子供が大事なワーキングマザー【ママ】の働き方

働くお母さん「ワーキングマザー」は今や珍しい存在ではなくなりました。

専業主婦が減り、共働き家庭が増えていますが、その一方で、家事、育児はなかなか夫と分担できておらず、妻が一手に引き受けている家庭も少なくありません。

こうした家庭内の家事育児についても重要な問題ではありますが、今回は触れず、働くお母さん「ワーキングマザー」が家庭(家事育児)と仕事を両立するためには必要なことを以下でまとめてみました。

ワーキングマザーは珍しくない

厚生労働省の調査「国民生活基礎調査」によると、児童(18歳未満の子ども)を持つ家庭で母親が働いている割合は以下の通りになっています。

「国民生活基礎調査」世帯数と世帯人員の状況|厚生労働省

「末子の年齢階級別にみた母の仕事の状況」(一人っ子の場合はその子が「末子」になります)


・仕事あり(ワーキングマザー):67.2%
・仕事なし(専業主婦):32.8%

3分の2がワーキングマザー、3分の1が専業主婦という割合になっています。
ここ10年を見てもワーキングマザーの割合は10%増えていて、働くお母さんはまったく珍しい存在ではなくなりました。。

もう一つ傾向があり、子どもの年齢が高くなる(0歳→18歳)と

  • 正社員は20%前後であまり変わらない
  • 非正規雇用が大幅に増える(18歳では45%が非正規雇用)
  • その他(おそらく内職)18歳では約10%

となります。

女性

つまり正社員として働ける人は、会社の制度がしっかりしているため辞めずに働き続けられているということです。
もちろん家族の協力は不可欠です。
働かざるを得ない人もいるでしょうが…。

よく日本人の女性の就業率は「凹」になると言われていましたが(子どもが育つ30代~40代でガクンと下がり、子どもが大きくなるとまた就業する)、非正規雇用についてはそれが当てはまりますが、正規雇用、正社員についてはかなり働き続けられる環境になってきているのかもしれません。

18歳の子を持つ専業主婦は2割

統計(国民生活基礎調査)によると子どもが18歳のときの専業主婦率は約20%です。
結婚前の就業率も約80%なので(働いていない人が20%)、単純比較はしませんが、まったくパートもせずに完全専業主婦をしている人はかなり少ないのかもしれません(それができる家庭が減っているともいえます)。

つまり

  • ワーキングマザーは決して珍しくない
  • 制度が整っている会社ならば正社員として続けられるし続けている
  • パートやアルバイトをしている人は子どもの年齢が上がるにつれて増えていく

というのが公的な統計を見てもわかります。

正社員として働きたいならば、家庭との両立がしやすい会社に行くのがいいのだと思います。

ワーキングマザーが知っておくべき1~雇用形態

雇用形態

働き方については、以下の5つが考えられます。
家族の協力、会社の制度、家計の余裕、ご自身の健康や価値観などを総合的に勘案していちばんいい働き方を選択します。
もちろん、専業主婦という選択肢も条件が許すのであればありです。

①正社員

ご存じ正社員です。

勤務先と直接「雇用契約」を結びます。
雇用期間の明確な期限は定めません。

女性

働けるのであれば(解雇されないのならば)定年までそこで働くことができます。

②契約社員

こちらも勤務先企業と直接「雇用契約」を結びます。

正社員との違いは雇用期間に制限があり、原則として、最大3年までの範囲になります。
ただし、働きが良ければ契約更新を行うこともできます。

女性

ボーナス等もありますが、正社員のように昇給は期待できません。
更新の際に昇給することはあります。

しかし、部長や課長などの責任あるポジションに就くこともなく、良くも悪くもあまり責任がなく、かつ契約期間の雇用は安定しています。

定年後、嘱託社員になる人がいますが、こちらも契約社員という扱いになります

③派遣社員

こちらもお馴染みですね。
人材派遣会社と雇用契約を結び、別の企業に派遣されて派遣されて勤務します。

時給制で、給与は派遣会社から出ますが、ボーナスなどはなく交通費も自腹になります。

女性

ただ、残業代は100%出ますし、そもそも「今日はこれで」と定時に帰ることも容易です。
社員のような責任も少ないです。

④パートタイム労働者(非正規雇用)

パートアルバイトです。

派遣社員と違い、雇用契約を結ぶのは勤務先企業になります(直接雇用)。
週2日だけ、毎日4時間だけなど、1週間の労働時間が正社員に比べて短いのが特徴です。

女性

空いた時間や子どもが保育園に行っている時間に余裕を持って働くことができます。
ただし、薬剤師や看護師など資格職でない場合、時給1000円前後など最低賃金より多少マシ、くらいの時給で働くことになります。

⑤個人事業主、業務請負

最近増えているのが在宅ワーカーです。

これまでのスキルをしかして、ライティングやプログラミング、イラスト描きなどを請け負います。
時間による支払いではなく成果によって、1件○○○円という支払いになります。

これが悪用されて、超ブラック企業では社員ではなく「業務委託」にさせて、残業代他一切の手当てを支払わないことが問題になっていますが、在宅で育児をしながらスキマ時間を活用して内職、クラウドソーシングの仕事をするのは悪くないと思います。

女性

ただし、労働法の範疇(労働基準法や雇用関係の法律)からは外れるので注意してください
民法や商法の契約の範囲になります。

ワーキングマザーが知っておくべき2~労働法

ワーキングマザーが知っておくべき労働法

働き方によって、適用される法律が変わります。
ここでは(法の解釈になるので)詳細は省きますが

①個別的労働関係法:個別的な労働関係、労働契約関係についての法律(すべての労働者が知っておくべき法律)

  • 労働契約法
  • 労働基準法
  • 労働安全衛生法
  • 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(「男女雇用機会均等法」)
  • 短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律(「パートタイム労働法」)
  • 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(「育児介護休業法」)
  • 最低賃金法

②集団的労働関係法(労使関係法):使用者と労働組合との関係についての法律(正社員が特に知っておくべき法律)

  • 労働組合法
  • 労働関係調整法

③労働争訟法:個別的労働紛争の簡易な解決を目指す法律

  • 労働審判法

④労働市場法(雇用保障法):労働市場の規制に関する法律

  • 職業安定法
  • 雇用保険法
  • 労働者災害補償保険法
  • 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律(「労働者派遣法」)

⑤フリーランス、個人事業主の法律

  • 労働基準法対象外
  • 最低賃金法対象外
  • 民法や商法の契約条項が適用(債務不履行、瑕疵担保責任、危険負担など)
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フリーランス、個人事業主は「労働者ではない」ことを知っておきましょう。
労働者ではないので、月給も時給も保障されません。
ただし、成果を上げられるのならば好きな時間に好きな働き方ができます。

男性

なかなか専門家でもない人が法律を理解するのは難しいですよね。

全労働者に共通する法律(最低賃金法など)に加えて

  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • パート、アルバイト
  • フリーランス、業務委託

で考えなければならない法律が異なるものがあるとご理解ください。

ワーキングマザーが知っておくべき3~転職再就職

というわけで複雑な法律を理解して自分に最も適した職場を選ぶのはなかなか大変です。

そこで、是非利用してもらいたいのが転職エージェントです。
転職エージェントは転職のプロですから、みなさんのスキル、経験、希望する働き方などを把握して、もっとも好ましい職場を紹介してくれるはずです。

女性

すべて無料で利用できるので、正社員として今の職場を続けたい、と思っている人以外は登録して、エージェントとお話ししてみてもいいでしょう。
1位~5位までランキングにしてみました。

1位 リクルートエージェント

リクルートエージェント

ご存じ、「リクルート」の転職エージェントです。
「リクルートエージェント」はリクルートグループ企業である、「株式会社リクルートキャリア」が運営している転職エージェントになります。

同社が抱える非公開求人案件は10万件以上あり国内最大、ワーキングマザー向けの求人も多数あります。
経験と実績に裏打ちされていますので、ここが当サイトイチオシになります。

※リクルートエージェントの評判はコチラ
リクルートエージェントの口コミ評判※ブラック求人ばかりは本当?ホワイト企業の探し方

2位 女の転職 Woman Career powered by DODA

Woman Career
女性の転職求人情報Woman Career(ウーマンキャリア)

お馴染み「DODA」が運営する働く女性に特化した転職エージェントです。豊富なDODAの求人や経験豊かなエージェントが女性に適した仕事を紹介します。
キャリアアップはもちろん、家庭との両立などご自身のライフプランに合わせた求人を紹介します。

3位 type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェント
type女性の転職エージェント

求人数はそれほど多くないのですが、女性歓迎の正社員や契約社員の求人情報(本当は女性だけ採用したいんだけど)を取り扱っている転職エージェントです。「18時までに退社可能」「ワーキングマザー歓迎」など、是非とも探していただきたい求人がたくさんあります。

働く女性ならではの悩みへのアドバイスや特集記事など、コンテンツも充実しています。充実したコンテンツが人気。

4位 WomanWill(マイナビエージェント)

WomanWill
WomanWill

女性に特化したマイナビエージェントになります。
基本的な流れはマイナビエージェントとほぼ同じ。
特に若い世代の転職に強い転職エージェントになります。

20代、30代のワーキングマザーの方はこちらに登録するといいでしょう。
女性の転職に詳しい女性コンサルタントが基本的に担当します。女性ならではの視点、経験を活かした求人紹介をします。

ただし、マイナビと同様中高年の求人はやや薄いので、40代以上の方はほかの転職エージェントを利用した方がいいかもしれません。

5位 パソナキャリア

パソナキャリア
パソナキャリア

派遣会社大手のパソナが運営する転職エージェントです。
パソナだけあって女性の働き方についてとても詳しく、正社員、派遣社員、パート、どの働き方が良いのか適切なアドバイスをしてくれます

派遣社員としての仕事だけではなく、管理職としてバリバリ働きたい人の転職も応援しているので安心してください。

ワーキングマザーが知っておくべき4~便利アイテム

ワーキングマザーとして働く際に、使い勝手のいいアイテムをいくつか紹介しておきます。
こういう便利アイテムが増えているので、仕事と家庭の両立が少しでも楽になるといいです。

「Y-Style ワーキングマザーの手帳 2018年 4月始まり 」
Y-Style ワーキングマザーの手帳母として妻として、そして女性として輝くために自分の夢や目標を書き込める手帳です。

「本当はやりたいけど後回しにしてしまっていること」を、少しずつでも、無理しすぎず、前に進めることができます。
とあるように、母や妻としてだけではなく一人の女性として生きることを応援するアイテムになります。

授乳母乳育児ブレンド(授乳乳腺炎対策ブレンド)|マリエン薬局

授乳母乳育児ブレンド赤ちゃんが生まれたばかり、産休明けのお母さんにうれしいハーブティーです。
ハーブティーはコーヒーや紅茶と違いノンカフェインで体にやさしい飲み物です。

こちらのハーブティーは母乳不足から母乳過多、乳腺炎など、母乳に関するあらゆるトラブルに対応した効果が期待され、ストレス解消やリラックス効果もあるアイテムになります。

OURHOME -子どもと一緒にすっきり暮らす- (正しく暮らすシリーズ)

子どもと一緒にすっきり暮らす大人気ブログ『OURHOME』を運営する方が書いた本です。
ワーキングマザーを応援するための整理術や、少ない手間で家族みんながすっきり心地よく暮らす工夫を紹介しています。

双子を育てた経験がある方なので、家事と育児をどう両立させるのか、その中で自分をどう輝かせていくのか、参考になる内容がたくさんあります。

女性

単に仕事と家庭を両立させる「お助けアイテム」ではなく、両立+その中で自分らしく輝けるアイテムが人気があります。
仕事と家庭子育ての二分法ではなく、「私らしく輝きたい」ことを応援するアイテムを買ってモチベーションを高めていきましょう。

ワーキングマザーが知っておくべき5~励みになるブログ

ワーキングマザーを応援するブログもいくつか紹介します。自分でブログを書いてみても面白いかもしれません!

OURHOME

OURHOME

上で紹介した『OURHOME -子どもと一緒にすっきり暮らす-』著者Emiさんのブログです。
日常の整理整頓術をはじめ、インテリア、子ども部屋などについてのアイデアが満載です。

ワーキングマザー生活が楽しくなる暮らし方のヒントがここにあるかもしれません。

働くママ(ワーキングマザー)のサバイバル作戦

働くママ(ワーキングマザー)のサバイバル作戦

二人の子どもを育てるワーキングマザーのブログです。
2018年4月のブログにありますが、会社員をやめて個人事業主としてやっていくと決めたそうです。

個人事業主は上で書いた通り、時間の融通は聞きますが、収入の保障がありません。
この方の開業奮戦記としてもぜひ応援したくなります。
新しい働き方として会社員ではないものもあるとぜひ知ってください、

半熟ババァ-雲の彼方に?-庶民の日常記

半熟ババァ-雲の彼方に?-庶民の日常記

自称「双子育児中の邪悪なワーキングマザー」が書いているブログです。
子育て、節約生活、社会的なことなど内容が多彩です。

結構毒舌なので、ご本人が書いているように「このブログはひっそりとほくそ笑んで読む程度でどうぞ。」という姿勢で「あるある!」と頷いてみてください。

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以上、ワーキングマザーの働き方や輝き方について、5つの視点から述べさせていただきました。

どのような働き方がいいのかは、みなさんやご家族によって異なるため「正解」はありません。
しかし、かなり多様な選択肢があり、それをサポートする制度、システム、ブログ、アイテムなどがたくさんあることを知ってください。

近視眼的にとにかく今の職場で働き続けたり、求人広告に応募したりするのはやめて、一度今の立場を客観的に見ると、自分が輝けるステップが見えてくるのではないでしょうか!?

子供が大事なワーキングマザー【ママ】の働き方! まとめ

  • ワーキングマザーは子どもがいる母親の3分の2で多数派である
  • 正社員のワーキングマザーは統計でみるとほとんど辞めていない
  • 子どもの年齢とともに非正規のワーキングマザーが増える
  • 最近はフリーランス、個人事業主などの時間にとらわれない働き方もある
  • 自分自身が守られるための労働関係の法律は知っておいた方がいい
  • どの働き方がいちばんいいのか、転職の専門家である転職エージェントに登録して相談するのもあり
  • 転職エージェントも複数あるので自分自身に合ったものを探したい
  • ワーキングマザー応援グッズは自分自身が輝けるアイテムが多い
  • 同じ境遇のブログを見て勇気や元気をもらうのもあり
  • 子ども、仕事、そして自分が輝ける生き方が何より大切!