給料が低いと嘆く前にやれるポジティブな行動6つ

「がんばっているのに給料が上がらない」
「自分の会社は定期昇給が額が低い」
「このままだと結婚もできない」
そう嘆いている方もいるかもしれません。

賃金アップがあまり望めないこの世の中で、あまり悲観的になっても仕方ありません。
ここはポジティブに収入、年収アップのためにできることを考えて行きたいと思います。
ポジティブに行動あるのみ、ですよ!

会社員の給料は減っているのか?

バブル崩壊後、全然会社員の給料が上がらないというイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

賃金の推移

厚生労働省による政府統計『賃金の推移|平成29年賃金構造基本統計調査』によると、会社員の賃金は、バブル絶頂期の1989年をピークに増えず、むしろ低下傾向にあることが分かっています。
1990年代から現在はほとんど給料のベースアップがないという事実をまず押さえてください。

  • バブル期 105
  • 最近   100

くらいの指標になります。

女性

つまり、高度成長期のように勝手にみんなの給料が上がって行くわけではなく(当時も物価も合わせて上がっていましたが)、バブル期以降は賃金が上がらず、しかも物価が上がっている(郵便はがきが昨年から62円になりましたが、バブル期は40円→41円、つまり1.5倍)中で、「実質賃金」はそれ以上に下がっていて、給料を使って買える余裕が少なくなっていると推定できます。

男性

確かに余裕がないですね…

男女別の賃金の推移でみると、男性の賃金が下がっていて非正規雇用も増えています。

女性は正規雇用こそ増えていてその人たちの賃金はそれなりですが、非正規雇用も合わせると年齢、年代による賃金カーブがほとんどなく、年収250万円前後の直線になっています。

性別にみた賃金
性別にみた賃金|成29年賃金構造基本統計調査

しかも年功序列賃金体系が当時より崩れてきているのも周知の事実です。

誰でも出世して課長や部長になれる時代ではなく、能力があり、かつ社内政治に勝たないと賃金アップができる役職にはなれず、給料頭打ち、子会社への片道出向(給料ダウン)、リストラなど、考えたくない未来しかありません。

もちろん、給料が上がっている人が上がっているのですが、みんな一緒に上がっていくのではなく、上がる人と上がらない人が二極化して、トータルすると会社が社員に払う給料が減っているんで、平均すると賃金がバブル期よりも減っている、と考えられます。

今の時代に給料、年収を上げるためには

  • 卓越した仕事の成果で社内で評価され出世する
  • もっと給料が高い企業へ転職する
  • 勤務している会社以外で稼ぐ

のいずれかしか方法はなさそうです。

女性

まず、現状の賃金が伸びていないという事実を共有していただいたので、どうやって収入を上げていくべきなのか考えて行きたいと思います。

給料が低いと嘆く前にやれるポジティブな行動6つ

嘆いていても会社が助けてくれるわけではなさそうです。
そうなると自分から積極的に動いて収入を上げていくしかありません。

女性

何ができるのか「ポジティブな」行動を考えてみました。

つまり「生活残業する」はネガティブな行動ですので(評価が下がる可能性あり)ここでは除外します。
こういうことをしてみてはいかがでしょうか

行動1 社内で出世のためにがんばる

出世まず、社内で評価を上げて出世するという会社員の「本道」です。
しかし、結果を出すために深夜まで仕事をしたり休日出勤をしたりして、時間とお金を使って果たして認められる評価を得ることができるのでしょうか?

昨今の「働き方改革」により、残業抑制圧力が高くなっていて、サービス残業をしている人が低評価になることもあり得ます(本来そうあるべきなのですが)。

身を粉にして「がんばっている姿勢」だけ見せても結果が伴わなければ出世ができないこともありますし、社内政治に勝ち抜けないと「能力があっても閑職」に甘んじ、結果として収入アップしない可能性もあります。

出世して得られる「収入が高い席」は有限であり、その席に座るためには卓越した能力だけではない、正攻法とは言えない手段も必要になります。
かけただけの努力に見合う待遇が今後待っているのか、なかなか不透明な時代になっています。

とはいえ、能力を発揮し、評価され収入アップするのが会社員の本筋であるのには変わりありません。

行動2 仕事で評価されそうな資格を取得する

資格試験「行動1」とも関連しますが、社内で評価されるためにビジネス系の資格を取得するのもアリです。

会社によってはある資格を取得することが、管理職や課長になるための条件になっているところもあります。

ある時点で勉強を余儀なくされるのであれば先んじて取得するのも一つの考えですね。

  • 社内評価アップ(加点要素)
  • ある部署へ移動するための材料
  • 自己啓発

いずれの場合も資格取得は価値があります。
TOEIC930点取れば海外赴任できるかもしれませんし、社会保険労務士を取得すれば労務管理のため、出世コースと言われる人事に配属されやすくなるかもしれません。

ポイント 女性

もちろん、難関資格を取得して独立、ないし転職できれば収入が大きくアップするかもしれません。
今の地位を捨てて、自分の資格スキルにかけるので勝負所になりますが、これで成功した人もたくさんいます。

ちなみに、仕事で評価される資格は

  • 日商簿記検定試験(1級)
  • ビジネス実務法務検定試験(1級、2級)
  • メンタルヘルスマネジメント検定試験(Ⅰ種、Ⅱ種)
  • ビジネスマネージャー検定試験
  • 宅地建物取引主任者
  • 販売士(リテールマーケティング)検定試験(1級、2級)
  • 知的財産管理技能士
  • ITパスポート

などでしょうか。

独立開業を狙うのであれば、上記に加えて

  • 社会保険労務士
  • 公認会計士
  • 行政書士
  • 司法書士
  • 弁理士
  • 中小企業診断士
  • ファイナンシャルプランナー

などがあると心強いです。

もちろん、「医師」「弁護士」は最強の資格ですが、働きながら取得することはできませんよね。
働きながら取得できて、なおかつ、稼げる資格」を厳選して、効果的に取っていくのが大切です。

行動3 副業、バイトを始める

求人情報誌今の仕事以外で収入を増やしたいのであれば、副業をすることをおススメします。
おりしも「副業解禁」が叫ばれています。
副業兼業 働き手本位の制度整備を|西日本新聞社説

公務員の方以外は、会社の就業規則で副業が禁止されていてもバレなければ(バレても)「会社の利益と相反するような副業」以外は問題ないのですが、心理的に憚られるという人もいるでしょう。でも、会社からの給料が増えないならば自分で別の仕事をして稼がなくてはなりません。

職場以外のスキマ時間を活かして副業やバイトをすることは、収入だけではなくスキルアップや知見を高めることにもつながります。

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行動4 マインドセット心理学、アファメーションなどモチベーションアップの方法を身に着ける

女性

これは何?と思うかもしれません。
アヤシイ自己啓発ではないので安心してください。

ポジティブな行動をするためには、前向きな考え方を身に着けた方がいいです。

よくビジネスマンのモチベーションアップに利用されるのが「マインドセット」や「アファメーション」という心理テクニックです。

マインドセット心理学
企業経営にも使える心理学ですが、個人のモチベーションアップにも応用できます。「もうダメだ」という悲観的な考えではなく「まだできる」「まだ間に合う」というように「まだ」を大切にします。

「まだできない」→「いつかできる」→「きっとできる」→「だからやろう」→「では、どうやるか考えよう」
こう心を整理しなおすことで、ポジティブシンキングと具体的な収入アップのための戦略を考えることができます。

詳しい内容については下記参照してください。
必ずできる! うまくいく人の「マインドセット心理学」|PRESIDENT Online

アファメーション
なんだかスピリチュアル的な響きですが、そうではなく、自分自身に常に「やればできる」と言い聞かせることです。
「自己暗示」なのですが、ポイントは言うだけではなく、紙に書き出すなどしてより積極的に「宣言」をして行きます。自己啓発っぽくて嫌!という人もいますが、毎朝3分思うだけでも効果がある人にはあるので、LINEであいさつする感覚でやってみてもいいかもしれません。のめり込まず適当でも大丈夫です。

心理学的には「認知的不協和」を作為的に引き起こし、その解消のためのエネルギーをポジティブ方面に変えて行く方法になります。

詳しい内容は下記参照してください。
プロが解説!アファメーションの効果と効果が出ない時の理由対策|Lifequa

マインドセットとアファメーションを組みあわせるとかなりポジティブな気持ちになれそうです。
ポジティブになったら、今の(収入が少ない)環境に耐えるのではなく、積極的に収入アップのための行動をとれると思います。

この二つの心理学だけではなく、やる気を高める方法を実践できるならばそれで大丈夫です。

行動5 婚活で逆転ねらいもあり!?

結婚式自身の収入アップ、というよりも「玉の輿」に乗る方法ですが、結果的に結婚して生活レベルが上がるならばそれもいいのかもしれません。

男性に寄生しろ、ということでは決してなく、夫婦になれば夫がいることでより積極的な行動を起こすエネルギーが出てきます。

子どもが生まれる前ならば、転職活動しても、自分で開業しても夫の収入でリスクヘッジできますよね。婚活は若い方が有利なので、それに賭けてみるのも一つのやり方です。

男性も結婚して共働き、ダブルインカムになれば生活レベルが上がるでしょう。
「Dinks」(Double Income No Kids=夫婦二馬力、子供なし)という生き方もあります。

男性の場合、「自分よりも年収が高い女性と結婚して生活レベルを上げる」のがしにくい社会構造ですが、それを狙ってがんばるのもありです。

女性

結婚することで保守的になり、今の会社にしがみつくようになると思われがちですが、配偶者の収入があることで行動に移せるリスクヘッジにもなります。
理解のある人と出会うために婚活するのも前向きになれる行動でしょう。

行動6 転職して給料を上げるのが王道!

転職最後は収入、年収アップの「王道」である転職です。
しかし、転職してかえって年収が下がってしまったという例も少なくありません。

収入ではなく人間関係や過重労働が原因で、よりやさしい会社に転職するならば収入ダウンもありですが、収入アップを狙うならば、落ち着いて戦略的に転職活動をするべきです。

今の会社でとりあえず生活できるのですから、あとはじっくり自分の価値を「高く売れる」会社を見つけて転職を狙っていきます。

自分だけではキャリアの「たな卸し」ができない、年収アップの求人を探せないとお悩みの方は「転職エージェント」を活用してはいかがでしょうか?

「リクルートエージェント」などの転職エージェントに相談すると

  • 経験とキャリア、データに裏打ちされたアドバイス
  • ご自身のスキルやキャリアを客観的に査定
  • 転職できる会社をピックアップ
  • 履歴書の作成や応募先企業との面接スケジュール調整
  • 転職が決まった時の手続き等

すべて無料で行ってもらえます。

転職エージェントという職業は成果報酬制で、転職させた人の転職先の年収に応じてエージェント自身の報酬も決まります。
つまり、

  • 年収が高いところ
  • かつ定着してもらえるところ(ブラック企業ではない)

の転職を仲介するのがいちばん稼げます。
だから、相談者に対して親身になり、年収アップの求人を紹介してくれるはずです。

確実に転職で年収や給料を上げたいならば転職エージェントを活用しましょう。

いかがですか?まず社内で出世して収入アップが望めるかよく判断してください。
人間関係や社内力学で社内での出世や収入アップが難しいと判断されたら、別の道をポジティブに模索してみてください。

女性

副業などは辞めなくてもできます。
できるところからコツコツと収入アップして生活を向上させてください!

給料が低いと嘆く前にやれるポジティブな行動6つ まとめ

  • 会社員の平均年収はバブル崩壊後(1990年前後)からまったく伸びていない
  • それなのに物価は上昇して「実質賃金」が低下している
  • 正社員の給料の格差が増大、稼げる人と稼げない人に二極化している
  • 待っていても収入が上がらないのだから積極的に行動を起こす必要がある
  • 前向きにポジティブシンキングで行く。追い込まれると碌なことにならない
  • 副業、バイトなどが可能ならそこで一時的に収入アップを図る
  • 「稼げる資格」を取れば社内での評価も上がり、独立、転職にも使える
  • 転職は「収入が上がる転職」を心がけること。収入が下がっては意味がない
  • 自分を高く評価してくれる会社を見つけるために転職エージェントも活用したい