年齢も40代に差し掛かったところで、会社から人件費削減のため解雇通達が届いてしまった。

特別な技術や実績を持っているわけでもないのに、これからどうやって生きていけばいいんだ!
 

疑問 男性

会社から突然のリストラ通告なんて、絶望の淵に立たされた気分になるよね。役所やハローワークに足を運んで、失業保険の手続きや再就職の求人探し。

ポイント 女性

40代・50代でリストラをされると
「この年齢じゃもう正社員は無理だろう・・・」
と諦めそうになる人も多いですが、まずは行動してみてください。動かなければ何も始まりません。
この記事はリストラされた中高年が、再就職するために役立つ情報をまとめました。
5分で読めますので正社員として再就職したい40代・50代の人は、最初から最後まで目を通してみてくださいね。

40代以上の方々に聞いた!リストラ体験談

会社が合併!!人員削減でリストラに

転籍拒否の先にあるものは地獄Kさん(年齢:45歳 性別:男性 リストラ時の職種:情報システム)

会社が合併しました。両方の会社に同じ業務を行う部署が2つもあることはムダとの理由から、人員を削減することになりました。

一般社員は組合員であることから、解雇することは出来ません。配置転換して他の部署に移動することになりました。管理職も関連会社、関連部局へ移動するなどして余剰人員を減らすことになりました。

しかし、他の部署、関連会社も余剰人員を受け入れる余裕はあまりありません。また、関連会社、取引企業にしても同様です。私は関連会社への出向を命じられました。

出向先での仕事は全く違う業務でした。情報関連での仕事はなく、工場の現場での仕事でした。そこでしばらく業務を行っていたのですが、出向ですと給与は本社の負担となるので、出向先の負担とするために転籍を命じられました。転籍をすると完全に元に戻ることは出来ません。

転籍は拒否をすることはできるのですが、転籍を拒否した時の受け入れ先はそのまま出向先なのかどうかは全く保障できない。拒否した後のことはその時に検討すると言うのが人事部の回答でした。実質のリストラですが転籍を拒否した人の処遇はいろいろうわさで聞いて降りました。

某自動車製造会社のラインでの業務であったり、工場倉庫での製品の出荷業務であったりとその待遇は今とか考えられないものでした。ですので、そのまま転籍を受け入れました。しかし、とても納得できるような処遇ではありませんでしたので転籍後、2ヶ月で退職しました。

転職してやっと仕事を覚えた矢先にリストラ

老舗の飲食店で受けた解雇通告Hさん(年齢:49歳 性別:男性 リストラ時の職種:飲食店・調理担当)

私が勤務先のリストラにあったのは49歳の年末でした。

仕事の内容はカフェレストランの厨房での業務でしたが、会社自体は大手企業の飲食部門で割と老舗になるかと思います。

カテゴリーでいうなら洋食と喫茶メニューといったものですが、私は45歳ぐらいまで営業をやっていたこともありいわゆる転職組、ようやく業務のほとんどが身についた頃だったので相当落ち込んだのを覚えています。

何しろ転職時になかなか職場が決まらず苦労したのが頭にありましたので、急な解雇通告に戸惑うのとともにまた同じような苦労をしないといけないのかという不安が頭を過ぎりました。

原因はおそらくマネージャーとのソリが合わないことなのですが、特に言い争ったりしたこともないので一方的に辞めさせられるのは不満でした。

しかし決定したからには次に進まないといけませんし、何とかして新しい職場を探さなければならない、残り数週間は不満は口に出さずとにかくおとなしくしていました。

仕事から帰るとすぐパソコン相手に求人サイトをしらみつぶしにチェックする毎日。社員でなくてもいいのでアルバイトから何から自分のできそうな仕事をと必死でした。

年齢が年齢ですのでやはりそう簡単ではなく、興味のある職場はだいたい年齢で弾かれてしまうのが普通、そんな時に運よく今の職場を見つけることができました。

結局見つけるまで3ヶ月強、嬉しいとかどうとかよりもホッとしたのが正直なところでした。

経営不振で工場閉鎖→リストラに

派遣でやっと見つけた葬儀関連の仕事Mさん(年齢:41歳 性別:男性 リストラ時の職種:電気工事士)

私は工場にて電気工事士をしていたのですが、経営不振の為に工場閉鎖となりリストラにあいました。この先どうすればいいのか、ただその不安しかありませんでした。

家族としても顔には出しませんでしたが不安だったと思います。ただ救いなのは妻も仕事を持っていたので生活自体はなんとかできるレベルでした。しばらくは失業保険をもらいながら仕事を探していましたが、年齢的な事もあり、まったくいい会社がみつかりませんでした。

このまま遊んでいても仕方がないので、畑違いの仕事ですが人材派遣に登録して、毎日派遣された現場にて慣れない仕事をしております。
もちろん今までの電気工事士の仕事がベストなのですが、中々要望に近い会社がみつからず派遣という選択をしました。ただ派遣でも頑張ればそれなりの収入になることがわかり、今ではこのままでもいいかとも考えております。無理して職を探すよりも自分の生活スタイルにあう仕事があるのならば、例え派遣でもありはありだと。収入自体は電気工事をしていたころよりもありますし、保険など自分で加入してもそれなりの生活はできます。リストラにあったときは絶望しかありませんでしたが、こうして色々な形の働き方があるとわかったのでよかったと思うようにしています。

中高年のリストラ「理由」が知りたい

40代・50代がリストラされる理由

業績が悪化してくると、必要経費の見直し、事業の縮小、それでもダメなら企業はやはりリストラに踏み切ります。

企業の目的はいかに支出を抑えるか。そこで、一般的に若手社員よりも給与の高い中高年に狙いが定められるというわけです。役職がついていても「名前」だけの課長や部長は、利益を生み出す人物と見なされなければ容赦なくリストラ対象となります。

たとえば企業が買収されたり吸収合併された場合についてもそうですが、管理職は何人も必要ありません。そこで尚更、吸収された企業の管理職は必要なくなり、切り捨てられるのです。

疑問 男性

うわぁ…企業の業績悪化って、ホント怖いね。

40代・50代が再就職の書類選考で落とされる理由

ポイント 女性

一般的に35歳以上を過ぎると暗黙の上での年齢制限がかかり、書類選考を通過できる可能性は一気に少なくなります。

疑問 男性

何か特定の理由があるわけでもないのに、「若手だと物覚えが早くて将来性も期待できるから」なんて古臭い日本特有の考え方だよね

応募条件に該当する求人からいくつもの企業に応募しているのに、その中から面接に辿り着けた企業は1割以下という中高年も多いです。

近年は、求人票に対象年齢などを大々的に明記している企業はほぼありません。年齢等で差別してはいけないという暗黙のルールがあるようです。
しかし、本当に欲しいのは20代~30代前半の若い労働力。なので、表向きは何も年齢制限が無い求人でも実際に中高年が応募すると、まず書類選考でふるいにかけられる、というのが現状です。

その他には元々求人応募を通すつもりはないが、助成金などの関係上掲載だけはしているという企業もあります。

ポイント 女性

「年齢」など文字の情報だけの書類選考の段階で落とされてしまっては、アピールすることもできません。出来るだけ書類選考無しでとりあえず面接してくれるような求人を探すというのも、中高年の再就職を成功させるコツかも知れません。

書類選考がない求人の探し方:その1

書類選考がネックになるのなら、転職サイト・転職エージェント・ハローワークなどの面談時に「書類選考なしの求人をお願いします」と伝えておくようにしましょう。担当者はできる限りあなたの実績や要望に合わせた、面接確約求人を斡旋してくれます。

ポイント 女性

書類選考なしの求人ならmiidasというアプリに登録すれば、ひょっとして見つかるかも知れませんよ!

登録してスキルや実績などを入力すれば、興味を持った企業からオファーが来る可能性があります。
MIIDASのオファーはすべて面接が確約されたもの。つまり「書類選考合格済み」ということになります。

このアプリは「自分の転職市場での価値」も客観的に判断してくれるので、これからの転職活動の指標にもなります。
⇒miidasの詳細

知り合いや友人に人事担当者・会社経営者などがいるのなら、面談の約束を仲介してもらうという方法があります。ゼロから就職活動を行うよりも内定率が高い反面、個人的な人間関係も含まれるため相応のリスクもあると考えるべきでしょう。

面接に進んだとしても100%内定を獲得できるわけではありませんが正社員として働くためのきっかけになる可能性は高いと言えるでしょう。

40代・50代が再就職の面接で落とされる理由

書類選考なしで面接までたどり着いたとしても、最終的にはこの面接試験を通過できないという問題が立ちふさがります。リストラという理由から再就職を行う中高年は、主に次の2つのタイプの方が多いようです。

・自信を喪失してそうした雰囲気や印象から、なかなか内定が出ない

・長年企業で勤めてきたプライドから企業に「扱いにくい」という印象を与えてしまう

中高年という属性は、良く言えば「さまざまな実績やノウハウを持っている人材」ですが、悪く言えば「伸びしろが少ない人材」です。

面接では「オレはこんなにできるんだ」という横柄な態度は絶対NGですが、謙虚ながらもしっかりと今までの実績を採用担当者に伝えることが大切。
そして「中高年でもこの人物にはまだ伸びしろがある!」と思ってもらえるように

「まだまだいろんな物事に好奇心がある」という姿勢や「知識を吸収したいという意欲」をアピールすることが大切ではないでしょうか。

40代・50代の再就職:面接で退職理由を「リストラ」と言ってはいけない?

疑問 男性

面接までやっとこぎつけたのに、こんなところで失敗したくないよね!
退職理由は正直に言っていいのかな?「リストラされた」なんて知られたら不利?

ポイント 女性

いいえ、大丈夫ですよ!
ヘタに嘘をついて後でバレたときのほうが大変です。自分の個人的な退社理由よりは、正直にリストラされたことを伝えたほうが良いでしょう。
いまどき、会社理由のリストラは珍しいことでもなんでもありません。
肝心なのは、その時に決して前の会社の悪口を言わないこと。お世話になった会社の悪口を言うような人材を欲しいとは思いませんからね。

40・50代でリストラ!管理職はどう動くべき?

リストラされた管理職の方が一番検討すべきなのは、やはり今まで培ってきた知識や技術を活かして同じ業界の管理職部門にチャレンジすることです。

また、営業ならモノを売るノウハウさえ身についていれば業界が違っても十分やっていけるはずです。
あなたが何年も積み上げてきたものはスキルだけではありません。取引先や元同僚など多くの人脈を持っているはず。

ポイント 女性

管理職を募集している企業は、その人脈も含めて中高年のスキルに魅力を感じているのです。また、その人脈をフルに活用すれば次の就職先も見つかるかも知れませんね。

40代・50代の再就職におすすめの転職エージェント

女性

ハローワークでは各分野の管理職求人が少ないため、管理職の求人をお探しの方には断然「転職エージェント」や「転職サイト」に相談することをオススメします。

転職実績ダントツNo.1!リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルート
年代 20代~30代 雇用形態 正社員・派遣社員
対象エリア 全国(主に関東・関西中心)・海外もあり
業界 IT・通信Web・インターネット機械・電気・電子化学(素材・化成品)総合商社・専門商社物流・運輸飲食・店舗サービス旅行・スポーツマスコミ・広告人材・教育コンサルティング金融・保険住宅・不動産医療・福祉その他
おすすめ度

ポイント

  • 大手ならではの安心感で登録者数がダントツ!文句なしのNo.1
  • 業界トップクラス約420名の経験豊富なコンサルタントが在籍(2016年4月時点)
  • 当サイトアンケートでは80%が「また利用したい」と回答

40代の転職にも強い!DODA(デューダ)

DODA

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年代 20代~40代 雇用形態 正社員・契約社員・その他
対象エリア 全国(海外を含む)
業界 IT・通信インターネット・広告・メディアメーカー(機械・電気)メーカー(化学・素材・食品・化粧品)商社医薬品・医療機器金融建設・不動産コンサル・専門事務所(税理士など)人材サービス・コールセンター小売外食運輸・物流エネルギー(電力・ガスなど)旅行・レジャー警備・清掃美容・エステ教育農林水産・鉱業公社・官公庁・学校冠婚葬祭その他
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ポイント

  • 利用者満足度が非常に高く幅広い世代からの支持
  • コンサルタントの熱意が感じ取れる手厚いサポート
  • 非公開求人数含む求人数が約12万件

40代・50代の管理職クラスに:ビズリーチ[BIZREACH]

ビズリーチ[BIZREACH]

ビズリーチ
年代 40代に強み 雇用形態 正社員
対象エリア 全国(海外を含む)
業種 経営電気・電子管理機械人事半導体営業化学マーケティング素材サービス食品コンサルタント化粧品専門職日用品プロジェクト管理金融IT技術職不動産ITコンサルタント建築・土木WEBサービス・制作施工管理デジタルマーケティング医療営業その他
おすすめ度

ポイント

  • 管理職クラスの転職に強い
  • 一流ヘッドハンターが在籍
  • 転職成功者の約半数が40代・50代

管理職やスペシャリスト向けのハイクラスに特化した転職サイト。高年収の求人が豊富。今までの実績を生かして職務経歴書を充実させればヘッドハンターからのスカウトも。
【こんな方にオススメ】
・今までのスキルや実績を活かした転職がしたい方
・リストラされても年収は下げたくない方

40・50代でリストラされたら検討すべき業種と職種

疑問 男性

世の中、そんな知識、スキル、人脈、マネジメント能力を持っている中高年ばっかりいるわけじゃないよ…

ポイント 女性

たしかにそうですね。人事・営業・経理などの経験や専門技術などを持っていない40代・50代以上の方々は、これからご紹介する業界や職種も検討されてはどうでしょうか?

・タクシー運転手(タクシードライバー)

タクシー運転手に年齢はあまり関係ありません。二種免許さえ持っていれば仕事ができます。運転手といえばトラックやバスの運転手もありますが、トラック運転手なら重い荷物の上げ下ろし、バスなら長距離運転など、肉体的にきつい面があります。しかし、タクシーなら他の運転手よりは肉体的負担が少ないので中高年からでも長く続けやすいのです。

タクシー業界に関する記事

・コンサルタント

・倉庫管理・清掃業

リクナビNEXT

リクナビNEXT

リクナビNEXT
年代 20代~40代 雇用形態 正社員・契約社員
対象エリア 全国(主に関東・関西中心)・海外もあり
業界 営業事務・管理企画・マーケティング・経営・管理職サービス・販売・外食Web・インターネット・ゲームクリエイティブ(メディア・アパレル・デザイン)専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産)ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)エンジニア(機械・電気・電子・半導体・制御)素材・化学・食品・医薬品技術職建築・土木技術職技能工・設備・交通・運輸医療・福祉・介護教育・保育・公務員・農林水産・その他
おすすめ度

ポイント

  • 85%がリクナビNEXTのみの限定求人
  • 取り扱い求人の9割が正社員案件
  • 「グッドポイント診断」で自分の強みが分かる

転職エージェントでは扱いの少ないドライバー、清掃業、飲食業など幅広い業界の求人を保有。サイトも見やすく求人検索もしやすいため、リストラ後の再就職先を探すのにおすすめです。
【こんな方にオススメ】
・いろんな職業を検討したい方。
・中高年ならではの強みを知りたい方。

40代・50代がリストラされて最初にすべきこと

もしあなたが今後中高年で会社にリストラされたら、まずは下記のことを最優先に行ってください。

1)失業保険の申請

2)国民年金の切り替え(会社によっては社会保険の継続も可能)

3)転職サイト・転職エージェントに登録

※失業保険の申請、国民年金の切り替えなどに関してはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
⇒40代男性の再就職・転職しやすい業界┃転職エージェントが不安を解決

ひとまずはこれだけで問題ありません。

そして(2)のことが終わったら、先ほどご紹介した転職エージェント・転職サイトに登録しましょう。いずれも無料で登録できるので、利用料金を心配する必要はありません。
どのサービスも求人の幅が広くサポートも充実しています。40代以上の人でも、それぞれの強みや実績に合わせて最適な求人を斡旋してくれるところばかりです。

ハローワークの各種支援も併用

上記の転職サイト・転職エージェントにそれぞれ登録したあとは、ハローワークの中高齢者就職支援制度も積極的に活用していきましょう。

場合によっては職業訓練などを受講して、再就職に有利な資格やスキルを身につけるのも1つの方法です。就職活動期間だからこそできることも多いので、十分に活用して動きましょう。

いずれにせよ失業保険の申請で1度はハローワークに行くことになるため、そのついでに窓口で相談すればより効率的です。
ハローワークの使い方ガイド

40代・50代でリストラされた方々へ:まとめ


中高年でリストラをされると、再就職に苦労するのは避けられない現実です。しかし、この記事でまとめたポイントを押さえて就職活動を行えば、再度正社員として働く場所を手に入れることができるはずです。諦めず、前向きに努力して再就職活動を成功させましょう。