AIやIoTといった先進的な技術に関する人材が非常に注目されています。ロボットの分野(ロボティクス)もそのひとつ。今回はロボットにまつわる仕事をしたい、ロボット業界に就職を考えているといった学生のみなさんへ、お届けするコンテンツです。

ロボットに関する職業にはどんなものがあり、どういった仕事内容なのでしょうか。

ロボットを仕事にするなら今!ロボット業界が注目される理由

「もしロボットが人間の仕事をするようになったら…」「賢いロボットが危険な仕事をするようになったら…」こういった話題は、数十年前から存在しています。

しかし2010年以降、ロボットに関する話題は非常に多くなり、注目度も上がっているのです。これにはいくつかの理由がありますが、もっとも大きなものとしては「ロボット工学と周辺の技術レベルが上がった」ということが挙げられるでしょう。

特にAIやIoT、クラウドといった分野はロボット工学と相性が良く、これらを組み合わせて、たくさんの新しいサービスが登場しています。

men指指しノーマル

例えば、こんな例があります。

  • 店員の技術を見よう見まねで学び、接客や呼び込み、おもてなしをする「ロボットサイネージ」
  • クラウド上からロボットを操作できる「クラウドロボティクス」
  • 介護の現場でリハビリやコミュニケーションをサポートする「介護ロボット」
  • 災害時の危険地域で調査や救助作業をする「災害救助ロボット(レスキューロボット)」

これらはロボット工学の発展はもちろんのこと、AIやIoTが発達するにしたがって実現されてきたサービスといえます。そして、いずれも「人間があまりやりたがらない仕事」を代行してくれるという特徴があるのです。

例えば、小売業界や介護業界は、常に人手不足ですが、この2つの業界ではロボットの活躍が期待されています。老人介護やリハビリ、コンビニなんかではロボットの導入が進みそうですね。

こういった背景から、ロボットは人間社会に無くてはならないものとして注目されています。今までも工場のラインでは様々なロボットが活躍してきましたが、これからはもっと広い分野でロボットが活躍する時代になるのです。

ロボットに関する仕事にはどんなものがあるのか

このように急激に社会から注目されるようになったロボットですが、これらは当然ヒトが創り出しています。つまり、それだけロボットに関する仕事は需要があるということです。

では一体、どういった仕事があるのでしょか。簡単に整理してみますね。

ロボットを作りたい!人に向いている仕事

ロボットエンジニア

文字通りロボットの設計・開発が仕事です。今までは産業用ロボットの分野が主流でしたが、今後はサービスロボットの分野でもロボットエンジニアの求人が増えそうですね。
機械・工学・電気・電子系の知識が必要となり、敷居は決して低いといえません。しかし、ロボット業界の中核を担う職業となるため、やりがいや需要は大きいでしょう。

ロボットクリエイター

ロボットエンジニアと似ていますが、こちらは「クリエイト(創作)」の比重がやや大きめです。ロボットの設計や開発のみならず、コンセプトやデザインなども考案します。
デザイナー的な要素や社会に対する問題意識などが役立ちそうですね。

ロボットデザイナー

ロボットクリエイターと非常によく似ていますが、こちらはロボットだけではなく「ロボットが社会やヒトとどう関係していくのか」というテーマも含めてロボットをデザインする仕事です。まだ日本では聞きなれない仕事の一つかもしれませんね。しかし、近い将来、確実に需要が増えてくる仕事だと思います。

エンジニアやクリエイターよりもデザインの比重が大きくなる仕事です。機能性を保ちつつ、見た目も重視し「ヒトに愛される」ロボットを創り出すのがミッションといえるでしょう。

ロボットを運用したい(操作したい)人に向いている仕事

産業用ロボットオペレーター

工業製品の溶接や組み立てなど、産業用ロボットが用いられている業界は非常に多いです。
このような産業用ロボットに対し、教示作業(ロボットティーチング)を行ったり、ロボットを動かすためのプログラムを作成したりするのがロボットオペレーター。
電気制御関連やプログラミングの知識があれば就職しやすいでしょう。

ロボットを整備する仕事

ロボット整備士

新しい技術が登場するごとにそれを整備する仕事も増えます。自動車整備士なんかが良い例です。最近ではスマホをメンテナンス・修理する業者も増えていますしね。ロボットも同様と考えて良いでしょう。ロボット整備士は、産業用ロボットやサービスロボット、家庭用ロボットのメンテナンス・修理を行う仕事です。

知識としてはメカトロニクスや情報技術などが必要になるでしょう。電子工作技術もあると、より重宝されるかもしれません。

ロボット業界への就職を目指すなら

これまで紹介したようなロボットに関する仕事に就くには、どういった経路が最適なのかを考えてみます。まず、ロボット業界への就職には「理系の知識」が必須といえるでしょう。

例えば、機械・電気・電子・IT・その他制御系や電子工作系ですね。クリエイターやデザイナーであれば、プロダクトデザイナーやインダストリアルデザイナーの知識も重宝されるため、CAD3DCG系のスキルも役立ちそうです。

こういった知識・スキルを身に着けるには、大学の理系学部や専門学校で学んでおきたいところ。また、ロボットに関する仕事は複数分野の知識が必要となるため、専門領域を2つから3つ程度持っておくと強みになりますよ。

ロボット業界への就職に強いサイト3選

知識やスキルとともに、実際の仕事探しも重要です。ロボット業界へ就職を希望する方は年々増えており、社会からの需要も高まっています。

そのため、ロボットに関する仕事も急増中です。そこで、ロボット業界・ロボットに関する仕事の情報を集めるためにおすすめのサイトを紹介しておきますね。

DODA

豊富な案件量を誇るDODAは、ロボット業界の仕事でもやはり強いですね。
2017年7月時点で、ロボットに関する求人情報は1200件以上もあります。
例えば、こんな仕事がヒットしますよ。

ロボット科学教育の企画運営

【年収】300万円~420万円【月給】250,000円~350,000円
ロボット製作を通じて科学を学ぶ教室の運営や企画

日本国内の倉庫ロボットインテグレーターやユーザーへのトレーニング設置およびサポート

【年俸】 300万円~500万円以上
国内ユーザーサイトへ物流・倉庫用ロボットの設置。テクニカルサポートやアプリケーションソフトの開発もあり。
年1回のアメリカ(シリコンバレー)研修

DODAは希望した分野で仕事が見つかりにくくても、関連分野で仕事が見つかることがあります。
営業力が非常に強い会社ですので、小まめにチェックしておきましょう。

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リクナビNEXT

20代の正社員就職・転職に強みを持つ国内最大級の求人サイト「リクナビNEXT」。
当然、ロボット関連でもさまざまな求人をおさえています。
例えば、こんな感じですね。

製造現場の省人化に貢献するロボットの設計

400万円/25歳・入社1年目/月給24万円+賞与
メーカーで使われるバリ取りロボットの設計や専用機械の設計など

制御設計でオーダーメイドロボットを動かすオペレーター

月給25~50万円
専用ソフトでのロボット動作のシミュレーション、ロボットティーチング(教示作業)、プログラミングなど
未経験、文系可、CADスキル優遇

リクナビNEXTは求人の質・量ともにレベルが高いというのが筆者の印象です。
急成長中のロボット業界の仕事も、基盤がしっかりした企業の求人が揃っています。

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はたらいく

地域密着型の就職・転職サイトといえば「はたらいく」。
ロボット関連の仕事をできるだけ地元で探したい、という方にはおすすめです。
正直なところ、ロボットを作りたい!という方には少し物足りない求人量ですが、
ロボットを使って社会に貢献する仕事は結構ありますね。
例えばこんな感じです。

最先端ロボットを使った下水道管の清掃や管理

月給25万円以上
官公庁との取引で、公共インフラ(下水道管など)の中をロボットと高圧洗浄機で洗浄

「ロボットティーチング」「ロボットオペレーター」などで検索すると、非常に多くの求人が見つかります。
また、大企業のほかにもキラリと光る技術を持った中堅中小企業が多数ヒットします。
地元志向の若者にはおすすめですね。

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まとめ

ロボット業界は今後ますます拡大していくと予想されます。かつて、最近の好景気と相まって一種のバブルのような雰囲気さえありますからね。理系の学生だけではなく、ロボットや先端技術に興味のある文系学生にも、十分チャンスはあるでしょう。

そもそも人手が不足している業界からの需要が多いため、就職へのハードルもそれほど高くありません。「できるかできないか」よりも、「やりたいかやりたくないか」を重視して仕事を探してみてください。

ロボット業界のように先進的な技術やサービスを扱う仕事は、「モチベーションや情熱」が非常に大切です。文系であってもあきらめることなく、興味のある仕事にはどんどん応募していきましょう。