内定獲得、特に大企業の内定獲得において重要と言われる取り組みが、OGやOBとの交流です。

OGOBとの交流って本当に効果あるのかな?

これを読んでOGOBとの交流方法を知り、より効果的な就活をしましょう!
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OGOBとの交流は果たして内定獲得に効果があるのか?
内定獲得率で明らかな差が生じている
OGやOBを訪問し交流することは、内定獲得に果たして効果があるのでしょうか。

一例をあげればキャリタス就活が実施した2017年度の学生モニター調査において、OGOB訪問経験者と非経験者の内定率を比較したところ、経験者が非経験者の内定獲得率を2割以上も上回るという結果が出ています。

また、他の民間リサーチ会社の学生を対象とした同様な調査でも、2015年度のデータながらOGOB訪問経験者が非経験者の内定獲得率を約3割ほど上回ったという調査結果もあります。
引用元: 18卒の約65%が第一志望の内定を獲得して早くも就活終了。内定獲得者の共通点は「OB/OG訪問」と「早期キャリア醸成」:ビズリーチ
これらの結果から、OGOBとの交流は内定獲得率アップに効果があることは間違いないと言えますが、ではなぜOGOBと交流することが内定獲得率アップにつながるのか、その理由やメリットなどをご紹介することにします。
内定獲得率がアップする理由:OGOBとの交流メリットとは?
OGやOBと交流すれば、次のようなメリットが得られます。
- 人事担当者には聞きにくい、あるいは聞けない情報を尋ねることができる
- ホームページや会社案内の情報だけではわからない、社内の様子や雰囲気、会社のカラーなどを深く知ることができる
- 仕事内容などを具体的に知ることができるため、自分が働く姿をイメージしやすくなる
- 社会人とのコミュニケーションに慣れることができる
メリットのまとめ:面接で深みや説得力のある回答ができるようになる
OGOBとの交流を通じて得られるこれらのメリットは、どれも内定獲得に即効性のあるメリットとは言えないかも知れませんし、人格が異なる者同士による人対人のコミュニケーションである以上、誰もが同様な効果が得られるとまでは断言できません。
しかしながら、OGOBとの交流を行えば「現役社員による生情報」を得られることは間違いなく、程度の違いはあっても企業に対する理解を深めるのに役立てることはできるはずです。
またOGOBとの交流を重ねていけば、誰であっても社会人と接することやコミュニケーションを図ることに慣れてくるものです。
社会人との交流に慣れてくれば、面接も社会人と接する場面ですから落ち着いて対応できるようになります。

OGOB交流ならビズリーチキャンパス!・ビズリーチキャンパスの特徴とは?
OGOB交流が内定獲得率アップに役立つと言っても就活に避ける時間は限られています。
OGOBとの交流は時間を要す取り組みとなりますので、効率性を重視することが成果を生む鍵となります。


ビズリーチキャンパスとは?

ビズリーチキャンパスに登録(完全無料)すれば、ビズリーチキャンパスに登録しているOGやOBの社会人情報を検索できるようになります。
その中で、自分が会って話を聞きたいと思ったプロフィールのOGやOBがいたらサイト上で交流の申込みを行い、それをOGやOB側が受諾したらマッチング成立となって交流が行える仕組みになっています。

ビズリーチキャンパスがベータ版としてスタートしたのは2016年7月です。
本格運用してからまだ1年経過していないにもかかわらず、すでに8,000名以上の学生と12,000名以上のOGOBが登録しています。
OGOBとの交流を通じて新卒社員を獲得したい企業も登録している!
ビズリーチキャンパスにキャンパスに登録しているのは、学生とOGOBだけではありません。
OGOBとの交流イベントなどを通じて学生を獲得したいと考えている企業がすでに120社以上もビズリ-チキャンパスに登録しています。
しかも登録企業の中には伊藤忠商事や東京ガスといった就職企業人気ランキングの上位企業も名を連ねており、今後も人気企業の登録数拡大が見込まれています。
ビズリーチキャンパスのメリットその1:OGOB探しの時間や苦労を解消してくれる!
自分が志望している会社のOGOBを探すのは案外難しく、労力や時間がかかるものです。

そのような場合には例えば学校の就職課に相談したり、人事部に問い合わせてみたり、ゼミの教授に紹介してもらったりと、周囲の協力を仰がなければならず、気苦労が伴う上、時間もかかってしまいます。

ビズリーチキャンパスのメリットその2:OGOBの「選り好み」ができる!
OGOBを探す際、大学教授に紹介してもらうなど人脈に頼った場合には、紹介して頂いたOG、OBの選り好みをすることなどは決して許されません。
紹介を受けたOGやOBとの相性が悪く、話が全く弾まなかったとしてもその場は我慢するしかありませんし、他のOGやOBの紹介を再依頼することも容易にはできません。
その点でビズリーチキャンパスなら、OGOBのプロフィールを事前に細かく確認できますので、交流するOGOBの「選り好み」が可能になります。

ビズリーチキャンパスのメリットその3:登録している企業からOGOB交流会イベント情報を受け取ることができる!
OGOBとの交流は新卒採用におけるミスマッチの緩和にも役立つこともあるため、自社に在籍しているOGOBと就活生が交流できる機会を積極的に設けようとする企業もいます。
そうした企業がビズリーチキャンパスを利用していますので、ビズリーチキャンパスを利用すればOGOB検索以外に企業側が主催するOGOB交流会イベント情報をいち早く得られるようになります。
ビズリーチキャンパスの基本的な使い方

ビズリーチキャンパスへ無料登録を行う
ビズリーチキャンパスを使う場合には、同ホームページの画面右上にある「登録」ボタンを押し、登録手続きを行います。

登録ボタンを押すと画面に質問が表示されますので、該当するものを選びます。

23大学以外の学生の皆様は現時点では登録できませんので、開校されるまで待って頂く必要があります。
また、登録ボタンには「内定者」「OB/OG」用の登録ボタンがあるので注意が必要です。
「登録」とだけ表示されているのが学生専用の登録ボタンですので、間違えないようにしてください。
ログインし出身大学のOGOBのプロフィール検索を行う
登録手続きが完了したら、ビズリーチキャンパスの会員専用ページにログインできるようになります。
ログインすれば出身大学のOGOBを検索できる画面にアクセスできますので、検索条件を設定した上で検索を行ってみましょう。
要領は一般的な検索サイトと同じです。
条件にマッチしたOGOBがズラリと表示されますので、検索結果から気になったOG、OBが見つかったらプロフィール情報を表示させ、プロフィールを詳しく確認するようにしてください。
「話を聞きたい」ボタンを押して交流を申し込む
プロフィール情報などを確認した上で、ぜひ会ってみたいと思ったらOGOBのプロフィール欄下部に表示されている「話を聞きたい」ボタンを押すだけです。
申込み情報を受け取ったOGOBが受諾すればマッチング成立となります。
チャット画面でコミュニケーションを行い、アポイント取る
マッチングが成立したらOGOBが受諾したことを知らせる通知が会員専用ページに届き、OGOBとビズリーチキャンパスのチャット画面上でやり取りが行えるようになります。

いつ、どこで会うかをOGOBと相談し、アポイントが確定したら当日遅刻しないよう待ち合わせ場所へ向かい、OGOBとしっかりと交流を図ってください。
勿論、お会い頂いた後は御礼の連絡も忘れないようにすることです。
御礼の連絡はビズリーチキャンパスのチャットからもできますが、名刺を頂いた場合には名刺に書かれているメールアドレスへお礼メールを送るようにすると良いでしょう。
以上が基本的な使い方です。
ビズリーチキャンパスのイベント情報について
ビズリーチキャンパスでは、登録している企業が実施するOGOB交流会やインターンシップ、会社説明会の他、ビズリーチキャンパスが主催する勉強会やセミナーなどのイベントが行われています。

OGOB交流会イベント例(過去に開催された例)
・主催:ビズリーチキャンパス
・交流会タイトル:【関西開催決定】大手有名企業のOB/OGが多数参加 Premium Talk Fes -みんなが選んだOB/OGに会いに行こう-
・開催日時:7月8日(土) 17:00~20:00
・開催場所:京都串処東屋
・申込定員:50名
・参加料:無料
・参加OB/OGの企業
三菱商事、双日、博報堂、三菱重工、島津製作所、パナソニック等
インターンシップイベント事例(開催済)
・実施企業:株式会社いい生活
・インターンシップタイトル:「ゴールドマンサックス出身役員陣がFB!!新規事業創造ビジネスの奥深さを知る2日間「いい生活~サマーインターンシップ~」
・日程:8/30(水)・31(木)
・場所:株式会社いい生活東京本社
会社説明会イベント事例(開催済)
・実施企業:株式会社イノベーション
・会社説明会タイトル:「エンジニアとランチしませんか?【未経験OK・サテライトオフィス見学ツアー付】」
・日程:7月3日(月)、6日(木)、7日(金)12時~13時30分
・集合場所:株式会社イノベーション 東京本社
ビズリーチキャンパスのデメリット
OG、OBとの交流を効率的に実現できるビズリーチキャンパスですが、次のようなデメリット(2017年7月現在)もあります。
- 登録できる大学が23に限られている。対象外の大学生は開校されるまで待たなければならない。
- OGOBの所属、あるいは出身企業も広がりつつあるとは言え、現状としてはまだ限られている。
- 特に地方では県単位でOGOBが一人も登録されていないケースがある。
ビズリーチキャンパス・利用者の感想

「話が合うOBと実際に会うことができました」(内定者・男性(M大学))

話が合うOBと実際に会うことができました(内定者 性別:男性)
正直言いますとOBとの交流は時間がかかるし、就活にそれほど役立つとも思えなかったので、消極的でした。
ビズリーチキャンパスに登録したのも、ひょっとしたら何かに役立つかも程度の感覚でしかありませんでした。
ですがOBの検索を行っていたら、自分の出身大学だけでなく、例えば出身高校だとか所属していたサークルなどもわかる場合があり、「このOBとなら話が合いそうだ」と思える方が結構見つかったんです。
それでビズリーチキャンパスで検索したOBと実際に会ってみたところ、プロフィールで見つけていた共通の趣味で大いに話が盛り上がり、そのOBとはすっかり仲良くなることができました。
勿論会社についても詳しく聞くことができました。中には「ここだけの話」として説明会では絶対に聞けないような話もありましたね。
その御蔭だったと思いますが、志望先の面接には自分でもはっきりと自覚できるぐらい落ち着いて臨むことが出来たことをよく憶えています。
そんな落ち着きや自信を与えくれたOBと、OBとの出会いを作ってくれたビズリーチキャンパスにはとても感謝しています。
ビズリーチキャンパス利用者なら併せて利用しておきたい!「肉リーチ」
ビズリーチキャンパス利用者に併せて利用をオススメしたい学生向けの就活支援サービスが、同じくビズリーチ社が運営する就活支援サイト「肉リーチ」です。
肉リーチをオススメする一番の理由は企業からの「スカウト」を通じて、企業側の社員と交流するチャンスを得られることです。
ビズリーチキャンパスは、OGOBとの交流も、企業が実施するイベンも自分からアプローチすることが基本です。
言わばこちらから「攻める」ことで交流機会を得るサイトと言えます。
そこに「肉リーチ」が加われば、OGOBではないかも知れませんが志望している企業の現役社員とコミュニケーションを図る機会を「待つ」ことで得られるようになります。
就活はこちらから働きかける機会と、求人企業から働きかけてもらう両方の機会を作ることで幅が広がり、内定のチャンスも拡がります。

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