国内最大級に人材紹介ナビサイトとして知られる「人材バンクネット」。単に求人を探すだけではなく、相談相手や転職エージェントをマッチングさせることが売りです。今回は、人材バンクネットの詳しい利用方法や評判などを紹介していきます。

人材バンクネットってどんなサイト?


冒頭でも触れたように、人材バンクネットは会員制の人材紹介会社ナビサイトです。ナビサイトとは、特定のカテゴリーに対する情報に対して検索やアクセスがしやすいように誘導してくれるポータルサイトのこと。つまり人材バンクネットは、求人情報、転職コンサルタント、転職エージェントと転職希望者を結びつけるためのポータルサイトと考えてください。

ここで、人材バンクネットの概要を簡単に説明します。人材バンクネットに登録されている人材紹介会社(転職エージェントなど)は、実に545社。リクナビ、マイナビ、DODAといった大手はもちろんこと、年代や職種に特化した転職サイト、エージェントが多数登録されています。

さらに、転職の良き相談相手となってくれる転職コンサルタントは、2855人にも上ります。日本国内で、これだけの規模を誇る転職用ナビサイトを見つけるのは難しいでしょう。

また、転職コンサルタントを転職者側から指名できるのも大きな特徴のひとつ。通常、転職エージェントなどに登録すると、担当のコンサルタントが付いてはくれるものの、指名までは難しいのです。実際に筆者も、「このコンサルタントはいまいち合わないな……」と感じたことがありましたが、「変更してください」とは言い出せませんでした。

また、仮に変更を希望したとしても、明確な理由がなければ難色を示される可能性も高いと思います。その点、この人材バンクネットでは専門分野やエリア(地域)から条件検索をかけ、なおかつインタビューや経歴も見ながらコンサルタントを選ぶことが可能

また、転職エージェントはどうしても関東と関西に偏りがちですが、人材バンクネットでは地域ごとに転職の良き相談相手を見つけることができます。転職活動を開始したは良いものの、一体どこの会社にどのようにアプローチしたらよいのかわからないという方であれば、まずこの人材バンクネットから会社を探してみてはいかがでしょうか。

人材バンクネットの匿名スカウトとはどんな仕組み?非公開求人もあり!

人材バンクネットでは、氏名などの個人情報を公開するのではなく、匿名でキャリアシートを公開できます。キャリアシートとは、履歴書と職務経歴書を合わせたもの、と考えてください。人材バンクネットに登録してキャリアシートを作成し、公開状態にすることによって、その内容に興味を抱いたコンサルタントからスカウトが届きます。

仮に「今すぐ転職したいわけではないが、自分がどの程度評価されるのかを知りたい」という「市場価値」を計る手段としても有効です。転職においては、この市場価値が非常にモノを言います。いくら身に着けるのに苦労したスキルを持っていても、そのスキルに需要がなければ思うように転職活動は進まないもの。

キャリアシートの公開と匿名スカウトを使えば、どの程度声がかかるかによって、自分の市場価値を客観的に判断する材料が手に入るわけです。このスカウト制度は、転職活動においてかなり役立つ仕組みです。筆者も人材バンクネットではないものの、スカウト制度を利用したことがあります。

こちら側から応募する場合と違い、需要があるところから声がかかるので、話の進みが早いのです。転職コンサルトは、様々な企業から「こんな人いない?」という要望を常に抱えています。需要があるところにハマれば、一般の応募よりも優先的に書類選考や面接が進みますから、おすすめできますね。

さらに、スカウトを受けたときに紹介される求人は、非公開求人です。非公開求人は、スカウトメールに添付されてきます。非公開ということは当然応募人数も少なく、ピンポイントで転職希望者と企業をマッチングさせるのです。

人材バンクネットの利用方法は?

登録からキャリアシート作成編

人材バンクネットは、登録していない状態であっても、ある程度は情報検索が可能です。しかし、本格的に転職活動を開始するなら、ぜひ無料登録からはじめてみましょう。人材バンクネットのトップページ上部にある「会員登録(無料)」をクリックして無料の会員登録を済ませたら、早速キャリアシートの作成にとりかかりましょう。

キャリアシートは、履歴書と職務経歴書の合体版のようなもので、入力項目が豊富です。それだけ、自分のスキルや適性をアピールできると考え、可能な限り詳しく入力してください。実はこのキャリアシート、本格的に入力していくと結構な時間がかかります。

ただし、一度しっかり作成してしまえば、その後は変更点だけをアップデートすれば良いですし、匿名スカウトによる非公開求人情報も紹介されますので、ここは手を抜かずに対応したいところ。キャリアシートを作成したら、自分専用のページから公開状態を設定します。スカウトを受けるために「匿名公開する」に設定しておきましょう。

また、この匿名公開機能では、自分が選んだ人材紹介会社にだけキャリアシートが公開されるような設定も可能

エントリー・応募編

人材バンクネットへ登録すると、求人や人材紹介会社へのエントリーが可能になります。ここで注意したいのが、「エントリー」の意味。人材バンクネット上でのエントリーは、求人情報への直接エントリーではありません。求人情報を持つ人材紹介会社へのエントリーであり、その後は人材紹介会社からのサポートのもと、手続きを進めていくことになります。

ただし、人材紹介会社へのエントリーによって、求人情報のより詳しい情報を聞き出すことができるため、エントリーは積極的に行ってみましょう。また、後日エントリーする可能性があるものは、検討リストに保存することで「一括応募」が可能になります。特定の業界で同じ職種を狙うのであれば、この一括応募が大変便利です。

利用方法・その他機能編

その他、新着求人情報が毎週2回配信され、マッチング求人メールも週1回配信されます。特にマッチング求人メールは、独自に配信設定が可能で大変便利です。求人情報を検索するときの条件を保存しておけば、その条件にマッチした求人情報がメール配信される仕組み。自分に関係のない求人情報が届くことがないので、届くメールは必ず目を通す習慣がつくでしょう。

転職活動は、無駄に情報だけを集めても意味がありません。自分の希望や適性、スキルにマッチする情報をいかに効率よく集めるか、という点が非常に重要です。ぜひ、マッチング求人メールを利用してみてください。

また、人材バンクネット上の専用ページにスカウトメールやメッセージが届いたことを知らせる通知メールも、忘れずに設定しておきましょう。スマートフォンやPCへ通知が届くので、出先でもタイミングを逃すことが少なくなります。

人材バンクネットの評判は?スカウトがあなどれない!

最後に、人材バンクネットの評判を紹介していきます。やはり話のネタの中心は「匿名スカウト機能」です。登録した当初は「実際、スカウトなんてこないのでは?」と半信半疑の方が多いようですが、面接まで到達することが頻繁にあるため、想定していたよりも頼りになる機能、という声が大きいようですね。
転職エージェントやコンサルタントは、常に転職者のキャリアシートをチェックしていますから、やはりキャリアシートが重要なのです。また、スキルや適性がマッチングしていないにもかかわらず声をかけてくる、といった無駄が少ないことも評判にあがっています。

ちなみにより多くのスカウトを受けるコツとしては、

  • こまめにキャリアシートを更新する
  • 抽象的なスキル、具体的なスキル双方を記載すること

があげられます。これは、実際に筆者も体験しているので良く理解できます。

どうやらこの手のシステムは、更新されたものをピックアップする機能があるようで、キャリアシートを更新すると高い確率でスカウトメールが来ました。特に内容に変更がなくとも、読みやすいように文体を変えたり、整理したりといった方法でも効果があります。

さらに、スキルについてですが、個別具体的なスキル(簿記ができる、プログラミングができる、資料作成が得意など)と、抽象的なスキル(会話がうまい、場の空気を作ることが得意、リーダーシップがあるなど)を併記することが大切。どのような人材かを想像しやすくなりますからね。

少し話が逸れましたが、人材バンクネットの評判は概ね良好で、思っていたよりもスカウトメールが届いたといった内容が多いです。
自発的なエントリー・応募と、キャリアシートによるスカウトをうまく使い、非公開求人にアクセスしていきましょう。