就活で必ず必要になるもののひとつに、「就活写真」がありますよね。
履歴書には必ずといって良いほど写真の添付が義務付けられています。
この就活写真、皆さんはどのように準備しているでしょうか?
街角にあるセルフタイプの撮影ボックスでも良いのですが、今は専門のスタジオで撮影される方が増えているそうです。
今回は、就活写真の実情に迫ってみたいと思います。

あなたはセルフ派?スタジオ派?現代の就活写真事情

就活に使う写真を作成するとき、数百円で写真をとってくれるセルフボックスを使う方は多いと思います。
何を隠そう、筆者もこのセルフボックス派でした。
要は「自分だと判別できれば良い」と考えていたからです。
しかし、最近では就活にも「見栄え」が重要になってきました。
特に接客業やサービス業、営業職など人の目に触れることが多い職業のなかには、第一印象を重視している場合があることは事実です。
そこで、セルフボックス派とスタジオ派の割合や男女比について調べてみました。

スタジオ派が圧倒的に多数!

とある内定者向けのアンケートで、就活用の写真について回答を募集したところ、写真館やフォトスタジオで撮影するという学生は
実に全体の60%以上
を占め、大学生協や街角のセルフボックスで作成するという学生は6%程度でした。
その差、実に10倍以上!
もはや証明書用写真とはいえ、プロに撮ってもらうというのがスタンダードと言えるのかもしれません。
また、男女比について詳しいデータは見つけられなかったものの、やはり女性の比率が高いとのこと。
ただし、ここ数年は男子学生の間でも写真の出来栄えに対するこだわりが増え始め、見栄え重視の時代は確実に到来しているといえそうです。

スタジオ撮影での所要時間や金額は?

セルフボックスであれば数百円で済ませられる写真も、専門のスタジオであればやはり多少お値段が張ります。
一例として、スタジオで写真撮影した場合の時間や料金を紹介しておきましょう。

都内数か所にスタジオを構える業者Aの場合

エコノミープラン……6,200円(税込み)
リクルートプラン……9,500円(税込み)

大阪、名古屋など数か所にスタジオを構える業者Bの場合

セルフィットLプラン(メイク、仕上げ、写真セレクト、写真20枚などがセット)…11000円
セルフィットMプラン(男性向け)…10000円

このようなプランは単に写真を撮るだけではなく、事前のメイクや眉の調整、肌色や髭跡なども調節してくれます。
これだけでも写真写りはかなり変化するもの。
また、撮影後のデータを多少修正し、ニキビやクマ、小じわなどに対策をして健康的な仕上がりに整えてくれます。
いずれも所要時間は1時間から2時間程度で、納得のいく就活用写真が準備できるでしょう。

スタジオ撮影時における一連の流れ

スタジオ撮影では、プランによって内容が変わるもののヘアセットやポイントメイクなどが事前に用意されています。
一連の流れを簡単に説明すると以下の通り。

1、ヘアセット・メイクなど撮影前の準備

まず、ヘアセット、アイメイク、チーク、リップを中心とした撮影用のポイントメイクが、プロによって施されます。
このとき、実物と写真の印象が違いすぎないよう注意しながら、写真映えする下地を作ってくれることがポイントです。

2、実際の撮影

スタジオで実際の撮影を行います。プロが表情や姿勢をアドバイスしてくれるので、リラックスした雰囲気の中で撮影を行うことができるでしょう。

3、写真を選ぶ

撮影した写真の中から、自分好みの写真を選ぶことが可能です。「こちらのほうが印象が明るく見える」など、第三者視点のアドバイスもあるため、
一人で悩む必要もありません。

4、仕上がりまち(撮影後の仕上げ)

ここで、選んだ写真に修整を加え、最後の仕上げを施します。目の下のクマやニキビなどをマイルドにしつつ、過剰な修正とならないように仕上げるのです。
また、髪色がフラッシュなどで必要以上に明るくなった場合は、トーン調整で明るさを抑えるなどの加工もあります。
男性の場合は、1の工程で眉や髭のスタイリングがありますので、男女で多少違いはあるでしょう。
しかし、基本的な流れは男女とも同じです。
特に1のスタイリングを受けるか否かで写真の印象はかなり変わるもの。
すっきりと清潔なイメージを出すことが重要な就活写真では、やはりプロの手による撮影が強みを発揮するようですね。

セルフボックスでもできるだけ好印象に写真を撮りたい!そのコツは?

これまで紹介したように、撮影スタジオでの写真撮影はプロの手によるものであり、好印象の写真を仕上げるのに向いています。
しかし、予算や時間的な都合から、どうしてもセルフボックスでのスピード写真しか用意できないこともあるでしょう。
そんなときに活用できるコツや裏技をご紹介します!

姿勢と口元に注意する

まっすぐと正面を向き、上目づかいになったり、見下ろしたりしないように注意します。
また、口元は口角をあげるように少しひきしめ、歯を見せないようにしましょう。
これだけで、表情にぐっと締まりがでますよ。

首を出したすっきりとした服装

首元はなるべく隠さず、首全体が見えるようにしたほうが顔の印象も良くなります。
タートルネックやハイネックでの撮影は控えておいたほうが無難ですね。

髪型の注意

髪型は、顔に掛からず、なおかつ外ハネやクセによる膨張などがないよう整えておきましょう。
髪型ひとつで輪郭が乱れ、印象が大きく変わります。

フラッシュを考慮してベースメイクは軽めに

セルフボックスのフラッシュによって、顔色と首の色に違いが出すぎないよう、ベースメイクは軽めに仕上げておくのが吉。
あまりにもベースメイクが濃いと、フラッシュの反射で顔と首に色の違いが出てしまいますからね。

 

いったん息を吐いて、少し吸う

撮影の瞬間は、少し息を吸った状態のほうが姿勢や顔に引き締まりがでます。
大きく息を吐き、少し吸い込んだ状態でシャッターが切られるようになればベスト。

膝の上に白いハンカチ(紙)を敷く

膝の上に、白いハンカチや紙を敷いておくと、光の反射で顔がきれいにうつります。

レンズの掃除と椅子の高さ調整

セルフボックスの場合、直接レンズを触ることができなくても、正面のガラスを拭いておきましょう。
汚れがあると写真写りに影響しますからね。
また、椅子は回転式で高さを調節できることがほとんどですから、背筋を伸ばした状態で高さを調節してください。

カラコンは外す

カラコンは実物との印象に違いを出してしまう可能性が高いため、外しておきましょう。

写真で書類選考の通過率に差はあるのか?

正直なところ、写真だけですべてが判断されるわけではないので、写真による通過率を調べることは不可能です。
しかし、業種や職種によっては見栄えがしっかりしていたほうが、業務上プラスに働く場合があることも事実。

例えば、良い例がアナウンサーです。
表向きは容姿を明確に採用基準としていないものの、合格した学生の多くは容姿端麗です。
また、とびぬけた美男美女というわけではなくとも、愛嬌があったり清潔感があったりと、好印象なことは否めませんよね。
さらに、営業職でも第一印象によってクライアントの食いつきが変わりますから、見た目には気を使っています。

いわゆる直接顧客と接したり、大勢の人の目に触れたりする職種は、やはり容姿も重要なポイントなのです。
こういった職種に応募するのであれば、写真はプロに作成してもらうべきでしょう。

ただし、業界によってはそこまで容姿にこだわりがないこともあります。
あまりにも酷い写真でなければ、写真は顔の確認程度で、あとは経歴や学歴、自己PRなどが重視されるでしょう。
もちろん写真がキレイなことに越したことはないでしょうが、そこまで重要視されません。
例えば理系の技術職や研究開発職で写真が重視されるという話は、まず聞きませんからね。

しかし、「やる気」や「意気込み」をアピールする手段のひとつとして、写真を丁寧に作成するという方法はアリです。
写真自体が歪んでいたり、暗い表情だったりするよりは、圧倒的に好印象ですからね。

時と場合によって使い分けよう!

応募する職種や業界によって、写真の重要度は変わるといって良いでしょう。
そのため、自分の希望する業界や職種によって、セルフボックスのスピード写真とスタジオ写真を使い分けていく方法がおすすめです。
また、急なエントリーや面接でどうしても写真が準備できない場合なども、セルフボックスによるスピード写真で出来るだけ対応したいところ。
本記事で紹介したコツなどを駆使し、プロの手を借りずともそれなりの写真を準備できるようにしておくとよいでしょう。
写真は確かに大切な要素で、見栄え重視の時代で苦労する学生もいるかと思います。
しかし、あくまでも大切なのは中身ですから、写真だけにこだわりすぎず、いかに自分の印象をよくするかという視点で総合的な判断を下していきたいところですね。

いかがでしたか?慣れない就職活動で学生の皆さんも大変な事が多いと思います。しかし、あなたがそう思っているようにライバルたちもまた同じような不安を抱えています。就活写真の準備など、出来ることから一つずつ始めていきましょう。

就職活動中はいかに情報を収集するかがポイント。日々の情報収集に、また新卒求人情報やイベントなどをいち早く知るために、就活サイトや就活エージェントを利用するのも1つの策です。あらゆる就活サービスを味方につけてライバルに差をつけましょう。

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