第二新卒で大手企業・上場企業に転職する!成功ノウハウや求人を口コミから読み解く!

昔から「石にかじりついてでも最初の会社で三年がんばれ」という「三年神話」が新卒で就職した人を苦しめています。
一つの会社で三年持たないような人間は、どこへ転職しても評価されない、というのが理由ですが、実はこの話、具体的な根拠があるわけではありません。

ブラック企業が我が物顔で跋扈する中では、早々に見切りをつけた方がメンタルもやまず、身体を壊すこともありません。

今回紹介する「第二新卒」はむしろ早々に見切りをつけるからこそ可能な「準新卒カード」になります。
「新卒で入った会社がおかしい」と思っている人は、今回紹介する「第二新卒」での転職を考えてみてはいかがでしょうか?

第二新卒って何?

第二新卒
第二新卒とは、大学等を卒業会社に就職しましたが、短期間(主に一年未満~三年)のうちに転職を志す人のことを指します。
加えて、新卒後就活の失敗などで、フリーターや無職、派遣社員など正社員で働くことができなかった人で、一年未満から三年くらいの人を指すこともあります。

ご存じのように日本は「新卒至上主義」ですので、就活に失敗した人が就活するためだけに大学に留年する「就職浪人」をするという特異なことが起きています。

ただ、最近は「卒業後○年以内なら新卒として扱う」という求人も増えてきており
「第二新卒」は
◎一旦就職したが転職したい三年未満の人
△卒業後無職やフリーターだった正社員歴がない三年未満の人
で後者は純粋な「新卒」として扱う会社もある、ということです。

これは、やはり「就職したけど三年以内に転職する」ことについて、日本の企業社会が独特のポジションとして考えていることの表れであります。
今回は、「第二新卒」を主に「◎」の定義として考えてそれに対する処方箋を考えて行きます。

第二新卒を採用する会社が増えている

女性

「第二新卒は最初の企業で三年続かない根性なし」という評価は、実は今の企業の認識として正しくなくなってきています。

大手転職サイトマイナビ転職 中途採用状況調査によると

  • 「第二新卒を積極的に採用したい企業」が60%超
  • 「第二新卒を採用しない企業」が20%未満

ということで、「根性なしだから採用しない」という企業は極めて少数派になっています(えてしてそういう企業はブラック企業なんでしょう)。

グラフ

第二新卒を積極採用したい企業も年々増えてきていて、ビジネスマンのための総合情報サイトより、むしろ積極採用しない企業の方が時代に取り残されている状況になっています。
この中で、まったく合わないブラック企業で耐えるのは意味がないと言えるでしょう。

第二新卒は「経験者採用」ではなく「ポテンシャル採用」

ポテンシャル採用

第二新卒は通常の転職とは明確に異なる部分があります。

  • 通常の転職:「経験者採用」
  • 第二新卒の採用:「ポテンシャル採用」

です。通常の転職がどういう業務を何年、どういう立場でやって来て、どういうスキルを持っているのかが重視されるのに対して、第二新卒は新卒と同じように大学名や学生時代の経験もそこそこ評価されます。
ポテンシャルを見るには学歴フィルタを役に立つので、まだ新卒採用の延長で考えられます。

前の企業に染まっていないということで、企業側は第二新卒の

  • 若さ
  • 柔軟性
  • 学ぶ力

などを肯定的に評価します。

加えて、最初の企業で新人として最低限の社会人としてのマナーや働き方も身についているはずなので、新卒採用よりも初期投資が少なくて済むというメリットもあります。

女性

社会人としての基本スキルがあり、なおかつ自社の社員として「一から染め上げることができる」人材として非常に使いやすいのです。

男性

手がかからない新卒採用は予想以上に潜在的なニーズがあったことになりますね。

第二新卒で大手企業や上場企業は無理なのか?

第二新卒で大手企業や上場企業は無理なのか?
「でもそんなことをしているのは、人手不足で退職者が多い中小企業や年中求人を出しているブラック企業でしょ。大手企業やホワイト企業はそもそも離職者が少ないし、会社を一度辞めた人間を雇うリスクの方が大きいでしょう」

こういう疑問を持つ人もいるかもしれません。

女性

しかし、実際はネームバリューのある企業に加えて、その分野トップシェアの企業も積極的に第二新卒を採用しています。

最近では

  • アクセンチュア
  • 博報堂
  • サイバーエージェント
  • リクルート

といった有名企業も第二新卒を採用しています。まだまだチャンスはあるということです。

何をもって「大手企業」なのか人によって様々ですが、新卒時の就活を通じて、「知っている企業」ばかりが大手企業ではないことも分かったはずです。
そうした「隠れ優良企業」「その分野のトップシェア企業」などが第二新卒転職市場にはたくさんあります。
見かけだけの大手企業の中にはブラックも多いことを知ったはずですから、今度こそ働きやすい大手企業を目指しましょう。

ポイント 女性

  1. 第二新卒だけを募集するケース
  2. 新卒採用の応募条件に「卒業三年以内も可」と入れるケース(その場合、職歴が待遇に考慮されないことも)
  3. 通常の転職だが、職務経験と別にポテンシャルも考慮する

という三つのケースがあります。
ご自身が応募したい企業の第二新卒採用がどれなのか確認してください。

しかし、大手企業のかなりの数が、第二新卒を歓迎しています。

大手企業⇒大手企業だけではなく
中小企業⇒大手企業も大丈夫です。

新卒で失敗したけどどうしても大手に行きたいという人は、働きながら第二新卒での転職活動をしても大丈夫です。

ただし、大手企業や上場企業の中にもブラック企業はあります。
そこは第二新卒に限らず年中求人を出しています。
そういうところに行っても同じことの繰り返しになるので注意してくださいね。

第二新卒の志望動機

第二新卒の志望動機

第二新卒の場合、ポテンシャルを相手に伝えることが重要になります。

一般的な転職であれば
「こういう業務を○年やって、さらにキャリアアップしたく、そのためには転職して御社で・・」と言えますが、第二新卒の場合はスキルやキャリアをアピールできる前に辞めてしまっています。

「会社がブラックだった」「残業が多すぎた」「濃密な人間関係が無理だった」、おそらくネガティブな理由で転職したい人が多いでしょう。そしてそれも企業側はわかっています。

しかし、「前の会社のひどさ自慢大会」では採用活動の意味がありませんので、ポジティブに訴求できるポテンシャルを感じさせる志望動機が不可欠です。

もちろん、ひどい会社なのが事実でも、公の席で悪口を言う人を採用するのはリスクがありますよね。

  • なぜ早期退職してしまったのかその理由(反省)
  • 当時の自分に足りなかったこと(謙虚さ)
  • 今後どのようにがんばりたいか(熱意)
  • 将来この会社でどうキャリアを積んでいきたいのか明確なビジョン(展望)
  • 「前向きな転職であること」

などを上手にまとめておきましょう。

もう学生ではないので、企業社会の内情もわかっているはずです。企業研究を本気でしてください。
新卒就活時のようなあいまいさではダメで、「御社がこういう事業をやっていて、こういう展望があるので私は関わりたい」「御社のこのシステムは前社には全くないもので、これならば私のこういう能力が活かせる」というように、具体性を持って語ることができるはずです。

一歩も二歩も進んだ、詳細な企業研究、業界研究が第二新卒には不可欠です。

ポイント 女性

「なんでもやります。がんばります」では到底通用しません(そんなんだから前の会社で失敗したんでしょう?と返されてしまいます)。
やる気を見せるのは大切ですが、それだけでは不十分で、わずかでも働いた経験をスキル以外の面で見せる必要があります。

男性

具体的な職務経歴やスキルなない分、自分のポテンシャルをどう転職先で具体的に発揮できるのか、時間をかけてその論理を組み立てておくことが大切というわけですね!
第二新卒の転職(&志望動機)がいちばん難関なのかもしれませんね。

ポイント 女性

経験者採用ならばスキルを「転職方程式」に当てはめれば結構簡単だとも言われています。

第二新卒カードは一枚だけ

ポイント 女性

第二新卒の求人や採用が積極的になっているのは事実ですが、第二新卒として転職活動できるチャンスは一回だと思ってください。

企業側も「ミスマッチの就職をしてしまったんだな」「ブラック企業はあるよね」ということをわかっていて、だから「新卒カード」に近いものを提供しています。一回なら失敗は許そうという考えで、だからこそポテンシャルでいい部分を見ようとしています。

しかし、第二新卒で転職した先も続かずに、また転職活動をして第二新卒求人に応募しても、「こいつ自身に問題があるのではないか?」と地雷扱いされてしまいます。

男性

そうなると、単なる仕事が続かない問題児の烙印を押されてしまいますね…。

スキルもないので、経験者採用にも応募できず、詰み、チェックメイトになってしまうので注意してください。

第二新卒カードは「最後の一枚」という意識を持って転職活動に当たってくださいね。

第二新卒の求人スケジュール

第二新卒の求人スケジュール

通常の転職、経験者採用は年間通して行われています。
もちろん、年度末やボーナス後に求人の山が来るのですが、第二新卒の場合は新卒と経験者採用の中間なので、経験者採用以上の求人の山があるようです。

大きな山としては「四月」と「十月」になります。

経験者採用ですと、それに一月が加わるのですが、第二新卒の場合はこの二つの求人の山を目指して転職活動をして行きましょう。

四月入社

一月~三月に転職活動を行います。

辞めた社員や定年退職した写真の補充が行われるので、チャンスとしては一番高いでしょう。
新卒は夏までに内定が出ていますから、このタイミングでの第二新卒転職は、就職サイトではなく転職サイトなどで行うことになります。

ポイント 女性

新卒社員と同様の研修を受けさせることもできるため、本当にすぐに辞めてしまった人はこちらの時期を狙った方がいいでしょう。
第二新卒は新種社員研修が不要で助かるとはいっても、ほとんど働かないで辞めてしまった人にはある程度の研修が不可欠であるからです。

十月入社

七月~九月に転職活動をします。

新入社員研修を行っている余裕はなく、社会人としての基礎が身についている第二新卒が有利になります(つまり二、三年働いて辞めた人)。退職に伴う補充もありますが、この時期は海外赴任や転勤の時期でもあり、それを埋め合わせるための採用活動も行います。

ポイント 女性

第二新卒は「新卒採用」ではないので、経済界が取り決めている採用スケジュールは関係ありません。
中途採用として年中、就活、採用の可能性がありますので、上記のスケジュールに縛られず、いい求人があればすぐに応募してください。

第二新卒求人を探すならば専門の転職サイトや転職エージェントがおススメ

第二新卒の条件や就活時期、応募に当たっての要点などを書かせていただきましたが、どこから応募すればいいのでしょうか?どうやって探したらいいのでしょうか?

大手企業であれば自社のHPなどで「第二新卒採用情報」を掲載している可能性もありますが、そうでない会社もあります。転職サイトで探すのもありですが、第二新卒という立場を最大限活用するためにも「第二新卒専門転職サイト」を使ってみてはいかがでしょうか?

Re:就活

Re:就活
https://re-katsu.jp/career/

口コミ・評判:星4

登録者数70万人、掲載企業7000社超の第二新卒専門の転職サイトになります。20代でまだあまりスキルがない人でも大丈夫な求人が多く、社会人としてリベンジできる求人情報がたくさん掲載されています。

また「既卒者専用ページ」つまり、新卒後フリーターやニートなど、正社員として働いた経験がない人向けの求人情報ページもあります。職歴がほとんどないからといってあきらめないでください。

マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20's
https://mynavi-job20s.jp/

口コミ・評判:星5

ご存じマイナビ系列の転職エージェントですが、「マイナビジョブ20’s」は20代、第二新卒に限定したサービスを行っています。大きな流れは通常の転職エージェントと同じですが、20代限定ということで第二新卒に強いエージェントがいます。ポテンシャルをどう求人企業に伝えていくのか、これは通常の転職エージェントでも苦労することであり、専門家に頼った方がいいでしょう。

専任キャリアアドバイザーによるサポートや、第二新卒の転職市場や転職動向にアンテナを張り巡らせていることによる、適時適切な求人の紹介が可能になっています。

特にこの「マイナビジョブ20’s」は口コミサイトでの評判も高く、是非利用しておきたい転職エージェントになります。

ウズキャリ第二新卒

ウズキャリ第二新卒
https://daini2.co.jp/

口コミ・評判:星2

こちらも、第二新卒専門の転職エージェントです。サイトの作りが独特なので慣れるまで時間がかかるかもしれません。大手ではありませんが、こういう転職エージェントもあるのだと知っておいてください。

ポイント 女性

このほか、通常の転職サイト、転職エージェントを利用しても問題ありませんが、「第二新卒可」でソートを書ける必要があります。
「リクナビ」「DODA」「en」など有名どころであれば問題なく第二新卒求人を探せます。
ただ、せっかくですから「第二新卒専門」の転職メディアを利用しても悪くないのではないでしょうか?

第二新卒で大手企業・上場企業に転職する! まとめ

  • 第二新卒は「新卒就職からおおよそ三年以内に辞めた人」を対象にした求人および求職者を指す
  • 新卒後一度も正社員にならずに、フリーターやニートをしていた人も場合によっては対象になる
  • 経験者採用と違い、職務経歴ではなくポテンシャル重視の採用になる。学歴もまだある程度有効
  • 上場企業、大手企業も最近は第二新卒を積極的に採用していて採用意欲も高い
  • 上場企業=ホワイト企業ではない。いつも第二新卒を募集しているところは気を付ける
  • 転職活動に当たっては辞めたことをネガティブに言わない
  • 採用側もある程度「わかっている」ので、ポジティブな転職理由を説明する
  • 熱意ややる気はもちろん必要。しかし、短いとはいえ社会人経験もあるのでそれも踏まえる
  • 社会人経験とポテンシャルをうまく組みあわせてアピールする
  • 第二新卒専門の転職サイトや転職エージェントがあり口コミ、評判がいいものもある
  • 既存の転職メディア(転職サイトや転職エージェント)の併用も可。ただし大手(リクナビやDODA)がよい

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