就職や転職において「正社員」を条件にする方は多いでしょう。
これは、期間の定めがある雇用に比べて安定性が高く、出世や年収アップがしやすいという傾向があるためと考えられます。
少しでも有利な条件で働きたいと考えるのは当然のこと。
本記事では、正社員での転職を目指す方へ向け、正社員とは何か、正社員で転職しやすいエージェントなど紹介していきます。

そもそも正社員とは?その定義を言えますか?


正社員って何?」と聞かれたとき、その定義をはっきり答えられますか?
よく聞かれる回答としては、「ボーナスがある」「昇給がある」「幹部候補になれる」といったものがあります。
しかし、これらはある意味どれも正解で、どれも不正解です。

なぜなら、契約社員やアルバイトであってもボーナスの支給、昇給、幹部候補での採用といったケースがあるからです。
また、近年では「バイトリーダー」といった言葉もあるくらいで、正社員以外の人材に現場の指揮を任せることも考えられます。
ゆえに、これらは正社員の定義としては不十分ということになります。

実は、正社員というのは殆どただの言葉であり、明確な定義があるわけではないのです。
給与20万以上が正社員、土日必ず休めるのが正社員といった具体的条件はなく、企業が「正社員」と定義したものが該当します。

ただし、あえて正社員の定義として共通しているものを挙げるならば、それは「雇用期間の定めがあるか否か」です。

正社員として入社する場合、雇用契約書には特に「~年で契約更新する」「~月~日までの契約とする」といった内容は書かれていないはずです。

つまり、会社が倒産する、自主的に退職する、ルール違反を犯して懲戒免職になるなど、イレギュラーな事態に陥らない限り、雇用契約が続く(雇われ続ける)のが正社員といえるでしょう。

正社員は良いことだけではない!メリットとデメリット

転職ナビ

正社員を目指す転職希望者が多い一方、あえて派遣やパートといった働き方を選択する人々もいます。
これはなぜでしょうか?

それは、正社員待遇はメリットだけではないことを知っているからです。
ここで正社員のメリットとデメリットを整理すると、以下のようになります。

メリット

  • ごく普通に生活している限り、解雇(クビ)になる可能性が低く、生活が安定しやすい
  • 責任あるポジションに抜擢されやすい
  • 企業が育成対象として投資してくれる
  • 転職時の職歴としてプラスイメージを与えやすい
  • マネジメントや経営にかかわる重要な仕事を任されやすい

デメリット

  • 時間的拘束の厳しさがある(9時から18時の間はプライベートがないなど)
  • 責任の重さゆえ、残業の多さやプレッシャーでストレスがたまりやすい
  • 長時間の連続勤務が不可能な事情があったとしても、考慮されにくい
  • ライフワークバランスが実現しにくい

簡単に言い換えてしまうと、メリットとしては「安定性」や「ステータス」が、デメリットとしては「プライベートの犠牲」や「時間的都合のつけにくさ」があると考えて良いでしょう。
働き方が多様化している現在、正社員だけが選択肢ではありません。
しかし、組織内で評価されつつポジションや収入を上げていきやすいのは、やはり正社員といえます。

正社員転職を目指すならここ!転職エージェントランキング


では、実際に正社員として転職を目指す方におすすめの転職エージェントを、ランキングで3位までご紹介します。
このランキングがすべてではありませんが、実績や筆者の体験に基づくものとして参考になれば幸いです。

1位:リクルートエージェント


リクルートエージェントは、国内最大の人材系企業「リクルート」が運営する転職サイトです。
求人数、転職実績(内定の数)も国内トップといってもよいでしょう。
リクルートエージェントを一言で例えるならば「ゼネラリスト」です。
どの分野でも平均以上に求人数があり、質も高いのです。
また、コンサルタントもよく教育されていて、身だしなみや言葉遣い、転職者に対する態度、業界知識などが洗練されています。
筆者も実際に使ったことがありますが、コンサルタントは本当に「デキる人」が多かったという印象があります。
ただし、こちらにも相応の意気込みや真剣さを要求されますので、応募書類作成や自己分析と真摯に向き合っていきましょう。

一方で、転職者本人の判断を優先してくれる面もあり、転職先の強制を受けることはありません。
色々とアドバイスはありますが、最終的には自分の決断を尊重してくれます。

なお、未経験職種への正社員転職も可能で、しっかりサポートしてくれます。
ただし、超大手で転職希望者や案件の数も多いため、流れ作業的なイメージを持つこともあるかもしれません。
サイト自体は非常にシンプルで、つかいにくさを感じることは少ないのではないでしょうか。

さらに、東京以外の地域の求人数も豊富で、地域特化のサイトやエージェントと比較しても遜色がありません。

2位:マイナビエージェント


リクルートエージェントに比べると案件数や登録者数で劣るものの、独自性の強さを発揮しているのがマイナビエージェント。
大手企業や有名企業の案件も多いですが、隠れた中小優良企業の独占案件を持っていることが最大の強みではないでしょうか。
筆者も独占案件の紹介を受けて、内定にたどり着いた経験があります。

確かに知名度は低いのですが、かなり強い商流を持っている会社で、倒産や解雇といった心配とはほぼ無縁でした。
ある意味、最もレアな求人を紹介してくれたな、という感想を持っています。
時期によって案件数が少ないこともありますが、求人の質はどれも高かったですね。

大手企業や有名企業よりも、手堅く社歴が長い優良企業を探したいという方には、本当におすすめできます。
こちらも未経験職種への応募は可能で、サイトは登録にやや時間を要するものの、全体的に使いやすい作りです。

社風としてもそれほどガツガツ、イケイケな部分は感じられずじっくり落ち着いた印象を受けました。

だし、リクルートやDODAと比べて、地方求人の数が少ないため、都市部での転職に向いているでしょう。

3位:DODA(パーソルキャリア(旧:インテリジェンス))


今回ご紹介する3社のうち、最も営業的な勢いがあるのはDODAでしょう。
とにかく、案件を紹介するスピードが早く、頻度も高いです。

そのぶん、マッチングに少々難がありますが、少しでも多くの求人情報に触れたいという方にはおすすめできます。
転職活動においては「数打てば当たる」が正解なこともありますから、収集できる情報が多いに越したことはありません。

また、筆者が特に印象に残っているのは「模擬面接」です。
コンサルタントとマンツーマンで模擬面接を実施してもらったのですが、本番以上に緊張感があり、かなり鍛えられました。
転職活動で大切な「エピソードを5W1Hでわかりやすく話す」という手法は、DODAのコンサルタントから教わったものです。

さらに、サイトの使い勝手もよく、転職サイトと転職エージェントの2機能を合体させたような使用感があります。
ただし、社会人経験が著しく短い場合には、転職サポートが受けられない場合があるため注意してください。

東京以外の地域の求人数も豊富で、地域特化のサイトやエージェントと比較しても遜色がありません。

まとめ

正社員としての転職は、不安やストレスがある一方、成功すれば新たなキャリアや年収アップを実現させやすいもの。
転職を成功させた暁には、「苦労した甲斐があった」と達成感に身を委ねられます。

今回紹介した大手3社は、どれも筆者が実際に使用したことがあり、信頼できると考えて間違いありません。
ただし、それぞれ雰囲気が異なるため、まずは登録して自分に合いそうなエージェントを見極めることから始めてみてください。
転職活動では、会社との相性と同じくらい、転職エージェントとの相性も大切ですからね。