NextConnect【ネクコネ】の評判|元アスリートができる職種とは?

サッカー選手本田圭佑のマネジメント企業HONDA ESTILO株式会社より出資を受け、2017年6月より活動をスタートさせた話題の転職エージェントが「Next Connect(ネクストコネクト)」です。

今回は、本田圭佑のアスリートの転職支援に対する熱い思いが託された新生転職エージェント、Next Connectについて詳しくご紹介して参ります。

NextConnect(ネクコネ)とは

NextConnectは転職サイトではなく転職エージェント

NextConnectのサービス紹介ページを閲覧しますと

(Next Connectは)元アスリートのセカンドキャリアを応援する転職サイト

というキャッチコピーが飛び込んできますので、NextConnectのことを「転職サイト」と思われている方も多いと思います。

しかし、NextConnectが利用者に提供するサービス内容は転職サイトではなく「転職エージェント」です。

転職サイトと転職エージェントの違いを簡単に説明しますと、転職サイトは求人情報を提供することを主目的としたサイトのことで、求人企業の検索をできたり、求人企業からスカウトを受けたりできますが、転職サイト運営者が求人企業の斡旋や仲介といった個別的なサービスを行うことはしません。

一方転職エージェントとは求職者へ求人企業を個別に紹介し、両者間の雇用契約が成立するよう両者へ積極的に働きかけたり、支援を行ったりする事業者のことを言います。

NextConnectは個別に求人企業を紹介し転職支援を行いますので、サイト上のキャッチコピーはともかく、「転職エージェント」であることを予めご理解ください。

NextConnectが主な対象とする方々とは

NextConnectはどんな方々も幅広く転職支援を行う訳ではなく、対象者を絞って転職支援サービスを提供しています。

NextConnectが対象とするのは

・元アスリート、もしくは学生時代に体育会系クラブに所属していたりスポーツに夢中
  になって取り組んだりした経験がある方

であり、尚且つ

 ・主にスポーツ関連業界へ転職したいという方

となります。

中でもNextConnectが力を入れているのは「元アスリートの転職支援(セカンドキャリア支援)」ですが、スポーツに夢中になって取り組んだ経験がある方であればアスリートではなくともNextConnectを利用することができます。

就活生も登録可能?

では就活生であっても体育会系出身者もしくはスポーツ経験があって、スポーツ関連業界に就職したい場合には対象となってくるのでしょうか。

NextConnectに登録する場合、最終学歴に関する「卒業区分」において「卒業見込み」という選択肢が用意されています。

つまり就活生であっても登録手続きは可能です。

しかしながらNextConnectの主力サービスが元アスリートの転職支援ですので、就活生専門のエージェントサービスを提供している事業者と同レベルのサービスを受けることができるかと言えば、現時点ではまだそこまで期待できないと言えます。

従って就活生の登録は現段階ではまだオススメできません。

ただし、スタートして間もない転職エージェントですし、体育会系の学生に対する企業側の求人ニーズは大変高いものがありますので、今後組織が拡大するにつれ、就活生に対する就職支援体制が拡充してくることは近い将来大いに期待できます。

スポーツ業界を目指す場合にはどんな人が向いてる?どんなスキルや経験が必要?

NextConnectが支援対象としている人材は元アスリートを筆頭としたスポーツ経験者ですが、ではスポーツ経験さえあればスポーツ関連業界を目指せるものなのでしょうか。

例えばスポーツ業界を目指す場合に必要とされるスキルや資格、あるいはスポーツ以外にあった方が良い実務経験など、特にないのでしょうか。

TOEICやTOEFL等英語のスコアがあった方が望ましい

今やスポーツビジネスは海外との関係なしでは語れない、グローバルビジネスの最たるものと言っても過言ではありません。

そのため、スポーツ関連業界で活躍したい方は英語力があった方が望ましいと言えます。

それを証明するようにNextConnectの会員登録フォームには「英語力」という見出しが独立して存在しており、TOEFULやTOEICのスコアを記入できるようになっています。

これらは「必須項目」ではありませんので、スコアを取得していることが登録条件になっているう訳ではありません。

しかしながら、高スコア取得者とスコアなしの方を比較すれば、スポーツ関連業界であれば前者の方が転職で有利になることは間違いないと言って良いでしょう。

スポーツ関連業界を目指すなら、今からでも英語力を磨き、できるだけ高いスコアを取得できるよう努力することをオススメ致します。

NextConnectがあげている4つの取り組み

NextConnectが求人企業の採用担当者の方へ、スポーツや体育会系クラブに夢中になって取り組んできた人物の特徴としてあげている項目が4つあります。

  • 勝っても負けても次の試合に向けて常に練習
  • 相手の戦略を徹底的に分析し、自分に必要なものは何かを逆算し練習に反映
  • メンバーと積極的にコミュニケーション取ることで高いパフォーマンスを創りだす
  • 海外でのプレー経験

(出典:NextConnect「採用担当の方へ」ページより)

これらは体育会出身者であれば、最後の「海外でのプレー経験」を除いてほぼ例外なく取り組んできたことと言って良いでしょう。

海外でのプレー経験がある方は限られますので、「絶対的条件」として考える必要もありません。

しかしながら、スポーツ関連業界は国際性が求められる業界でもあるため、その点を意識してあえて「海外でのプレー経験」という項目を加えたと見られます。

従ってスポーツ経験はあっても海外でのプレー経験がないという方は、経験がない点を補う意味でも英語力に磨きをかけておくことが更に重要になってきます。

NextConnectではどんな職種が紹介可能?

NextConnectが紹介可能な企業はスポーツ業界に関係する企業、あるいはスポーツに関わりが深い事業にも取り組んでいる一般企業などです。

そのため、業界はある程度限定されてくるものの、職種は一般企業とそれほど変わらないと考えて構いません。

具体的には

  • 営業
  • 広報
  • 事務
  • 経理
  • 法務
  • 情報管理

といった一般企業でもよく見られる職種がスポーツ関連業界の企業でも同様に求められますので、これらの職種については紹介可能です。

また、アスリートの特性をより活かせる職種としては

  • スポーツトレーナー
  • (民間企業スポーツクラブなどの)コーチ、監督
  • スポーツインストラクター
  • スポーツジャーナリスト

といった職種も考えらますが、これらについても紹介を受けることは可能と考えて良いでしょう。

しかしながら例えば「監督」などは、対象となるスポーツにおいて選手を指導できる高度な力量が求められますので、アスリートとしての高い実績が問われることは言うまでもありません。

つまり紹介は可能であっても、実際に紹介を受けられる対象者は限られると考えておいた方が良いと言えます。

NextConnectの使い方をご紹介

ではNextConnectを利用してスポーツ関連業界への転職を果たすにはどうすれば良いか、登録から入社までの流れを通じてNextConnectの使い方を説明致します。

会員登録画面より登録手続きを実施

NextConnectを利用する場合には、手始めに会員登録手続きを行う必要があります。

登録にあたって登録料などを要求される心配は一切ありません。

登録後のサービスも含めてNextConnectは完全無料で利用できますし、いつでも退会可能ですので安心して登録手続きを行うことができます。

会員登録を行う場合は次の「会員登録ページ」にアクセスし、必須事項に該当する情報を入力してゆきます。

会員登録ページ

 例えば「英語力」や「保有資格」は必須事項とはなっていませんが、これらについても入力できる情報があればできる限り入力しておくことをオススメします。

またデジタルファイル化された履歴書や職務経歴書を保有されている方は、登録時にファイル選択をし、個人情報と共に送信しておいた方がより早く紹介を得られるようになります。

 

仮登録→メール受信で本登録完了

Web上のページで入力手続きが済んだら登録時に入力したメールアドレスへ、「仮登録完了」のメールが届きます。

そのメールにURLが記載されていますのでそちらをクリックすれば、本登録手続きも無事完了となります。

Web上の入力手続きだけで完了するのは「仮登録」段階であることは、どうか留意しておいてください。

キャリアコンサルタントとの面談または電話でのヒアリング

本登録が完了したらNextConnect社、もしくはNextConnect社が提携している転職エージェント企業のキャリアコンサルタントからメールもしくは電話で連絡が入りますので、面談を行う期日や時間などを相談します。

担当となるキャリアコンサルタントは必ずしもNextConnect社の社員ではなく、他社の場合もありますが、他社になったからと言って求人企業の紹介で差が生じるといった心配はありません。

転職活動を成功させるには、自分を担当してくれる専任のキャリアコンサルタントと良好なコミュニケーションを図っておくことが大切ですので、できるだけ時間を作ってキャリアコンサルタントと面談を行っておくことをオススメします。

尚、遠方に住んでいる、あるいは現職の都合でどうしても面談を実施することが困難な場合には電話でのヒアリングが行われる場合もあります。

求人企業の紹介

面談が終了したら、希望条件を重視した上でキャリアコンサルタントがスポーツ関連業界を中心とした求人企業の紹介を行ってくれます。

つまり自分で求人先を探す必要はありません

また、紹介を受けた求人企業は必ず応募しなければならないという条件もありません。

焦らず、よく検討した上で応募するかどうか結論を出すことが大切です。

キャリアコンサルタントを通じて応募→面接

紹介を受けた求人企業の中から、応募したい求人先が見つかった場合にはキャリアコンサルタントにその意志を伝えます。

応募手続きは全てキャリコンサルタントが代行してくれますので、登録者はキャリアコンサルタントの指示に従って必要な書類を用意すれば良いだけです。

応募時の流れとしては、応募書類を提出したら書類選考が行われ、その後求人企業の本社において面接が行われるという流れが一般的ですが、例えば応募書類を用意する場合にはキャリアコンサルタントが応募書類の添削指導などを行ってくれます。

また、書類選考を通過して面接に臨む段となったら、求人企業側の意向などを踏まえた面接対策なども行ってくれます。

キャリアコンサルタントは求人企業側の担当者とも密接にコミュニケーションを図っていますので、キャリアコンサルタントの指導は、一般的な面接対策講座などよりはるかに効果的です。

内定→(退職)→入社

面接の結果合格すれば内定となりますが、内定の連絡もキャリアコンサルタントを通じて行われます。

内定はあくまで「内定」に過ぎませんので、正式に入社するかどうかは自由に判断できます

入社の意志を固めたら、雇用契約を締結することになりますが、契約締結では入社日や給与などを具体的に決定する必要があります。

このような直接伝えにくい事項であっても、キャリアコンサルタントに希望を伝えておけば代理交渉を行ってくれますので交渉の煩わしさや気まずさなどを味わう心配もありません。

契約内容が確定したら現職をお持ちの方は現職を円満退職し、入社日を迎えるだけとなりますが、円満退職を実現するには退職手続きなどで気を抜けない点が多々あります。

キャリアコンサルタントは雇用契約締結だけでなく、円満退職に向けた手続き面でのアドバイスやフォロー、更には入社直後のフォローまで行ってくれます

以上が入社までの流れを通じたNextConnectの使い方です。

NextConnectのメリットとデメリットについて

NextConnectのメリットとデメリットについてまとめてみました。

NextConnectのメリット

・スポーツ経験者を欲している、スポーツ関連業界の企業を重点的に紹介してもらえる。

・特に元アスリートのセカンドキャリア支援では専門的なサポートが受けられる。

・海外で活躍するチャンスもある求人の紹介も得られやすい。

NextConnectのデメリット

・スタートして間もないため、NextConnect社ではなく提携している転職エージェントによる転職支援サービスとなってしまう場合がある。そのため、転職支援サービスの品質には多少バラツキが生じる。

・NextConnectは東京に本社があるだけで全国的な拠点はない。そのため、地方の転職支援はまだ手薄な面がある。

・登録されている求人企業数が明らかにされていないが、まだスタートしたばかりということもあり、それほど多数の求人企業の紹介は期待できない。

NextConnectを利用予定の方の声

元陸上選手の現役サラリーマンであり、来月NextConnectに登録予定というA氏にお話を伺うことができました。

NextConnectを利用を検討している方は、A氏の声をぜひ参考になさって下さい。

A氏(元陸上選手・30代男性)

「私は元陸上選手で学生、社会人の時代に国体への出場経験もあります。
現在は一般企業に勤めながら陸上競技を続けてきましたが、仕事そのものでもスポーツに関わりたいと考えるようになり、来月を目処にNextConnectへ登録し転職活動に取り組む予定です。
転職するにあたり、転職エージェントとしてNextConnectを選んだ理由ですが一つはスポーツ関連業界に特化した転職エージェントであったこと、もう一つは同社に出資した本田圭佑氏のNextConnectに対する思いを語ったインタビュー映像に心打たれたからです。
もっとも、スタートして間もない転職エージェントなので多分不満に思うこともあるかも知れません。
また、転職活動の成果を高めるために、もう1社ほど転職エージェントに登録して様子を見るつもりではいます。
ただ、アスリートのセカンドキャリア支援に対する同社の並々ならぬ意欲はすごく感じていますし、そうした思いを汲んだ求人企業が同社を利用することになると思いますので、NextConnectならきっと私が求めている転職先を紹介してくれるだろうと大いに期待しています。」

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