2016年はVR元年と呼ばれ、VRによる技術が発達を遂げた年でした。
ヘッドマウントディスプレイを装着することで映像と音で本当に体験しているかのようなリアルな仮想空間を体験することができるVRによるコンテンツは、急速に増加しています。そのため、VR開発に関わる人材は不足しているのです。

そんな急成長を遂げているVR業界に転職を考えているエンジニアも多いと思います。

ここでは、VR業界の動向やVR業界の転職に強い転職エージェントベスト3など、VR業界に転職を考えているエンジニアのためのVR関連の転職情報について詳しくご紹介します。

VR(バーチャル・リアリティ)とは?

VRとはVirtual Reality(バーチャル・リアリティ)、日本語では「仮想現実」のことです。
ディスプレイとヘッドフォンが内蔵されたヘッドマウントディスプレイを装着することで、CGや音源によってリアルな仮想空間を楽しむことができます。

すでに販売されているVRを楽しむためのハードとしては、以下のようなものがあります。

Oculus Rift(オキュラス リフト)

Oculus社が開発・販売しているVR向けのヘッドマウントディスプレイです。
Oculus社はVR業界の先駆け的存在ですが、2014年にFacebookに買収されています。
Oculus Riftにはリアルなカーレースを体験できたり、360度に広がる映像により実際に宇宙空間を漂っているような体験ができたりするコンテンツがそろっています。

アマゾンなどの通信販売で購入することができますが、人気が高く出荷待ち状態のようです。価格は94,600円で推奨スペックを持つPCも必要ですから決して安い買い物とは言えませんが、それだけの価値はありそうです。

HTC Vive

HTC Viveは台湾のスマートフォンメーカーHTCとPCゲームを開発しているValve社が共同で開発を進めている、VR対応ヘッドマウントディスプレイです。

HTC Viveを使えば、最大で3m×4mのスペースの中を自分の足で歩くことで、VRの世界を体感することができます。
つまり、HTC Viveでゾンビ退治をするゲームをプレイすれば、自分の足で歩き回ることで本当にゾンビに追われているような感覚も体験することができるわけです。

Valve社のSteamは日本ではあまりなじみがありませんが、1億人以上のユーザーがいる世界ではメジャーなPCゲームプラットフォームです。
HTC Viveを使えば、豊富なラインナップのSteamのゲームコンテンツを楽しむことができます。

PlayStation VR

ソニーのPlayStationもVRに対応しています。
日本語対応しており日本でもなじみのあるゲームがVR対応されていますから、始めやすいかもしれません。
価格も44,980円と手が届きやすくなっています。

このように、VR対応機は続々と発売されており、VR対応したコンテンツの開発が急ピッチで進められています。そのため、VR対応コンテンツの開発者は不足している現状です。

VRはなぜ急成長している?

VRによるゲームコンテンツなどは、今急速に人気を高めています。
VRの人気がこんなにも高まっているのは、もちろん、今までにない体験ができるという「目新しさ」にあるのは間違いありません。
しかし、最も大きな理由に、写真や動画が発達したことがあるのではないでしょうか。
一昔前、インターネットやメールなどの情報は「テキスト情報」が主流でした。
しかし、今はインスタグラムや動画アップサイトなど、映像によるわかりやすい情報の方が主流になってきています。また、スカイプで顔が見える形で双方向の通信をすることも、一般的になりました。
その背景には、スマホによって誰もがどこででも映像を世界中に配信できるようになったこと、通信速度の向上によりより鮮明な映像や画像を簡単にインターネットにアップできるようになったこと、もちろん、CG技術の向上もあると思います。
このように、映像が主流になってきた時代だからこそ、VRによる体験型コンテンツが求められるようになったのかもしれません。

VR業界で必要なスキルとは?

VRゲーム開発者に必要なスキルは、ゲームコンテンツなどの開発実務経験のスキルがベースになります。
そこからVR業界に特化したスキルは必要なのでしょうか?

それぞれの分野において必要なスキルについて見ていきましょう。

3DCGのデザイナー

VR開発で最もVRらしい仕事をするのが、3DCGデザイナーです。
ゲーム内のモーションやエフェクト、ゲームのキャラクターや背景、アイテムなどのデザインをする仕事です。これらの全てを3Dで動かすコンテンツを作るための技術は開発途上であり、これから技術を向上させていかなければならない分野です。
Autodesk Maya、Autodesk 3ds Max、Lightwave 3Dなどの3DCGデザインのためのハードウェアを使用した業務経験があれば優遇されます。過去にゲーム分野での業務経験がある人は、その経験を生かして新しい技術を習得していく必要があるでしょう。
もちろん、これから発展していくVRの技術を作り出していく熱意も必要とされます。VRクリエイターの第一人者になりたいという思いがあれば、技術は後からついてくるのです。
熱意と技術さえあれば、これから発展していくVRの分野でVRクリエイターの第一人者になることができるかもしれません。

ゲームコンテンツのエンジニア

ゲームコンテンツを開発するエンジニアの場合、VRコンテンツ開発のための特有のスキルは特に必要とされません。他のゲーム開発とほとんど同じ仕事内容です。
サーバサイドならデータベース設計、サーバー構築、通信設計などですし、クライアントサイドならOculus Rift、HTC Vive、PlayStation VRなどのプラットフォームごとに対応する、C#やC++、Javaなどのプログラミング言語を使用して開発します。
特にVRに特化したスキルは必要ありません。

ゲームプロデューサー・ディレクター

VRならではのゲームコンテンツを企画・開発することができるゲームプロデューサーやディレクターも必要とされています。
VRに特化したスキルが必要というよりは、ゲームの企画・開発経験が重視されます。
また、これからVRの新しいコンテンツを作り出していく熱意も必要でしょう。

VR業界へ転職するならおすすめの転職エージェントベスト3

VR業界で求人を探すためには、どうしたら良いのでしょうか?
VR業界で仕事がしたいのなら、VR業界に特化した転職サイトや転職エージェントで求人を探すのがおすすめです。
ここでは、VR業界への転職を考えている人におすすめの転職エージェントを3つご紹介します。

DODA

DODAは日本最大級の転職エージェントですが、中でもIT業界に特化した転職サポートには定評があります。
なぜDODAがIT業界の転職に強いのかについて見てみましょう。

IT業界専任のキャリアアドバイザーがいる

DODAにはIT業界専任のキャリアアドバイザーが多数在籍しています。
IT業界と一言で言っても、その領域はとても広いものがあります。実際にモノを作るエンジニアでもアプリケーション開発やインフラ開発など、様々な分野に広がっています。さらに、実際にモノづくりをしないITコンサルタントやオペレーターなどの仕事もあります。
このような幅広い分野のITエンジニアの転職をサポートしてきた転職実績が豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しているDODAは、IT業界で転職を考えているなら登録して損はない転職エージェントです。
しかも、IT分野の中でも最先端のVR業界に進みたいと考えているならなおさら、IT業界に詳しいキャリアコンサルタントは頼りになります。VR業界に転身するなら、どの企業がどんな人材を求めているのか、どのようなスキルや業務経験が必要なのかなどという情報が必要不可欠です。そんな時、IT業界に詳しいキャリアコンサルタントに相談すれば、必要な情報を収集することができるのです。
VR業界のようなIT業界の中でも最先端の分野に進みたいと考えているなら、最新の情報が必要です。情報収集をスムーズに行うためにも、その道のプロを利用するのはとても効率の良い方法なのです。

IT業界の求人が多く条件の良い求人を選ぶことができる

DODAがおすすめである理由の一つに、IT業界の求人の豊富さがあります。
特に、WEBデザイナーやUIデザイナー、CGデザイナー、ゲーム開発者やスマホアプリ開発者などのクリエイター分野の求人に強いのが特徴です。豊富なITクリエイターの求人を保有しているDODAなら、VR開発のための人材を募集している求人も数多く見つかるはずです。
また、IT業界の求人の質の良さもおすすめポイントの一つです。
IT業界の中でVRコンテンツを開発している企業は増えつつあり、VR業界の求人もまた増えています。しかし、求人が多い一方で、ブラックな職場環境の求人や条件の悪い求人もまた多くなっています。そんな混とんとした転職市場において、質の良いIT関連の求人が豊富なDODAならより条件の良い求人が選びやすくなっています。
もともと、IT業界に特化した求人に強いDODAですから、IT関連の求人は豊富です。その豊富な求人の中から、最新分野であるVR関連の求人も多く、しかもより質の良い求人の中から選ぶことができるのです。

ITエンジニア向け個別相談会に参加できる

大手転職エージェントDODAならではの強みとして、ITエンジニア向けの個別相談会が常時開催されているという点があります。
プログラマーやWEBデザイナーなど様々な分野の個別相談会が開催されているので、興味がある分野の相談会に参加してみることをおすすめします。
個別相談会に参加すれば多くの企業の人事担当者と直接会って話をすることができますから、転職活動をスピーディーに進めることができるでしょう。
このような個別相談会に参加できるのは、大手エージェントのDODAならではの良さだと思います。

VR面接を実施している

DODAが最近始めた新たな試みとして「VR面接」というものがあります。
「未来の面接プロジェクト」として、Oculus(オキュラス)を利用したVR面接を受けることができるのです。
これは、オキュラスリフトのヘッドマウントディスプレイを装着して、3Dで制作された面接官とバーチャル空間で面接を受けることができるというものです。
最初の面接官は、日本初の起業家と言われている坂本龍馬。実際にこちらが発する声から感情を解析し、面接官である坂本龍馬が様々なリアクションをとります。
VRの仕事に興味がある人は、DODAのVR面接を体験してみるのもおもしろいかもしれませんね。
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ワークポート

IT業界に特化した転職エージェントとして定評があるのが、ワークポートです。その特徴について見てみましょう。

IT業界に特化した老舗の転職エージェント

ワークポートはもともとITやWEB業界の求人に特化した転職エージェントでした。そこから、一般の求人も扱う総合転職エージェントに発展しましたが、IT業界の転職エージェントとしては老舗の一つです。
IT業界の転職実績は豊富で転職ノウハウなどもかなり蓄積されていますから、IT業界で転職するなら外せない転職エージェントなのです。
IT業界の中でも、ゲーム開発者やクリエイター、スマホアプリ開発者などに強みを持っているため、VR開発者を募集している求人も探すことが容易です。
ゲーム業界やクリエイター業界の企業の登録も多数ですから、多くの求人の中から自分に合った求人を探し出すことができるでしょう。

良質な転職コンシェルジュの存在

ワークポートのキャリアコンサルタントは「転職コンシェルジュ」と呼ばれています。
IT系の転職サポート実績が豊富な転職コンシェルジュは、IT業界で転職するならとても頼りになります。彼らはIT業界の仕事内容や業界の動向などをよく知っているため、
「VRコンテンツを開発する企業を探してほしい」
「過去に経験した業務があれば、この企業に転職可能か」
などという問い合わせにも応えてくれるでしょう。
特に、IT業界内で転職をするなら、業界に特化した転職エージェントの方が圧倒的におすすめです。IT業界ならではの仕事内容や仕事に必要なスキルなどの情報を知らないと、企業との交渉がスムーズに進まないのです。
ワークポートは特にクリエイター系やゲーム系の求人に強みを持っていますから、VR関連の仕事に就きたい人にぴったりです。

対応が早く急ぎの転職に向いている

ワークポートの特徴の一つに、転職コンシェルジュの対応が早いというものがあります。
転職先の希望を伝えれば、すぐに求人のリストを送ってくれます。
次の転職先を早く決めたい人なら、ワークポートがおすすめです。
⇒ワークポートの評判を見てみる!

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ポテパンフリーランス

フリーランスでエンジニアをしている人の転職におすすめなのが、ポテパンフリーランスです。フリーランスの人向けのエンジニアの求人を数多く選ぶことができるポテパンフリーランスの特徴について見ていきましょう。

短期間で1,000社以上の企業の案件を紹介してもらえる

ポテパンフリーランスはポテパンという会社が運営しています。ポテパンに登録している企業は1,000社以上あり、登録しているエンジニアは月に80名から100名以上います。
ポテパンフリーランスに登録しておけば、これらの企業から案件を紹介してもらえます。
VRコンテンツの開発をしている企業も、探せば見つかるはずです。登録しておけば、VR関連の案件を紹介してもらえるでしょう。

最短1日、平均2週間で仕事を紹介してもらえる

ポテパンフリーランスの良い点は仕事の紹介が早いことで、最短1日で仕事を紹介してもらえるケースもあります。
平均2週間で仕事を紹介してもらえますし、複数の仕事を紹介してもらうこともできます。ですから、切れ目なく仕事を請け負うことができるでしょう。

自分の得意な分野で案件を選べる

エンジニア向けの案件に特化しているため、プログラミング言語や過去の業務経験など、エンジニアならではの検索条件で案件を選ぶことができます。
例えば、Javaによる開発が得意ならJavaの案件の中から選ぶことができますし、スマホアプリやVR開発といった職種でも絞ることができます。
ですから、VR開発者の案件も簡単に探すことができるでしょう。

キャリアコンサルタントに相談もできる

ポテパンフリーランスは転職エージェントですから、キャリアコンサルタントのカウンセリングを受けることもできます。渋谷にある本社に行けばキャリアコンサルタントと直接会って相談をすることができますし、遠方に住んでいる人は電話で相談することもできます。
あらかじめスキルシートなどに経歴や仕事内容の希望を書いておけば、スムーズに案件を紹介してもらえます。その際に、VR関連の仕事がしたいということを伝えれば、ぴったりの案件を紹介してくれるでしょう。

実務経験が豊富でない人も多数登録している!

フリーランスのエンジニアというと、実務経験が豊富で高いスキルを持っている人ばかりという印象があります。しかし、ポテパンフリーランスに登録しているエンジニアには、経験が浅いエンジニアも多数登録しています。
経験が少なくてもやる気があり努力さえすれば実績を残すことができるのが、IT業界です。特に、VRは新しい分野であり、これから技術やノウハウを生み出していかなければならない分野でもあります。
ですから、VRの分野をしっかり勉強してスキルを磨いていく気さえあれば、仕事をしながら実力をつけていけるでしょう。
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まとめ

VRという新しい分野の転職について詳しく見ていきました。
人気が高まりつつあるVRの分野は、新しい技術を得たいと思っているエンジニアには魅力的な領域です。また、人気の高まりとともに需要も確実に伸びており、今後成長を遂げる分野であるのは間違いありません。
そんなVR業界に転職するためには、IT業界に強い転職エージェントを利用するのがおすすめです。IT業界についてよく知っているキャリアコンサルタントから最新の情報を収集しつつ、自分に合ったより良い条件の求人を探すようにしてみてください。