これから転職活動をする中で圧迫面接に当たったらどうしますか?

 

ニュースやSNSでもよく取り上げられていますが「実際に自分の転職活動で圧迫面接されたらどうしよう!?」と不安で胸がいっぱいになっている人も多いと思います。

 

圧迫面接では何を聞かれるの?

どう答えればいいの?

そもそも圧迫面接するような会社って入社しても大丈夫なの!?

 

とくに初めて転職や就職活動をする学生は不安と疑問が尽きないでしょう。

最近はマスコミなどの報道もあり、圧迫面接をする会社は少なくなってきています。

 

しかし圧迫面接が絶対の悪というわけでもないため、面接で導入している会社もまだまだ多いです。

 

人格を否定されたように感じる圧迫面接。

怖いと感じるかもしれません。

 

でも大丈夫です。

圧迫面接に対する正しい知識と対応方法を知っておけば、内定への道はグッと近くなるでしょう。

 

そのために、この記事では圧迫面接の意図や目的から質問例・対策方法までを具体的に解説します。

 

圧迫面接に対して不安と恐怖でいっぱいの人は、ぜひ最後まで読んで面接官から内定を勝ち取ってください。

■圧迫面接で多い質問例

圧迫面接は採用担当者が悪意を持っていない限りは、質問される内容がある程度決まっています。なぜなら企業の採用試験において、質問する内容次第では法律に引っかかってしまうからです。

 

これは圧迫面接であっても変わりません。

私生活やプライベートに関わることをはじめ、男女差別につながるような質問も禁じられています。

 

以上のような制限を視野に入れると、企業側が圧迫面接で使える質問は大体限られてくるのです。

なら圧迫面接でされる主な質問に対する切り返し方を考えておけば、沈黙することなく面接をやり過ごせるようになります。

 

業種や職種によっても質問内容は異なりますが、圧迫面接で言われたという口コミや体験談が多いのは以下のような質問・対応です。

 

・どんな言葉に対しても「ふーん」「ああそう、で?」のような返し方をされる

・こちらの発言に対して小ばかにしたような笑い方をされる

・入室してすぐに「あなたはわが社には向いていないから帰った方が良い」と言われる

・自己PRや志望動機の言葉に対して「なんで?」「どうしてそう思うの?」を繰り返す

・なぜ今まで内定がもらえなかったんですか?

・うちじゃなくてライバル会社の方が待遇いいから、そっちに行くと良いよ

・君を採用することによる自社のメリットは何ですか?

 

すでに転職活動をはじめている人は「言われたことある!」と感じた質問もあるのではないでしょうか?

 

その「言われたことある!」という人が多ければ多いほど、企業側は限られた言葉や対応の中から圧迫を仕掛けていることになります。

 

それは対策を作ってしまえば、ほとんどの圧迫面接で使えるという意味でもあるのです。

ここから各質問に対する対策・対応方法をご紹介していきましょう。

■転職活動で圧迫面接ときの対策方法

あくまで一例となりますが、もし転職活動や就職活動で圧迫面接に遭遇したら、以下のような対応をしてみてください。

◆「ふーん」「あっそ」「で?」など面接官の反応が悪い場合

このタイプの圧迫面接は、伝える言葉で面接官の反応を変えることはできません。

どんな自己PRをしても「興味がない反応」をすることで、どう対応するのかを判断しようとしているからです。

 

例え「私の説明に不備や不明点があれば、今後のためにも教えていただきたいと思います」と謙虚な対応をしたとしても「いや、別に?」という具合に返されるでしょう。

 

重要なのは、このとき面接官に対して攻撃的な表情や態度を見せないことです。

ビジネスの現場では、クライアントから同じような反応をされて腹が立つ状況も多々あります。

 

そんなとき、どう対応するのかを見られているのです。

面接官の興味なさげな反応は気にせず、最後まではきはき元気よく発言しましょう。

◆君は向いてないから帰ったほうがいいよ

質疑応答をする前に「君は自社に向いていないから帰った方がいい」と言葉を投げられることがあります。

 

これも先ほどと同じく、唐突な敵意や悪意にどう対応するのかを見るための言葉です。

面接官も人間なので、面接に呼んだ相手を一目見ただけで分かるわけはありません。

 

このタイプの圧迫面接は思考の柔軟性を求められています。

よって正解と言える回答はありません。

 

ユニークに返すのが無難ですが、その基準は人によってさまざまです。

 

「一目見ただけで私が貴社に向いていないと見抜けるなんてすごいですね!○○さんみたいな洞察力を私も身につけたいです!

今後のために活かしたいので、どうやって見抜いてるのかぜひ教えてください!」

 

「たしかに向いてなさそうな顔ですが中身では負けません!

ですので面接をお願いします!」

 

「え?向いていない?それは顔ですか?中身ですか?

ちょっと具体的に教えていただきたいので、面接をお願いできませんか?」

 

などなど。

少々度胸と大胆さが必要な対処例も含まれていますが、こういった圧迫面接で求められているのは、このような柔軟性です。リアクションも含めて練習しておくと役立つかもしれません。

◆なんで今まで内定をもらえなかったの?

就活や転職活動をしばらく行っていて、1つも内定がない状態が続いているときにこの言葉は心に刺さりますよね。

 

かなり嫌味な圧迫の仕方ですが、謙虚かつ前向きな返答を返すのが好印象にするコツです。

就活や転職活動の状況にもよりますが、例として以下のような切り返し方があります。

 

「私自身の未熟さが大きいと思っています。

ですがその都度自分の言動を思い返し、反省とともに糧にしています。

それらの反省も含めて○○という理由から貴社に入社したいと思い、こうして面接をしていただいています」

 

謙虚さと反省の意思を提示し、なおかつその反省を糧にして考えた結果として面接に挑んでいるという意図を主張する切り返しです。

 

この質問は「内定がない理由を自分のせいにするか・相手のせいにするか」を重点的に見られており、基本的に「相手のせいで内定がもらえない」という考えの人は落とされます。

 

しかし「自分の未熟さで内定がもらえない」と自信を喪失していても、相手から見れば魅力のある人材には感じません。

 

だから「自分の未熟さが原因だが、それを反省して改善を繰り返しながら成長をしている。その結果この会社に入りたいと思った」という言葉が好印象につながりやすくなります。

 

ただ面接官の考え方や捉え方にもよるため、あくまで一例として考えておいたほうがいいでしょう。実際にはいくつかのパターンを用意しておき、面接官の様子を見ながら最適な返答を選ぶべきです。

◆あなたを採用するメリットは何ですか?

圧迫面接でなくとも聞かれることがある質問です。

これは言葉の通り「自分をどのようにPRするか」が見られています。

 

営業職などの場合は商品の魅力を伝えるだけでなく、自分自身の人柄も売り込まなければなりません。そのため改めて「あなたの魅力は何ですか?」と聞かれているわけです。

 

回答方法は履歴書に書く志望動機+αの根拠を付け加えるくらいがちょうどよいでしょう。

 

アルバイトやサークル・私生活・過去の経歴や実績などを元に「この経験があるから○○という部分で貢献できると考えています」というイメージです。

■圧迫面接をする会社は辞めておいたほうがいい?

最近は圧迫面接自体が批判される傾向になるので、質問内容に関わらず「圧迫面接をする会社は辞めておいたほうがいい」という風潮があります。

 

事実、圧迫面接をする目的を考えれば「日常的に圧迫される業務や環境が待っている」と解釈するのが一般的でしょう。

 

とくに圧迫面接で求職者の人格を否定する言葉を重ねる企業は、例え選考のためとはいえ避けるのが賢明です。

 

ただ企業側も人材を見分けるために必死であることを忘れてはいけません。

圧迫面接をする=ブラック企業かといえば、そんなこともありません。

 

圧迫面接をせずに採用し、入社してから圧迫するという会社も少なくないからです。

もちろん圧迫面接をしないホワイトな会社も多々あります。

 

逆に言えば圧迫面接をするホワイトな会社もあるのです。

会社の選考方法や考え方はそれぞれ違います。

 

面接での印象だけで判断せず実際に働いている人や、過去働いていた人の口コミや評判なども併せてチェックしておくと、入社の判断材料になるでしょう。

■海外でも圧迫面接はある

元々圧迫面接は海外の選考方法でした。

それを日本が取り入れ、時代が変わった今でも残っている状態なのです。

 

ただ海外の圧迫面接は日本のように人格を否定する言葉ではなく、予想していないようなクイズを出して困らせるなどその程度のやり方だったそう。

 

そのときの答え方や対応方法によって、イレギュラーな事柄が発生したときにどう対応するのかを見ていたのです。

 

この圧迫面接が日本に輸出され、日本独自のやり方に改編された結果、今のようにただの悪口や人格否定をする言葉が使われるようになってしまいました。

■おまけ:日本の面接に対する外国人の反応

すでに海外でも圧迫面接は廃止されつつあり、なおかつ日本よりも個人情報が少ない状態で採用試験が行われています。

 

・履歴書に写真を貼るのが嫌だ

・両親のことを聞かれるのが驚きだ(親の仕事や職業など)

・アメリカの面接書類で必要な事項は氏名・社会保障番号・学歴・大学や会社での賞罰歴・犯罪歴だけ。仕事に関係のないことは採用側も聞かない。

・海外だったらあり得ない