クラッシャー上司【サイコパス上司】の特徴と対策！本気で潰される前の撃退方法

ジョブシフトはクラッシャー上司を認知させたい！ということでTwitterで企画したところ物凄い反響がありました！

以下の内容を踏まえて記事内で解説していきます！

【図解】クラッシャー上司に気をつけろ！

平気で部下を追い詰める人間兵器である

・サイコパス上司はメンタル強すぎ
・仕事ができるから超厄介・やめさせれない
・相手の痛みが理解できないから自分を変えない

※松崎一葉さんの著書で一気に共感されて言葉が浸透しました https://t.co/y2KYGHONQn pic.twitter.com/hNCZ4ttD55

— ジョブシフト中の人＠ブラック企業絶許。お仕事ハック。 (@jobofojob) 2018年12月12日

※ブラック企業大賞もノミネートが発表されてどんどんブラック企業やパワハラも認知が広がってきました。

もしこういう人間がいて周囲に存在を伝えるのにクラッシャー上司という言葉を周りが事前知っていたら説明とか楽になるだろうなと思ったら拡散ポチッとお願いしますm(_ _)m

この言葉を生み出した　著書松崎さん　クラッシャー上司

あなたはクラッシャー上司【サイコパス上司】がどんな上司を指すのか知っていますか？

「クラッシャー上司」という言葉がありますが聞いたことありますか？

クラッシャー上司？

その名前の通り、部下をクラッシュ（潰して）しまう上司のことです。

パワハラ上司とは違うのですか？

単にパワハラをする人間ならば会社側が処分（左遷、降格）してしまえばいいのですが、クラッシャー上司にはそれをしにくい事情もあるんです。

なるほど。パワハラ上司より大変そうですね…

はい。というわけでここでは、クラッシャー上司について焦点を当てて、その対処法を考えたいと思います。

上司に関しては上司殺すや上司のパワハラといったのもかなり検索されていますのでこちらも参考にどうぞ

クラッシャー上司【サイコパス上司】の特徴※こんな人には注意！

クラッシャー上司にはいくつか特徴があります。

クラッシャー上司は自分のペースで、そして自分が仕事しやすいように部下を潰していきます。

クラッシャー上司は周りからみた仕事ができるから厄介

「なんでこの人を上は評価するんですか？明らかに部下潰しじゃないですか？」

「君の立場だとそうなんだけど、俺の立場だと結果を出す頼もしい奴に見えるんだ」

この会話は、私が新卒2年目の時に、当時の課長に別の部署で「部下潰し」と言われた人について意見を伺ったときのものです。
課長曰く、結果をそのクラッシャーは出すのだから、上は評価せざるを得ないとも・・・。

これが単なるパワハラ野郎とクラッシャー上司の違いなんです。

そう、クラッシャー上司は仕事ができるんです。

クラッシャー上司は部下を潰しても悪意はない

通常のパワハラ上司の場合「こいつが気に入らない」「こいつの態度を改善してやる」「こいつを懲らしめてやる」という明確な「悪意」がありますが、クラッシャー上司はそれが当たり前なので、善意も悪意もないんです。

彼らは他人の苦境や感情が理解できないんです。
そして、部下を酷使させ、結果は出すので、上からは評価されてしまいます。
言いにくいようなことも（感情がないので）、平気で言えるため「憎まれ役」も買って出てくれます。

上（経営者層）からすると、クラッシャー上司が良心の呵責なく部下を潰しながら結果を出すので、自分の手が汚れず都合がいいんです。
当然、クラッシャー上司の人格がおかしいことは知っています。

しかし、新卒社員の1人や2人が壊れたところでいくらでも替えがききますが、クラッシャー上司がいなくなると結果が出ないので、「余人をもって代えがたい」状態になっています。

要は、クラッシャー上司は精神的におかしい「サイコパス」なんですが、「結果を出す」「仕事ができる」という会社組織からすると、評価せざるを得ない立場を意識せず築いてしまっているんです。

クラッシャー上司は物事の軽重がわからない

クラッシャー上司は、部下が潰れて、うつ病などになってもなんとも思いません。

私をうつ病にした（※）、あの部長もサイコパスなクラッシャー上司でした。
詳しくは私がうつになった経緯を呼んでいただければと思いますが、私が休職をするときに診断書とともに面談をしたのですが

「それは大変だな、まぁゆっくり休め」
で終了です。
まるでインフルエンザで2，3日休みます、と言ったときと同じ感覚です。

そう、その部長Aには、うつ病で休職をした私のキャリアがなくなることも、そうなった理由が自分にあるかもしれないことも、理解できないんです。

そういう人の今後について、思い遣る感情が初めから欠落しています。
しかし、理事にもなったわけで、人を使いつぶして、自分のやり方を通して結果を出し出世していきました。とんでもない人間ですね。

この部長Aの事例から見ても、クラッシャーは感情がおかしく、何が人間にとって大切なのかを理解できません。

会社によって障害者手帳を持たされた私ですが、こういう部長Aにこそ「感情がわからない障害」で手帳を持たせて障害者雇用（つまり安い賃金で働かせる）させればいいのに、と思います。

クラッシャー上司対策や撃退法は？退職に追い込む方法はある？

クラッシャー上司はなまじ能力というか、結果を出すので上としても切るに切れないというジレンマがあります。新人が潰されても、上司を残した方が結果が出るからです。人としてはあり得ないのですが、会社組織としてそういう人間に頼らざるを得ないというジレンマがあります。

つまり、積極的に会社がクラッシャー上司を排除することは期待できず、自衛しなければならないということになります。

クラッシャー上司本人には自覚がない！

クラッシャー上司には自分が部下を潰しているという自覚がありません。
なので、残念ながらサイコパスは、努力や指導によって治ることはないのです。

脳に電流を流すとか、ロボトミー手術をするとか、外科的にショックを与えれば変わるかもしれませんが、今の医療倫理はそれを許しません。
第一、本人が「自分は異常だ」と思っていないわけですから、病院へ行くわけがありません。

犯罪心理学者のロバート・D・ヘアという人は「反社会的人格」として「サイコパス」を以下のように定義しました。

まさにクラッシャー上司そのものです。
人格はそう簡単に変わりません。

ブラック企業の洗脳研修のようなことをすれば変わるのかもしれませんが、自頭が優秀なのでそもそもブラック企業には入らず、ホワイト企業で多くの人の人生を狂わすことになります。

クラッシャー上司を懲戒解雇や刑務所に放り込むところまで追い込めれば別ですが、なかなかそこまではできないので、結局自分の身は自分で守るしかありません。

クラッシャー上司に潰される前に！対策法７つ【画像は６つ】

1．周囲にすべて情報を流して巻き込む

その人物がクラッシャーであることはおそらく社内でも知られているはずです。

何かされたら、ことあるごとに同僚やかつての（まともな）上司にメールなどで報告し、情報を共有させましょう。

とくにかつての上司は、見て見ぬふりをして、潰されてしまった場合、道義的責任になるかもしれず、きっと人事などに働きかけをしてくれるはずです。

自分で抱えこまずに、積極的に周囲を巻き込んで道連れにする、このくらいの姿勢でいないとクラッシャー上司に対抗できません。

周囲の人がクラッシャー上司に白い目を向け始めれば上も動かざるを得ないでしょう。

2．クラッシャー上司の行状をすべて記録する

ICレコーダーなどでクラッシャー上司の発言を録音する、メールを印刷して取っておく、行状をメモしておく、要は残業代の不払い請求の時に役に立つことを、クラッシャー上司についても行います。

もう、これで訴訟が起こせるくらいのあらゆることを記録しておきます。
それを「何とかしてください」と人事にたたきつけましょう。

パワハラやコンプライアンスが叫ばれる昨今です。
さすがにこういう証拠を出されたら人事も動かざるを得ないでしょう。

3．関連機関に相談する

会社が加入しているEAPや、労働相談窓口、自治体の社労士や弁護士相談に行きます。
具体的な戦い方、身の守り方など専門家の指示を仰ぎましょう。
人事や経営者への訴え方なども教えてくれるかもしれません。

4．クラッシャー上司から逃げる・関わらない

人事に移動願を出したり、「もう無理です」と訴えたりして逃げる方法です。

社内でのキャリアはマイナスになりますが、うつ病で療養、休職した方が（つまり私のようになると）、もっと、もっと、マイナスです。
一回くらいならば会社も白旗を上げれば許してくれるはずです。

いちばん避けなければならないのは、本当にクラッシャー上司に潰されて、うつ病などになってしまい一生を台無しにしてしまうことです。
これだけは絶対に避けなければなりません。

5．転職をする

人事に訴えると「この根性なしが！」と言われて（つまり「クラッシャー人事」）、キャリアがダメになってしまうような会社にいる場合、転職をするのがいいでしょう。
その会社にいても結局同じようなクラッシャー上司その２にあたるかもしれません。

理不尽な残業を強いられている場合は、全部記録して退職願とともに、未払い残業代請求をするのもお忘れなく。

6．訴訟を起こす

「2」で書いたようにクラッシャー上司の行状を記録しているのであれば、一気に訴訟で叩き潰すという方法もあります。
相手はサイコパスなのですから、相手の家族や子どもが訴訟でどうなろうが知ったことではありません。

実際は裁判まで行くことは少なく（2割くらい）、その前に「調停」や「あっせん」で解決が図られます。
裁判所や公的機関が仲介すれば、人事も悪いようにはできないでしょう。

訴訟を起こすならば、クラッシャー上司の人生をクラッシュさせるくらい徹底的に、こちらから潰しに行きましょう。

相手は反社会的性格の脳に異常がある欠陥品です。
躊躇する必要はまったくなく、刺し違えてもダメで、こちらが法や公権力でクラッシャー上司を処刑するくらいの気持ちで徹底的に行きましょう。

7．サイトやSNSに投稿する

当サイトように拡散させれるサイトなどに内部告発ならぬ外部告発をやってみてはいかがですか？

ムカつく体験をお金に換え、広く世の中に周知啓蒙できれば、同じような目に遭う人が減るかもしれません。

例えばこのサイトでは、理不尽な経験の体験談などを募集しています。

なお、自分のSNSに「【拡散希望】～」などと書いて、クラッシャー上司の悪辣行為をさらすのは諸刃の剣です。

「名誉棄損」や「業務上○○」になるケースが0ではないからなのですが、逆にSOSを誰かが気付いてくれるかもしれません。

しかし、こんな形でSOSを発信しなくても済むように、クラッシャー上司のことは関係する人に「1」の情報共有をさせて、みんなを巻き込んでおくのが大切なのがわかりますね。

「クラッシャー上司　対処法」などで検索すると

• 「広い心をもち上司を理解する」
• 「上司も人間だと理解する」
• 「仕事ができるようになり見返す」
• 「相手をおだてて感情をよくしてもらう」

などが書かれていますが、そんなことできないから多くの人が潰れていったわけです。
異常者のために忖度するなんて、余計ストレスがたまりうつ病などのリスクが高くなるだけです。

実際にクラッシャー上司に潰されたことがない人のアドバイスなど所詮理想論です。
一度潰されてしまえば、職場でのキャリア、一生治らない精神疾患、年単位の療養、障害者手帳・・すべて個人で引き受けなければならないんです！

「自分が潰されないため」には（合法的に）できるあらゆることをしましょう。
相手の家族とかそんなのはどうでもいいんです。

クラッシャー上司【サイコパス上司】のSNSでの反応

私の休職原因がまさにこのクラッシャー上司、転勤もさせてもらえず、仕方なく、で、私が休んでる間は別の人間にパワハラ中で、その人から助けてってメール来たりする。そしてそこへ復帰とかむーりー

— ちっち＠どっかの教員 (@SJSnPFJh9g7CNGd) 2018年12月15日

クラッシャー上司が部下を壊すみたいな話は枚挙に暇がないけど
クラッシャーメンバーが、マネージャーを壊すのもよく見る。

優しい人がチームのために本当にサーバントになってしまい、そこにつけ込んだ耳文学マネージメント論を持つメンバーがマネージャーを追い込む

マネージメントも人間ですよ

— 広木 大地/ エンジニアリング組織論への招待 (@hiroki_daichi) 2018年11月7日

全員ではないけど、前の会社偉い人ほどこのタイプの人多かった印象。某取締役員さんが俺は部下を○人潰したんだぜって飲み会で自慢気に言ってて中々衝撃受けたんだけど企業風土なのかなぁ。
今の会社は未知数だけど、企業人である限り一定数はいそう。 https://t.co/48hBrRSgOU

— おしごとちゃん（＾ω＾） (@oshigoto_chan) 2018年12月12日

前の職場にいたサイコパスクラッシャー上司体験談

私は実際にその人の下にいたことはありませんが、あまりに有名なクラッシャーBの事例を書きます。

実際には部下を酷使するのですが、社畜体質の部下を狙うので、社畜は残業代を請求せず、上からは「残業させずに、しかも会社のお金を使わずに結果を出す人」となり、（実際には問題児と認識されていますが）降格などがさせられないんです。

しかも、度重なる問題で、出向させられても、そこで新しい知識を吸収し、人脈も持ってきてしまうので、切れ者なのは事実なんです。
だから厄介なんです。

私が知る限りのクラッシャー遍歴を見ていきましょう。

1．支店A
課長として赴任。
補助金事業を3つ同時に行い、部署を半壊させる。
直属の主任のメンタルをクラッシュさせる。
それを引き継いだ後任もメンタルを破壊される。移動後、再生に3年かかる。

2．支店B
支店長として赴任。
部署を完全に崩壊させてしまいます。
異動を願い出た部下多数。心を破壊される人多数。

既存業務と並行して

1. やらなくてもいい補助金事業で誰も見ない消費動向調査を行う
2. やらなくてもいい組織体制改革を行い、役員を1.5倍にする
3. 本当にやらなくてもいい自治体事業の委託請負をする。自治体からの委託料よりも、そのための専任社員の人件費の方が多くなる。

しかも実務は全部下に放り投げて、Bは夏休みを1か月間取ってその間出勤しませんでした。
部下は夏休みをとれません。

1. 良心が欠落している
2. 他者への共感力が低い
3. 責任感がない
4. 罪悪を感じない

まさにサイコパスそのものでございます。

結果、部署の人数が倍近くになり、元に戻るまでに6年かかりました。
いや、委託事業が戻せていないのでまだ被害がありますね。

3．出向その1
1つの支店を崩壊させたため、（ただし本業の成績は出ているため）、降格にさせられず外部出向しました。
ここでは比較的おとなしかったようですが、頭を冷やして心を入れ替えたのでしょうか？

4．支店C
心を入れ替えられるはずもなく、また悪事を企画していたようですが、取引先の偉い人が異変に気付き、社内上層部に訴えた結果、1年で飛ばされます。
危ない、危ない。C支店は何とか崩壊させられずに済みました。

5．出向その2
お仕置きのため再度の出向になります。
しかし出向先ではかつての知り合いがいたようで、徒党を組んでよからぬことをしていたようです。

6．支店D
現在絶賛崩壊中。
出向その2の人脈を使ってさっそく補助金事業を行い、若手を1人クラッシュさせてしまいました。
あと何人犠牲になるのでしょうか？

以上、クラッシャー上司（サイコパス上司）についてその対策を述べさせていただきました。

繰り返しますが、サイコパスは情がわからないので、配慮や気遣い一切無用。徹底的にこっちから潰すか逃げるしかありません。

そういった場合退職代行というサービスがあることを知っておいてください。

クラッシャー上司【サイコパス上司】の特徴と対策とは？　まとめ