東京都内には地区によってさまざまな特徴がある区が沢山あります。
その中でも、初心者に優しい街として知られる池袋がある豊島区は、本当に様々な顔を持っている区です。
おそらく「あそこも豊島区だったの?」と驚くことがあるのではないでしょうか。
今回はそんな豊島区の特徴や駅、転職事情などについて解説していきます。
転職で東京都内に移住する方には、おすすめのスポットが目白押しですよ。

豊島区といえば?様々な有名スポット

豊島区は、ちょっと大人な高級感のあるスポットから若者が楽しめる街まで、幅広い年齢層を受け入れてくれる地域です。
一体どんな地域があるのでしょうか。

ドラマや映画の舞台にもなったビギナーな街「池袋」

豊島区と言えば池袋、という方も多いのではないでしょうか。
都内屈指の繁華街でありながら、一歩路地裏に入れば昔ながらの個人商店が立ち並ぶ池袋。
総合レジャー・商業施設である「サンシャインシティ」や、東急ハンズ、東急百貨店、西武百貨店などのデパートがあり、池袋駅周辺だけで大方の用事は足りてしまうでしょう。
また、石田衣良さんの小説が原作となった「池袋ウエストゲートパーク(IWGP)」には、池袋西口公園が頻繁にでてきます。
2000年に宮藤官九郎さんの脚本でドラマ化され、未だにyoutubeなどで人気を集めている傑作ドラマ。
ウエストゲートパークとは西口公園を日本語にしたもので、意外と気づいていない方も多いようですね。
この池袋、東京都内で生まれ育った友人に「一言で言うならどんな街?」聞いてみたところ、「ビギナーな街」という答えが返ってきました。
友人曰く、新宿や渋谷ほど敷居は高くないけれど、遊んだり買い物をしたりするには十分な街なのだそうです。
たしかに近隣の県から出てきやすいですからね。転職や就職で初めて豊島区に足を踏み入れる方でも、比較的安心できる街なのかもしれません。
最近では、コスプレの聖地として「池袋ハロウィンコスプレフェス」なども開催されている、サブカルチャーの街という側面もあります。

都内屈指の高級住宅街「目白」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

もはやその名前自体がブランドと化している高級住宅街「目白」。実は目白駅から少し離れていても、建物名に「目白」という名称をいれるマンションがあるほどです。
目白駅自体は、それほど大きな駅ではありません。
皇室御用達の教育機関としても名高い学習院大学が駅から徒歩1分のところにあるものの、どちらかといえば街自体もこぢんまりとしていて、駅前は開放感のあるスペースが特徴的。
しかしながら少し駅から歩き進めると、圧倒的な静寂と高級感が漂ってきます。
特に駅から北西側に広がる住宅街は、コンビニもほとんどなく、純粋に洗練された住宅街です。
単身用の1Kの部屋でも家賃相場が10万円弱となるため、なかなか気軽には住むことができないかもしれませんね。
しかし、目白通りを挟んで反対型の下落合になると、この家賃相場もぐっと下がり、6万円台の部屋も見つかります。
都内ならではの高級住宅街を雰囲気だけでも味わいたいのなら、下落合近辺で部屋を見つけるという工夫もありですね。

おじいちゃん・おばあちゃんの原宿!「巣鴨」

お年寄りの原宿と呼ばれ、高齢者が元気に道を往来する光景が広がる巣鴨。
「とげぬき地蔵尊」の名で親しまれる曹洞宗萬頂山高岩寺は、全国区の知名度を獲得しています。
実はこの巣鴨、お年寄りだけに人気があるわけではありません。
上京後初めての住まいを、この巣鴨に構える若者が意外と多いのです。
理由としては、「長年住んでいる人が多く安心できる」「お年寄りが多いためトゲトゲしておらず気が楽」「どこか素朴で暮らしやすい」といった理由が多いのだとか。
確かに、筆者の友人でも20代にして巣鴨に住んでいる人間が数人いました。
あのナチュラルなレトロさがたまらないのだそうです。
今では絶滅危惧種ともいえる「純喫茶」や、歩きながら食べられる大福、お煎餅など、確かにほかのスポットにはない味わいがあります。
最近では、年々失われつつある「人間同士のつながり」を色濃く残す点が、若者から再評価されているのだそうです。

意外と知られていない「文化と教育の豊島区」

豊島区は人口密度が日本一の地域であり、大都会というイメージを持たれている方も多いでしょう。
しかし実際には街並みに緑を積極的に取り入れ、児童遊園を含む158箇所もの公園があるのです。
さらに、前述した学習院大学や池袋駅東口方面にある東京音楽大学、西口方面の立教大学など、教育機関が立ち並ぶことでも知られています。
また、近年では「アートとカルチャーの街」として街づくりを進めており、文化と教育における重点地域ともいえるのです。

土地勘がない人のために!豊島区の駅一覧

豊島区には大規模ターミナル駅「池袋」をはじめとして大小さまざまな駅があります。
今回はその駅を一覧で紹介しておきますね。転職などで引っ越す際の参考にしてみてください。

JR

池袋駅(南池袋一丁目28-2)…埼京線、山手線、湘南新宿ライン、成田エクスプレス
大塚駅…山手線
巣鴨駅(巣鴨一丁目16-1)…山手線
目白駅…山手線
駒込駅…山手線

東京メトロ系

池袋駅(南池袋一丁目28-1)…東京メトロ副都心線、東京メトロ丸ノ内線
池袋駅(西池袋三丁目28-14)…東京メトロ有楽町線
駒込駅…東京メトロ南北線

都電荒川線

大塚駅前駅
向原駅
都電雑司ヶ谷駅
巣鴨新田駅
庚申塚駅
新庚申塚駅
鬼子母神前駅
学習院下駅

西武池袋線

池袋駅(南池袋一丁目28-2)
椎名町駅
東長崎駅

都営三田線

巣鴨駅(巣鴨三丁目27-7)
西巣鴨駅

東武東上線

池袋駅(南池袋一丁目28-1)
北池袋駅
下板橋駅

池袋は外国人が多い!英語や外国語は転職に必須?

今や日本全国で外国人を見かけることも珍しくなくなりましたが、池袋は昔から外国人が多い土地です。
留学生や外国人向けの賃貸物件も多く、仕事をする上でも外国人に出会うことがあるでしょう。
では池袋で転職するなら、外国語(特に英語)は必須なのでしょうか?

結論からいうと、特に英語が必須というわけではありません。
なぜなら、日系のグローバル企業や外資系企業の多くは、池袋以外の地域に集中しているからです。
例えば、港区、新宿区、中央区、渋谷区、品川区などは外国人のビジネスマンも多いため、英語が話せると非常に便利です。
また、本社や本店よりも支店が多く、より現場に近い仕事が多いという特徴があるでしょう。
特に飲食系などは非常に求人が多いですね。

ただし、お客様が外国人になるケースはかなり多いかもしれません。
観光ドライバーやネイルサロン、美容系のスタッフなどであれば、片言でも英語を理解できると仕事がスムーズに運ぶでしょう。

リクルートエージェントマイナビエージェントで勤務地を池袋に指定すると、飲食系を中心にサービス業の求人が数多くでてきます。
語学力に不安があったとしても、それほど心配いらないのが池袋の良いところ。
少しずつ英語を覚えながら、都内への転職を成功させたいという人には向いている土地柄なのかもしれませんね。

有名スポット「サンシャインシティ」にオフィスワークはあるの?

サンシャインシティといえば、先ほども紹介したとおり都内有数の複合商業施設です。
ショッピングセンター、ナンジャタウン、プラネタリウム、そして水族館とレジャー施設が目白押し。
こういったスポットを見ると、どうしても接客業が主体?と考えてしまいがちですよね。
確かに接客業の求人は多いです。
しかし、サンシャインシティには「サンシャイン60ビル」というオフィスビルもあります。
実はこのサインシャイン60ビルは、オフィススペースを貸し出しており、多くの企業がオフィスを構えているのです。

例えばクレジットカードでおなじみの「株式会社クレディセゾン」は、サンシャイン60の52階に入居しています。
また、「株式会社ファミリーマート」も17階に存在。
さらに、文化会館ビルやワールドインポートビルなどに入居している企業もありますから、接客業だけとは限りません。

こういった有名企業の求人はそれほど多くはでないものの、オフィスワークでの転職も可能ということはおさえておきましょう。

まとめ

国際色豊かで、なおかつどこかホッとする雰囲気も持ち合わせる豊島区。
東京都内でも就職や転職を機に豊島区民になる人も多く、区外からの人間でも馴染みやすい区です。
本格的なオフィス街こそありませんが、レジャーやエンターテイメント、飲食、接客業に興味があるのなら、転職活動のねらい目ともいえます。