大学生の皆さんにとって最大の関心事は就職だと思います。いい大学を出てもいいところに就職できなければ意味がないですからね。
というわけで、今回は都の西北、早稲田大学の就職について考えてみたいと思います。

早稲田大学の就職率

早稲田大学の卒業生の就職率は学部学生 96.9%(※)になっています。
※就職率は就職希望者に占める就職者の割合です。大学院進学者は除きます。
進路就職|早稲田大学入試センター

さすが早稲田といったところでしょうか。
就職活動をすれば就職できないというケースはほとんどないようです。

ちなみに早稲田大学の就職活動のページはこちらになります。

早稲田大学 キャリアセンター
進路データはこちら
2016年度 早稲田大学進路状況

就職先ランキング

次に就職先のランキングを見て行きましょう。どこに多くの学生が就職しているのでしょうか?
なおデータは可能な限り新しいもの(2016年度卒業)を使いますが、一部その前年のものも入っています。傾向はつかめると思います。

※早稲田大学が発表している進路データはコチラ 2016年度 早稲田大学進路状況

全体の就職ランキング

早稲田大学全体でのランキングは以下になります。

【早稲田大学の主な就職先ランキング2017】

 

順位 就職先 人数
1位 みずほFG 109人
2位 三菱東京UFJ銀行 105人
3位 東京海上日動火災保険 81人
4位 アクセンチュア 76人
5位 三井住友銀行 68人
6位 NHK 68人
7位 損害保険ジャパン日本興亜 60人
8位 三井住友海上火災保険 59人
9位 三菱電機 56人
10位 富士通 55人

『サンデー毎日』2017年7月25日発売号より作成

都銀や生保、損保など金融業界に強いことがわかります。
またNHKが入っていることから、マスコミに強いということもこれでわかりますよね。
早稲田ではジャーナリズム養成講座や関連授業なども充実しているため、マスコミへの就職には非常に強いということがわかります。

学部ごとの就職ランキング

次に各学部の就職ランキングを見て行きたいと思います。

数字については大学パンフレット早稲田大学入学案内のものを参考にしました。

①政治経済学部

まず看板の政治経済学部です

順位 企業・団体名 人数
1 みずほフィナンシャルグループ 22
2 三菱東京UFJ銀行 19
3 三井住友銀行 17
4 三菱商事 13
5 三井物産 11
東京都職員I類 11
住友商事 11
8 ゆうちょ銀行 10
9 東京海上日動火災保険 9
大和証券 9

三菱商事、三井物産、住友商事など総合商社に強いのはさすが政治経済学部といった感じです。

②法学部

会社名・団体名 人数
1 東京都職員Ⅰ類 34
2 国家公務員一般職 18
3 みずほフィナンシャルグループ 13
三井住友銀行 13
5 りそなグループ 11
6 三菱東京UFJ銀行 10
7 商工組合中央金庫 8
国家公務員総合職 8
東京海上日動火災保険 8
10 ゆうちょ銀行 6
裁判所事務官 6
損害保険ジャパン日本興亜 6
大和証券 6

東京都庁や国家公務員が多いのは法学部の特徴だといえます。

③商学部

順位 会社名・団体名 人数
1 三菱東京UFJ銀行 21
2 みずほフィナンシャルグループ 18
3 ソフトバンクモバイル 17
4 東京海上日動火災保険 16
5 大和証券 10
三井住友海上火災保険 10
損害保険ジャパン日本興亜 10
8 三井住友銀行 9
富士通 9
三井住友信託銀行 9

金融に強いです。メーカもそれに続きます。

④社会学部

順位 会社名・団体名 人数
1 三井住友銀行 13
三菱東京UFJ銀行 13
3 りそなグループ 11
4 富士通 9
5 特別区(東京23区)職員 7
ソフトバンクモバイル 7
三井住友海上火災保険 7
国家公務員一般職 7
9 東京都職員Ⅰ類 6
10 三井住友信託銀行 5
埼玉県職員 5
野村証券 5
損害保険ジャパン日本興亜 5

法学部と商学部を足したようなランキングになっています。
習う内容もそんな感じですので妥当ですね。

⑤文学部

順位 会社名・団体名 人数
1 国家公務員一般職 7
東京都職員Ⅰ類 7
特別区(東京23区)職員 7
4 日本航空 6
東京海上日動火災保険 6
6 りそなグループ 5
7 群馬銀行 4
大和証券 4
トーハン 4
みずほフィナンシャルグループ 4
日本郵便 4
三菱東京UFJ銀行 4
ファーストリテイリンググループ 4

公務員が多いですね。
あと、日本航空はキャビンアテンダントでしょうか?

⑥文化構想学部

順位 会社名・団体名 人数
1 東京海上日動火災保険 13
2 ソフトバンクモバイル 11
3 三菱東京UFJ銀行 9
4 三井住友海上火災保険 8
5 特別区(東京23区)職員 7
みずほフィナンシャルグループ 7
損害保険ジャパン日本興亜 7
8 東京都職員Ⅰ類 6
日本郵便 6
10 NTTデータ 5
三井住友銀行 5
日本IBM 5
日本出版販売 5
NTTデータ東日本 5
ベネッセスタイルケア 5

文学部と似ているかと思いましたがそうでもなく、商学部など経済系の学部に似た傾向になっています。

⑤教育学部、国際教養学部

具体的なランキングは公表されていません。
教育学部も教員になる人はそこまで多くなくて通常の民間企業や公務員になる人が多いということでしょうか?

ただし、学部HPの進路データはそれぞれ以下になります。

⑥先進理工学部、基幹理工学部、創造理工学部

教育学部以外の理系学部についてもランキングはありません。
ただし、下記のページに就職先をまとめたものがあるので見ていただければと思います。

ヒューマンデザイン総合研究所

⑦人間科学部

人間科学部の就職先ランキングはわかりませんが、学部HPの進路データは下記になります。

人間科学部 卒業生の進路と資格

⑧スポーツ科学部

スポーツ科学部の就職先ランキングはわかりませんが、学部HPの進路データは下記になります。

スポーツ科学部 卒業生の進路と資格

高い就職率を支える秘密

早稲田が高い就職率を誇るのは、学生の質が高いこともありますが、学内での就職活動へのバックアップシステムが充実していることが挙げられます。
具体的にはこのようなシステムで支えています。

キャリアセンター

学生がキャリアを考えるための啓蒙普及活動をする部署です。

「就職と何か?」という1,2年生向けの進路講座、就職活動期の学生には、実践的な各種対策講座、学内合同企業説明会の実施などを行い充実した就職サポートを行っています。

「みらい設計」支援

早稲田大学OB・OGとの座談会や、キャリア形成のためのセミナーなどを開催して具体的な進路について考えてもらう機会を提供していきます。

就職活動支援

具体的な「業界研究講座」、自己分析セミナー、学内企業説明会などの具体的な「就職」を念頭にした企画になります。
就職活動を間近にした学生にとってはかなり役に立つと思います。
各種対策講座も開講しています。

進路・就職相談

専用ブースを設けて、ベテラン職員が学生個人の進路・就職相談に応じます。
1年生から利用可能です。私立大学の進路は評価に直結するので、相談担当職員のレベルはかなり高いでしょうね。

各種資料の提供

大学ポータルサイトでも求人情報や各種イベントが視聴可能です。

さらにOB・OG名簿や「就職活動体験記」といったものも充実しています。
かつては各企業のパンフレットなども山のようにあったでしょうね(今はほとんど電子資料になっていると思いますが)。

万全のサポート体制で早稲田の就職率、就職先は他大学と比べてかなりいいものになっているといえるでしょう。

早稲田大学の就職先-人気ランキング-就職率グラフ付きでワカル まとめ

  • 早稲田大学の就職率は96.9%と非常に高い
  • 学部によって就職先にばらつきはあるがどの学部でも十分に就活できる
  • 大学側の就職サポートが徹底している
  • まずは本ページやリンク先を読んで研究してみるといい