わなべ

「意識高い系ズボラ」というブログを運営していますwanabe(ワナベー)と申します。

 

この度、ジョブシフトさんに記事を寄稿させていただくことになりました。
こちらのメディアは転職の情報に特化しているということで、今回

「転職について記事を書いて頂けませんか?」

とお話を頂きました。

 

以前ぼくが書いた転職についての記事がSNSでかなり拡散されたことがあったので、それをきっかけにお声がけ頂いたようですね。

 

今回のお話を頂いた際、ぼくは

「転職についての記事ですか。。ガンダムについても書けますが、どうでしょう?」

と提案したんですが、

「いえ、転職でお願いします。」

と断られてしまいました。
まあ残念ですが、仕方ないですね。転職メディアですし。
ちなみにガンダムは1話も見たことがありません。

 

というわけで今回は

どんな人でも転職の準備はしておかないと後々怖いことになるよ。ていうか何でしないの?

ということを実体験をもとにお話しします。

 

すべてのサラリーマンとガンダムファンに捧げます。

超優良企業が一瞬で崩れ去る様を目撃した

ぼくが新卒で入社した会社は、地元と業界では知らない人はいない超優良企業でした。

どのくらい優良かというと、合コンで会社名を告げると打率が3割上がるくらいの優良さです。
業績はここ10年右肩上がりで、事業的にも不況に強く、社員への待遇も厚い。

 

ほとんどの社員がそこに骨をうずめるつもりで一軒家を購入していましたね。
こんな優良企業から転職することなんて考える必要ないと言わんばかりに。

 

だけど、危機は全く予想外のところに潜んでいました。
完全なる不意打ち。
なんだと思いますか?

 

会社の一部の部署がとんでもない不正を働いていたことが発覚したんです。
このことは社員にとっては本当に寝耳に水で、というのも会社がこんな爆弾を抱えているということは当該部署と経営層の一部を除いて誰も知らなかったんです。

 

会社の中は大混乱。
通常業務を止められ、多くの人員が対策に充てられました。営業部は謝罪と土下座の応酬。
そして、会社は社会からの信用を失い、一瞬のうちに存続の危機に追い込まれます。

 

そんな中、ある二文字の言葉が誰しもの頭をかすめました。

「転職」

しかし、こんなことになるとは夢にも思っていなかった社員たち。
転職の備えなどあるはずもなく、そればかりか一軒家を建てるなど永住する気まんまんで、引っ越しも困難な状態。
一部の若手を除いた大多数の社員は、この絶望的な状況にもかかわらず、身動きが取れない状態に追い込まれたのでした。

 

この話から何が言いたいのかというと、どんな優良企業でもいつ何が起こるかわからないということです。
それは、今回のような不正かもしれないし、競争力低下による業績不振かもしれないし、パラダイムシフトによるニーズの激減かもしれないし、地震などの天災かもしれません。

そんなことはわかっていると思ったかも知れませんが、そのことを意識して行動できている人はほとんどいません

 

いざそんな事態が訪れたときに、自分の仕事がなくならないよう対策を立てておく。
リスクに備えて、保険をかけておく。
その一環として、転職の準備をしておくというのは、サラリーマンであれば誰もがやっておくべきことでしょう。

 

会社が船だとしたら、転職は救命ボートです。
救命ボートを積まずに船旅に出ることほど、危険なことはないですよね?

各種保険には入るのに、仕事に保険をかけないのはなぜか?

リスクに備えて準備をするということは、生きていく上で当然の事と言っても過言ではありません。

実際、ぼくらは健康上のリスクに備え生命保険に入り、事故に備え自動車保険に入り、災害に備え地震保険・火災保険に入ります。

 

そんな中、なぜぼくらは失業のリスクには備えないのでしょうか?
いつでも別の会社に移れるようにするための準備(=転職の準備)をしないのでしょうか?
*サラリーマンは失業保険に入っていますが、あれは失業した際の一時しのぎにしかなりません。

 

理由はいくつかあります。

 

1つ目の理由。それは「他のみんながやっていないから」です。

生命保険はみんな入っているから入る。
転職の準備は誰もやってないからやらない。
とてもシンプルな理由です。

 

多くの人は、周囲の人がみんなやっていることなら、進んでやろうとします。というか、やらずにはいられません。
なぜなら、周囲の人と同じでないと、強い不安を感じるからです。
みんなやっていることを、自分だけやっていないという状況が恐くて仕方がないのです。

 

実際、社会人が生命保険に入る理由のほとんどは「自分で必要性を吟味した結果」ではなく、「みんなが入っているから」でしょう。
みんなが入っているのに、自分だけ入らないのは不安なのです。

 

そして、(リスクヘッジとしての)転職の準備についてはほとんどの人がやっていません。
だから「これについてはやらなくていい」と思っている。
いや、それどころか「転職の準備をする」という発想、行動の選択肢すらないでしょう。

 

しかし、ここまで書いてきたように、ちょっと考えれば失業のリスクに備えることの必要性はわかると思います。

普段いかに僕らが、自分の頭で考え行動していないかがわかります。
世の慣習にならったり、周囲の人に合わせることで思考を放棄しているのです。

 

ここまでで、ぼくらサラリーマンのほとんどが思考停止していることはわかりました。
ではなぜ、「生命保険に入ることは」慣習として定着したのに、「転職の準備をすること」は定着していないのでしょうか。

生命保険会社のがんばりとか、日本が長らく終身雇用だったからとか、保険営業のお姉ちゃんがやたら可愛いからとか様々な要因が関係していると思いますが、
1番大きな要因はズバリ「めんどくさかったから」でしょう。

 

生命保険の加入は、お金はかかりますがちょっと手続きすればすぐに済ませられます。
そんなに手間はかかりません。

しかし、転職の準備というのは結構な作業が必要で面倒くさいです。

職務経歴書を書くためには自分の実績やスキルを棚卸ししないといけないし、

将来のことを考えてキャリアプランを練らないといけないし、

どういう会社があるのか業界のリサーチもしないといけません。

 

わずか数%未満のリスクに備えて、これだけのことをするのが面倒くさくてしようがない。
その結果、失業のリスクに気付いた人も、「まあうちの会社に限ってそんなことはないだろう」という論理性を欠いた自分の都合のいい結論に至ってしまったのでしょう。

 

しかしこれは、「まあ自分に限っては地震に襲われることはないだろう」という考えで防災の備えをしない人と全く同じです。

発生率が低いから、面倒くさいからということが、重大なリスクに備えなくていい理由になるわけがありません。

 

余談ですが、古谷実のマンガ『グリーンヒル』に

人生最大の敵は”めんどくさい”だ

社会のほとんどの問題は”めんどくさい”が原因で起こっている

という言葉が出てきます(うろ覚え)。

 

ぼくもその通りだと思います。

働くのが面倒くさいから金を盗み、
女性を口説くのが面倒くさいから痴漢をし、
話し合うのが面倒くさいから戦争でケリをつける。

このように、面倒くさいを理由に必要なことから逃げてもろくなことがありません。

リスクとしっかり向き合い、論理的・合理的に行動していきましょう。

 

自分の仕事がなくなる」という状態。「稼ぎ口がなくなる」という状況。
これって、面倒くさい思いをしてでも対策する価値のあることじゃありませんか?

 

 

以上、いつ何が起こるかわからないから転職の準備をしてリスクに備えようという話でした。
面倒くさいですが、やっておいた方がいいですよ。

それに、転職の準備は現職でも役に立つ部分があります。

 

実績とスキルの棚卸しは、自分の強みや足りない部分が明確になりますし、
キャリアプランを考えることは、転職しないとしてもやっておいた方がいいことです。

 

メリットたくさんの「転職の準備」
重い腰を上げて、ぜひ取り組みましょう。

 

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著者プロフィール

わなべ

wanabe(ワナベー)。ブログ『意識高い系ズボラ』で、「人生からあらゆるストレスを撲滅し、幸福なる生を送るための情報」を発信中。お堅い内容もふざけて書くがモットー。