東京では転職希望者の方々を対象として頻繁に「転職フェア」が行われていますが、もし皆様が「転職フェア」のメリットを尋ねられた場合、どのようなメリットを上げるでしょうか。

転職フェアには特有のメリットがありますので、そうしたメリットを正確に理解しておくことが転職活動をより効率的、効果的に進める上で大いに役立ちます。

この記事では転職フェアの利用方法やメリット、転職に活かするためのコツなどを徹底解説すると共に、東京で行われる転職フェア情報についてご紹介して参ります。

転職フェアとは?

転職フェアを一言で言うなら、多数の求人企業が一堂に介して行われる「大規模合同就職説明会」となります。

つまり転職フェアは合同説明会の一種です。

具体的な区分はありませんが、数社~10社程度が参加して行われる小規模な合同説明会はそのまま「合同説明会」と呼ばれ、通常転職フェアとは呼ばれません。

大型施設において多数の求人企業が参加し、多数の参加者を募る合同説明会イベントが「転職フェア」と呼ばれていると理解して頂ければ良いでしょう。

どんな場所でいつ行われているの?

この記事で後ほどご紹介する転職フェア情報は東京でのスケジュールですが、転職フェアは東京に限らず、全国の都道府県で行われています。

ただし、規模や頻度で比較すれば日本の企業が集積している首都東京で行われる場合が最も多いです。

転職フェアは春先や秋が特にシーズンと言えますが、東京では対象者を問わなければ、ほぼ毎月のようにと言って良いぐらい頻繁に転職フェアが実施されています。

東京での開催地ですが、新宿や渋谷といった交通至便な大型ターミナル駅近郊の施設で行われる場合が圧倒的に多いと言えます。

転職フェアは誰が開催しているの?

大会場で頻繁に開催を行っているのはDODA、リクルート、マイナビ、@Typeといった大手転職エージェント企業です。

実施にはそれなりのコストや宣伝費が要しますし、多数の求人企業を参加させる動員力も問われるため、必然的に大手企業による開催が多くなります。

大手転職エージェント以外の場合では東京なら「東京都」など、各都道府県自治体の雇用に関連する部局が主体となって、自治体会場に地元企業を招聘し、実施する場合もあります。

が、開催頻度としては大手転職エージェントには及びません。

転職フェアにはどんな企業が参加している?

転職フェアに参加する企業は、開催される転職フェアのコンセプトによって異なります。

例えば仮に「IT系企業転職フェア」が東京で行われる場合には、文字通り東京に本社を構えるIT系企業が中心に参加することになります。

また「Iターン・Uターン転職フェア」が東京で行われる場合には、Uターン、Iターン希望者を対象に東京以外の都道府県に拠点を有する多種多様な業界企業の他、地方自治体なども参加する場合があります。

転職フェアで特に求人企業側の対象が限定されていない場合には、様々な業界のベンチャー、中小企業から大手まで、採用意欲が大変旺盛な求人企業が参加すると考えて構いません。

転職フェアのメリット・デメリットは


転職フェアにはメリットもありますが、一方でデメリットも存在します。

転職フェアのメリットとデメリットを比較してみることにしましょう。

メリット

求人企業に直接会って、情報を得ることができる。

転職フェアのメリットとして真っ先に挙げられるのは、求人企業の担当者に直接会って話を聞けること、文字情報の求人広告だけでは得られない生の情報を得ることができる点です。

短時間で多数の企業の説明を聞くことができる。

転職フェアでは多数の求人企業が同じ会場内にブースを構えています。

そのため、求人企業の説明会を各社ごとに参加する場合より、はるかに効率的に多くの求人企業の説明をで聞くことができるのも大きなメリットです。

今まで知らなかった企業に巡り合える。

転職フェアに初めて参加した方々が口々に「特によかった点」としてあげる事項が、今まで自分が知らなかった、あるいは関心のなかった企業と巡り合える機会になることです。

転職フェア会場を回っていれば、自分が知らない企業や関心がなかった企業のブースが目に留まる場合があります。

ネット上ではあればわざわざアクセスして情報を取ろうと考えなくとも、転職フェアであれば気軽にブースに立ち寄れるため、「ついでに話を聞いておこう」と考える機会が必然的に増えます。

その結果、求人サイトを検索するだけであれば巡り合うことがなかった求人企業と出会え、そこが意外にも第一希望の転職先企業となる場合も多々あるのです。

フェアというオープンな雰囲気のため、質問も気軽に行いやすい。

転職フェアは求職者の方々と求人企業が多数会場に集結しているため、それなりの賑わいと喧騒があります。

シーンと静まりかえった会場で質問することは気軽に行えませんが、一定の喧騒があるオープンな環境のため、質問も気軽に行いやすくなります。

多数の参加者と参加企業の存在が大きな刺激になる。

特に東京の転職フェアには多数の参加者が来場します。

日時によっては受付前に長蛇の列ができることも珍しくありません。

また、転職フェアに参加している多数の求人企業側も一人でも多くの優秀な人材を獲得しようと必死に会場内で活動しています。

転職フェアではそうした多数の求職者と求人企業の真剣さによって、独特の熱気に会場が包まれるものですが、そうした熱気ある会場にいるだけでも孤独になりがちな転職活動にとって大きな刺激を得られます。

転職フェアに参加した方々は、転職フェアの雰囲気が刺激となってやる気が大幅に増し、その後の転職活動をより意欲的に取り組めるようになったと語る方々が決して少なくないのです。

デメリット

転職フェアにはご紹介したようなメリットもありますが、次のようなデメリットも伴います。

・参加できる日時や場所が限定される。

・対象者が限定されたり、定員があったりする場合があり、申し込んでも参加できないことがある。

・会場までの往復の交通費は自己負担となる。

・自分自身で積極的に行動せず、受け身の姿勢では全く成果は得られない。

転職フェアにはこうしたデメリットもあります。

しかしながら、こうしたデメリットを引き算で考えても転職フェアに参加すれば十分にお釣りがくるメリットが得られます。

会場までの交通費は負担ではなく自分への大切な投資と考え、積極的に行動することを心掛けることです。

そうすれば転職フェアに参加して良かったときっと思えるはずです。

転職フェアへの参加方法は?


では転職フェアに参加するにはどうすれば良いか、参加手順をご紹介致します。

検索サイトで「東京 転職フェア」で検索を行う

検索サイトで「東京 転職フェア」の二語で検索を行い、東京で行われる予定の転職フェア情報を得ることが第一ステップです。

大手転職エージェントは全国的に転職フェアを行っている場合が多いため、「転職フェア」だけで検索すると合、検索結果から更に東京会場の情報を探す手間が生じる場合もあります。

東京で探す場合には面倒でも二語で検索を行うことがオススメです。

日時・開催場所・参加条件を確認する

ヒットした検索先にアクセスし、東京で行われる転職フェアの具体的な日時、開催場所、参加条件などを確認します。

特に大事なのが参加条件の確認です。

転職フェアは「事前申込不要・出入り自由」となっている場合と、事前の申込みが必要な場合であったり、例えば「IT系企業転職志望者」等対象者が限定されたりする場合に分かれるからです。

事前申し込みが必要な場合には、サイトページ上に申込専用のボタンが通常設置してありますので、そのボタンをクリックし、画面の指示に従って申込み手続きを行います。

その後、必要に応じて受付番号などをプリントアウトし、保管しておきます。

事前手続きできる場合はできるだけ事前手続きを行っておく

転職フェアは事前申込み不要で当日出入り自由となっている場合でも、会場入場の際に手続きが必要な場合があります。

会場での入場手続きが必要な転職フェアはネット上でも事前手続きが行える場合がほとんどですので、事前手続きを行っておくことを強く推奨します。

当日会場で手続きを行おうとすると、時間帯によっては長蛇の列ができ、会場に入るまでに思わぬ時間のロスとなってしまう場合があるからです。

職務経歴書や履歴書は準備しておいて損はない

転職フェアは合同説明会であって、建前上面接の機会ではありません。

そのため、転職フェアでは履歴書や職務経歴書は通常不要となっています。

しかしながら、説明会に参加している求人企業によっては良い人材に会場で出会えたら、その場で一次面接を実施する場合があります。

そうした可能性も踏まえて、履歴書と職務経歴書も事前に準備しておくと尚良いと言えます。

当日はスーツで参加しましょう

出入り自由となっている転職フェアでは服装も自由となっている場合がほとんどです。

しかしながら、先程お伝えしたような一次面接が行われる可能性があることに加え、実態として、多くの参加者がスーツで来場しています。

私服だと浮きやすいので、当日はスーツを着用して参加することをオススメします。

転職フェアに参加する企業担当者に聞いた・転職フェアで好印象を残すコツ


転職フェアは場合によっては会場で一次面接が実施される可能性がありますし、一次面接に至らなくとも、求人企業側は自社ブースに立ち寄ってくれた参加者の中に良い人材はいないかという目で参加者を見ているのは確かです。

そこで毎年のように転職フェアに参加しているという人事担当者へ、転職フェアに参加した場合に好印象を残すコツを伺ってみましたのでそのコツをご紹介します。

笑顔ではきはきと受け答えしてくれる人物

人事担当者が強調していたのが、笑顔ではきはきと受け答えしてくれる人物が好印象になるということです。

無表情や暗い表情で参加していてはあまり印象に残りませんし、好感度は得られません。

話に集中できる人物

人事担当者が懸命に話をしている際、よそ見をしたり、資料を見るよう指示された場面でもないのに下を向いて資料を眺めたりしている参加者は、印象がとても悪くなると人事担当者は異口同音に語っています。

担当者が説明している際は、資料を見るより担当者を見て話に集中することです。

準備をしっかりと行ってきている人物

繰り返しとなりますが、履歴書や職務経歴書は転職フェアで必携とされていません。

しかしながら、万一必要となった場合を考慮して持参してきている人物は、準備万端で参加している意欲の高い人物、あるいは計画性が高い人物として人事担当者へ好印象を与えることができます。

転職フェアに参加し希望の企業に転職できた成功例

転職フェアに参加したことで、実際に転職成功を果たした具体的な事例をご紹介致します。

大手機械メーカーの転職に成功したA氏のケース

Aさんは大手転職エージェントを利用していましたが、そのエージェントから転職フェア開催のお知らせが届いたので参加することにしたそうです。

ただ、それほど期待していた訳ではなく、最初は情報収集だけが目的だったと言います。

会場を回っていたところ、ブース内に展示されていた海外で活躍している社員の様子を撮影した多数の写真に目を奪われ、吸い込まれるようにブースに立ち寄った先が転職先となった大手機械メーカーでした。

ブースにいた人事担当者はAさんの意欲を感じ取ったようで、担当者の方も熱意をもってAさんへの説明と質疑応答に臨んだところ両者は意気投合し、急遽一次面接が会場に設けらていた個別相談ブースで行われることになりました。

その際、Aさんはその機械メーカーについて転職先として検討したことは一度もなかったことや写真に目を奪われたこと、説明を聞いていて大変関心が高まったことを率直に伝えたそうです。

この点についてAさんは、転職フェアというオープンな環境でほどよい喧騒があったことなどから緊張せず、リラックスして面接に臨めたこと、そのため気負いがなく、自然体で自分の考えをありのまま機械メーカーへ伝えることができたことがかえって良い結果に結びついたのではと語っています。

後日Aさんに改めて機械メーカーから連絡が入り、役員面接への応募を打診されたのでそれを応諾。

見事役員面接もパスし、全く検討していなかった大手機械メーカーへ現職を超える年収条件で転職を果たすことに成功しました。

Aさんのように転職フェアで初めて出会った企業が運命の転職先となる場合もあります。

皆様もそうした運命的出会いとなる企業と巡り合えるよう、転職フェアに出来る限り参加することをオススメします。

東京で開催予定の転職フェア情報

東京で開催される予定の転職フェアで確定している情報をご紹介します。

尚、詳細は各転職フェアを主催している企業や組織へ必ずご確認ください。

長く働きたい女性のための転職イベント

 ・4月22日(土)
 
 ・渋谷ヒカリエ

https://woman.type.jp/s/event/

東京IT業界就職説明会

・4月27日(木)

・ (株)エンライズコーポレーション 東京本社

http://www.it-careerforum.com/schedule/tokyo02

クローバー就職フォーラム(障害者の方を対象とした就職フェア) 

 ・05月13日(土)

 ・東京ビッグサイト

http://www.clover-navi.com/forum/

DODA転職フェア

 

 ・7月6日(木)~8日(土)
 
 ・東京ドームシティー プリズムホール

https://doda.jp/