中高年になってからタクシー運転手に転職する方は、意外と多いです。
タクシー運転手に年齢制限はほぼなく、二種免許を取得し運転ができれば仕事に就くことができます。トラックの運転手なども転職しやすい職業ですが、タクシーの運転手は荷物の上げ下ろしや長距離運転などの肉体的負担が少ないため、中高年の転職先として人気があります。

ここでは、タクシー運転手になりたいけれど具体的にどんなことをすればなれるのかわからない、良い条件でタクシー運転手の職に就くにはどうしたら良いのか知りたいという人のためのノウハウをご紹介します。

タクシー運転手になるためにはどうすればいいの?

タクシー運転手になるためには、何から始めれば良いのでしょうか?
「二種免許を取りに行かなきゃ」
という人は、ちょっと待ってください。
自分で取得しなくても、タクシー会社がお金を出してくれる場合がほとんどなのです。
ここでは、具体的に動く前に知っておいた方が良いことについて、ご説明しましょう。

タクシー会社を選ぶ

まずは、タクシー会社を選ぶところから始めます。
なぜなら、タクシー会社に入ってしまえば、二種免許や各種試験の受験費用を会社が負担してくれるからです。自腹を切って二種免許を取得する必要はありません。
将来的に個人タクシーで働きたいと思っていても、最初はタクシー会社に入社した方が資格費用を負担してもらえたり働き方を覚えることができたりと、いろいろなメリットがあるでしょう。

ここで大事なのが、どのタクシー会社を選べば良いのか?ということです。これから長く働くことになる場所ですから、慎重に決めなければなりません。
タクシー会社選びの決め手となるのが、勤務日数や勤務時間です。
高収入を強調して求人を出しているタクシー会社の中には、勤務時間が長く激務だったりパワハラまがいのことをしてきたりするブラック企業も多く、注意が必要です。
ですから、それぞれのタクシー会社の勤務形態について、しっかりと調べたいものです。
そのためには、タクシー業界に存在する業界特有の勤務形態について、よく知っておく必要があります。

隔日勤務

「かっきん」と呼ばれる隔日勤務は、タクシー運転手の最も一般的な勤務形態です。
一日16時間程度の労働時間で3時間と1時間の休憩が入り、拘束時間は20時間になります。朝8時に出勤するのであれば、翌朝4時までです。
勤務日の翌日は必ず休みなので、月の出勤日数は12日ほど、週の労働時間は40時間程度ということになります。
タクシー運転手の方は、このような独特な勤務形態で働いているのです。

定時制

いわゆる、パートタイムのタクシー運転手で、月8日ほどの出勤日数です。
リタイヤ後の年金受給者やタクシー運転手を副業としている人がこの形態で働いています。
年金受給者は一定以上の収入を得ると年金が減額されるため、その範囲内で働く人にはちょうど良い勤務形態です。

日勤

タクシー業界にも、サラリーマンと同じような勤務形態が存在します。
一日の労働時間が8時間、週5日働く、日勤という勤務形態です。
昼間の日勤が「昼日勤」、夜間の日勤が「夜日勤」です。夜日勤は夜勤手当がつくため人気があります。
しかし、この形態を採用しているタクシー会社はあまり多くありません。
勤務形態や勤務日数・時間だけでなく、福利厚生制度や勤務地など、いろいろな面からどのタクシー会社が良いのかを、しっかりと調べることが重要です。
特に、初めてタクシー運転手になる人は、新人研修が充実しているかということがとても重要になるでしょう。

良いタクシー会社を選ぶために、タクシー運転手のための転職サイトを利用するのも一つの方法です。おすすめ転職サイトについては、後程ご説明しましょう。

二種免許を取得する

タクシー会社に入社したら、二種免許を取得します。
ほとんどのタクシー会社が、教習所を手配してくれます。
ほとんどの方は問題ないと思いますが、二種免許の取得要件に「第一種普通免許の取得から3年経過していること」というものがありますから、注意してください。

普通免許と同様に学科試験と技能試験があり、教習所に通えば1週間ほどで取得できます。費用は20万円前後かかるます。二種免許は普通免許よりも取得するのが難しいとはいえ、基本的な運転技術をしっかり持っていれば、よほどのことがない限り取得できるはずです。

地理試験に合格する

東京・神奈川・大阪の特定指定地域で仕事をする場合は、「公益財団法人タクシーセンター」が運営している地理試験に合格しなければなりません。
地理試験に合格しなければ仕事ができない地域は、以下になります。
東京都特定指定地域 東京23区・武蔵野市・三鷹市
神奈川県特定指定地域 横浜市・川崎市・横須賀市・三浦市
大阪府特定指定地域 大阪市・堺市(美原区を除く)・豊中市・泉大津市・高槻市・守口市・和泉市・箕面市・門真市・東大阪市・島本町・忠岡町・池田市・摂津市・八尾市・茨木市・吹田市・高石市

地理試験を受験する費用はタクシー会社が負担してくれることがほとんどですから、会社に確認すると良いでしょう。

新人研修を受ける

タクシー会社がそれぞれ行っている新人研修を受けます。
先輩社員にしっかりと、タクシーの仕事のノウハウを教えてもらいましょう。基本的な仕事の仕方以外にも、どこに待機していれば良いのか、どうすれば稼げるのかなどというアドバイスももらえるかもしれません。

基本的な仕事の仕方についてしっかりと覚えたら、いよいよ仕事が始まります。

タクシー運転手ってどれくらい稼いでいますか?

タクシー運転手になりたいと考える人が一番気になること、それは、「どれくらい稼げるのか?」ということだと思います。
タクシー運転手の平均年収などを調べてみましたので、参考にしてみてください。

タクシー運転手の年収は地域によって違う!

タクシー運転手の年収はどうなっているのか、データを見てみましょう。

平成27年度の主要な都道府県別のタクシー運転手の年収は、次のようになっています。
神奈川:410万円
東京:393万円
大阪:320万円
青森:219万円
佐賀:213万円
【参考】一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会

関東圏や関西圏では300万円から400万円それ以外の地域では200万円台となっています。このように、都市によって年収は大きく異なります。

ただし、このデータには、定時制で働くドライバー、つまり年金受給者などのパートタイムドライバーのデータも含まれており、彼らが平均年収を若干下げています。
隔日勤務でがっつり稼ぐならもう少し年収は高くなり、400万円から多い人なら600万円ほど稼ぐ人もいるのです。

しかも、タクシー運転手は歩合制ですから、たくさんお客さんを乗せればそれだけ稼げますし、お客さんがいなければ収入は下がります。

ですから、タクシー運転手の年収は200万円から600万円、工夫次第で600万円以上の収入を得ている人もいるのです。

タクシー運転手の一日の稼ぎはどれくらい?

タクシー運転手の場合、働く都市や勤務形態、そして、ドライバーの実力によって収入が大きく異なることがわかりました。ですから、平均年収のデータは参考にしかなりません。
ここでは、もう少し細かく一日の稼ぎについて見てみましょう。

最も収入が高いと言われている東京23区と三鷹市、武蔵野市では、一日の売り上げ平均は43,000円です。タクシー運転手の歩合率は60%と決められており、隔日勤務の場合はひと月に12日乗務することができます。
ということは、月収は30万9,600円、年収は370万円ほどということになります。

これは平均的な売り上げの場合の例ですから、終電後のビジネス街や歓楽街などで稼ぐなど売り上げの多い仕事を多くこなせば、もっと収入が増えるでしょう。

おすすめのタクシー運転手向け転職サイトとは?

タクシー運転手になるためには、タクシー会社を選ぶことが最も重要なことです。
ここでは、良いタクシー会社を選ぶ手段として、タクシー運転手の転職に特化した転職サイトや転職エージェントについてご紹介します。

タクシー運転手専用の転職サイトと言っても、いろいろな種類があります。それぞれの特徴は異なりますから、自分の条件に合ったサイトを探すことが重要です。

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まとめ

タクシー運転手になるためのノウハウについてまとめてみました。
タクシー運転手は年収が低いというイメージがありますが、働き方次第で年収を上げていけるのです。

そして、タクシー運転手として成功するために大事なカギは、タクシー会社選びです。良い条件で働くために、転職サイトを活用するのがおすすめです。

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