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重度訪問介護従業者とは?資格の取り方・研修時間・仕事内容

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重度訪問介護従業者とは|仕事内容や資格取得方法、メリットを紹介

重度訪問介護従業者は、重い障害のある人の自宅を訪れ、生活全般を長い時間にわたって支えるための資格です。研修の時間が短く、試験もないため、介護の仕事が未経験の人でも取りやすい資格として知られています。

重度訪問介護って、普通の訪問介護と何が違うの?資格はすぐに取れるのかな?
この記事では、重度訪問介護の対象や仕事内容、養成研修の4つの課程、取り方、働くメリットと大変なところまで、くわしく紹介しますね。

【この記事で分かること】

  • 重度訪問介護と重度訪問介護従業者の資格
  • 実際の仕事内容と1日の流れ
  • 養成研修の課程・時間・費用
  • 資格を取るメリットと、働くときの注意点

重度訪問介護従業者とは?

重度訪問介護従業者とは、障害者総合支援法にもとづく「重度訪問介護」のサービスを行う人のことです。都道府県または都道府県が指定した研修機関で、重度訪問介護従業者養成研修を修了すると、このサービスに従事できるようになります。

研修には4つの課程があり、どの課程を修了したかによって、担当できる利用者の範囲が変わります。くわしくはあとで紹介します。

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重度訪問介護とはどんなサービス?

重度訪問介護は、重い障害のある人が住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、長い時間にわたって総合的に支えるサービスです。入浴・排せつ・食事の介護、家事、外出のときの移動中の介護などを、見守りも含めて切れ目なく行います。1回の訪問が数時間から、夜間を含む長時間におよぶこともあるのが特徴です。

サービスを受けられる人

重度訪問介護を利用できるのは、障害支援区分4以上で、次のどちらかに当てはまる人です。

  • 重度の肢体不自由がある人:二肢以上にまひなどがあり、歩行・移乗・排尿・排便のいずれにも支援が必要な状態などの要件を満たす人
  • 知的障害や精神障害により、行動上著しい困難がある人:障害支援区分の認定調査のうち、行動に関する項目の合計点数が10点以上の人

入院中も支援できるように

重度訪問介護では、ふだんから支援している人が入院したときに、病院で意思疎通の支援を行うこともできます。2024年4月からは、この入院中の支援の対象が、それまでの障害支援区分6の人から区分4以上の人(入院前から重度訪問介護を利用していた人)に広がりました。慣れた支援者がそばにいることで、本人も病院のスタッフも安心できます。

訪問介護(介護保険)との違い

重度訪問介護 訪問介護(介護保険)
もとになる法律 障害者総合支援法 介護保険法
主な利用者 重い障害のある人(障害支援区分4以上など) 要介護の高齢者など
1回の支援の時間 長時間になることが多い(見守りを含む) 30分〜1時間程度が中心
働くための資格 重度訪問介護従業者養成研修など 介護職員初任者研修以上

なお、介護職員初任者研修の修了者や介護福祉士なども、重度訪問介護の仕事に従事できます。重度訪問介護従業者養成研修は、重度訪問介護に特化して、短い時間で必要な知識と技術を学べる研修と考えるとよいでしょう。

重度訪問介護の仕事には、肢体不自由や知的障害、精神障害への理解が欠かせません。そこで身につけた知識は、ほかの介護や福祉の仕事でも大きな武器になりますよ。

ほかの障害福祉の訪問系サービスとの違い

障害のある人の自宅などを訪ねるサービスには、重度訪問介護のほかにもいくつかの種類があります。

サービス 主な対象 主な内容
居宅介護 障害支援区分1以上の人など 自宅での入浴・排せつ・食事の介護、家事、通院の介助など
重度訪問介護 区分4以上で、重度の肢体不自由や行動上著しい困難がある人 見守りを含む長時間の総合的な支援、外出時の介護
同行援護 視覚障害により、移動に著しい困難がある人 外出時の移動の支援、代読・代筆などの情報提供
行動援護 知的障害や精神障害により、行動上著しい困難がある人 危険を回避するための支援、外出時の介護

それぞれのサービスに、働くための研修や資格の要件があります。重度訪問介護は、長い時間をかけて生活全体を支える点が、ほかのサービスとの大きな違いです。

重度訪問介護従業者の仕事内容

重度訪問介護従業者の主な仕事は、次の5つです。

入浴・排せつ・食事などの介護

利用者本人への入浴・排せつ・食事・着替えなどの介護を行います。現場では、家族に介護の方法を助言することもあります。ただし、本人ができることは見守り、できる力を大切にすることが基本です。

調理・洗濯・掃除などの家事

調理や洗濯、掃除などの家事を手伝います。家事は本人ができる部分も多いので、すべてを代わりに行うのではなく、本人と一緒に行うこともあります。必要なときにすぐ手を貸せるよう、そばで待機していることも大切な仕事です。

外出の支援

通院や買い物、余暇の外出など、外出のときの移動中の介護も行います。車いすの操作や、公共交通機関の利用の手伝いなども含まれます。

見守り

重度訪問介護では、直接の介護をしていない時間の見守りも大切な支援です。体調の変化や、危険な行動がないかに気を配ります。特に強度行動障害のある人の支援では、付き添って危険な行動を防ぐことが欠かせません。

本人の障害の特徴を理解し、意思をくみ取る

言葉で気持ちを伝えるのがむずかしい利用者もいます。表情や視線、文字盤などから本人の意思をくみ取ることも、重度訪問介護ならではの大切な仕事です。

重度訪問介護従業者に求められるのは、重い障害のある人の暮らしの快適さ・自立・安全を守ることなんです。

意思疎通を支える工夫

重度訪問介護の利用者には、病気や障害によって話すことがむずかしい人もいます。たとえば、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの神経の難病がある人の支援では、次のような方法で意思を確かめることがあります。

  • 文字盤:五十音などが書かれた板を使い、視線やまばたきで文字を選んでもらう
  • 意思伝達装置:わずかに動かせる体の部分や視線で、パソコンなどに文字を入力する装置
  • 決めておいた合図:「はい」はまばたき1回など、本人と決めたサインで確認する

本人の伝え方に合わせて、あせらず、ゆっくり気持ちを聞き取ることが、信頼関係を築く第一歩です。

重度訪問介護の1日の流れ(例)

重度訪問介護では、長い時間の支援が多くなります。日中の8時間の支援を例に、流れを見てみましょう。

時間 主な支援
9:00 訪問。前の支援者から引き継ぎを受け、体調を確認する
9:30 排せつの介助、着替え、体位の交換
11:00 昼食の調理と食事の介助
13:00 通院や買い物などの外出の支援
15:00 入浴の介助、水分補給
16:00 洗濯や掃除、記録の作成。見守り
17:00 次の支援者への引き継ぎ、退出

夜間を含めて24時間、複数の支援者が交代で支えている利用者もいます。支援者が変わっても同じ質の支援が続くよう、記録やノートで細かな情報を残しておく事業所も多くあります。引き継ぎをしっかり行い、情報を共有することがとても大切です。

重度訪問介護従業者養成研修の内容

重度訪問介護従業者として働くには、重度訪問介護従業者養成研修を修了するのが一般的です。研修を受けられるのは、主に重度訪問介護の仕事をしている人や、これからしたいと考えている人です。

研修は、都道府県または都道府県が指定した研修機関が行います。実際には、指定を受けた民間の研修機関が開いていることがほとんどです。

4つの課程と時間数

課程 時間数 内容
基礎課程 10時間(講義3時間・実習7時間) 重度の肢体不自由がある人の地域生活、基礎的な介護技術、コミュニケーションと外出の介護技術
追加課程 10時間(講義7時間・実習3時間) 医療的ケアが必要な人の障害と支援、コミュニケーション技術、緊急時の対応と危険の防止、現場での実習
統合課程 20.5時間(講義11時間・演習1時間・実習8.5時間) 基礎課程・追加課程の内容に、喀痰吸引や経管栄養が必要な人の支援を加えたもの
行動障害支援課程 12時間(講義6.5時間・演習5.5時間) 強度行動障害の基本的な理解、制度と支援技術、情報収集と記録の共有、特性の理解

追加課程は、基礎課程を修了した人が受ける課程です。研修は、始めてから原則2か月以内に修了することとされている都道府県もあります。

基礎課程のカリキュラム

形式 科目 時間
講義 重度の肢体不自由者の地域生活等に関する講義 2
講義 基礎的な介護技術に関する講義 1
実習 基礎的な介護と重度の肢体不自由者とのコミュニケーションの技術に関する実習 5
実習 外出時の介護技術に関する実習 2
合計 10

統合課程と喀痰吸引

統合課程には、喀痰吸引等研修(第3号研修)の基本研修にあたる内容が含まれています。統合課程を修了したあと、利用者の自宅などで実地研修を受けて修了し、都道府県に「認定特定行為業務従事者」として認定されると、特定の利用者に対してたんの吸引や経管栄養を行えるようになります。

強度行動障害とは

行動障害支援課程で学ぶ「強度行動障害」とは、自分の体をたたく、食べられない物を口に入れる、急に道路に飛び出すなど自分の健康や安全を損ねる行動や、ほかの人をたたく、長時間大声で泣き続けるなど周りの人に影響をおよぼす行動が、高い頻度で起きる状態のことです。本人の特性を理解し、行動の背景にある理由を考えながら支援することが求められます。

研修を選ぶときのポイント

同じ重度訪問介護従業者養成研修でも、研修機関によって日程や進め方が違います。次の点を比べて選びましょう。

  • 受けられる課程:基礎課程と追加課程をまとめて受けられるか、統合課程や行動障害支援課程もあるか
  • 日程:平日か土日か、何日で修了できるか
  • 会場の場所:通いやすいか。実習の場所はどこか
  • 受講料と含まれるもの:テキスト代が含まれているか
  • 就職の支援:修了後に事業所を紹介してもらえるか

働きたい事業所が決まっている場合は、どの課程まで修了しておけばよいかを、先に事業所に聞いておくとむだがありません。

研修の費用・期間・修了のしかた

費用は研修機関によって違う

受講料は、研修を行う機関や、受ける課程によって違います。基礎課程と追加課程をセットにした講座や、統合課程だけの講座など、組み合わせもさまざまです。申し込む前に、住んでいる地域の研修機関のサイトで、受講料や日程を比べてみましょう。

事業所に就職してから、事業所の負担で研修を受けられることもあります。未経験から働きたい人は、研修の費用を補助してくれる事業所を探すのもひとつの方法です。

試験はなく、修了証明書がもらえる

どの課程も試験はなく、すべての科目に出席して修了すれば研修の修了となります。修了すると、実施機関から修了証明書と、持ち歩ける大きさの修了証明書が交付されます。

修了した課程と担当できる利用者の目安

修了した課程 担当できる利用者の目安
基礎課程 障害支援区分4・5の人
追加課程 障害支援区分6の人
統合課程 区分4〜6の人。喀痰吸引や経管栄養が必要な人も(実地研修と認定が必要)
行動障害支援課程 区分4以上で、強度行動障害のある人
重い障害のある人への支援を学ぶ研修なので、短い時間でも中身の濃い内容になっています。研修で学んだことは、現場で働きながら少しずつ自分のものにしていきましょう。

重度訪問介護従業者の資格を取るメリット

短い時間で取れ、未経験から働ける

基礎課程なら10時間で修了でき、未経験から福祉の仕事を始める入口になります。ほかの介護の資格に比べて、時間も費用も負担が少ないのが大きな魅力です。

重い障害への理解が深まる

重度訪問介護では、肢体不自由や知的障害、精神障害など、さまざまな障害のある人を支えます。その中で身につく知識や技術は、介護や福祉のほかの仕事でも生かせる力です。

喀痰吸引などの医療的ケアの力が身につく

統合課程を修了し、実地研修を経て認定を受ければ、たんの吸引や経管栄養を行えるようになります。医療的ケアができる支援者は求められる場面が多く、転職でも強みになります。

一人ひとりとじっくり向き合える

長い時間をかけて一人の利用者を支えるので、本人や家族と深い信頼関係を築けます。「ありがとう」と言われたときや、本人の暮らしが少しずつ広がっていく様子を見られたときに、大きなやりがいを感じる人も多いでしょう。

働き方を選びやすい

長時間の支援だけでなく、短い時間の支援や、夜間の支援など、さまざまな時間帯の仕事があります。副業や、ほかの仕事との掛け持ちで働いている人もいます。

働くうえで知っておきたい大変なところ

大変なところ 乗りこえるヒント
長時間、一人で支援することが多い 困ったときにすぐ相談できる体制がある事業所を選ぶ
体位の交換や移乗など、体力が必要 介護の技術を学び、福祉用具を上手に使う
医療的ケアや急変への対応に緊張する 研修と同行での指導がしっかりしている事業所を選ぶ
利用者や家族との関係に悩むことがある 一人で抱えず、サービス提供責任者や事業所に相談する

初めのうちは、先輩と一緒に訪問する同行の期間がどれくらいあるかが、安心して働けるかどうかの大きなポイントになります。

重度訪問介護従業者の給料

重度訪問介護の仕事の給料は、地域や事業所、時間帯、雇用の形によって大きく違います。長時間の支援が多いため、時給制のパート・アルバイトで働く人も多く、夜間や深夜の時間帯には割増の賃金がつきます。

障害福祉サービスでも、2024年6月から処遇改善の加算が「福祉・介護職員等処遇改善加算」に一本化されています。事業所が加算をしっかり取っているかどうかで、給与に差が出ることもあるので、求人を比べるときは手当や加算の配分も確認しましょう。

重度訪問介護は、心も体も使う仕事です。だからこそ、負担に見合った給与かどうか、求人をよく比べて選びましょう。

長時間・夜間の勤務で知っておきたいこと

長時間の支援が多い重度訪問介護では、働く時間のルールも知っておきましょう。労働基準法では、労働時間が8時間を超えるときは1時間以上の休憩が必要で、22時から翌朝5時までの深夜の労働には25%以上の割増賃金を払うことになっています。支援中の休憩の取り方は事業所によって違うので、入職前に確認しておくと安心です。

給料を上げるためのポイント

  • 統合課程を修了し、喀痰吸引などの医療的ケアができるようになる
  • 行動障害支援課程も修了し、担当できる利用者の幅を広げる
  • 介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士へとステップアップする
  • サービス提供責任者など、事業所の中心となる役割をめざす

資格を取ったあとのキャリアアップの道

重度訪問介護従業者として経験を積んだあとは、次のようなステップアップが考えられます。

ステップ できるようになること
介護職員初任者研修(130時間) 介護保険の訪問介護や、障害福祉の居宅介護でも働けるようになる
介護福祉士実務者研修(450時間) サービス提供責任者になれる。介護福祉士の受験に必要
介護福祉士(国家資格) 介護の専門職として、幅広い職場で評価される
喀痰吸引等研修 たんの吸引や経管栄養を、対象者や行為の範囲に応じて行えるようになる

重度訪問介護で身につけた長時間の支援の経験や、医療的ケアの経験は、介護の仕事を続けていくうえで大きな財産になります。

事業所を選ぶときのチェックポイント

  • 入職後、先輩との同行訪問の期間がどれくらいあるか
  • 困ったときや緊急時に、すぐに連絡できる体制があるか
  • 研修費用の補助や、資格取得の支援があるか
  • 夜間・長時間の支援の時給と、休憩の取り方
  • 担当する利用者の人数と、支援の時間帯
  • 処遇改善の加算を取っているか、その配分のしかた

重度訪問介護従業者に向いている人

重度訪問介護従業者に向いている人

  • 一人の人とじっくり向き合って支えたい人
  • 相手の小さな変化や、言葉にならない気持ちに気づける人
  • 落ち着いて状況を判断できる人
  • 障害のある人の暮らしや、地域での生活を支えることに関心がある人
  • 決められた手順を守りながら、丁寧に支援できる人
  • ほかの支援者や看護師などと、情報をこまめに共有できる人
  • 本人の生き方や選択を尊重できる人

資格を取ってから働き始めるまでの流れ

  1. 住んでいる地域の研修機関を探し、課程と日程、受講料を比べる
  2. 研修を申し込み、講義と実習を受けて修了する
  3. 修了証明書を受け取る
  4. 重度訪問介護を行う事業所の求人に応募する
  5. 入職後、先輩との同行訪問で、利用者ごとの支援の方法を覚える

先に事業所に就職して、事業所の紹介で研修を受ける方法もあります。研修費用の補助や、研修中の給与の扱いは、応募の前に確認しておきましょう。

架空のケースで考える:重度訪問介護の仕事

ここで紹介するのは、どちらも架空の例です。

ケース1:大学生のときに資格を取ったLさん(20代)

Lさんは、大学で福祉を学んでいたときに、基礎課程と追加課程を修了しました。アルバイトとして、筋ジストロフィーのある男性の夜間の支援を担当。最初は体位の交換や呼吸器の確認に緊張しましたが、本人から文字盤で「ありがとう」と伝えられたことが、この仕事を続けるきっかけになったそうです。卒業後は、同じ事業所で正社員として働いています。

ケース2:飲食業から転職したMさん(40代)

Mさんは、飲食店の店長をしていましたが、家族の介護の経験から福祉の仕事に関心を持ちました。事業所の補助で統合課程を修了し、実地研修を経て喀痰吸引の認定も受けました。今は、医療的ケアが必要な利用者を担当し、看護師と連携しながら支援を続けています。

重度訪問介護従業者に関するよくある質問

Q.介護の資格がなくても研修を受けられますか?

受けられます。重度訪問介護従業者養成研修は、介護の資格や経験がない人でも受講できる研修です。

Q.介護保険の訪問介護でも働けますか?

重度訪問介護従業者養成研修だけでは、介護保険の訪問介護(高齢者のホームヘルプ)では働けません。介護保険の訪問介護で働くには、介護職員初任者研修以上の資格が必要です。

Q.研修はどのくらいの日数で終わりますか?

基礎課程と追加課程は、それぞれ10時間なので、2日ほどで修了できる講座が多いようです。統合課程は20.5時間なので、3日ほどかかることがあります。日程は研修機関によって違うので確認しましょう。

Q.家族を支援するために研修を受けてもいいですか?

研修は、重度訪問介護の仕事をしている人や、これからしたい人が主な対象です。家族の介護に役立てたいという場合も、受講できるかどうかは研修機関に相談してみましょう。研修で学ぶ介護の技術やコミュニケーションの方法は、家族の介護にも役立ちます。

Q.副業として働くことはできますか?

できます。夜間や週末だけなど、短い時間から働ける求人もあるので、本業がある人や学生が働いていることもあります。ただし、本業の就業規則で副業が認められているかは確認しておきましょう。

Q.研修の修了証明書をなくしたら、どうすればいいですか?

研修を受けた実施機関に相談しましょう。実施機関では、研修を修了した人の名簿を管理しています。

まとめ:重度訪問介護従業者は、重い障害のある人の暮らしを支える資格

  • 重度訪問介護従業者は、障害者総合支援法の重度訪問介護を行う人
  • 対象は障害支援区分4以上で、重度の肢体不自由や、行動上著しい困難がある人
  • 養成研修は、基礎課程10時間・追加課程10時間・統合課程20.5時間・行動障害支援課程12時間の4つ
  • 試験はなく、全科目を修了すれば修了証明書がもらえる
  • 統合課程と実地研修・認定で、喀痰吸引や経管栄養もできるようになる
  • 2024年4月から、入院中の支援の対象が区分4以上に広がった

重度訪問介護従業者は、重い障害のある人とその家族、そして事業所にとって、欠かせない存在です。短い時間で取れて、未経験からでも始められる資格なので、福祉の仕事に関心がある人は、まず基礎課程から挑戦してみてはいかがでしょうか。

AUTHOR

ジョブシフト編集部

仕事・転職・キャリアに関する情報を、読者が判断しやすい形に整理して発信しています。記事内容は公開後も必要に応じて更新します。