辛い営業職でまだ消耗?向いてないし辞めたいと思った時の戦略的転職劇!

営業職は企業によっては最も多くの社員が配属される、とてもポピュラーな職種です。
それほど一般的な職種でありながら、営業職ほど向いている、向いていないがはっきりと表れる職種もありません。

それだけに、現在営業職でありながら営業が辛い、やめたい、向いていないと思っている方は今後についてじっくりと考えてみる必要があります。

そこでこの記事では改めて営業職のメリット、デメリットなどを確認した上で、営業に向いていない、辞めたいと思ったときにどうしたら良いのか、戦略的な視点から今後の取るべき方法やオススメの転職先などを紹介致します。

営業職で得られるメリット・デメリット

営業職のメリット・デメリット

営業職に限らずどんな仕事にも必ずメリット、デメリットがあります。
メリットだけ、あるいはデメリットしかないという仕事は存在しません。

営業が辛い、辞めたいと思っている方はデメリットだけなく、特にメリットについて正確に理解した上で判断することが大切です。
では営業職のメリット、デメリットについて改めて確認しておきましょう。

営業職のメリット
  • 自分の努力次第で報酬アップを即実現できる。場合によっては高額報酬を狙えたりする。
  • 営業成績というわかりやすい基準で自分の実力や評価を確認できる。
  • 顧客をはじめとして様々な人と出会えるし、自分の人脈として活かすこともできる。
  • コミュニケーション能力や折衝、交渉能力を磨くことができる。
  • 内勤者より外部に出かける機会が断然多く、毎日の仕事に刺激が多い。
  • 顧客に直接感謝されたり、喜ばれたりする機会に接することができる。
営業職のデメリット
  • ノルマ(達成)という重圧に毎月追われる。
  • 営業成績が振るわないと上司や先輩から叱責されたり、職場に居づらくなったりする。
  • 営業に拒否感を持つ顧客から冷たくあしらわれることも多い。
  • 取引きを成立させるために付き合いに応じたり、顧客都合で休日や夜間に商談を行ったりすることもあるため過重労働に陥りやすい。
  • 商品やサービスに欠陥や不良があった場合に、顧客からのクレームを真っ先に浴びることになる。

営業が辛い、辞めいたいと思っている方はメリット・デメリットとしっかりと向き合ってみるべし!

メリット・デメリットとしっかりと向き合う

営業が辛い、やめたいと思っている方々がまず取り組むべきことはメリット、デメリットとしっかりと向き合ってみることです。

メリットと向き合うとは具体的には、この3点に取り組んでみることです。

  • 営業職のメリットをちゃんと見てきたか、見落としがなかったか、全て認識できていたかを問い直すこと
  • 営業職のメリットに対し本当に魅力を感じていないか、冷静に考えてみること
  • 営業職のメリットを活かそうと一定の努力に取り組んできたかを振り返ってみること

次にデメリットと向き合うということは、この2点です。

  • 本記事を参考に自分なりに営業のデメリット、あるいは嫌だと思っていることをノートなどに書き出してみること
  • 書き出してみた内容について克服する方法が本当にないか、せめて緩和できる方策がないかを真剣に検討してみること

辞めたいと考えている方がメリット、デメリットと向き合うと感情的になりやすいので、努めて客観的に、冷静に考えるようにすることが大切です。

ポイント 女性

特にデメリットを克服する対策は最初から「ない」と決めつけるのではなく、各デメリットに対して必ず1つ以上は解消策や緩和策をひねり出すようにしましょう。

男性

そこまで取り組んではじめて「メリット、デメリットと向き合った」と言えるのですね!

営業職を辞めるべきかどうか:自己分析で結論を!

辞めるべきかどうか:自己分析で結論

営業職のメリット、デメリットについて冷静に向き合うことは営業職に対する「自己分析」を行うことでもあります。

今後営業職を続けるべきか、それともやめるべきかは自分自身で最終的に判断する必要がありますが、その判断において大切なことは自己分析です。

では営業職のメリット、デメリットについて向き合うこと以外に必要な自己分析は何かということですが、次の二点があげられます。

(改めて)適職診断を実施してみる

適職診断

一つは適職診断を実施してみることです。

転職サイト等、ネット上では統計学的見地に基いた高精度な適職診断が無料で受診できるようになってきましたので、現職に入社する前に一度行ったという方も改めて転職診断を受診してみることをオススメします。

適職診断を受診すれば、独りよがりな判断に縛られず、より客観的な視点から営業職に対する適性を改めて確認できると同時に、営業以外の職種にはどのような適性があるか、客観的な評価を得ることもできるからです。

女性

ただし1分程度、5~6問程度の質問に回答するだけで診断を結果を得られる簡易すぎる適職診断では意味がありません。
設問数としては20問以上、時間数としては少なくとも3分程度は要するものを選ぶことがポイントです。

また、適職診断は一つだけなく複数受診することをオススメします。
適職診断によっては、その時の体調や気分に多少影響を受ける場合もあるためです。

こちらの記事も読まれています

営業職に向いている人・向いていない人が陥りやすいパターンにはまっていないかをチェックする

営業職に向いている人・向いていない人が陥りやすいパターン

営業職に向いている人、向いていな人共に、就職や転職の際に陥りやすいパターンがあります。
具体的には次の3つのパターンがありますが、これらのパターンに陥っていないかも自己分析を通じてしっかりと確認しておくことが大切です。

「技術職は無理だから」と引き算だけで営業職を選ばなかったか

営業職はどの会社でも求人がありますので、求人先探しで苦労することが少ない職種の代表格です。

その結果、「技術職は嫌だ、無理だ」といった引き算の理由だけで安易に営業職を選んでしまう方が少なからずいます。
こうした選び方は営業職に対する適性以前の問題です。

女性

営業職とはどんな仕事か、どんなやりがいがあるのか十分に研究しないまま就職すれば仕事に対するモチベーションも容易には生まれません。

営業職を変えるにせよ、変えないにせよ、こうしたパターンに陥っていなかったか振り返っておくことが今後の選択を後悔しないために重要な取り組みです。

営業に向いている、向いていないと決めつけていないか

営業は向いている、向いていないが最も顕著に表れやすい職種ですが、そのせいか、営業職は向いている、向いていないを決めつけられてしまうことが多い職種でもあります。

女性

営業職に就いた方なら、最初から「向いていない」と決め付けていた方はいないはずです。
ところが現在それが「嫌だ」、あるいは「向いていない」に変わっている訳です。

営業職に対する向いている、向いていないを合理的根拠もなく、自分の感情や感覚だけで決め付けてしまうことは望ましいことではありません。
自分で自分のことを勝手に決め付けていないか、これしか結論がないと思い込んでいないかは冷静に自己評価しておくことも大切です。

ちょっとした成功や失敗だけで上手くゆく、ゆかないを判断していないか

営業は難しいと言われる反面、たまたま契約を待ち構えていた顧客に遭遇するなどビギナーズラックに見舞われることも珍しくありません。

あるいは「必ず契約できる営業の極意」等、ネット上には刺激的なノウハウや情報商材が多数紹介されていますが、そうしたノウハウを読んで実践してみたところたまたま上手くいったことで「営業は簡単だ、コレで勝てる」と思い込んでしまう方もいます。

女性

冷静に考えてみればわかりますが、必ず契約が取れる方法があれば全国の営業マンがそれを採用するはずですし、そうなれば誰も営業職で向いている、向いていないで悩む必要もなくなるはずです。

男性

たまたまビギナーズラックや偶然入手した営業手法がちょっと上手くいった人ほどその後不振が続けば、最初手こずった方よりショックも大きくなりがちですね。

その結果、感情的に営業職を嫌ってみたり、辞めたいと思いこんでしまったりします。

また、その逆でかなりのベテラン営業マンであっても攻略が容易ではない難攻不落の顧客ばかりが続くことも珍しくありません・・・と言うより、確率的にはそうしたケースの方が多いでしょう。

そのような方はもう少し歯を食いしばって頑張っていれば成功の芽が出たかも知れないのに、不運な状況と考えず「自分は営業に向いていない」と早々に結論を出してしまう方も少なくないのです。

女性

営業職を辞めて転職を考えるなら、こうしたパターンにも陥っていないか、自己分析しておくことも必要です。

こちらの記事も読まれています

自己分析で向いてないと判断できたら営業職と決別し思い切って転職すべき!

転職もあり

営業職のメリット、デメリットと改めてしっかりと向き合ってみた、更に前出でご紹介した観点から自己分析を改めて行ってみた結果、営業には向いていないことが明らかとなった場合にはもう迷う必要はありません。
転職へと駒を進めましょう。

ご紹介した自己分析の方法は、感情的に判断しないための二重、三重のフィルター的役割を果たしてくれるものです。

女性

これらを踏まえて尚、営業職には向いていないという客観的な判定ができたなら、むしろ営業職をこのまま続けることの方が人生にとってマイナスにとなってしまいます。
一刻も早く職業を変えて、新天地で再スタートを切るべきです。

ではどんな職種が望ましいのか、次のコーナーでオススメの職種をご紹介することにします。

転職するならこんな職種!営業をやめたい方へオススメの職種

工場ワーカー

技術職は嫌だが、営業職にも疲れてしまったという方にオススメできるのが工場ワーカーです。

工場ワーカー職には一定の技術や知識が必要な場合もありますが、多くの仕事はシステム化されているため、現場で実習を通じて習得すれば未経験者でもこなせるようになる仕事が大半ですので経験の有無をあまり心配する必要はありません。

女性

工場ワーカーであれば顧客開拓や顧客からのクレーム、売上ノルマに悩まされることなく、与えられた役割を遂行するだけで給料をしっかりもらえます。

また、業務中は他者とコミュニケーションをする機会が限られているどころか、私語厳禁となっている職場もありますので、人間関係やコミュニケーションに悩まされる心配が少ない点も大きな特徴です。

公務員

公務員

商品の販売や売り込みといった仕事とは全く無縁な職種といえば公務員です。

公務員は公僕として地域住民に接する必要がありますので、コミュニケーション能力が全く不必要という訳ではありません。
むしろ大切な資質と言えます。

しかし、営業マンと公務員の決定的な違いは絶対的な信頼感が前提にあることです。

営業マンならインターフォン越しに追い返す方でも、地元自治体の公務員が訪問してきたなら玄関を開けて話を聞いてもらえますので、冷たくあしらわれる心配をせずに済みます。

女性

ただし、公務員転職を果たすには採用試験を突破する必要があります。

近年公務員の人気は高く、採用試験の倍率はどの自治体も高止まり傾向にありますので、公務員採用試験対策として難関資格取得なみの勉強が必要になってくることは前提として覚悟しておく必要があります。

広告、販促企画職

広告、販促企画職

販促や広告の企画を考えるプランナー職は営業職ではありませんが、営業での経験が活かせる仕事です。
営業職を通じて顧客と商談してきた経験は、商品やサービスの販促企画を考える上で大いに役立つからです。

ただし、販促企画の仕事は営業とは異なる技術やスキルが要求されますし、経験も問われる場合もあることは認識しておく必要があります。

また、営業は5敗しても5勝することで失敗を挽回できますが、広告や販促は予算という限られた範囲の中で成果を生み出す必要があります。

つまり何度も失敗が許される仕事ではなく、失敗した場合の影響は長期に及び、挽回が容易ではないことも広告、販促企画職の難しさと言えます。

女性

日々契約の成否に一喜一憂することもなく、顧客から直接クレームも言われることもなく、メディアやツールなどを通じて一度に多くの顧客へ伝えたいことを訴求できるのは広告、販促企画職のメリットであり、醍醐味です。

編集者

編集者

雑誌や書籍の編集業務も営業職とは大きく異なる職種の一つです。

編集者の仕事は雑誌記事や書籍の企画を考えたり、ライターからの持ち込み企画を検討したりした上で、本や雑誌として形になるよう原稿を作り上げることと、製本されるまでの行程を管理することが主な内容です。

女性

編集者は顧客と直接接するのではなく、雑誌や書籍の中身を通じて顧客と向き合うのが仕事と言って良いでしょう。

経験が必要な職種ですので、未経験の方は編集アシスタントといった立場で就業し、経験を積むのが一般的です。

自分が考えた企画や構想が、文章となり、雑誌や本として形になって世に出ることにロマンを感じることができる方なら大いにチャレンジすべき職種の一つです。

営業事務

営業事務

営業職が嫌になったという方が最も転職先職種として選ぶのが事務職です。

ところが事務職は人気が高い上、一旦採用が決まると近年は辞める人が少ないため、なかなか空きが生じず、特に給料などの条件が良い事務職は高倍率となりがちです。

そこでオススメなのが「営業事務」です。

営業事務なら営業経験があることを強みにできることと、経理事務や一般事務と比較すると同じ事務職の中では人気がやや低いためです。

営業事務と聞いて「営業職を辞めたいから転職を考えているのに・・」と思われた方もいるかも知れませんが、営業職と営業事務は特に責任において大きく異なります。

女性

顧客を開拓する必要もなければ、契約獲得を問われることもありませんし、ノルマもありません。
事務的側面から営業マンの商談や営業活動を支援するのが役割です。

即ち「営業」という言葉がついてもあくまで「事務職」なのです。

飲食店の店長(候補)

飲食店の店長

飲食店の店長またはマネージャー候補も、営業職の方々への転職先とオススメの職種です。

飲食店の店長やマネージャーの役割は店舗全体の運営管理にあります。

来店してきたお客様への接客は求められますが、あくまで来店したきたお客様、つまり食事することを前提としたお客様への接客であって、営業マンのように買う意志がないお客様を説得して商品を購入させることを前提としません。

女性

提供する料理のクオリティーや従業員による接客状況、店舗の清潔感や清掃状況、いわゆる「QSC」と言われるものを管理してゆくことが主な仕事です。

飲食店の運営管理や店長と聞いて、中には「わたみ」などの事例からブラック企業の仕事といった印象を持っている方もいるかも知れません。

転職するなら就業条件や就業実態をシビアに調べておく必要はありますが、世間の厳しい批判を浴びて業界全体としてはかなり改善されています。

また、ホワイト企業の飲食店で店長職をやっている方からは「運営管理の面白さを知ったら抜けられなくなる」という声も多数聞かれるぐらい奥深さや面白さがありますので、関心がある方はぜひ検討してみてください。

こちらの記事も読まれています