仕事したくない20代が激増!休職や転職も視野に入れた方が良いケースも

働き方改革やコロナ禍のテレワークなどの普及などによって、多くの社会人の仕事に対する意識が近年大きく変わっています。

その中でも特に顕著に変化しているのが、20代の仕事に対する考え方ではないでしょうか。

昭和の時代のように仕事に心血を注いで出世を目指すという考え方は無くなり、あまり仕事をしたくない20代が増えています。

今回の記事では仕事をしたくないと考えている20代について、詳しく紹介していきます。

仕事したくない20代が激増している!

仕事したくない 20代 激増

仕事への考え方は時代の流れとともに変わってきており、特に若い20代ほど仕事に対する意識の変化が大きく、最近では仕事をしたくないと考えている若者が激増しています。

「24時間戦えますか?」というCMが流行ったように、昭和の時代ではプライベートは二の次で何よりも仕事を優先する若手社員も多かったですが、今では時代遅れと言えるでしょう。

何よりも仕事を優先するという考え方から、仕事とプライベートをバランス良く両立させるという考え方へと変わり、最近では出来るだけ働きたくないと考える20代が増えています。

実際のデータを見てみましょう。下記は独立行政法人労働政策研究・研修機構が発表しているもので、若者の就業意識を調査したものです。

20代男性 働きたくない

参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「第4回若者のワークスタイル調査」より抜粋

上記の図の一番右側、「できれば仕事をしたくない」の項目では2001年では38.6%、2011年では33.9%といったん下がっているものの、2016年では48.7%と大きく上昇している事が分かります。

こちらは男性社会人のデータですが、女性の方はより顕著です。

20代女性 働きたくない

参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「第4回若者のワークスタイル調査」より抜粋

2016年には51.3%もの女性の方が、出来れば働きたくないと感じている事が分かります。

このように20代を始めとした多くの社会人が仕事をしたくないと考えており、今の40代・50代からすると理解に苦しむかもしれません。

しかしこれは決して楽をしたいという甘えではなく、働きたくないと思えてしまう理由があるからこその結果と言えるでしょう。

仕事したくない20代が急増している理由

仕事したくない 20代 理由

仕事をしたくない20代が増えているのは、決して甘えだけではありません。

多くの20代が働きたくないと考えるのには周囲の環境や時代背景による影響を大きく受けているので、その理由について見ていきましょう。

テレワークの快適さに慣れて出社したくないから

理由の一つがテレワークなどの普及による、在宅での仕事の定着があるでしょう。

コロナ禍の長期化によって仕事=出社の概念は完璧に無くなってしまい、多くの企業がオフィスの縮小などを進めています。

テレワークも始めは戸惑っていた方でも、インフラ環境も整い今では殆ど出社をしないという方も多いのではないでしょうか。

若者ほど新しい環境に慣れるのが早い事もあり、自宅での仕事が当たり前となってしまっているため、コロナが明けて出社の必要性が出来てた際に戸惑ってしまう方が多いようです。

また最近では会社に属していなくても、フリーランスで稼げる方法も多様化している事もあり、わざわざ会社に出社して働くきたくないと考える方が増えています。

実際に発表されているデータを見てみましょう。下記は独立行政法人労働政策研究・研修機構が発表しているもので、コロナウィルス収縮後の働き方の希望をまとめたものです。

働き方 希望

独立行政法人労働政策研究・研修機構「新型コロナウィルスの雇用・就業への影響」より抜粋

上記の通りコロナウィルスが収束した後でも、しばらくは働きたくないという方は多く、中でも20代では1割超の方が働きたくないと感じているようです。

このようにコロナ禍によるテレワークや在宅の普及が、働きたくない20代が増えている要因と言えます。

労働への価値観が変化したから

働きたくない20代が増えている理由の一つに、労働への価値観の変化があります。

昭和の日本の景気がまだ良かった頃は、新卒で入社した会社で頑張っていれば終身雇用と年功序列で将来安泰でしたし、定年退職後も年金で安心して暮らす事が出来ました。

しかし今では終身雇用も年功序列も、年金制度も崩壊しており、またどんな大企業でも安心する事は出来ません。

一方で現在ではユーチューバーや投資などで成功した方が多くのお金を稼いでおり、労働への価値観が大きく変わりました。

昔のように会社に入って社畜のように働くよりも、好きな事を楽しみながら稼げる時代なので、余計に働きたくないという若者が増えているのでしょう。

このように働き方や仕事へ対する価値観などの変化によって、働きたくない20代が急増しています。

以前より収入が落ちて働く意欲が失せたから

働きたくない20代が増えている理由の一つに、コロナの影響で収入が落ちてしまっている事もあります。

2020年に始まった新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言や活動自粛によって、多くの企業が業績を悪化させました。

その影響を受けて多くの方の収入が落ち込んでおり、特に若い方ほどその影響が顕著な傾向があります。

統計によると約66%の方が収入が減少しており、約44%の方が貯金を切り崩して生活をしている事が分かります。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000052686.html

このような生活状況の悪化から、働く意欲を失ってしまう方が多くなっています。

また働きたくても中々就職先が見つからず、結果として働く事を諦めてしまう方も多いでしょう。

このようにコロナによる生活状況の悪化も、働きたくない20代が増えている理由の一つです。

日本経済が落ち込んでいるから

働きたくない20代が増えている理由の一つに、長引く日本経済の不景気も影響しているでしょう。

高度経済成長期やバブル期の頃は、企業に入って頑張っていれば毎年のように給料も上がっていくので、仕事を頑張っていれば将来も明るかったです。

しかし長引く経済の落ち込みによって現在はどんな大手企業であっても倒産しないとは言えず、また給料も中々上がりません。

そのためいくら一生懸命仕事をしても給料が上がらず生活水準も変わらないのであれば、役職が付いて責任だけが増えるよりは、平社員やアルバイトの方が良いと考える若者が増えています。

このように日本経済の長引く不況によって先行きの明るさが見えないことから、働く意欲を失っている20代が増えていると言えるでしょう。

働いても明るい将来が見えないから

一生懸命働いても明るい将来が見通せない事も、20代が働く意欲を失っている要因の一つです。

ここまで説明のように日本経済の落ち込みに加えて、日本は高齢化社会の到来や人口減少、中国の台頭などによる国際社会での競争力低下、国の財政の悪化など構造的な問題が多くあり、将来が明るいとは言えません。

そのため20代の若者からしたら、将来良くなるイメージを持てず、働く意欲を失ってしまう要因になるでしょう。

例えば年金制度を見ても分かるように、一生懸命働いて年金を納めたとしても、若い方ほど充実した年金が貰えるとは限りません。

そのため頑張って働いてまで、年金などの社会保証を払う必要性を感じなくなっている方も多いでしょう。

このように国としての明るい将来が見えにくい事から、「どうせ働いても・・・」と思ってしまい働く意欲をなくす若者が増えています。

仕事したくない20代はクズで甘え?

仕事したくない 20代 甘え

20代で働きたくないと考えている方の中には、働きたくないという自分を甘えているクズだと卑下してしまっている方もいるかもしれませんが、決して甘えでもないですしクズでもありません。

その理由は先ほども説明したように、今の40代50代が若い頃と違って、働く事に希望を持てる環境ではないからです。

働いても決して将来良くならないと思えるのであれば、働きたくなくなるのは当たり前の事で、ある意味時代や環境を敏感に感じ取っている証拠とも言えるでしょう。

何の疑問も感じずにただ目的もなく働いている方よりも、問題意識の強い証拠とも言えます。

このように今の時代環境では働きたくなくなるのは当たり前なので、甘えやクズと自分を卑下する必要はないでしょう。

仕事したくない20代におすすめの対処法

仕事したくない 20代 リフレッシュ

ここまで説明してきたように、現在の社会環境では働きたくなくなっても仕方がないと言えます。

しかし現在働いている方であれば、働きたくないからと言ってすぐに辞めてしまう訳にはいかないでしょう。そんな時の対処法について、紹介していきます。

長期の有給休暇でリフレッシュする

働きたくない20代の方の対処法として、まとまった休暇を取ってリフレッシュするのも良い方法です。

1~2週間と長めの休暇を取って、旅行や帰省、自分の趣味に没頭して心身を癒し、仕事へのモチベーションが回復する事もあるでしょう。

休暇期間中は出来るだけ仕事を忘れる事で、よりリフレッシュ効果も高まります。

忙しい方であれば休暇中でも職場から連絡があったりと完全に仕事を忘れるのは難しいかもしれませんが、可能であれば電話も切ってしまうなど思い切った対応も時には必要です。

ただし休みが終わりに近づくにつれて憂鬱になってしまうというデメリットもあるので、その点は認識しておきましょう。

働き方や雇用形態を変えてみる

仕事をしたくない20代の方のおすすめ対処法の一つが、働き方や雇用形態を変えてみる事です。

働きたくなくなっている理由にもよりますが、例えば今の仕事が忙しすぎるのであれば雇用形態や勤務時間などを変えると改善出来る可能性があるでしょう。

また人間関係などが原因なのであれば、部署やチームを変わることで環境も変わります。

このように働きたくない要因が今の職場の環境などにある場合は、環境を変えてみる事で改善出来る場合もあります。

ただし雇用形態の変更や部署異動は人事部などを経由する必要があるので、すぐに実現するとは限らない点には注意しておきましょう。

一度休職してみる

思い切って一度休職してみるのも、おすすめの対処法の一つです。

ここまで説明した長期休暇や働き方を変える事でも解決出来ない場合は、しばらく会社を休んでしまうのも大切です。

一番良くないのは働きたくない原因が解決しないまま無理して仕事を続けてしまう事で、最悪の場合は精神的に病んてしまう可能性もあるでしょう。

そうなってしまうと一時的な休職ではすまない可能性もあるので、そうなってしまう前に休んでしまう方が大切です。

休職となると抵抗を感じるかもしれませんが、無理して心や体を壊してしまっては意味がありません。

特に精神的・肉体的に辛いような環境にある場合は、長く仕事を続けるためにも一度休職をしてみると良いでしょう。

在宅でできる仕事を探してみる

仕事をしたくない20代の方には、在宅での仕事に切り替えるのもおすすめの対処法です。

今の働き方にもよりますが職場への出社が多く、通勤や職場の環境がストレスになっているのであれば、在宅に切り替える事で労働環境は大きく改善するでしょう。

最初は戸惑うかもしれませんが、テレワーク環境に慣れてしまえば出社する必要も感じません。

何より通勤時間や移動時間を大幅に短縮出来るので、一日の時間を有効に活用する事が出来ます。

仕事をしながらでも、趣味や好きな事に費やす時間が増えるので、ストレス発散もしやすくなるでしょう。

このように在宅での仕事に切り替えるもの、働きたくない20代にはおすすめの対処法です。

転職をしてみる

休職や異動などでも解決出来ない場合は、転職を検討するのも良い対処法です。

今回の記事で説明してきたように、20代が働きたくない要因は様々ですが、もし今の職場に原因があるのであれば転職で解決出来る可能性もあるでしょう。

20代の方であれば初めての転職という方も多く、戸惑いもあるかもしれませんが、若い方の転職であれば転職先の候補も多くあります。

会社だけでなく業種や働き方など、転職によって人生を大きく変えるチャンスとも言えます。

そのためせっかく転職をするのであれば、視野を広げて色々な職種や業種を見てみるのも良いでしょう。

転職する際には後ほど紹介するような転職エージェントを利用する事で、たくさんの求人に出会えるのでせひ活用してみて下さい。

仕事したくない20代におすすめの転職サイト・エージェント

仕事したくない 20代 転職サイト

様々な事情があって仕事をしたくない20代の方には、転職もおすすめの対処法です。

若いうちの転職は選択肢も幅広くあるので、転職サイトを使って様々な情報を仕入れる事が重要です。

ここでは仕事をしたくない20代の方のおすすめの転職サイトを紹介していきます。

doda

doda

まず最初に紹介する転職サイトが、大手転職サイトの一角を占めるdodaです。

dodaの特徴は担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれるエージェントとしての機能だけでなく、求人情報を探す転職サイトとしての機能を兼ね備えている点です。

そのためどのような転職方法が自分に合っているか分からない、初めて転職活動をする20代の方にはおすすめサイトを言えるでしょう。

求人情報も豊富にあり、20代を条件にした公開求人件数だけでも約16,000件もあります。

また求人を探す際にも細かく条件設定が可能で、例えば「平均年齢が20代の会社」といった検索も可能なので、同年代と働きたいという方でも検索しやすいです。

「面接基礎力アップ」といった転職が不慣れな方向けのセミナーやイベントが豊富にあったり、「適正年収診断」などの転職に役立つコンテンツも豊富にある事も、転職に不慣れな20代にはおすすめの理由と言えるでしょう。

また企業から直接オファーの届くスカウト機能もあるので、仕事をしたくない20代の方でも登録しておくと良い求人に出会える可能性があります。

マイナビエージェント

マイナビエージェント

次に紹介する転職サイトが、マイナビエージェントです。

マイナビは新卒の就職支援で有名な会社なので、20代の方であれば馴染みのある方も多いのではないでしょうか。

マイナビは新卒の就職支援で高いシェアを誇っている事から、企業の若手採用ニーズに非常に強く、第2新卒や20代の転職支援ではナンバー1の満足度を誇っている転職エージェントです。

実際に20代が中心となる第2新卒の求人件数だけでも約11,000件もあり、20代で転職を考えている方であればぜひ利用すべきおすすめサイトと言えるでしょう。

20代向けの転職支援コンテンツも豊富にあり、同じ20代であっても20代前半と20代後半、それぞれの転職活動のコツや心得を紹介してくれているなど、20代が安心して転職活動出来るサポートをしてくれています。

またマイナビエージェントは担当してくれるキャリアアドバイザーの方の質が高いのも特徴なので、初めての転職であっても手厚いサポート受けながら安心して取り組めます。

20代の方が転職する際には、利用する1社に入れておきたいのがマイナビエージェントです。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

最後に紹介するのが転職支援サイトでも最大手と言える、リクルートエージェントです。

先ほど紹介したマイナビと同様にリクルートも新卒支援で利用した方も多く、馴染みやすいサービスと言えるでしょう。

リクルートエージェントの特徴は業界最大手のネットワークを活かした求人数で、公開している求人数で約27万件、非公開求人も同じく約27万件と圧倒的な数を誇ります。

もちろん20代向けの求人数も豊富にあり、例えば第二新卒向けの求人は約2万件と先ほどのマイナビよりも多くなっています。

またリクルートエージェントは企業との直接のパイプが深く、大手企業や質の高い求人が豊富にある事も特徴です。

そのため色々な業種や職種を見てみたいと考えている、20代の方にはおすすめの転職サイトと言えるでしょう。

とにかく情報量が豊富なのがメリットなので、20代の頃から登録しておくことで、転職に役立つ情報や求人情報を見る事が出来ます。

今すぐには仕事をしたくないという20代の方でも、まずは登録しておくと良いでしょう。

仕事したくない20代まとめ

仕事したくない 20代 まとめ

24時間戦っていたような昭和の時代とは違い、現在は働き方も大きく変わっています。

特に20代の仕事に対する意識の変化は顕著で、最近では働きたくない20代が急増しています。

しかし働きたくないからと言って決して甘えている訳ではなく、長引く不況やコロナ禍による働き方の変化、終身雇用や年功序列の崩壊によって将来が見通しにくい環境が要因となっており、仕方がないとも言えるでしょう。

そのため仕事をしたくない20代の方は決して自分を卑下する事なく、長期休暇を取ったり時には転職などを検討すると良いです。

20代であれば転職先も豊富にあるため、色々な職種や求人を選ぶ事が出来るでしょう。

転職の際には今回の記事で紹介しているような転職サイトを使う事で、スムーズに転職活動を行えますので、ぜひ参考にして下さい。