この仕事向いてないのかな?と感じた時の対処法


疑問 男性

もうすぐ今の仕事に就いて3年目なんだけど、この仕事向いてないのかな?と思う時があるよ・・・。

女性

よく会社を辞めたくなるタイミングとして言われるのが「3日」「3週間」「3か月」そして「3年」。いろいろなことが辞めたくなる圧力として加わり、ブルーな気持ちになりやすいんですよね。

疑問 男性

最近の若い者は」ってよく言われるけど、すぐに辞めて転職するより、やっぱりある程度はがんばったほうがいいのかな?

ポイント 女性

今回は、入社して3年経たない中で辞めたくなった時にどうするべきなのか考えてみましょう。転職したい人におすすめしたいサービスもご紹介しています。

向き不向きの診断期間・・・辛くてもとりあえず3年間は耐えるべき?


昔から言われることに「新人で入った会社は石にかじりついてでも3年は辞めずに耐えろ!」という言葉があります。

すぐに辞める人は、こらえ性がない、根性がない、使えない人間だと思われて転職もできない、ということが理由にあるのですが、実は新卒採用が「3年以内に三割辞める」というのは30年前のバブル期から変わっていません。

大卒者の3年以内の離職率の推移を見ても、30%前後でずっと来ています。一番低かったのはバブル絶頂期に就職した組の三年間(平成4年)ですが、それでも今と5%ちょっと低いだけです。

ポイント 女性

こうしてみてみると、「最近の若い者はなっていない」というのは全く当てはまらず、それを言っている今の上司世代だって三割辞めているのです。ですから、そういう価値観の老害はいつの時代でもいるのだと生暖かく見守りましょう。

少なくとも「今の若者は軟弱だと思われるから3年は耐えろ」というのは間違っていて、そういう人間が若いころから変わっていないことになります。それを理由に耐えることはありません。

筆者が昔勤務していた会社も中途採用で今の50代〜60代の管理職がたくさんいましたが、彼らも新卒から三年以内に転職してきていたようです。中には、放蕩過ぎて偉い人の丁稚扱いで、我が社に出向してそのまま捨てられてなぜか社員になり、理事まで駆け上がった人間もいました。

仕事が向いていないと感じたら辞めてもいい?


疑問 男性

上司の世代が新人だったころと比較しても、今の新入社員ははるかに多くのことが求められているし、ストレスの種類も増えているよね。

ポイント 女性

一番危惧するのは、耐えすぎて心身共に疲弊してしまうこと、端的に言えば、うつ病などの精神疾患になってしまうことが怖いですね。

心身に影響が出る前に辞めるという選択も

うつ病など精神疾患に罹ってしまうと、100%治ることは難しいと言われます。しかも、ある程度回復して職場復帰できるようになるためには「数年単位の療養」が必要になります。1年も2年も何もせずひたすら寝ていないと、動くことすらできなくなってしまいます。
普通なら脳から出ている神経伝達物質が分泌されなくなることで、精神疾患は引き起こされます。うつ病は甘えなのではなく脳の病気なのに誰も責任を取ってくれません。労災を勝ち取ろうとしても会社は妨害しますし、そもそもそんな行動力がゼロになってしまいます。

こうなると、順調なキャリアどころか、まともな生活や結婚なども難しくなります。耐えすぎると、自分の将来そのものを失ってしまううえ、誰もそれを補償してくれないわけで、「仕事向いていない」「この会社やばい」と思ったときには、即刻脱出の方法(つまり転職の可否)を考えるべきです。

職場の友人も仲のいい先輩も、もちろん人事課長も産業医も誰も助けてくれません。自分の身は自分で守るしかなく、自分が壊されるくらいならば、2年目、3年目でも転職を考えるのは至極真っ当な判断なんです。

向いていない仕事に長く耐えすぎてうつ病を発症した経験

ちなみに筆者の職場では、同期9人のうち6人が入社3年以内に辞めてしまいました。かなり追い込まれての辞職ではなく、「この仕事向いていないから」くらいの理由でテンポよく辞めていったのを覚えています。
一方、筆者は10年目にしてうつ病になり多くの時間と健康を失い、最後は産業医から「自殺されると迷惑だから」と突き放されました。どっちの対応が賢明だったかは明白ですよね。仕事向いていないと思ったら、さっさと転職するのがいいんです。

筆者は耐えましたが、誰も助けてくれませんでした。一番仲良かった先輩からも「今思えば体を張ってでも辞めさせればよかった」と言われますが、会社の「歯車」になってしまった人は結局リスクを冒せません。だから、自分でスパッと判断するしかないんです。

「仕事向いていない」と感じる瞬間には4つのパターンがある


それでは、実際に「仕事に向いていない」「辞めたい」と思う瞬間について考えてみましょう。

  • 上司から仕事を評価されない、褒められない
  • 同僚と同じ仕事をやっているのに同じ時間でこなせない
  • 同僚や職場の派遣、アルバイトとのコミュニケーションが取れない
  • 飲み会や忘年会、懇親会等が辛い

上記のような瞬間に、「仕事向いてないな・・・」「今の仕事辞めたいな・・・」と思うことが多いでしょう。

飲み会が辛い人も、学生時代の友人たちだったら問題なく飲みに行ける、という人もいるでしょう。職場、特に飲み会では「酒の肴」にすべく新人がターゲットになりがちです。そこでうまくかわせない人は「自分はコミュニケーション能力がない。向いていない」と自責の念にとらわれるかもしれません。
残念ながら、利害関係抜きに付き合えるのは学生時代の友人までです。仕事向いていないと思った場合、それ以上自分の力ではどうすることもできないケースもあります。
ポイント 女性

「仕事向いていない」と思うときは人それぞれですが、おおまかに分けて4種類のパターンがあります。原因によって対処法も異なりますので、どれに該当するのかよく見極めてください。

①仕事の内容や職種が向いていない

同じ会社であっても、部署によって仕事内容は様々です。
営業の仕事に向いている人が、いきなり総務や人事に配属になった場合、部屋にこもってひたすら事務作業するのに耐えられないこともあります。

スペシャリスト志向、スペシャリスト適性のある人が、ゼネラリストを求められるとこのミスマッチが起きてしまいます。

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②会社の気風や慣習が向いていない

同じ業界であっても、会社によって文化やカラーが違います。
例えば銀行。赤い銀行、青い銀行、緑色の銀行では社風が異なります。
もっと言うと、緑の銀行は高貴でお高くとまった銀行と体育会系シバキ主義の銀行が合併しました。どちら出身者が頭取や上司になるかでかなり雰囲気が違っていたようです。

会社の社風、カラーに合わなければ適応できず、それがストレスになり辞めたくなってしまいます。仕事向いていないというより、この会社向いていないのケースです。

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③業界や業種に向いていない

金融業界やマスコミなどは業界的に向き、不向きがあります。仕事内容で評価されたいと思っても、まったくその仕事が受け付けないというケースもあります。
就活の際の業界研究が甘かったと言われればそれまでですが、勤務スタイルや生活リズムは「業界の掟」の前では個人の努力によってどうにもならないレベルの問題です。

もし、この業界に向いていないと思ったら、一日も早く別の業界へ転職するのをおススメします。ここで耐えても、心が持たなくなると思います。

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④企業に雇われて働くこと自体に向いていない

会社員や公務員など、給料をもらって働くこと自体に向いていない人もいます。勘違いしないでいただきたいのは「働くのに向いていない」=「ダメ人間」「価値が低い」ではないということです。
たとえば、プロ野球選手は会社員ではなく個人事業主です。解雇され第二の人生を歩むことになった彼らが会社員になったものの、適応できず悲惨な末路を辿っているようなことを紹介する番組もあります。
会社員ではなく自分で事業をする方が向いている人も絶対いるんです。

だから、そう感じた場合は自分で生計を立てられる事業計画を作るのをおススメします。会社員に向いていない人は何度転職しても「仕事辞めたい」「仕事向いていない」と思うでしょうからね。

「甘え」と突き放すのはパワハラ?管理職の責任放棄の常套句


疑問 男性

「仕事が向いてないから辞めたいというのはお前の『甘え』だ」と怒鳴る上司もいるらしいね。でも、いくら耐えても会社から見返りはないし何かあった時には切られちゃうなんて理不尽だよ・・・。

なんでも従うことは「勤勉」ではありません。
「甘え」という言葉を口に出した人間こそが、責任を取らず甘えているわけでそういう人の言葉は無視してもいいくらいです。
本当に甘えているかどうかはご自身が一番よくわかっているはずです。ただし、学生時代の友人で、仕事上の利害関係がない人がいうのであれば、その人からのアドバイスは聞く耳を持ってもいいでしょう。

筆者自身の経験もありますが、職場の先輩や上司は身を呈して何かすることはなく、基本保身をする人です。彼らにも生活があるので仕方ないので、ここはドライに考えてもいいでしょう。

向いていない仕事を辞める⇒転職活動の前にできること

だからといって、「仕事向いていない」→「じゃあ即転職活動だ!」と安直にやってしまうのは危険です。せっかく新卒で就職したカードを捨ててしまう前にできることをしましょう。

部署を変えてもらうよう人事部に相談する

具体的には、「向いていない理由①仕事の内容や職種が向いていない」のケースなら、部署が変わることで解決されるかもしれません。人事担当者や人事課長と面談する機会を持って、「今の部署の仕事は自分には向いていない」ことを具体的な理由を持って伝えましょう。

筆者の経験上、その部署に一年以上在籍していればその後のキャリアに傷をつけずに(マイナス評価なしに)異動できるはずです。移動させずに精神を病み、診断書を突き付けられ、訴訟を起こされるリスクの方が人事は嫌がりますから。

ただし、

  • 同じパターンで異動願を何回も繰り返す
  • 新卒数か月で異動願を出す

とマイナス査定になるかもしれません。今回は、2年目~3年目の人向けの記事ですから、その辺のマイナス要素はクリアできますし、最初の一回目の異動願ならば聞き入れてくれるでしょう。向かない部署から解放されれば、本来持っていたパフォーマンスを発揮できるはずです。

会社や業種が合わない場合は転職を検討する

一方、向いていない理由②〜④の場合は、やはり会社から離れるしかないでしょう。そうしないと心と体を病んでしまいます。新卒三年以内であろうと自分の体は自分で守るしかないわけで、さっさと転職に舵を切るべきです。

    1. 異動で解決できるのであればまず異動願を出す
    2. 心身に不調がなくて「向いていない」と思った場合、転職活動を徐々に開始する
    3. すでに体調不良にある場合、即刻退職するか休職する

の三段構えでいきましょう。
就職して2年目、3年目であれば、数か月〜一年間「休職」することも可能な場合があります。休職してしまうとその後のキャリアは絶望的になりますが、会社によってはその間も一定額の給与が出るケースもありますし、心身の調子を回復させるための「時間稼ぎ」になります。休職しても「在職中」なので経歴の空白にもなりません。

ポイント 女性

もう戻らないと腹をくくったら、休職制度を使って時間稼ぎ&転職活動も可です。会社は守ってくれないのだから、このくらいは許されると思い切ることも大切です。

「この仕事向いてないな」と思ったときにおすすめしたい相談先


「仕事向いていない」と思ったときの相談先ですが、会社の先輩や上司、人事部があてにならないと判断した場合、以下のような外部のサービスを利用するのがおすすめです。

EAP(Employee Assistance Program)

会社によっては従業員のメンタルヘルス対策で、専門の相談機関と提携していることがあります。EAPはその代表的なもので、相談しに行ってもいいでしょう。情報が洩れるのでは?と危惧する人もいますが、情報漏洩が発覚すればそのEAPは潰れます。そこまでは気にしなくていいでしょう。

ただし、適格なアドバイスをもらえるかどうかはわかりません(筆者の経験では高田馬場のEAPは「粗悪」と言っていい対応でした)。しないよりマシ、くらいに考えておきましょう。

労働相談

労働組合や自治体がやっている労働相談を受けるのも一つの方法です。ご自身の会社の労働組合や加盟しているところの相談でも構いません。ただ、有用なアドバイスが受けられるか不透明ですし、転職のきっかけにはならないかもしれません。

名ばかりの「御用組合」であれば相談しない方がマシですしね。

ハローワーク

ハローワークに相談する手もあります。ハローワークは必ずしも今仕事がない人向けだけではなく、転職を考えている人の相談にも乗ってくれます。
ただ、ハローワークの場合、相談員の当たり外れが大きく、ベテランで能力がある人に相談できるかは運です。

中には公務員として使えずにハローワークに捨てられている人もいると聞きます。そういう人に相談に乗ってもらっても辛いですよね。
あくまで時間があるときに行ってみてもいい、くらいの認識でいましょう。

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転職エージェント

これがおススメです。転職エージェントに登録して、専門のコンサルタントに聞いてみましょう。転職エージェントは「転職させ屋」ではありますが、転職先ですぐに退職されるとマージンが入らないので、転職希望者の市場価値を慎重に見極めることができます。
その人が「甘え」なのか「今の部署に向いていないのか」、「その会社がブラックなのか」などを経験に基づいて判断します。一刻でも早く転職すべきとなれば、そういうアドバイスとともに動いてくれるはずです。
ハローワーク職員は相談に乗っているだけでお金がもらえますが、転職エージェントは「転職させて」「なおかつ一定期間定着させないと」一円ももらえない職業です。

だから、転職希望者について真剣に考え、適切なアドバイスを出します。転職エージェントへの登録や相談にはお金がかかりません。仕事したくないと思っている人は、一度辞める前に、転職エージェントに相談することをおススメします。

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転職サイトや転職エージェントに登録することで心の安定につながる


転職を本気になって考えなくても、今の職場を100%のめり込むのは良くないです。知らない間に心身を病んでしまうかもしれません。
ですから、2年目、3年目の人でちょっと不満があるくらいでも、試しに転職サイトに登録してみてはいかがでしょうか?具体的な求人内容や待遇を見て「やはり自分の会社はおかしい」と思うかもしれませんし、「この業界自体がブラックだ」「もう少し今の会社でがんばってみよう」などいろいろな考えが出てくると思います。

一つの考えに凝り固まらず、代替の選択肢を用意しておくと精神的に楽です。もちろん、転職エージェントに登録していろいろ相談するのもアリです。
「2年目、3年目(新卒三年以内)」で「一回目の転職」の場合、「第二新卒」扱いで、転職できます(新卒求人に応募できることもあり)。

日本の企業社会は「新卒カード」が最高で、あとはダメと言われてきましたが、今は若いうちの最初の一回はチャラにできるように変わってきました。むしろ四年目以降は「経験者採用」「キャリア採用」の要素が出てきます。向かない業界に転職しても意味がありませんから、2年目、3年目に「仕事向いていない」と思ったら転職を考えるのは、こらえ性がないのではなく、極めて理にかなっているんです。
そのために、少し準備を始めてもいいと思います。当サイトで紹介している転職サイト、転職エージェントはどこも安心しておススメできる実績のあるところばかりです。ぜひ関連するページも読んでみてください!

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今の仕事向いてないのかな?と感じた時の対処法 まとめ

  • 仕事向いていないと思ったときには無理に耐える必要はない
  • 耐えた結果精神を病んでしまったら取り返しがつかなくなる
  • 「三年で三割辞める」のは30年以上変わっていない
  • 最近の若者は・・」は老害の戯言と思って無視する
  • 職場の人の「お前は甘えている」は彼らの保身術に過ぎない
  • 「今の部署」「今の会社」「今の業界」「会社員」どれに向いていないのかをよく見極める
  • 今の部署に向いていないならば異動を願い出ることで解決できるかも
  • 職場ではない第三者の相談窓口の利用もOK
  • EAPやハローワーク以上に転職エージェントに相談するとよい
  • 常に転職ができる準備をしておくと心が軽くなる
  • 2年目、3年目ならば「第二新卒カード」が使えるのでまだ大丈夫!
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