残業なしや定時退社できる業種や職種をお探しでしょうか?

長時間残業やサービス残業が暗黙の了解になっているような職場は、できれば避けたいですよね。

 

プライベートのために働いているのに、仕事をすることで私生活の時間を奪われは本末転倒です。

残業の大小は業界や職種によって、ある程度の傾向は把握することができます。

 

「多少給料が安くても、残業がない職場がいい」

このように思っている人も多いでしょう。

 

当記事では「残業なし」や「定時退社」がしやすい業種や職種、またそれらの求人が多く掲載されている転職サイトについて紹介します。

■残業が少なく定時で終わる仕事とは

残業が少ない職場には、少ないなりの理由があります。

職場によって理由はさまざまですが、基本的には以下のような要素が中心です

 

・仕事量自体が少なめ

・交代制である

・1人あたりの業務量が一定

・閉店時間が定時と同じ

 

そもそも会社が残業をさせる理由は、業務量に対して人手が追い付いていないからです。

そのサイクルが上手く回っていれば残業は自然と少なくなります。

 

しかし、会社は人件費を抑えてより多くの業務を処理することで利益を上げようとするため、結果として従業員に残業を強いる環境になってしまうのです。

 

逆に言えば、このポイントを掴んでおくことで残業が少ない仕事を選びやすくなるでしょう。

■残業なしで帰れる仕事を選ぶためのポイント

残業なしで定時退社できる可能性が高い職場のポイントは以下の通りです。

なお、以下の要素を持っていても残業が絶対に発生しないわけではないので、その点も理解された上で参考にしてください。

◆1日の業務量が明確になっている

工場や閉店時間が早い店舗などは、比較的残業なしの職場が多いです。

事務職も同様で、受付時間が明確なためそれ以降に極端な残業につながる可能性は低くなります。

 

閉店後・受付終了後の雑務などが多いケースもありますが、面接時に質問すればある程度の実情は教えてもらえるでしょう。

◆定時になるとパソコンの電源が落ちるなどのシステムがある

残業なしを実現するため、会社によっては定時以降パソコンの電源が自動的に落ちるように仕組化されているところがあります。

 

残業をする場合は理由と時間を明確にして許可を申請する必要があり、残業した分の残業代もしっかりと支給されるのが基本です。

 

これらの仕組みは求人の時点で記載されていることが多いので、定時以降はパソコンの電源が落ちるというシステムがあるような会社なら、長時間労働は避けやすくなるでしょう。

◆交代制である

交代制が導入されている職場は、交代相手が来れば終了なので残業が少ない傾向にあります。

 

場合によっては急遽継続しなければならないこともありますが、交代なしの所定メンバーで常に運営されている会社よりは残業なしの確率が高いです。

 

人手がそもそも足りていない可能性もあるので、面接時に現状の人数や残業についても聞いておくといいでしょう。

■残業なし・定時退社できる業種・職種

これらの要素を踏まえ、残業なし・定時退社の傾向が強い業種や職種についてより具体的に触れていきましょう。

◆工場関係

残業なし・定時退社がもっとも実現しやすいのは工場関係です。

もちろん残業が当たり前になっている工場もありますが、基本的に工場の業務は1日300個などのように、稼働内容が明確になっています。

 

そしてその個数を生産するために必要な時間は、機械によって管理されているので非常に精密です。

 

24時間稼働の工場も多いですが、その場合は交代制が導入されるのでいずれにせよ残業は発生しにくくなっています。

 

◆交代制の販売職

工場と同じく、交代制が導入されている販売職は残業が少ない傾向にあります。

繁忙期などは別ですが、よほど人手不足な現場でなければ長時間の残業は少ないでしょう。

 

やはり面接時に全体の人数や残業時間について、しっかりと質問しておくことが大切です。

 

仮に交代制を導入していても、そもそも交代要員が揃っていないというケースもあるので、交代制を導入していても安心はできません。

 

◆事務職

事務職も定時退社が可能な職種の1つです。

一言に事務職と言っても多くの種類がありますが、繁忙期以外の事務職は定時で終わる傾向にあります。

 

事務職は営業職などの現場と異なり、基本は書類関係や銀行・その他公共機関とのやりとりになるので、一定時刻を過ぎると業務自体が止まるのです。

 

ただ内部でのトラブルで急務に終われることも多いので、状況によっては多少の残業が発生する可能性はあります。

 

以上が残業なし・定時退社が実現しやすい主な業種・職種です。

もちろんこれ以外の職種や業界でも、残業なし・定時退社を行っている会社はあります。

 

あくまで業界・業種・職種全体の傾向から見たものです。

 

■残業なしの求人が多い転職サイト・転職エージェント

残業が少ない職種や業種がわかったところで、問題はそれらの求人をどこで探すかです。

各転職サイトや転職エージェントでも「残業少なめ」や「定時退社」を強みに出しているところはあります。

 

その中で、とくに「残業なし」を売りにした求人数が多いのは「リクナビNEXT」です。

最大手のリクルートが運営する転職サイトなので、単純に求人数が多いという理由もありますが、残業なし・定時退社が可能と記載されている数が圧倒的。

 

事務職や販売職だけでなく、一般的には残業が多いとされる営業職やエンジニアなどの残業なし求人も数多く掲載されています。

 

「営業職で残業なしのところないのかな…」

「販売や事務より企画とかやりたい…」

「エンジニアだからどこもブラックかなぁ」

ハローワークなどの求人を見ながら、このように感じている人たちにもオススメです。

 

また、一般に公開されていない求人で残業なし・定時退社など好待遇な案件も数多く眠っているので、積極的に転職サイトやエージェントに相談してみるといいでしょう。

 

転職サイトが非公開求人を増やしているのは、求職者を絞るためではなく競合他社に案件を取られないためです。

条件に合う求職者がいればどんどん提案してくれるので、怖がらずに要望を伝えていきましょう。

■残業が多くなりやすい業種・職種

残業や定時退社がしやすい業界や職種を紹介してきましたが、逆に長時間業務になりやすい職種や業種についても触れておきましょう。

 

以下の業種はビジネスモデル的に残業が多くなりがちな仕事なので、入社するつもりならある程度の残業は覚悟しておかなければなりません。

◆人材業界

人材派遣や人材紹介会社は、文字通り「人」を商材にしている業種です。

昔からある無形商材の代表ともいえますが、扱うのが人である以上、リアルタイムでトラブルが発生しやすくなります。

 

クライアントから「人が足りない」と言われれば、見つかるまで探すことになるでしょう。

またクライアント企業が人を必要とする時期は決まっているので、何としてもその時期で条件に該当する人材を探さなければなりません。

 

登録者のスケジュールも考慮しながら面談や面接を重ねることになるので、その他業務も並行すると深夜まで終わらないケースも少なくないのです。

 

もちろん人材系でも残業なし・定時退社の仕組みを実践している会社はありますが、全体的には残業が多くなりがちな業界だと認識しておくようにしましょう。

 

人材業界の魅力は「人」が商材なので、トラブルにしても同じことはほとんど起こりません。

その都度違った対応を求められるので、常にフレッシュな気持ちで業務を行うことができます。

 

それにより折衝能力・対応能力を鍛えられるビジネスパーソンも多いです。

◆WEB業界・エンジニア

IT系の会社全体に言えますが、WEB関係の仕事は長時間残業になりやすいです。

最近は労働環境の見直しなどから改善されつつありますが、そもそも「納期」という概念がある以上は、多少の調整は必要になります。

 

クライアントに調整を依頼することもできますが、それでも会社を継続していくための利益を上げるには、いくつもの案件を同時並行で進めなければなりません。

 

退社時間が早くとも家で作業をするというところが多いため、面接でもその実態を捉えるのは難しいでしょう。

WEB系で残業が少ない会社の多くは、自社で対応しきれない案件を外注に出すなどして効率化を図っています。

 

外注業者に依頼すると1案件あたりの収益は少なくなりますが、社員の離職率を下げることで余計な人件費をかけずに済むため、結果としてプラスになっているのです。

 

WEB業界の長時間労働をなくすためには、同業同士のつながりが重要になるのかもしれません。

■技術職は長時間労働になりやすい

エンジニア・ホームページ制作・ライター・デザイナー・映像クリエイターなど、技術職にはさまざまな種類があります。

 

それぞれ強みとする技術は違いますが、共通しているのが「納期」という概念です。

作る仕事には必ず顧客からの納期があり、それを守らなければなりません。

 

なおかつ会社として経営されている以上、一定数の案件を同時に処理していく必要があります。

これらの状況から、クリエイティブな職業は残業が多くなりがちなのです。

 

これらの環境を改善すべく、最近はリモートワークやクラウドソーシングによる外注化などを積極的に導入している企業が多くなっています。

 

以上のような施策から技術職でも残業なし・定時退社の企業は増えてきているので、クリエイターの人には諦めずに転職活動を続けてほしいところです。

■まとめ

今の職場で長時間労働・サービス残業に苦しんでいる人は少なくありません。

「そんなのどこも同じだ」と口を揃えて言う人も多いですが、本来それは会社が雇用契約に違反している状態です。

 

仮に残業が発生するのなら、残業代をしっかりと支払わなければなりません。

世界には何万という会社があり、その中で残業なし・定時退社を実現している求人も増えつつあります。

 

現状の不満をそのままにして諦めず、自分が快適に働けると思える転職先を差が出してくださいね。