天海祐希や黒木瞳など多くのスターを生み出してきた宝塚歌劇団の下で運営されている宝塚音楽学校の入学試験は毎年高倍率であることで知られています。40名の募集定員に対して、1000人以上の女子が受験しにくるというから驚きですね。そんな宝塚音楽学校では1次と最終試験で面接を行っています。
一般人には関係ないことかと思いますが、実は私たちの転職活動の面接にも通じるものがたくさんあるのですよ。
狭き門をくぐった宝塚音楽学校の合格者たちはどのような態度や身だしなみで面接試験に挑んでいるのでしょうか。宝塚ファンでもそうでなくても、興味がわきますね。

宝塚音楽学校の入試スタイル

宝塚音楽学校の受験資格を有するのは15歳から18歳の女子のみ。試験は第1次、第2次、最終の3段階に分かれていて、約10日間かけて選考が行われます。非常にハードなスケジュールと言えますね。
第1次では面接、第2次では歌や踊りの試験、そして最終では面接と健康診断が行われます。
求める人物像は容姿が整っていて、宝塚歌劇団の舞台人にふさわしい人であるそう。歌唱力や運動能力はもとより、容姿も大きななウエイトを占めているのです。

第1次選考では発声と姿勢が大切

面接は第1次と最終で2回行われますが、第1次の面接では受験番号、身長と体重、出身地、所属する学校、何度目の受験なのかを答えるだけの非常にシンプルな面接です。
言葉で自己アピールすることはほとんどできず、審査員は受験者の容姿と姿勢、そして発声の仕方などで合否を判定します。宝塚歌劇団にふさわしいオーラが出ているかどうかで
判断する審査員も少なくはありません。

特に重視されているのは、容姿ではなく姿勢だと言われています。歩く姿勢や立っているときの姿勢、座っているときの姿勢をあらゆる角度から審査するのです。
確かに姿勢が悪くてはお芝居をしたり、踊ったりしてもサマになりませんよね。「自信がなさそう」「オーラがない」と思われてしまうこともあります。
宝塚音楽学校ほどではなくとも、一般企業の面接を受けるときにも正しい姿勢をとることが非常に大切です。猫背や自信がなさそうな歩き方は、気弱に見えて面接官にも悪印象を与えてしまいます。
宝塚歌劇団の面接時には必要以上に胸を張って歩き、自己アピールをする人がいます。転職活動の面接の際にそこまでするとかえって悪目立ちしてしまいますが、
軽く胸を張って堂々と歩くようにしたいものです。
発声は落ち着いてゆっくりとお腹から声を出すようにしましょう。宝塚歌劇団のように歌ったり、セリフを読んだりするわけではなくとも、普段より少し大きめの声を出すと
面接官にもあなたのやる気が伝わります。

宝塚の試験ではメイク禁止!その理由とは?

華やかなヘアメイクが有名な宝塚歌劇団ですが、宝塚音楽学校の入学試験ではメイクは一切禁止。ヘアスタイルもヘアアクセサリーはNGで、ひとつにまとめて結い上げる人がほとんどなのです。
また試験の際に着用する洋服は真っ黒なレオタードのみです。ヘアメイクで一切ごまかしがきかないところが恐ろしいですね。
しかし髪の毛をきれいにまとめ上げるのは、顔つきが引き締まって面接官に好印象を与える効果を期待できます。宝塚音楽学校の受験生のようにすっぴんで面接にのぞむのは社会人として
NGですが、シンプルなナチュラルメイクに仕上げると、あなたの姿が凛として見えるはずです。反対に派手なアイメイクや濃すぎるチークやリップはけばけばしい印象を与えてしまう恐れがあるでしょう。
シンプルな真っ黒のレオタードは、モノトーンのスーツスタイルと通じるものがありますね。余計なものをそぎ落とすことによって、かえってあなたの素材をアピール
できるでしょう。

笑顔は女性の最大の武器です

宝塚音楽学校が求める人材に「容姿端麗」の項目がありますが、美人であるからといって必ずしも合格するわけではありません。また宝塚音楽学校の入学試験は基本的に容姿端麗な人が受験する傾向にあるので、ただ容姿が美しいというだけでは周りに差をつけられません。
そこで宝塚音楽学校の受験生が意識しているのは笑顔の作り方。口角の上げ方や歯の見せ方などを工夫して、きれいな笑顔を作り上げています。自然で美しい微笑みをつくると
いうのは簡単そうで意外と難しいもの。口角が上がっていても目が笑っていなければ意味がありませんし、ゲラゲラ笑いながらつくる笑顔もNGです。
ノーメイクで顔のインパクトが弱くなっているので、美しい笑顔で華を添えることは非常に大切です。
転職活動も宝塚音楽学校同様に、他の受験者と同じような恰好をしているので、笑顔をプラスして面接官にアピールする必要があります。面接を受ける前には、自鏡の前で自然な笑顔をつくる練習をするといいですね。

容姿は顔だけでなくスタイルも大切

生まれ持った顔は変えることができませんが、ぽっちゃりしている身体をシェイプアップすることならなんとかできそうですね。実際に宝塚音楽学校の受験生は体系維持に非常に
気を遣っています。体形が崩れるとそれだけで姿勢が悪く見えたり、踊りや演技がきれいにきまらなかったりするためです。
ビジネスシーンでも過度に太っている人は自己管理のできない人として見られることがありますよね。もしスーツがきつく感じるようであれば、食事制限や運動で少しだけ身体を
絞るといいのかもしれません。
細身の体にはスーツが良く似合い、面接の際に姿勢をきれいに見せられるでしょう。

まとめ

華やかなイメージのある宝塚歌劇団ですが学校の試験はいたってシンプルで、その分その人が持つ素材が注目される傾向にあります。転職活動とは全く異なる世界のように思えますが、
シンプルな服装で精一杯自分を表現するという点では、両者に変わりはありません。いろいろと頑張っているのに、なかなか転職活動がうまくいかないという人は、宝塚音楽学校の受験生を
参考に、自己アピールの方法を見直してみてはいかがでしょうか。

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