IT未経験におすすめの転職エージェントやサイト、企業|実際に転職した方法も紹介

IT未経験者が転職活動した方法今の業界から未経験だけどIT業界に転職したい、という方は非常に多いです。

しかしIT業界への転職は敷居が高いと感じている方も珍しくありません。

そこで今回は実際に未経験からIT企業に転職してキャリアアップした私の視点から、おすすめの転職エージェントや企業、転職の方法などを紹介していきます。

この記事を読んでわかること
  • IT未経験の転職におすすめのエージェントやサイト
  • 未経験からIT業界への転職、キャリアアップする方法
  • IT業界への転職するメリットとデメリット
  • 未経験でIT転職を成功させる秘訣
  • 未経験からIT会社に入社しキャリアアップに成功した例

    私も上司に未経験でIT業界に転職してキャリアアップしたいと話すと反対されることがほとんどでした。

    しかし、未経験でもIT業界に転職してキャリアアップすることはできますのでぜひ参考にして下さい。

    IT未経験の転職におすすめのエージェント・サイト

    転職活動と言うと、就職サイトかハローワークとイメージする方が多いと思いますが、現在は転職サイトやエージェントを利用するのが一般的です。

    なお大学卒業後3年以内であれば第二新卒枠で新卒として入社することができ、入社後に研修を受けることができるので、是非活用して下さい。

      【リクナビネクスト(リクナビNEXT)】未経験者OKのIT求人に強い

      it2リクナビNEXTは業界の状況や求人のトレンド、年収相場や未公開求人など、数多くの情報やノウハウを蓄積しており、転職活動をサポートしてくれます。

      IT業界の求人は800件から900件ほど公開されており、これに加えて非公開求人も保有しています。

      また、リクナビネクストは第二新卒者や若手転職希望者をターゲットとした求人情報サイトとして発足したという経緯もあり、未経験者がIT業界へ転職する際にも心強い味方となってくれるでしょう。

      リクルートグループが運営する求人情報サイトということで求人の質も高く、ブラック求人を回避できる確率も高くなりますよ。

      【doda(デューダ)】非公開求人が圧倒的多数

      doda(デューダ) 転職フェアをよく行っているdodaはITエンジニア転職経験者から高い評価を受けています。

      転職サイトですが、キャリアアドバイザーがついてくれる転職エージェントの一面もあり、あなたにあった求人を紹介してくれるでしょう。

      IT系の求人が3,000件以上あり、未経験OKの企業も少なくはありません。

      「残業を減らしたい」「給与を格段にアップしたい」という希望を伝えることもできるでしょう。

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      【ワークポート】IT・WEB転職のエキスパート

      未経験のエンジニア求人が豊富な「ワークポート」もおすすめです。

      「ワークポート」の魅力は、転職サイトには珍しくプロの転職コンシェルジュがついてくれる点です。

      履歴書の書き方や面接のアドバイスを期待できるでしょう。

      また、求人を紹介してもらうときも、ブラック求人を避けて質の良いものを紹介してくれる傾向にあります。

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      IT未経験の転職におすすめの企業リスト!

      IT未経験で転職する場合、何も考えずにいるとブラック企業に転職してしまうリスクがあります。

      そこで以下にはIT未経験で転職する際におすすめの企業を、『一般社団法人安全衛生優良企業マーク推進機構』などを取得している「ホワイト企業ランキング」を元にリストで紹介していきます。

      参考:https://shem.or.jp/

      時期によっては下記企業の求人が出ていない場合もありますが、もし未経験OKの求人が出ていれば応募を検討してください。

      1. 株式会社クレスコ
      2. スミセイ情報システム株式会社
      3. リコーITソリューションズ株式会社
      4. MS&ADシステムズ株式会社
      5. 株式会社ISTソフトウェア
      6. 株式会社メタテクノ
      7. TIS株式会社
      8. 日本ユニシス株式会社
      9. エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
      10. 株式会社アバールデータ
      11. ドコモ・システムズ株式会社
      12. 株式会社野村総合研究所
      13. SCSK株式会社
      14. JFEシステムズ株式会社
      15. 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
      16. 株式会社NTTドコモ
      17. 日本電気株式会社
      18. 株式会社ジュピターテレコム
      19. 富士通株式会社
      20. 沖電気工業株式会社
      21. ソフトバンク株式会社
      22. 株式会社富士通マーケティング

      未経験でIT業界へ転職するメリット

      it3

      どんな分野でもITの知識や技術が活用できる

      今はどんな分野でもITの知識や技術が活かしやすいので、転職のためにIT業界のスキルや知識を身に着けておくことは、将来の自分のキャリアに大きなプラスとなるでしょう。

      • 医療業界とITを掛け合わせた「ヘルステック」
      • 不動産とITが融合した「不動産テック(リアルエステートテック)」
      • 金融とITが融合した「フィンテック」

      また、きちんとした企業にさえ入れば、IT業界の年収は比較的高めで、業種別平均年収ではメディカル分野に続いて2位の地位を獲得しています。

      IT業界は比不況下でも求人が多く今後もエンジニア不足が予想される日本においては、IT業界への転職が有利に働く可能性は高いです。

      また、IT系にはブラック企業も一定数ありますが、厚生労働省でもブラック企業を減らしていくよう動いているため、今後はホワイト企業が増えていくことが予想されます。

      参考:塩崎大臣閣議後記者会見概要(厚生労働省)

      成長産業なので今後も安泰

      IT業界は年々市場が拡大している他、毎年のように新たな技術が発見されており対応していかなくてはなりません。

      全てのIT業界は上向きに成長していますので、人材の需要が高まり未経験でも転職しやすくなります。

      専門スキルが身につく

      研修や自己学習で得たIT知識を業務で応用することで浅かった知識や技術が深く取得でき、幅広く専門スキルを学んでいけます。

      その他にも業務によって必要になってくる専門スキルが違うので、関わっていく上で新たに専門スキルが身につきます。

      また、専門スキルを多数身につけることで他企業・業種でも役立つことが多いので転職にも困らなくなります。

      言語を学べば今後の人生でも役立つ

      エンジニアを目指す場合、以下のようなITで役立つ言語を学ぶこともできます。

      • Java
      • CSS
      • PHP

      IT未経験だと言語の知識を理解できるか心配かもしれませんが、初心者でも簡単に理解できました。

      もちろん最初は理解するのに少し時間はかかりますが、1つ覚えてしまえば他の言語でも同じ知識を使うことが多いので覚えやすいです。

      IT言語は様々なWebの業務に使われているので言語の知識を習得してしまえば幅広く仕事ができ転職する際にも武器になりますね。

      IT・WEB業界は未経験の人材を歓迎している

      少し前ならIT業界で「未経験者歓迎」なんて求人はかなり少なかったのですが、いまは検索するとどんどん出てきます。

      しかも、「全くの未経験者でもOK!研修で一から丁寧に教えます」という素敵な文言が並びます。 これはある企業がシステムエンジニアやプログラマーを募集している求人案件です。 今は本当にこのような未経験者歓迎で、しかも研修制度が確立された求人案件が多いのです。

      ここで先程も説明したように、この企業がブラックかどうかのチェックポイントを見てみましょう。

      まず【研修制度】をチェックする

      研修制度もバッチリだ!これなら未経験でも安心だね!

      【固定残業代】以外の時間外手当も確認

      「超過分の時間外手当は全額支給」って書いてある!これなら大丈夫そうだ! ちゃんとブラック企業かどうかのポイントを知っておくと求人票のどこをチェックすればいいかよく分かるね。

      未経験者ほどしっかりした企業を選ぼう!

      前述の通り、ITがブラック化する背景はオーダーを下請けに回す業界の体制にあると言われています。

      そして下請けになるほど納期が短く、ハードスケジュールになりがちです。未経験者が常に時間勝負の職場にいくと大変なことになるでしょう。 その点、大手企業ほど比較的納期がゆったりしていて、研修もじっくりと行われます。

      とはいえ、未経験で大手企業への就職は簡単なものではありません。ある程度の条件や制度がしっかりしている下請け企業、SES企業なども選択肢に入れざるを得ません。

      SES企業であれば、勤怠管理、契約管理、案件情報などをエンジニア自身が確認できたり、エンジニアのメンタルや業務をフォローしてくれる「Fairgrit®」のような管理ツールが導入されている会社を選ぶことをおすすめします。

      参考リンク:SES業務の管理に必要な機能がオールインワン | Fairgrit®

      まずは業務経験を積み、技術を身につけた上で、より好条件の企業へと転職するキャリアステップを描くと良いでしょう。

      技術をある程度身につけることが最低条件になりますが、「未経験だから中小企業からはじめる」のではなく、「未経験だからこそ基盤がきちんとした企業に」という考え方にシフトチェンジしましょう。

      未経験でIT業界へ転職するデメリット

      知識をインプットし続ける必要がある

      デメリットの1つ目はインプットをし続けることです。IT業界は常に技術とスキルを駆使しながら業務を行わなければなりません。

      また、毎年最新の技術も増えているため、意識して常に新しいスキルを習得し続ける必要があります。

      時代の変化に対応しなければいけない

      デメリットの2つ目は時代の変化に対応しなければならないことです。

      IT業界は新しい技術が発表されたり、アプリケーションが変化し続けるので、それに合わせて対応していかなければいけない大変さがあります。

      例えばショップの運用をしていた場合、仮想通貨決済を対応するなど、高い順応性が求められます。

      IT業界にはブラックが一定数存在する

      ITブラック見極め漫画

      上の画像のように来る日も来る日も残業。当然残業代も請求できず… IT業界にうんざりしている方もいます。

      https://kctp.co.jp/jobshift/itmikeiken/

      外部からは分かりにくいのですが、IT業界は複雑な多重構造になっている場合が多いのです。

      例えば大企業のお得意様から、これまた大手のシステム会社に発注が来ます。 その会社は中間の利益だけ取り、下請けに丸投げ。そして その会社がまた下請けへ… と途中でどんどんマージンだけかすめ取られ、最終的にそのシステムを作るのは末端の小さな会社。という哀しい構図で成り立っています。

      えぇっ!?実はそんなに幾つもの下請け会社があったの?そりゃあいくら働いても給料が安いワケだ…

      その会社の社員だけで手に負えない場合、また外部で個人に委託することもあります。 その委託された人も実は昼間は別の会社のエンジニア。

      本業の会社勤めをしながら、委託された仕事は副業として自宅で徹夜作業、なんてこともあるので 体調を崩すのも当然ですね。

      だからシステムエンジニアは「IT土方」なんて別名がつくほど。エンジニアは体力勝負なんです。

      「常駐開発」のようなブラック業種もある

      これもIT業界の困った慣習。 システム会社って、入ったらそこで必ずしもそのオフィスで仕事できる訳ではない場合が多いです。

      多くの企業でよくあるケースが自社の社員をクライアントの会社に派遣して、そこのシステム開発を手伝わせるという手法。それって派遣会社ってこと?と思う方も多いと思いますが、派遣会社ではないのです。あくまでもシステム開発の会社がやっていることなのです。

      実際は派遣のような業務を行っているのに「派遣業」としては登録されていないので、様々な不具合が生じます。

      例えば現場の指揮系統の問題、労務管理の問題、横行する長時間労働…。そして何より問題なのが直接クライアントとやり取りすることがない故に生じる、そのプロジェクトに対する責任感の希薄さです。

      もちろん全ての人がそうだというわけではありませんが。

      顔も見えない相手のために、ただ上から下りてくる指示に従って作業をこなすだけ。給料も安いし、こんなのやりがいが感じられるはずないよな。
      ブラックな会社の特徴とは
      • ※固定残業代の制度が悪用されていて実質的な残業代が支給されない
      • ※裁量労働制で残業代がほぼゼロに等しい
      • そして、とにかく残業時間が異常に多い

      簡単に言うと長時間労働のわりに給料の手取りが少なく、さらに常に人員が不足して無茶を要求され、計画が破たんしているような会社です。

      今の会社に入って後悔しているあなた、この記事を見て心当たりはありませんか?あなたの今置かれている現状は、ひょっとしてこれに近いものではありませんか?

      しかし、IT・WEB業界が全てブラックかというと、必ずしもそんな企業ばかりではありません。きちんと情報を集めて求人票の読み解き方のコツさえ掴めば、優良企業を必ず見つけることができます。

      もし転職するなら、次こそはブラック求人かどうかを見極めればいいんだね!じゃあ、どうやったらブラック企業を避けられるんだろう?

      未経験でIT転職を成功させる方法

      スクールなどに通い知識をつける

      転職活動前にスクールに通う

      IT未経験の転職者で成功させる秘訣は、少しでも知識を身につけることですので、プログラミングスクールなどに通いましょう。

      IT・プログラミングスクールなどに通うと転職活動をする際に実績としてカウントされる他、少しでも知識を身につけていれば現場で習いながら仕事ができ、即戦力として採用される場合が多いです。

      最近のプログラミングスクールは無料で通えたり、自宅や電車でもオンラインで講義を聞くことができるなど、とても便利で通いやすくなっています。

      IT未経験が企業に入社しにくい原因として、教育がないことが挙げられます。

      新卒採用のように十数人も入社する場合は人件費を出すことができるのですが、中途採用の場合は1~3名と少人数なので、研修のための費用を出すのは効率が悪く即戦力を採用しています。

      なので、未経験でも採用されやすくするためにIT・プログラミングスクールなどに通い即戦力としてアピールしましょう。

      第二新卒なら積極的に「第二新卒枠」で応募する

      第二新卒第二新卒は入社後に研修を行ってくれるので未経験でも転職しやすい上、ライバルが少ないので積極的に活用しましょう。

      通常の転職活動では社会人経験が十数年ある方がライバルにいる場合がありますが、 第二新卒での転職は新卒と第二新卒しかいないので採用もされやすいです。

      募集要項に卒業後○年以内・入社後○年以内などの条件がある企業が第二新卒を募集している企業になりますので、見かけたら応募すると良いでしょう。

      もう第二新卒ではない、30代になっている方は合わせて下記の記事もご覧下さい。

      独学で本などで知識をつけておく

      独学でITについて勉強してみようと思ったあなたにお伝えしたいのは、まず本を読みましょう。

      事前にITの知識を持っている、またはそのための勉強を独学でやっていた、というPRポイントがあればより一層有利になります。

      採用者から見た場合、同じ未経験者でも全く何の知識もなく勉強をしたこともない人と比較した時、どちらが魅力的な人材に映るかは明らかです。

      例えばプログラミングについて学びたいなら、「Java」「HTML」は外せません。この2つは全ての基本と言っても良いほど、IT業界の人なら誰もが一度は使っている言語です。

      「Java 入門」や「HTML 入門」などのワードで検索すれば、数え切れないくらいほどの入門編のテキストが出てきます。

      最初は訳がわからないと思いますが本に書いてあることを何度も読み、それに従ってPC内のメモ帳にどんどんコードを打ち込む練習をして下さい。

      本を一冊読み終える頃には何らかの変化があるはずです。もちろんこれだけで即、通用するほどIT・WEB業界は甘くはありませんが全くの未経験よりは研修された時の飲み込みの速さが格段に違います。

      ハローワークの職業訓練は積極的に利用する

      ハローワークの求人は知っての通りブラックが多く、おすすめできませんが、ハローワークの職業訓練は積極的に利用しましょう。

      条件を満たせば無料、もしくはハローワークと提携している職業訓練校で格安で授業を受けることができます。

      参考:厚生労働省ハロートレーニングの全国情報

      IT未経験での転職を失敗しないための注意点

      固定残業代については必ずチェックする

      ブラック求人を回避するために注意点

      固定残業代(こていざんぎょうだい)とは、企業側がある程度の時間数は残業が発生することを想定し、固定の残業代を算出。それを実際の残業の有無にかかわらずあらかじめ給与に上乗せして支給するという制度です。

      それじゃあ残業しても・残業しなくても この固定残業代はもらえるってこと?なんだかうますぎる話だなぁ。

      一見素晴らしい制度のように見えますが、それは要領よく就業時間内に仕事を終えられたらの話。これを悪用する企業が多いため、トラブルが絶えないのです。そのトラブルの多くが、発生するとみなされた残業時間よりオーバーしているにも関わらず固定残業時間を超えた時間外労働の賃金は支払われないというもの。 これを重く受け止めた厚生労働省も注意喚起を促しています。

      固定残業代を賃金に含める場合は適切な表示をお願いします。

      これによると、以下の3つを必ず募集要項や求人票に明示するよう求められています。

      • 固定残業代を除いた基本給の額
      • 固定残業代に関する労働時間数と金額等の計算方法
      • 固定残業時間を超える時間外労働、休日労働および深夜労働に対して割増賃金を追加で支払う旨
      求人を見るときは固定残業代についてどのように記載してあるか、必ずチェックするようにしましょう!自分の身を守るためですよ。

      裁量労働制について知っておく

      「労働時間(どれだけの時間働いたか)」ではなく、「成果(どれだけ事を成し遂げたか)」が重視される働き方で「専門業務型」と「企画業務型」の2つがあります。 労働者と使用者の間で、ある一定の時間数は働くであろうとみなされた労働時間に基づいて賃金が支払われるという制度です。

      しかし、この制度も雇用者側と被雇用者側の認識がずれ過ぎているとトラブルになります。 システムの開発など時間で管理しにくい業務は多くの場合、作業にキリがつきにくく長時間労働を余儀なくされます。

      日々10時間以上働いているにも関わらず、労働時間を仮に9時間とみなされて賃金が決定されていたらどうでしょう?やはり、労働者側の不満は日々蓄積されていくに違いありません。

      専門業務型企画業務型
      システムエンジニア・デザイナー・編集業務・公認会計士・弁護士、新技術の研究開発など専門的な業務企画・立案・リサーチなど企業の中心となって進めていくような企画中心の業務
      プロジェクトの進行具合によって常に仕事の段取りも変わるような業務、 個人の裁量に任せて業務を進めていくような業務など、時間で管理しにくい業種が対象職種というよりはその企業の中枢部が対象(本社・本店、または企業の運営に大きな影響を及ぼす事業場であることが条件)
      IT業界って、まさにこの裁量労働制が適用される「専門業務型」の仕事だらけだったんだね…
      だからこそ入社前によく調べて働き方の形態がどうなっているかきちんと調べて見極めることが大事なんですよ。

      求人広告掲載の頻度を確認しておく

      これはIT業界に限ったことではありませんが、「事業拡大」をうたっていても年がら年中求人広告を出している企業は注意です。

      また「常時募集」という言葉もチェックしておきたいところ。しっかりした企業は大規模な採用を行う場合でも、採用計画をたてて募集・採用します。

      大量募集していないか確認する

      激務についていけず、人の入れ替わりが激しいため大量に募集していることも。

      最初から人材の横流しを想定して他社に送り込むために沢山の募集をかける場合も考えられます。

      「年間売上額」を社員数で割った数字が小さすぎる企業は注意する

      俗に「年間売上額」を社員数で割った数字が1000万円を超えていれば、会社としてはまずまずといわれることが多いですが、IT業界の中小零細ブラック企業の中にはこの数字が500万円や400万円台のケースがあります。

      これは前章でも述べたように安い単価で社員を外部に常駐させているだけの企業に多く、偽装請負契約を結んでいる可能性があるといえます。

      社内イベントや「可能性」だけを異常にアピールしている企業は回避する

      IT業界は忙しく、はっきり言って社内イベントなどに参加する暇もないことがほとんどです。できる人材、必要とされる人材ほど社内イベントとは距離をおくでしょう。

      また、やたらと「将来的にはコンサルタント」「入社2年目でプロジェクトを仕切る」「幹部候補」などを連呼する求人にも注意。

      このような文言がある場合には、どういったプロセスやキャリアを経てそこへ到達したのか、前例はどのくらいあるのかをしっかりと問い合わせるべきです。

      メインとなる事業や強みがない企業への応募はやめておく

      IT業界で企業を設立するのは、それほど難しいことではありません。ちょっとした顧客へのコネと、そこへ投入する人材さえ確保できれば、なんとか商売が成り立ってしまいます。

      それゆえに、社員を外に出しているだけで自社では何の事業も軌道にのっておらず、いつまでも人材の横流しだけを続ける企業があることも事実です。

      もちろん、設立当初は手堅く資金を稼いでプールするために社員を外へ出し、その間に受託案件や新規サービスの開発を軌道に乗せ、いずれは社員を呼び戻すという場合もあります。 このような場合は、メインの事業がしっかりと固まっているか、独自の強みを持っている企業がほとんどです。

      社員の平均年齢を確認しておく

      平均年齢があまりにも若く20代や30代前半の場合、社員が長く定着せず中途退職者が多いと推察できます。

      社長の年齢に比べて幹部クラスがあまりにも若年層という企業も、重要な役職の人材が会社のやり方に反発して外部に流れてしまったというワケアリの可能性も否定できません。

      給与設定が極端な会社は回避する

      低すぎるのは言わずもがな。高額すぎると激務なことも。美味しすぎる条件にも注意の目を向けましょう。

      研修制度については突っ込んで質問する

      「研修制度」ってどうなってるんだろう?求人票にちゃんと書いてない会社も多いね。
      IT業界では専門スキルや用語が多いため、しっかりとした企業では技術研修の期間を設けるなど、人材育成には力を入れています。逆に研修制度が確立されていないところは要注意ですよ!「OJT」をやたら多用する会社は突っ込んで話を聞く必要があります。

      ブラック企業ではほぼ「投げっぱなし」です。要は本人がなんとかしろということですね。さらに酷い状態になると、ろくに知識も経験もない人材を「技術者」として顧客先へ入れ込みます。

      このような会社が好き好んで使う言葉が「OJT」「現場主義」です。 たしかにOJTも現場主義も大切ですが、その前提となるのは人材がしっかりと基礎知識とスキルを持っていること。これがないままに現場へ出されても、それは武器を持たずに戦場に立たされるのと同じことですからね。

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       IT業界未経験から転職するのにおすすめの仕事・業種

      情報処理サービス

      情報システムの構築・運用に関する業務。主に企業に向けた物が多く、情報システムの導入の際に必要なサービスをオールマイティに提供していきます。

      顧客管理・在庫管理・受注システム・アンケート・投票などはこれに含まれます。

      システムエンジニア(SE)

      ソフトウェアのシステムそのものを開発するエンジニアです。

      プログラマー

      ソフトウェアを作成するにあたりシステムエンジニアが書いた設計書や仕様書に基づきプログラミングしていく技術者です。

      プログラミング言語の知識が必要。この経験を積んでシステムエンジニアに転向する人も。 システムエンジニアとプログラマーの知識と技術があればWEBの仕事にも応用できる。

      Webディレクター

      Webサイト制作の進行管理・データのリサーチ、ライターやデザイナーへの指示、サイトの見直し、編集などWEBサイトの制作を実際に進めていく仕事です。

      コミュニケーション力とWEBサイトの総合的な知識が必要です。

      Webデザイナー

      WEBサイトのデザインを行う。バナー作成やWEBサイトの全体的な配色を考える。Illustrator、Photoshopなどデザインのソフトが扱える他、CSSやHTML、JavaScriptなどの知識も必要。

      Webコーダー

      WebデザイナーのデザインをWeb上で実際に閲覧できるようプログラミング作業を行います。

      作業に応じたソフトやプログラミング言語を使ってクライアントから依頼されたイメージ通りのサイトに組み立てていく。

      営業系

      ソフトウェアやWEBサイトをクライアントにプロモーションする仕事。ある程度の知識は必要だが、人とのコミュニケーション能力や販売能力があれば業界未経験者でも可能。

      ただ、長年システムエンジニアとして現場で経験を積んだ年長者のSEがセールスエンジニアとして営業する場合もあります。

      知識も技術もあるので、コミュニケーション力さえあればより高い説得力でクライアントにセールスできる。

      オペレーター

      オペレーターは主に自社や顧客システムの運用・監視・障害対応などを行い、問い合わせや障害切り分けの一次対応を行う仕事です。

      ネットショップ・サイト運営スタッフ

      その他。WEB業界はWEBサイト運営以外にもネットショップなどさまざまな仕事がありますので、未経験者・初心者向けの求人も意外と多いです。

      例えば写真を撮るのが得意ならネットショップで商品撮影などの仕事もあります。

      メールでの受注、問い合わせやトラブルの際のお客様対応、在庫管理など。 例えばAmazonやYahoo、Appleなどの大手企業も全くの未経験者から募集しています。

      在宅という形態も多いので、子育て中の主婦の方なども狙い目です。

      WEB会社のライター

      フリーという形態が多いですが、ライターもWEB業界では欠かせない職業。こちらもWEBの知識がなくても、文章を書くのが好きならできる仕事です。

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      未経験が実際に転職に成功した体験談

      未経験でもIT会社に転職できることがわか所で実際に入社してどのようなキャリアアップに成功したのか。 入社してキャリアアップに成功したことを紹介していきます。

      研修でキャリアアップに成功

      入社してIT未経験でしたが、研修で知識を学ぶことができキャリアアップできました。 研修では、座学から様々な言語の意味や役割、使い方まで未経験でも業務ができるようになるレベルまで学ぶことができました。

      また、業務を経験している方からの直接指導などもあったので、実際に業務をするイメージしながら学ぶことができました

      業務で経験してキャリアアップに成功

      研修で得た知識を業務を通じて実践することでキャリアアップできました。 研修で知識を得ても実践で使えなければ意味がありません。

      研修で得た知識を業務で試すことによって実践で通用するスキルを身につけることができました。

      また、会社の先輩や他社の方と業務を行うことで、研修や座学だけでは学ぶことができない経験ができました。

      IT未経験の転職におすすめのエージェントや企業まとめ

      転職サイト

      今回はIT未経験者が転職活動した方法について紹介してきました。 未経験からIT業界への転職は可能ですので、興味のある方はぜひ転職サイトやエージェントを利用しましょう。

      IT系に限りませんが、若ければ若いほど転職しやすいので、早めに動くことをおすすめします。

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