転職エージェント複数掛け持ちの5つのメリット・デメリットや伝え方を解説!

転職エージェントを複数利用するメリット・デメリット。掛け持ち時の注意点

転職エージェントって、複数利用したほうが良いのでしょうか?

それとも、一つに絞るべきでしょうか?

転職エージェントの併用はおすすめですが、良い点だけではありません。
メリット・デメリットをしっかり把握してから、複数利用したほうが良いですよ。

転職エージェントを複数掛け持ちするメリット・デメリット、具体的な注意点を書いています。

合わせてエージェントを複数掛け持ちしていることの伝え方や、断り方なども解説しているので参考にして下さい。

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この記事を読んで、あなたも転職エージェントをうまく活用し、賢く転職してくださいね!

転職エージェントを複数掛け持ちで利用するメリット

転職エージェントを複数利用するメリット

まずは、転職エージェントを複数掛け持ちするメリットを確認してみましょう。

  1. 複数のエージェントが持つ求人を見れる
  2. エージェント毎の求人や担当者を比較できる
  3. 比較により自分が信頼できる転職エージェントを探せる
  4. 多くのコンサルタントから異なる視点のアドバイスをもらえる
  5. 自分の会社で応募してもらうため競争意識を刺激できる
    →積極的に優良求人の紹介や条件交渉をしてもらえる

どれも、転職活動を有利に進めるために役に立ちます。一つずつ詳しく見ていきます。

複数のエージェントが持つ求人を見れる

転職エージェントを複数利用する最大のメリットは、各エージェント独占の求人をたくさん見られることです。

転職エージェントによって扱っている求人は異なり、その中には一つの転職エージェントのみで募集している求人もたくさんあります。

複数の転職エージェントを利用することで、そのような独占求人をたくさん見ることができ選択肢が増えますので、よりあなたに合った仕事を見つけられる可能性が高くなるのです。

あなたに合う転職エージェントを探せる

あなたに合う転職エージェントを見極められるのも、複数利用するメリットです。

転職エージェントは数え切れないほどたくさんあるので、どれがあなたに合うかわからないですよね。

転職エージェント自体の合う合わないはもちろん、担当者との相性もありますもんね。

転職エージェントを複数利用することで、エージェント同士を比較しながら、あなたに合った転職エージェントを探すことができますよ。

あなたが相談しやすかったり、利用しやすいと感じるエージェントで転職を進めることで、納得のいく転職をすることができるのです。

比較により自分が信頼できる転職エージェントを探せる

また、複数のエージェントを掛け持ちすることで、自分が信頼できる担当エージェントを探すこともできます。

正直、エージェントの質は一部の大当たり・大外れを除いて大きな差はなく、重要なのは自分との性格や気質の相性です。

つまり、エージェントが一般的には優秀であっても性格の相性が悪ければ信頼することはできませんし、信頼できない相手に将来を左右する転職を安心して任せることなどできないでしょう。

一方、複数の転職エージェントに登録して比較することで、A社のエージェントは相性が悪くても、B社のエージェントは信頼できそう、という具合に将来を安心して任せられるエージェントを探すことが可能です。

多くのコンサルタントからアドバイスをもらえる

転職エージェントを複数利用するメリットは、多くのコンサルタントからアドバイスをもらえることです。

当然ながら、転職エージェントを併用すれば、担当者の数も増えます。

1人の担当者からの意見では、内容に偏りがある場合もありますよね。

転職エージェントを複数利用することで、より多くの担当者の意見を聞くことができ、多角的にアドバイスをもらえますよ。

自分の適性やスキルなどを客観的に判断する材料が増えるので、あなたにあった仕事を見つけやすくなるのです。

自分の会社で応募してもらうため競争意識を刺激できる

また、複数のエージェントを掛け持ちし、それをエージェントに伝えることで、担当者の競争意識を刺激できるのもメリットでしょう。

転職エージェントは慈善事業ではなく、登録者が求人に応募して内定をもらうことで初めて収益が発生しますし、内定の数に応じて自分の給料も変わってきます。

つまり、転職エージェントは自分の会社で応募して内定を獲得してもらわないと無意味なのです。

そのため、複数に掛け持ちしていることを伝えると、多くの担当者は自分の所で応募してもらえるよう良質な求人を紹介したり、条件交渉を積極的にしてくれるなど、自分にとってプラスになることをしてくれます。

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転職エージェントを複数利用するデメリット

転職エージェントを複数利用するデメリット

  1. スケジュール管理が難しくなる
  2. 求人が多すぎて絞りこみづらく迷う

転職エージェントの掛け持ちは、人によって向き不向きもあります。

あなたに合うかどうか、デメリットもよく把握しておきましょう。

スケジュール管理が難しくなる

転職エージェントを複数利用するデメリットは、スケジュール管理が難しくなることです。

複数を掛け持ちすると、どうしても担当者との面談や選考の予定、応募が増えてしまいます。

在職中であれば仕事終わりや土日はほとんど何れかのエージェントの予定で埋まってしまうでしょう。

また、スケジュールが被ってしまわないよう、しっかり調整する必要も出てきます。

もともとスケジュール管理が苦手な方や、現職が忙しい方は、転職エージェントの複数利用には不向きですね。

しっかり予定を管理できるかどうか一度考えてから、転職エージェントを複数利用するようにしましょう。

求人が多すぎて絞りこみづらく迷う

求人が多すぎて迷ってしまうのも、転職エージェントを複数利用するデメリットです。

転職エージェントを併用すれば様々な求人が紹介されるので、良い条件の求人を選り好んで応募することができます。

しかし、選択肢が増えるので人によっては求人をなかなか絞れなくなってしまう場合もあります。

優柔不断な方やゆっくりと求人を見る時間がない方は、掛け持ちをするにしても2~3社程度に抑えるのがおすすめです。

転職エージェントを複数利用(掛け持ち)する時の注意点

転職エージェントを掛け持ちする時の注意点

ここまで、転職エージェントを複数利用するメリットとデメリットを見てきました。

それらを踏まえて、転職エージェントを掛け持ちする時の注意点をまとめてみます。

  1. 掛け持ちは2~3社に絞る
  2. 転職エージェントの併用を担当者に伝える
  3. どのエージェントとも連絡はしっかりと取る
  4. 同じ求人に二度応募しない

上記の注意点は、複数の転職エージェントを利用する上で欠かせないポイントです。

しっかり押さえて、転職エージェントをうまく活用していきましょう。

掛け持ちは2~3社に絞る

転職エージェントを複数利用する時は、2~3社に絞りましょう。

それ以上多くなると、スケジュールの管理がかなり困難になります。

担当者との面談や選考の予定の調整がきかなくなり、思うように転職活動を進められなくなりますよ。

賢く転職エージェントを複数利用するなら、確実にスケジュール管理ができる2~3社までに絞るのがおすすめです。

転職エージェントの併用を担当者に伝える

詳細は次項で紹介していますが、転職エージェントを複数利用していることを、担当者に伝えておきましょう。

あらかじめ伝えることで、掛け持ちを踏まえたスケジューリングをしてもらえますよ。

また、「転職エージェントの併用は担当者が良い気がしないので、隠したほうがいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、優良な転職エージェントなら、最優先すべきは利用者がよりよく転職を成功させることだと考えています。当然、複数利用も問題ありません。

もしも、転職エージェントの複数利用を伝えて明らかに態度や対応が変わったなら、決して良いエージェントや担当者とは言えないので、利用を辞める判断もできますよ。

どのエージェントとも連絡はしっかりと取る

転職エージェントを複数利用する際は、どのエージェントともしっかり連絡を取ることが大切です。

転職活動の成功には、転職エージェントからの情報やアドバイスが必要不可欠ですよね。

よりよい転職をするために、どの転職エージェントとも連絡を絶やさないようにしましょう。

転職エージェントを掛け持ちすると、頻繁にコンタクトを取ることになりますが、忙しくても連絡をおろそかにしないようにしてくださいね。

同じ求人にエージェントを変えて二度応募しない

同じ求人にエージェントを変えて二度応募しないようにするのも、転職エージェントを複数利用する時の注意点です。

複数の転職エージェントを利用していると、以前別のエージェントから応募した企業の求人を紹介されることもあります。

その場合は、以前別エージェントから応募した旨をしっかりと伝えましょう。

なぜなら、応募先企業を混乱させる上、エージェントからのあなたの印象も悪くなるからです。

転職エージェントを複数利用するなら、紹介された求人に応募したことがないか、しっかりチェックするようにしてください。

転職エージェントを複数掛け持ちする場合に伝えるべき?

伝えた方が良い

結論から言うと、転職エージェントを複数掛け持ちする場合は、担当者にそのことを伝えたほうが安全です。

その理由は単純で、複数のエージェントから同じ求人に応募してしまうリスクがあるからです。

応募が被ると企業から悪印象

企業からすると、複数のエージェントから応募してくる応募者に対していい印象は持ちません。

複数応募することで採用される確率を上げようとしているのではないか、こちらの管理が甘いとナメられているのではないかと勘ぐられてしまいます。

企業からの評価が下がれば当然採用される確率も大きく下がりますので、本来であれば内定がもらえたはずの企業を逃す可能性があります。

また、企業から怒られるのはエージェントですので、担当エージェントからの評価も下がります。そうなれば今後はまともに求人を紹介されなくなるでしょう。

転職エージェントを複数掛け持ちする場合の伝え方

掛け持ちしている理由を説明する

転職エージェントを掛け持ちしていることを伝える場合、必ずその理由も含めて担当者に説明をしましょう。

複数社の求人を比較するため、相性の良い担当者を比較するため、など正直に伝えてしまっても大丈夫です。

もし伝えた途端に対応が悪くなったり、自分の所だけを利用するよう言ってくる担当者がいれば、間違いなくハズレなので他のエージェントを利用するべき指標になります。

良い転職エージェントであれば複数掛け持ちを伝えても不機嫌になりませんし、むしろ自社で応募してもらうために愛想をよくしたり、良質の非公開求人を紹介してくれるでしょう。

掛け持ちはしているが御社で転職する意思を伝える

掛け持ちを伝える際には、理由の他にも「掛け持ちはしているが御社で転職をする方向で考えています」という意思を伝えておきましょう。

前述した通り転職エージェントは自分の会社で内定してもらわないと1円もお金が入らないので、「覗くために登録しただけで利用するつもりはない」、という顧客には流石に真剣な対応はしてくれません。

そのため、「転職は御社でするつもり」と伝えることで、掛け持ちであっても担当者のモチベが下がることなく熱心に求人を紹介してもらえるでしょう。

ただし、あまりにも強調しすぎると競争心を煽れないので、条件次第では他社を利用する可能性があることも匂わせておきましょう。

誠意を持ちながら伝える

これはエージェントの掛け持ちしていない時も大切なことですが、担当者には誠意を持ちながら伝えて下さい。

横暴な振る舞いをしたり、御社は登録しただけで利用するつもりはないと伝えてしまうと、エージェントからの信頼を失います。

エージェントも人間なので、美味しい求人があれば自分と懇意にしてくれて喜んでくれそうな人に紹介したくなります。

誠意ある対応をしない場合、本来ならあなたに紹介されるはずだった良求人が他人に紹介されてしまうでしょう。

転職エージェントを複数掛け持ちしている時の断り方

断るときは早めに連絡する

複数のエージェント掛け持ちしていると、時にA社で内定が決まった後にB社の面接が入っている、A社の提案を断りB社の提案を受け入れたい、という状況が起こりえます。

そんな時は断りの返事を後回しにせず、なるべく早めに連絡しましょう。

無料のサービスですし断るのは精神的な負担があるのでつい先延ばしにしてしまいがちですが、担当者はあなたの転職が決まるまで様々なサポートをしています。

連絡をしなければ担当者は無駄な仕事をし続けることになりますし、急に別な会社で内定が決まって面接をキャンセルとなれば迷惑もかかります。

連絡が遅ければ遅いほど担当者が困ることになりますし、最悪ブラックリスト入りして今後利用できなくなりますので、断る時は早めの連絡を心がけましょう。

担当者に直接断る

断るには精神的な負担がありますが、それでも必ず担当者に直接電話やメールで連絡を入れて断るようにしましょう。

中には担当者にお断りの連絡がし辛く、問い合わせメールや運営会社に直接電話をする人もいますが、「担当者に直接伝えて下さい」と断られるだけでなく、信頼も失うことになります。

直接会う予定があればそのタイミングで伝えても良いですが、文句を言われたり引き止めに会う可能性があるので、押しに弱い人はやはり電話かメールで伝えた方が良いでしょう。

曖昧な返事をせずハッキリと断る

断りを入れる時は後ろめたさからオブラートに包んだり、曖昧な伝え方になりがちですが、「今後はサービスを利用しません」「他のエージェントで内定が決まりました」と可能な限りハッキリ断りましょう。

曖昧な断り方だと上手く伝わらず求人を紹介され続けたり、面接の予定がキャンセルされないといった事態に繋がりかねません。

また、担当者としてはできれば自分の会社で内定をして欲しいので、人によっては曖昧な断り方だと強引に求人を紹介し続けて応募してもらおうとしてきます。

エージェントに断りを入れるのは当然の権利ですので、余計なストレスやトラブルを回避するためにも、断りを入れる時はハッキリと伝えるようにして下さい。

転職エージェントの複数掛け持ちのメリットまとめ

最後に、転職エージェントを複数利用するメリット・デメリット、注意点をおさらいしておきましょう。

まとめ

<メリット>
・独占求人をたくさん見られる
・あなたに合う転職エージェントを探せる
・多くのコンサルタントからアドバイスをもらえる

<デメリット>
・スケジュール管理が難しくなる
・求人が多すぎて絞りこみづらく迷う

<注意点>
・掛け持ちは2~3社に絞る
・転職エージェントの併用を担当者に伝える
・どのエージェントとも連絡はしっかりと取る
・同じ求人に二度応募しない
・内定が出たら、他のエージェントには正直に伝えて断る

複数の転職エージェントの利用は、うまく活かせればかなり有利に転職活動を進められますよ。

ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの求人に出会って、転職活動を成功させてくださいね。

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