今所属している会社から離れてスキルアップを図りたい、子育てがひと段落したのでもう一度社会に復帰したいと考える女性は少なくありません。女性の社会進出が進む中で、今後はさらに30、40代女性の転職活動は活発化することでしょう。
リクルートの知識が20代のままで止まっている人がたくさんいますが、服装やメイクは年齢を重ねると似合うものが変わるので、相応のスタイルを考える必要があります。初対面の人と顔を付き合わせる転職活動では外見が、とても大切なポイント。今回は30、40代女性の転職活動にぴったりの服装とメイク、髪型を紹介します。




男性の面接スーツ選びのポイントも知りたい方に⇒【基本&疑問解決】転職時の面接にふさわしいスーツとは!?

30代、40代の転職活動で選びたい服装

リクルートスーツを着るのは間違い?

新しいスーツを購入するのはもったいないし、流行が関係ないから20代の頃のリクルートスーツで試験に臨もうと考える人がいますが、これは失敗のもとです。
真っ黒なスーツと白い襟付きシャツはリクルートにおける王道の組み合わせですが、20代のリクルートスタイルという印象が強いため、面接官には頼りない印象を与えてしまいます。リクルートスーツで20代の就活生と一緒に試験を受けることになれば、若々しさと言う点でどうしても見劣りしがちです。

狙う業界によって着こなしを変えよう

反対にこなれた印象を出すためにジャケットとフレアスカートやクロップドパンツという上下バラバラのアイテムを選ぶ人もいますが、カジュアルな印象を与えてしまうのでおすすめできません。特に官公庁や市役所、教育機関などお堅いイメージのある組織に応募する際には無難にスーツを選択した方がいいでしょう。
ブラックは暗く、沈んだ印象を与えがちなのでグレーやネイビーのスーツを選び、少し個性を出したいときにはプリーツスカートで女性らしさをプラスします。ベンチャー企業やアパレル関係など個性が重視されがちな業界ではベージュや薄いピンクなど少し華やかな色を選ぶと面接官の目を引きます。

スーツのボタンは全部留めなきゃダメ?

必ずしもマナーとして悪いということではないのですが、日本の面接ではボタンを外していると良い印象を持ってもらえないことが多いようです。一般的に言われているのは2つボタンの場合は上だけ、3つボタンの場合は真ん中だけ留めるというもの。全部留めれば良いというわけでもないのですね。

ストライプのスーツはアリかナシか

お堅い業種は無地の方が良いと思いますが、地味な暗い色調で主張の激しいものでなければストライプのスーツも大丈夫でしょう。くれぐれも派手な色合いや幅の大きい縞模様は避けましょう。

パンツスタイルはOK?

総合職や営業職を目指す人はデキる女性に見えるパンツスタイル、秘書や受付など女性らしさが求められる職を希望する人は膝が隠れる長さのスカート、と職種によって服装を変えると印象がまた違ってきます。

子供の入学式で着たスーツを着ようと思うのですが…

40代の女性が失敗しがちなのは、子供の入学式や卒業式で着るようなパステルカラーのツイードスーツを転職活動で着用すること。同じスーツであっても、このタイプは就職活動向きではなく、面接の際にも場違いな印象を与えてしまうので避けるようにしましょう。

面接スーツ、季節ごとの対策を教えて

夏など熱い時期の服装マナーは?

「クールビズ」は就・転職の面接には当てはめて考えないほうが良さそうです。基本的にはジャケットを着用が望ましいですね。面接時にジャケットを着るのであれば、インナーは半袖や七分袖でも大丈夫です。白や淡い水色などの爽やかな色合いならカットソーでも良いですね。ただし、胸元が大きく開いたものや華美なものはNGです。堅い職場の場合は無難に襟付きのシャツを着ることをおすすめします。

冬場の寒さ対策とマナー

ジャケットの中にセーターを着たいのですが…

これは賛否両論分かれるところですが、基本的にはあまりおすすめできません。中にセーターを着込むくらいならジャケットの上にコートを着ましょう。どうしても寒い時は、シャツの中にしっかり保温できる下着を着用しましょう。ユニクロのヒートテックなど、最近は保温性に優れた素材がいろいろあります。この場合、くれぐれもシャツから透けないように色は白やベージュ系を選ぶことも忘れずに。それでも寒くてやむを得ずセーターを着用する場合は、スーツと同じく黒や紺などの地味な色合いのものをチョイスしましょう。着ぶくれは見苦しいので、あくまでも薄手のものを着るように。毛玉や擦れがないかチェックして取り除くようにしてください。いくらスーツにこだわっても毛玉一つでだらしなく見られては本末転倒です。

このようなことからも、面接時にはセーターなどニット類は避けたほうが無難ですね。

アウター選びも気をつけて!

いくら寒いからと言ってアウターにダウンやカジュアルなものを着るのは避けましょう。ベーシックなデザインで落ち着いた色合いのコートを1着持っておくと重宝します。ここで気をつけたいのが、コートを脱ぐタイミングと置いておく場所。コート(マフラーなども同様)は受付に行く前に脱いでおき、軽くたたみ片手で持ちます。面接時にはもう少し小さくたたんで鞄と一緒に邪魔にならないところにこぢんまりと置いておきましょう。

面接にタイツはOK?

あまり厚手のタイツや色のついたものはカジュアルすぎる印象を与えるため、やめておきましょう。肌の色に近いストッキングが一番ですが、それでも寒い場合はなるべく薄いデニールの肌色のものを選んでください。

 

髪型で印象はがらっと変わります!

服装は当然のことながら、人の印象を大きく左右するのは髪型であることが多いのです。30代になると、髪の毛のつややかさが失われ、早い人は白髪が目立つようになってきます。コシがなくなって、ヘアアレンジもイマイチ決まらないということもあります。
30代、40代の転職活動で好印象を与えるヘアアレンジは2ステップで完了するアレンジです。髪をひとつに束ねて終わる1ステップのヘアアレンジは「手抜き」「生活に疲れた主婦」感が出やすいので、前髪を巻いてみたり結び目におくれ毛を巻いてみたりしてひと手間をかけましょう。若々しさがプラスされますよ。ハーフアップにするときには、なるべく高い位置で髪をくくると洗練されて見えます。
ただしファッション業界や美容業界を目指す人は複雑な編み込みや華やかなヘアアレンジで面接にのぞむと、「美意識が高い人」という印象を与えられます。
ショートヘアの人は、ワックスやムースを使って毛の流れをまとめるようにしましょう。
ヘアカラーは華美ではない黒やダークブラウンが基本で、白髪が目立つ人は面接前に必ず染めましょう。白髪染めをすると5歳くらい若く見える人もいますよ。

30、40代が転職活動でしたいメイク

顔のイメージを大きく左右するメイクも転職活動では大切な要素です。まだまだお肌が若い20代ではノーメイクやすっぴんメイクでもなんとかなりましたが、くすみやしわなど肌のトラブルが増加する年代に入ったら、ある程度きっちりとメイクをしましょう。派手なメイクは下品な印象を与えるのでNGですが、ファンデーションからはじまり、マスカラ、アイブロウ、アイライン、アイシャドウ、リップ、チークはマストです。
ファンデーションは厚塗りをする必要はありませんが、少しでも肌をきれいに見せるため、下地から丁寧に塗ってつややかで健康的な肌をつくります。アイブロウやアイラインはブラウンかブラックで、アイシャドウやリップ、チークの色系統は統一すると好印象です。ベージュのリップを選ぶ人がいますが、口元が老けた印象になるので、ピンクや薄めのレッドを選ぶと良いでしょう。
リップやチークのカラーは地肌の色によって似合う色は異なり、色白な人はピンク、黄み肌の人はオレンジが比較的似合う傾向にあります。
仕上げにフェイスパウダーやハイライトを入れると顔に立体感が出て、顔立ちを凛々しく見せることができるでしょう。

靴、バッグ、アクセサリー…その他のチェックポイント

洋服と髪型とメイクがばっちり決まっていれば、それでいいような気がしてしまいますが、経験豊富な面接官はもっともっと細かいところまで見ています。チェックされやすいアイテムと対策を紹介します。


面接官と向かい合って行うことが多い面接では、足元を見られがちです。女性ならば3から5センチ程度のヒールを履くと足がキレイに見えるだけではなく、きちんと感が出ます。ポイントが入っていないプレーンタイプのヒールがおすすめです。泥がついていたり、踵が削れていたりする靴の印象は最悪なので、事前に必ず手入れしておきましょう。また華美ではないストッキングの着用がマストです。ソックスやタイツは例えパンツスタイルであってもおすすめできません。

バッグ


履歴書や会社資料が入る大きさで、ベーシックな色と形のバッグがおすすめです。あまりに小ぶりなバッグではやる気がないと思われてしまいますよ。バッグにチャームをつけるのもおすすめできません。また明らかにブランドものとわかるバッグは悪印象を与えることがあります。

アクセサリー

一般企業では小ぶりなものならばOK、お役所など服装規定が厳しいところでは結婚指輪以外は避けた方が無難です。反対にアパレルやファッション業界ではセンスを問われることが多いので、自分の個性を出せるアクセサリーを身に着けるといいでしょう。ただし鼻ピアスや口ピアスなど奇抜なアクセサリーはおすすめできません。

まとめ


就職活動から遠ざかっていると、いざ始めるにしてもどんな格好をすればいいのかわからなくなってしまいそうですね。転職活動への意識を高めるためにも、新しいスーツやメイクアップアイテムを揃えてみてはいかがでしょうか。既に持っているものを着回すならクリーニングやアイロンできちんとした印象をアピールしましょう。実際に社会に出て働く際の服装に気を使えるようになるでしょう。

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