエージェントに登録をして、ご自身の「市場価値」を確認してみるのもいいでしょう。時に厳しいことを言われるかもしれませんが、自分の転職するうえでの価値をすることは大切だと思います。

転職エージェントには手術室看護師やICU看護師など、表に出にくい看護師求人が流れてきます。本当に仕事ができる人が欲しい場合は、人を介して信用できる人を紹介してもらうということになりますね。

シングルマザーとして子育てと仕事を両立させながら働きながら転職するためには、この2つの方法が一番だと思います。ハローワークや求人誌はやめておいた方がいいでしょうね。

看護師専門転職サイトも、看護師専門転職エージェントも費用は掛かりませんので、まず登録してみるくらいの感覚でご自身がより活躍できるフィールドを探してみるのもいいと思います。

シングルマザー家庭への公的補助

最後に、すでに援助を受けている人もいるかもしれませんが、日本の制度ではシングルマザーの家庭に自治体などから色々な補助を受けられる制度があります。自治体の窓口で自分が受けられる制度がないか聞いてみるのもいいでしょう。

児童手当などが支給されることもありますし、住宅費の補助や「所得税の寡婦控除」といった税金面での優遇もあります。

これらの制度はシングルマザー家庭一般では年収も低く、生活が厳しいことを認識し、それを援助するために行うものですが、最初から書いているように看護師の年収は高く、一部制度の適用を受けられないものもありますが、

看護師としての収入+公的援助
トータルで結構楽になります。

そのほかにも『高等技能訓練促進等給付金』という制度があり、内容は看護師や介護士を目指すシングルマザーについて一部費用を補助するというものです。

すでに看護師なのでいらないのでは?と思うかもしれませんが、准看護師→正看護師に転換したい場合などに利用できるかもしれません。准看護師の方は、こういう制度があるんだな、と頭に入れておいてください。

シングルマザー家庭を支えるための制度はどんどん利用して、ご自身の負担をなるべく軽くしながら稼げる職場を探していくことが大切になります。

シングルマザーの人向け看護師求人とは?高収入が身を助けるかも まとめ

・看護師の収入は高く、シングルマザーでも何とか子育てができる人が多い
・ただし、夜勤等をやりながらの子育ては非常に大変
・なるべく負荷がかからない職場で短時間勤務ができるといい
・短時間に効率的に稼げる職場は存在する
・大きな病院などでは保育園や託児所も併設されているため負担が減る
・効率的に稼げる職場を探すためには看護師専門転職サイトや看護師専門転職エージェントがおススメ
・登録は無料なのでとりあえずご自身の「市場価値」を確認してもいいかも
・シングルマザー向けの公的支援制度はしっかりと利用する