職場での人間関係、特に上司との関係は大きなストレスになります。
単にムカつくというだけではなく、下手をするとうつ病などの原因にもなりかねません。

筆者は部署異動でうつ病になり退職した人間ですが、異動先での過重労働以上に、当時の上司との合わなさが病気の原因になりました。

「あの上司殺したい!死ね!」と思う人も多いかもしれませんが、そうした負の感情が起きた場合どのように対処、具体的行動をすればいいのでしょうか?
対処に失敗してうつ病になった筆者が、その後の回復過程も振り返り考えてみます。また今だからわかったのですが完全に⇒クラッシャー上司【サイコパス上司】だったのでそこらへんは参考に理解しといた方が良いかもしれません。

この記事でたった一つ伝えたい事

・上司の理不尽な態度や要求で自分の人生を無駄にしない事。その為に現状を真剣に分析する事。

「頭がおかしい」と思った当時の上司【本当に死ねと思った。】

当時の上司について「殺したい!」と思ったことはありませんが、やはり許せません。
何か悪いことをして捕まればいいのに、と思ったりすることもあります。

当時私が置かれていた環境についてはうつ病でもフリーランスで独立開業!ライターの仕事を選んだ理由【第1回】にその経緯を書いていますが、加えて以下のような事情もありました。

  • 出向先で元いた組織とは文化が全く違った
  • 部長以上に「常務」の意向が絶対(ほぼ常務の直属部隊)
  • 直属の課長は部長以下上部に完全服従(パペットか?自分の意思がないのかな・・・?)
  • 隣の島の課長は、日経のニュースを10分おきに専務、常務、事務局用、各部長・・・にメールで送る(そこまでして取り入りたいのかこいつ?)
  • 課長「こんなことで残業して『理事』(部長のこと)に恥ずかしくないのか?」
  • すぐ上の先輩「残業1日2時間で書いて提出するのはどうかな?4時間くらいやった日に提出するのが見栄えがいいよね」(完全に社畜に洗脳)

さらに、ここには書けませんが、別の男性から屈辱的なセクハラ言動もありました(「女性もいる前で・・・・」というのがヒントです)。これだからK大の野球部なんて大嫌いだ!

その前の部署で恵まれていたこともありますが、新しい部署の人は頭がおかしいというか、違うパラダイムの下で生きている人のように感じました。
生きている価値観が違うので、殺したいとは思いませんでしたが、事故か何かで(私以外)全員消えてなくなればいいのに・・・というのが正直なところでした。

暴力に出ては絶対にダメ!

結局我慢しすぎて私の心が耐えきれずにおかしくなってしまったわけですが、大前提としていくらムカついて殺したい!と思っても、そんなことをしてしまっては人生の敗北です。

殺意を持って何か起こしてしまってもダメですし、殴りかかってもその時点で負けになってしまいます。
その時点ではすっきりするかもしれませんが、刑事事件にならなくても懲戒処分を食らい免職、運がよくても一生左遷部署です。

殺したいようなクズのために、正しく生きている自分の人生がおかしくなってしまっては意味がありません。

上司に殴られた、体罰を受けたとかであれば、その時にある程度「正当防衛」が成立するかもしれませんが、法的にセーフでも社内的にはアウトになるでしょう。

もちろん、今の時代鉄拳制裁を食らわす上司はさすがにいないでしょうから、言動や仕事の指示、業務量、自分への態度(他の人への態度とは違う)などで、一見合法的に(実は違法のものも多いのですが)ダメージを与えてくるはずです。

我慢してはどんどん脳がおかしくなってしまいます

一方的に上司からのプレッシャーや理不尽な対応を受けていると、徐々にメンタルがやられてきます。

うつ病などは気合の問題だと考えられがちですが、実際は脳から神経伝達物質が出なくなる列記とした脳の病気です。
理不尽なストレスによって脳が正しく機能しなくなり、精神的な問題から肉体的な問題に変わってきます。

人間はスポイトの水一滴のホルモンの過多で、大きく行動が変わり体調不良にも覚醒状態にもなりえます。
アヤシイお薬は脳から出る「やる気ホルモン」を人為的に出させるため、おかしくなり廃人となります。

逆にうつ病などでホルモンが出なくなってもそれは廃人化への一里塚です。
だから我慢してはダメで、脳に与えるストレスを何らかの形で排除しないといけません。

いくら殺したいからといって実力行使に出て・・・、なんてことはできるはずもなく、自分の脳内で、あるいは自分が他者に危害を加えない範囲でそのストレスを解消しなければ負けになってしまいます。

療養中のカウンセラーの指導から得たヒント

私は、結局頭がおかしい人たちのプレッシャーに抗えずうつ病になってしまい、年単位の療養と職そのものを失ってしまいましたが、皆さんにはそうなってほしくありません。

実は「薬漬け」の病院から、なるべく薬を飲まずにうつ病を治す病院へ転院して、臨床心理士のカウンセラーの人の心理療法を受けたのですが(今も受けています)、その中で言われたのが「怒りの感情の処理」です。

ストレスでうつ病などになってしまう人、病気にならずとも社内で居場所を失ってしまう人に共通するのが「怒りの感情の処理が下手」ということでした。

「怒りの感情の処理」というと、人を殴る、モノを壊す、罵倒するなど実際の行動に出ることでは?と思いがちですがそうではないそうです。

そもそも、ストレスを感じる人は怒りの感情がよくないことだと思いがちで、そうした感情を持つ自分が許せないと感じてしまい、結果的にそのストレスに押しつぶされてしまうようです。

稀にその感情がいきなり爆発して殺人事件に・・という話はほとんど聞きませんが、錯乱して部署内をめちゃくちゃにしてしまう、なんてことはあるみたいです。
これは怒りの感情の処理に失敗したケースですね。

では「怒りの感情の処理」をどうすればいいのか?という話になります。
このためにはまず「怒りの感情」自体を認めましょう。怒っていいし、「あの上司殺したい!」と脳内で思ってもいいです。
許せない、殺したい、死ね!こういう感情をむしろ積極的に持ってください。「死にたい→死にたくない→お前が死ね!」です。怒りの感情を認め、肯定することからストレス解消は始まります。

上司の改善、改心は期待できない

上司に対する考えを変えて、良いところも見出しましょうという意見もありますが、そんなことを部下であるあなたがする義務はありません。

部下のマネジメントができていない無能上司ですが、部下の成果を独り占めするなど、経営陣の評価が良かったりします。
だから、そのやり方を改めることはまずないですし期待しても無駄です。

でもあなた自身が変わる理由もありませんし、そんなことをしたらもっとストレスになりうつ病などになってしまいます。
だから素直に怒りの感情を持ち、それを解消した方がいいです。
怒らないように菩薩の心を持とうとした方がおかしくなってしまいます。

具体的な怒りの感情の処理方法

それでは具体的にそうすればいいのでしょうか?

上司を脳内で積極的に殺す

脳内で上司を処刑するのが一番簡単です。

夢想するのは敗北行為ではなく、思考ができる人間の特権でもあります。
殺したいと思ったら、脳内でどんどん殺して構いません。

死刑よりももっと恥ずかしいわいせつ刑の犯罪者に脳内で仕立てるのも面白いかもしれません。
え、やっぱり下品すぎる!?それならばもっとスマートな方法で対処しましょう。

運動や趣味に昇華させる

保健や倫理、心理学などの授業で習った清く正しい方法です。
のエネルギーをスポーツや芸術に打ち込む正のエネルギーに変えることです。

でも、まぁそれができる人は少ないのかもしれません。
本当に病んでくると余暇を楽しむ余裕がなくなってきます。

合法的にものを壊す

割烹料亭に嫁いだ私の曾祖母(ひいおばあちゃん)は、何かムカつくことがあると欠けてお客様に出せなくなったお皿を思い切り叩きつけて割っていたそうです。

モノに当たるのは悪いことではありません。
自分のものをどう処分しようと自由です。
思いっきり雑誌を破くとか、いらない服を切り刻む、これでストレスが解消できれば問題ありません。

部署から逃げる

異動願いを人事に出します。
「そんなことをしてはキャリアに傷がつく」と思うかもしれませんが、病んで休職した方がもっとキャリアが台無しになります。

日本ではメンタルを病んだ人というレッテルを貼られると完全にアウトです。
私が元居た会社でも、メンタルを病んで休職した人は、最高でも上に部長級がいる「次長」(課長よりも下のギリギリライン管理職)にしかなれませんでした。

偏見やレッテルもありますが、いつメンタルが再発して出社できなくなるかもしれない人をライン管理職以上に置くことは組織上できないらしいです。

だからそうなるよりも「私にはこの部署は無理です。異動させて」と白旗を上げた方がマシで、最初の1回くらいなら大目に見てあまりキャリアに傷がつかずにその後の会社員人生を歩めると思います。

「年度末の3月まで最低1年はがんばるべき」という意見もありますが、私もそのようにがんばるつもりでしたが持ちませんでした。
代償は大きく、数年の時間+職そのものです。
だから「逃げるが勝ち」、交通事故に遭ったと思ってあきらめる勇気も大事です。

法的に徹底抗戦する

私もしようと思いましたが、病状の悪化でできませんでした。
ICレコーダー、メールを印刷、日記をつけるなどして悪辣上司の所業を事細かに記録して、出る所へ出るというやり方です。

労働分野に強い弁護士がいれば、これで裁判などで徹底抗戦して戦うことができます。
上司が被告になれば裁判所にその名前が公示されます。
つまり、日本の司法の歴史に殺したい上司の名前を刻むことができます。

裁判で戦ってどこまで取り戻せるのかわかりませんが、合法的に仕返しをするにはこのやり方になるでしょう。

「そんなことをすれば会社にいられなくなる」、その通りでしょうか?案外、安定した閑職で飼い殺しにされるだけかもしれません。
何か圧力をかければ裁判を起こす「危険分子」ですから扱いは丁重になるはずです。

法的な行動に出る前に、証拠を人事に突き付けてもいいですね。
それで善処が見られなければ、いよいよ法的措置で対抗します。

労働組合系の相談窓口を利用するのもいいでしょう。
一番いいのは法学部に知人がいて、労働法の教授などを紹介してもらうことでしょうか。

弁護士を立てて裁判を起こさなくても証拠さえあれば、「民事調停」や「労働審判」「少額訴訟」などもの活用できます。

SNSは諸刃の剣

SNS(twitterなど)に暴言をアップして上手に拡散、炎上できれば、「このハゲーー!」の人のように社会的に葬ることができるかもしれません。

ただし、名誉棄損や威力業務妨害などで逆に訴えられるリスクも存在しています。
会社組織には顧問弁護士が付いているはずですから、「敵」とあなたが判断すれば容赦なく潰しにかかります。組織対個人ではやはり分が悪いですね。

SNSで拡散して「私刑」に成功した例はあまり聞きませんので、やはりリスクが高いと思います。
SNSにアップできるデータや証拠があるならまず弁護士かな、というのが正直なところですね。

クラウドソーシングで嫌な体験をお金に変える

まさにこういう記事のことです。
副業禁止規定があっても、民間企業であればそれは(競業避止義務に当たるような例を除き)憲法違反だと言われています(つまり副業OK)。
※参考記事 en人事のミカタ

だから、「会社の酷い上司の事例募集」「こんなブラック上司がいた」みたいな記事募集に応募して、記事を書いて殺したい上司をお金に変えてしまいましょう。
クラウドソーシングでの収入が、年間20万円未満であれば「雑所得」で確定申告の義務もないので会社にバレません(バレても副業禁止義務で処分はできないはず)。

ムカつくことを記事にして多少なりとも懐を豊かにする、うん、誰も傷つきませんよね。
懐が温かくなれば多少怒りもおさまるかもしれません。

あ、クラウドソーシングに興味があるなら、ここが一番仕事をGETしやすいですよ。
私の場合、空き時間を利用して⇒ランサーズでちょこちょこ稼がせてもらいました。そこでの仕事を通して様々なクライアントさんとも出会うことができました。

参考にどうぞ
⇒ランサーズの評判は?|初心者でもできる副業の内容と報酬を調査

転職活動を始める

こんな殺したいような上司は殺す価値もありません。
だからそんな人間を重用している会社からはこっちから出ていくべき、だから転職活動を始めてみるのはいかがでしょうか?

転職活動をしてご自身の市場価値が現社内では正当に評価されていないことが分かれば、新しい職場を探すモチベーションになると思います。逃げるのではなく出ていく、そのエネルギーが怒りでも全く問題なく、結果として社内で嫌な思いをしてストレスを貯めていくよりも、効率的に自分を高みに導いていくことができます。

転職サイトで転職先を探すのもいいですが、転職エージェント(当サイトでもたくさん紹介している)に登録し、エージェントに話をしてみましょう。今の上司のことも話せば「これはひどい」と義憤に駆られてより良い職場探しを手伝ってくれるかもしれません。

転職へのモチベーションはなかなか維持しづらいものですが、上司への怒り、殺意がある限りエネルギーは湧いてくると思います。

これが何だか一番いい、悪辣上司から逃げて敗北しない具体的な行動のような気がしています。
まず、転職サイトや転職エージェント(こっちが特におススメ)に登録して、今の状況を話してみてはいかがでしょうか?

これは実際に転職エージェントのコンサルタントの仕事をしている方に聞いたことがあるのですが、前の職場でひどい目に遭った人ほど、真剣に応援したくなるのがコンサルタントの本音らしいですよ。なんとか、今度こそいい職場に巡り会って幸せになってほしい!と思うそうです…。

いいコンサルタントを見極めたいなら、こちらの記事も読んでみて下さい。⇒転職エージェント体験談※担当者次第で人生が決まる比較と変更方法

この記事のネタバラシになってしまうのですが、ものすごく親身になって相談に乗ってくれたのが詳細ページ⇒リクルートエージェントの方だったんです。
上司にもウザい上司、クソ上司がいますが、転職エージェントにもクソ野郎がいるんですよ。でも、複数のエージェントを比較した結果、すごく親身になってくれる方と出会えました。
私の場合は結果的に「転職」とはなりませんでしたが、自分の価値を知るいいきっかけになりました。⇒リクルートエージェントの公式ページ

殺したいほど嫌な上司に囲まれて我慢し続けるくらいなら、一刻も早くそこから抜け出したほうがいいです、絶対に。

もし本気で転職するならエージェントの方が転職成功率は圧倒的に高く希望の求人をコンサルタントが親身になって探してくれますが、迷ってる段階ならエージェントは担当がつくので連絡を取り合うということが起こります。

なので⇒無料で使えて求人だけ見れるリクナビネクストでプライベートオファー【自動でマッチした求人を配信するシステム】を待ってみたり、求人にまずは目を通す事をおすすめしています。

おまけ 私がとった具体的行動

うつ病になり潰されてしまったのは3部署目で、恵まれていたのが2部署目。
新入社員の時に配属された部署(1部署目)では、悪辣上司に仕返しを成功させています。

殺したいような類ではないのですが、とにかく飲み会が好きな上司で事あるごとにいじられていました(彼女がいないことについて執拗に!)。
それだけではなく、仕事で行うイベントごとに会社の金を使って打ち上げをするのですが、部長が変わり「打ち上げならばいくら使ってもいい」と拡大解釈され、休日のイベント後も深夜まで拘束され、いじられる(なぜ彼女がいない!)という面白くない展開が続いていました。

ある時別件で人事課長と面談して(OB訪問の報告)、その時に「何か困っていることない?」と聞かれたので、「実は・・・」と話しました。

  • 社内の規定では外部の人との宴席ならば費用で落ちるが内部の飲み会はダメなはず
  • 部長が変わり飲み会の経費使用が際限なくなった
  • お店もホテル最上階や叙々苑の高級版などとんでもなく高くなった
  • 打ち上げなのに「業務命令だから来い」と言われて飲めない自分にはつらい
  • 上司(3人)はイベントで役に立っていない
  • イベント後の打ち上げ以外にも私的に飲み食いして経費で落としている疑惑がある

当時の人事課長は正義感が強い人だったので、火がついてしまいました。
火がついたのであとは燃料をくべるだけです。
飲み食いした日に外部の人がいなかった証拠などを積極的に人事課長に送ってあげました。

部長が元凶だし、課長も一緒になっているので、部内での改善は不可能だと私は判断しました。
これを変えるのはもっと上からの政治判断しかありません。

ある日、3管理職が社長と人事課長に呼ばれて、その年の部内の飲食伝票全てに付箋を付け始めたのには笑いました(他の仕事そっちのけ)。

無様、滑稽、みじめ、愚か、ざまーみろ!
心のストレスが晴れていくのがよくわかりました。

結局3管理職には、懲戒処分(始末書付き)&私的飲み食い費用の弁済(100万円超)が下りました。
社長も減給数か月だったそうで重大なことだと判断したのでしょう。

以降、イベント後の過度な打ち上げはなくなりました。
ちなみに、私は3管理職から「従順な羊」だと思われていたようで、私が人事課長に言ったとは最後まで思っておらず、別の人が疑われています。知ーらない(笑)。

できる仕返しが綺麗に決まると本当にスッキリします。
3部署目でも同じことができればよかったのですが、出向先だとさすがに無理でした・・・。

社内のコンプライアンスに則った仕返しでしたが、そこまでのリスクを取れる人は少ないかもしれません。

というわけで、私の例は例外ですが

  • 怒りの感情を持つ
  • それを上手に処理する
  • 転職活動などで前向きに逃げる

のが大切だといえます。

上司を殺したいという究極のストレス状態に陥った時の脳内戦略と逃げる具体的行動 まとめ

まとめ
  • ストレスを貯めるとうつ病などになり精神を病む
  • 上司は今後変わることはない
  • 殺したいと思わないまでも「怒り」の感情は大切
  • 怒りの感情を否定せず肯定し上手に処理するのがいい
  • 実際に人を傷つけるのは絶対にダメ
  • 「脳内で殺す」、捨てるものを壊すなど合法的な範囲での怒りの処理はOK
  • 怒りのエネルギーを転職活動に変える方法もあり
  • 転職活動で自分の市場価値が高いことを知れば溜飲が下がる
  • 直接仕返しをする場合はよく検討して証拠をそろえて確実に勝つ
  • 我慢は美徳ではありません!

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