ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で話題になった「家事代行サービス」。実際、主婦が毎日こなしている家事の仕事は、お金に換算するとどれくらいの価値があるものなのでしょうか?

子供を持つ主婦が毎日こなす仕事に給料を払ったとして、価値が高い順にランキングにしてみました。

 

順位 家事内容 単価 頻度 年間合計
1位 夕食を作る ¥3,000 365日 ¥1,095,000
2位 育児(日常生活の世話) ¥2,000 365日 ¥730,000
3位 育児(遊んであげる) ¥1,000 365日 ¥365,000
3位 育児(しつけ) ¥1,000 365日 ¥365,000
5位 昼食を作る ¥800 365日 ¥292,000
6位 育児(夜泣き、病気などの緊急対応) ¥3,000 100日 ¥300,000
7位 掃除(たまった汚れの掃除) ¥3,000 80日 ¥240,000
8位 朝食を作る ¥600 365日 ¥219,000
9位 洗濯 ¥500 365日 ¥182,500
10位 掃除(掃除機掛け) ¥800 150日 ¥120,000
子育ての365日24時間勤務手当 ¥1,000 365日 ¥365,000
子有り主婦の年収 ¥4,273,500
子無し主婦の年収 ¥2,148,500

 

すると、子有りの主婦の年収は427万3,500円、子無し主婦の年収は224万5,000円であるということがわかりました!意外と稼いでいますね!子有り主婦は大企業の新卒社員の年収くらいはありそうです。

 

子育ての365日24時間勤務手当とは、子供の急な発病や夜泣きなどに対応するための手当です。他にもママ友付き合いや子供の学校のPTAなどの仕事もオプションとして含まれます。

 

つまり、雇用主であるご主人に、子有り主婦は月収35万6,125円、子無し主婦は月収17 万9,042円のお給料を請求しても良いわけです。ドラマ「逃げ恥」の中で、森山みくりは平匡さんから月に19万4,000円のお手当をもらっていましたが、この金額は妥当だったということがわかります。

しかし、実際は生活費が支給されるのみで、無給という主婦の方も多いのではないでしょうか?

 

主婦の仕事にはこれだけの価値がある、ということを証明するために、それぞれの仕事について詳しくご説明しましょう!

 

1位:夕食を作る

家事の中で大きな負担を占めるのが、夕食作りです。

仕事内容は、献立を考える、買い物をする、料理する、後片付けをするというものになりますね。そして、毎日毎日バランスのとれた食事を考え、家族の好みに合うように、また、子どもの好き嫌いをなくす工夫をするなど、高いスキルレベルが必要な仕事です。

それに、メニューを何品も作ればそれだけ手間もかかりますので、夕食づくりには最低でも1時間から多い時には2時間ほどかかります。また、揚げ物などは油がはねますから、危険な仕事でもあります。

 

そして、雇用主である旦那様の収入から食費を節約するための工夫も必要です。家族という企業を経営していくための経営努力をしなければなりません。

 

2位:育児(日常生活の世話)

2位にランクインしたのが、子供の毎日のお世話です。

朝起こして朝ご飯を食べさせ、口を拭き、着替え、歯磨き、出かける準備などをさせたら、幼稚園や保育園に送ります。未就学児なら、一日中なんやかやとお世話をしてあげなければなりません。そして、時間になったら迎えに行き、おやつを食べさせます。そして、夕食を食べさせ、お風呂に入れ、体を拭いてあげたら着替え、歯磨き、寝かしつけです。

 

そして、意外と重労働なのが、子供が散らかしたおもちゃを片付ける仕事。毎日毎日散らかすおもちゃ、そして、どんどん増えていくおもちゃを、毎日毎日片付けるのは肉体的にも精神的にも意外と重労働です。

 

このように、子供の日常生活のお世話は意外と手間がかかるため単価は2,000円で、2位という結果になりました。

ただし、子供の年齢が上がるにつれて仕事の内容は軽くなっていきますが、その分思春期に入るとしつけの部分が厚くなっていくでしょう。

 

3位:育児(遊んであげる)

そして、同率3位で、子供の遊びに付き合ってあげる仕事がランクインです。

遊びなんだから、楽だろうと思う人もいるかもしれません。しかし、そうでもありません。子供はとにかく繰り返し繰り返し、同じ遊びをしてもらおうとします。ブランコなら延々と押してもらうことを求めますし、鬼ごっこなどを始めてしまったら大変です!

 

それに、公園や子供広場などに連れていく手間なども必要です。

そのため、子供の相手をする仕事の単価は、1,000円となりました。

時には、テレビやゲームに子育てをしてもらうということもありますが、やはり、子供の健やかな成長を願うなら、親が一緒に遊んであげるのが一番です。

 

3位:育児(しつけ)

同率三位に子供のしつけがランクインしました。

子供を育てる時には、ただ身の回りのお世話をしておけばいいというわけではありませんよね。子供が自分のことは自分でできるようになり、危ないことはしないように教え、良いことと悪いことの区別をしっかりつけられるようにならなければなりません。

 

そして、それは、毎日毎日続きますし、子供の成長とともに対応を変えていかなければなりません。最初のうちはおもちゃの片づけや着替え、食事を親がすべてやってあげていても、子供の成長とともに徐々に自分でやるようにしつけなければならないのです。

 

しつけは、根気強さと良識、そして何より子供への深い愛情が必要な、高度なスキルを必要とする仕事です。そして、子供の年齢が上がるにつれて、その内容はむつかしくなっていきます。

 

5位:昼食を作る

昼食づくりが5位にランクイン。

ご主人のお弁当を作ったり、子供の昼ご飯を作ったりする仕事が含まれます。

もちろん、朝食や夕食と別の献立にしなければなりませんから、それだけの手間はかかりますね。

 

6位:育児(夜泣き、病気などの緊急対応)

6位にランクインしたのは、子供の夜泣きや病気などに対する緊急対応です。対応すべき案件が多岐にわたるため単価をつけるのはむつかしいのですが、一律3,000円としました。

 

夜泣きなどは寝ているところを起こされるため、かなり精神的にも肉体的にもつらいものがありますし、病気対応などは病院に連れて行ったり看病をしたり、時には嘔吐物の片づけ、病気で不安定になった子供へのサポートなども必要です。幼稚園や保育園で子供が発熱したりけがをしたりして、急な呼び出しがあることもあります。

起きる頻度は比較的低いけれど、かなり重労働な仕事と言えます。

 

7位:掃除(たまった汚れの掃除)

7位には、トイレや洗濯槽、窓、キッチンや洗面所、換気扇などの掃除などを行う、たまった汚れの掃除がランクイン。これも仕事内容が多岐にわたりますが、重労働なので単価を3,000円と設定しました。

 

8位:朝食を作る

朝食は簡単なものを作ることが多いので単価は600円とそれほど高くなく、8位になりました。

とはいえ、毎朝起きて旦那様や子供の朝食を用意しなければなりません。

一方で、朝食づくりは、朝はパンだけ、ご飯とみそ汁だけ、などという手抜きが可能な仕事でもあります。

 

9位:洗濯

洗濯は、洗濯物の仕分け、洗濯機をセット、干す、たたむ、必要なものにアイロンをかける、片付けるという仕事です。

アイロンがけが入ると意外と面倒な仕事ですが、それがなければ流れ作業で比較的楽な仕事かもしれません。乾燥機まで導入されている家庭なら、かなり労働内容が削減されるでしょう。

しかし、毎日のことですし、雨ばかりで洗濯物が乾かない、などという悩みもある仕事です。

 

10位:掃除(掃除機掛け)

床に掃除機をかけるという日々の掃除の仕事は10位です。

家じゅうの掃除機をかけるのは意外と重労働なので、単価は800円としました。

ただ、掃除は家庭によってその内容が全く異なる仕事でもあります。毎日掃除機をかけなければ気が済まないという主婦もいれば、一週間に一回で良いという主婦もいます。また、子供がいなかったり普段は夫婦ともに仕事をしたりして、家が汚れないという家庭もあります。

そのため、一概には言えないのですが、掃除する日数は150日と設定しました。

 

まとめ

「主婦の仕事に月30万円も払うわけないだろう!」

と思っていたあなた、これを読んでいただければ、主婦の仕事の重さをわかっていただけたのではないでしょうか?

 

主婦の仕事は意外と価値が高く、一人暮らしの男性などが家事代行サービスを頼めば、それくらいのお金は飛んで行ってしまうのです。

奥さんが無給で毎日家事に育児に頑張ってくれているなら、ぜひ「正当な労働対価」を支払って差し上げてくださいね。

もちろん、

「いつも助かっているよ。ありがとう。」

という言葉を添えることも忘れずに!