退職代行EXITの口コミ・評判まとめ|失敗例や無料で使う方法も解説!

NHKに出た退職代行EXITの良い評判と悪い評判!無料で使う方法を伝授

「退職代行EXIT」は2018年ころから話題になった退職代行サービスの先駆け的な存在で、「会社を辞めたくても辞められない人」がスムーズに退職できるようにするサービスです。

今回は、そんなNHKの番組『クローズアップ現代』でも紹介された退職代行EXITの口コミ・評判や体験談、メリットなどを紹介していきます。

EXITのサービス内容

この記事を読むと分かること!

  • 退職代行EXITの特徴
  • 退職代行EXITの口コミ・評判
  • 退職代行EIXTの体験談
  • 退職代行EXITと弁護士業務の違い
  • いい評判、悪い評判を知ります
  • EXITがパイオニアとして果たした役割が大きいのです

退職代行EXITとは?

EXIT

会社名EXIT株式会社
設立2018年
会社所在地〒150-0041

東京都渋谷区神南1-12-16 和光ビル5F

代表取締役新野俊幸
岡崎雄一郎
事業内容退職サポート業務・メディア運営
公式サイトhttps://www.taishokudaikou.com/

退職代行EXITは、EXIT株式会社が運営している退職代行サービスです。

名前の通り、退職に伴う様々な作業や面倒事を代行してくれるので、スムーズに退職をすることができます。

その他の「退職代行サービス」(非弁護士)については下記の記事でも紹介していますので、よければ合わせてご覧下さい。

退職代行EXITを利用する流れ

サービス概要を簡単にまとめるとこういう感じになります。

  1. 電話、メール、LINEで「EXIT」に無料相談をする。
  2. 具体的に辞めたい日や、社内の問題点などを伝え、EXITに退職代行を依頼するか決める。
  3. 退職代行を依頼すると決めたら、料金(正社員50,000円、バイト)を振り込む
  4. 入金確認後 EXITが会社に「○○さんは辞めます」と退職の意思表示を代行する。

退職は自分ではできない、苦手という人も多いです。

また、ブラック企業で脅されたり、辞めさせてもらえなかったり、社畜として飼いならされて退職できない人も少なくありません。

そんな方でもスムーズにに退職できるよう、退職に伴う作業を代行してくれます。

退職代行EXITのデメリット・注意点

  1. あくまでも退職を伝えるだけ
  2. 法的な交渉は弁護士ではないので会社とできない
  3. 未払い賃金、未払い残業代、労災等の請求はできない

退職代行EXITは優れたサービスですが、上記のようなデメリットがあります。

弁護士の関わっていない退職代行は、本当に「辞めるだけ」の場合の利用です。

「残業代を取り返したい」、「未払いの賃金を請求したい」ようなケースは弁護士に依頼しましょう。

退職代行EXITの良い口コミ評判・体験談

退職代行EIXTの良い口コミ・評判、悪い口コミ・評判をSNS上から拾ってきました。

EXIT関係者のtwitter以外から引用しました。

辞めたくても辞められない状態の人を助ける「退職代行サービス」のニーズを実感できます。「辞められないとどうしよう」という不安にブラック企業は付け込んでくるんです。

退職代行EXITの悪い評判・口コミ

EXITへの悪い評価については大きく分けて2通りあります。

  1. そもそも「退職代行」という行為自体が嫌。自分の退職は自分ですべき
  2. EXITのレスポンスが他社よりも遅く、顧問弁護士が越権行為をしてくる

1については、ブラック企業で追い込まれている人の現状を知らない、老害や無知の戯言なので無視してください。そういう連中が社員を辞められない状況に追い込んでいくわけですからね。

2については、EXITは退職代行業(非弁護士業者)のパイオニアなので「出る杭は叩かれる」部分があります。退職代行業は新しい事業なので、試行錯誤しながら成長していくため、その過程で衝突やトラブルもあるのでしょう。

確実性や法的安全性を考えるならば、弁護士に依頼すべきですが、実際にはそれを思いつかない、そんなお金がなく追い込まれている人が多いのです。

弁護士業界からは退職代行EXITに対する批判もある

弁護士業界からEXITへの批判

EXITへの批判は、利用者やブラック企業の人間からだけではありません。弁護士業界からも批判が出ています。

「退職代行ではなく、弁護士介入による権利行使に意義」ブラック企業被害対策弁護団が電話相談

この記事によると、退職代行EXITには下記のような問題があるようです。

  1. 退職代行業は「非弁行為」に該当する可能性があり、本来は弁護士しか行えないはず
  2. 途中トラブルになった場合のリスクヘッジができない
  3. 法的知識がない人(退職代行業者)は正当な権利行使ができない

弁護士は自分のシマを荒らされると困る

言い換えると「退職代行ビジネスは「弁護士のシマ」なんだからそれを荒らしては困る」ということになります。

背景として、退職代行に需要があることに弁護士が気付かず、そのニーズを業者に奪われていたことが気に食わない、という一面もあるようです。

そのため、現在は盛んに退職代行をPRする弁護士も増えてきました。

昔は弁護士の多くが退職代行を請け負わなかった

もちろん、退職代行より法的リスクや訴訟リスクに即対応できる弁護士の方がベターなのですが、退職代行EXITがサービスを行うまで弁護士は退職代行を請け負わなかった背景があります。

  • 数十万円の弁護士報酬を請求するので割が合わない(退職代行EXITは数万円)
  • そもそもこんな下々のやりがいのない雑務などやっていられない

上記のような思いを持つ弁護士が多かったようです。

弱者を助けず無視し、部外者に需要を取られたら「違法だ」と反撃する…聞くと法の番人とはなんなのだろうか、と思ってしまいます。

EXITをはじめとする「退職代行業者」によって、退職代行の価格破壊がなされたため、弁護士が行う退職代行(+残業代請求等)についても、どんどん価格(弁護士報酬)が下がっています。

自由競争の原理が働いていると言えるでしょう。

また、ロースクールや新司法試験によって弁護士が増え、仕事にあぶれつつあるという話もあるので(※)、今後は退職代行サービス並の低価格で退職代行業務を請け負う弁護士が増えるかもしれません。

年間所得200万円も…弁護士はもはや負け組?|読売新聞

完全に同じ価格になった場合、EXITをはじめとする退職代行業者はどうなるのか、現時点では不明です。
しかし残業代請求等をしないのであれば、EXITを第一選択肢にしても良いと思います。

退職代行EXITのよくある失敗例

  1. 法律知識のある会社が交渉を拒否
  2. 退職に組織の合意が必要な国家公務員だった
  3. 会社から損害賠償を請求される

退職代行EXITを利用した場合の主な失敗例は上記の通りとなります。

退職代行EXITは弁護士サービスではないため強制力がなく、相手が法律知識があると交渉を拒否、あるいは無視する可能性があります。

また、退職は本来であれば本人の意思だけで可能ですが、国家公務員の場合は組織の合意も必要なため、退職代行EIXTを利用しても退職できないケースもあるでしょう。

損害賠償はまともな企業ならしないのですが、一部のブラックは退職後に「お前のせいで会社は損害を被ったから賠償金を払え」と言ってくるので、これも失敗のパターンと言えます。

この場合も退職代行EXITは弁護士が関わっていないため、相手の訴えに対し別途自分で弁護士を雇う必要があるでしょう。

退職代行EXITを無料で使える?

相談までは無料でできる

EXITは無料で使える?

退職の意思表示着手前の相談は無料でできるので、そこで、「退職は労働者の権利である」「無理な引き止め行為は違法である」みたいな内容を伝えられ、自分で「退職願」を出す勇気をもらえるかもしれません。

依頼は有料

EXITが退職の意思を会社に伝えるのは、入金を確認できてからなので、無料で退職代行をお願いすることはできません。

ただし、「20代専門の退職支援【リスタート】」という、転職エージェントが運営する「退職→転職」の一括支援サービスは、条件付きで無料で退職代行をしてもらえます。

転職までセットになっていたり、20代限定と年齢制限はありますが、活用できる方には非常におすすめです。

転職先を先に決めて、問答無用で「退職届」を出したいならば、まず、実績のある転職エージェントに行った方がいいかもしれません。

退職代行EXITの良い評判と悪い評判まとめ

まとめ

  • NHK『クローズアップ現代』でも取材された「EXIT」は退職代行のパイオニア
  • 退職代行EXITの登場で弁護士も参入した
  • これまで大きな法的トラブルや訴訟は起きていない
  • 退職代行EXITを使って辞めた人の評判は良い
  • 「業者なんて使うな」という老害こそが辞められないブラック企業を作っているので無視する
  • 退職代行EXITの退職代行を無料で使うことはできないが、相談は無料で可能

今回は退職代行EXITの評判やデメリットについて紹介しました。

退職を自分でするのが難しい方には非常におすすめのサービスとなっています。