以前働いていたけど、うつ病や対人恐怖症で長らく引きこもりをやっていた。

でも最近は調子がいいから、そろそろ再就職したいとお考えですね。

 

社会人としてのブランクが長いと、なかなか再就職が見つらないのでは?と不安に感じますよね。

たしかに伝え方次第では、ブランクなしの人より動きにくい側面はあるかもしれません。

 

しかし上手に就職活動すれば、引きこもりだった人でも就職先を見つけることは可能です。

この記事では引きこもりの人が就職活動する際に役立つ、求人の探し方や選び方について詳しく解説します。

 

今後こそ引きこもりを卒業したいと決心された人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

■引きこもりからの就職!未経験でも就職できる?

はじめに、現在引きこもりの人でも再就職はできます。

引きこもりになった原因や、現在の年齢によっても選べる仕事は変わってきますが、仕事に就くこと自体は可能です。

 

もしあなたが何かの業務に関して実務経験を持っているのであれば、より再就職を見つけやすくなるでしょう。

 

未経験の分野でも広く人材を募集している企業は少なくありません。

年代や所有している資格などでも異なりますが、一般職ならほとんどの仕事に就くことができます。

 

もちろん、面接での自己PRや熱意の伝え方によって採用の可否は左右されますが、それは引きこもりか否かは関係ありません。

 

自分がその企業で何ができるのか、なぜその企業を選んだのか。

それらの気持ちを採用担当者にどれだけダイレクトに伝えられるかが、再就職できるかどうかのポイントになります。

 

■引きこもったままでも仕事ができる在宅ワーク

とはいえ、再就職できればどんな仕事でもいいというわけではありませんよね。

仕事を離れていたブランクが長いほど、再就職に伴う不安も大きいものです、

 

・仕事を上手くできるだろうか

・人とスムーズに話せるだろうか

・病気が悪化しないだろうか

 

など、気になる点はひとそれぞれでしょう。

長期間引きこもりをやっていると、自分が思っている以上に体力が落ちているケースがあります。

そんなとき、いきなり外で働くのは不安になるかもしれません。

 

そんな不安を解消するのにオススメな仕事が「在宅ワーク可」や「リモートワーク可」の求人です。

 

WEBサイトの運営やネットショップの運営など、最近は自宅でもできる仕事が増えています。

これらの仕事の多くは「業務委託」として契約することが多いですが、アルバイトや正社員での求人も少なくありません。

 

ネットショップ専門の求人サイトなども出てきているので「引きこもりを卒業したいけど外で働くのはちょっと不安」という人は、参考にしてみてください。

■引きこもりが再就職を探す方法

在宅ワークも含めて、引きこもりから再就職先を探すための方法についてご紹介しておきましょう。

ざっくり「転職サイトを使うんでしょう?」と思っている人も多いかと思いますが、転職サイトや転職エージェントにもさまざまな種類があります。

 

転職サイトと求人サイトでも掲載される仕事のジャンルは違いますし、ハローワークやジョブカフェなどの支援サイトも忘れてはいけません。

 

すべてを挙げるとキリがないので、代表的なサイトやエージェント・施設をピックアップしていきましょう。

◆転職サイトと転職エージェント

転職支援のサイトには大きく分けて「転職サイト」と「転職エージェント」の2種類があります。

それぞれの違い以下の通りです。

 

転職サイト

求職者と求人元企業が、メッセージなどで直接やり取りをしてマッチングするサービス。

 

転職エージェント

求職者と求人元企業の間に仲介としてエージェントが入り、お互いの条件にマッチして斡旋紹介するサービス

 

○オススメの転職サイト・転職エージェント

・マイナビエージェント(初心者にも広く対応する大手転職エージェント)

・リクナビエージェント(全国対応の人気エージェント)

・リクナビNEXT(転職登録者数1位の実績)

 

とりあえず登録しておくべきなのは、この3つです。

その他にも多くの転職エージェントや転職サイトがありますが、好みに合わせて利用してみてください。

 

転職エージェントや転職サイトはいくつ登録しても問題なので、気になるところは積極的に活用していきましょう。

どのサイトも利用者側に費用が発生することは基本ありません。

◆地元のハローワーク

求職者の王道とも言えるのがハローワークです。

転職サイトにはない地元の求人も多く、ネットでの転職方法が分からない人が広く利用しています。

 

転職活動の基礎でもあるので、転職サイト・転職エージェントで転職先を探すとしても、一度は行っておいたほうがいいかもしれません。

 

■何がしたいのか分からないときの対処方法

いざ就職活動をはじめようと行動したとき「どんな仕事がしたいの?」と言われ、頭を抱えるケースも少なくありません。

 

仕事において「自分は何をしたいのか?」を明確に答えられる人は、引きこもりでなくとも多くはないでしょう。

現在勤めている人でも、それが自分のやりたいことかと聞かれれば、ほとんどの人は首を傾げます。

 

そんなときは、とりあえず次の方法を試してみてください。

もしかすると自分の方向性を決めるきっかけがあるかもしれません。

 

◆とりあえず求人票を流し読みしてみる

転職サイトの求人を適当に流し読みしてみてください。

職種や業種などのジャンル分けを眺めてもいいです。

 

無意識でクリックする方向に、ご自身が興味を持てる何かがあるのかもしれません。

この点は転職エージェントにヒアリングしてもらうという方法もあるので、時間があれば両方試してもみてもいいでしょう。

 

◆好きなことや興味があることを考えてみる

仕事にするか否かはひとまず横に置き、自分が好きなこと・やっていて楽しいことを書き出してみましょう。

それに付随する仕事があるかもしれません。

 

◆持っているスキルからできる仕事を洗いだしてみる

自分ができることを箇条書きで洗い出してみるのも1つの手段です。

好きなことでなくとも、持っているスキルは仕事を決める方向性になり得ます。

 

アルバイトの経験やWEB関係の技術、なんでも構いません。

できるだけ多く書き出してみましょう。

 

■引きこもりだった人の面接対処方法

長らく社会人の現場を離れていると、面接時にどう答えればいいのか分かりませんよね。

それを責められるのではないか?と不安を感じる人も多いと思います。

 

正直に言うと、そういう面接をする企業もあるのが実情。

ただそれは引きこもりだからというわけではなく、どの応募者に対しても圧迫的な面接を行っているのです。

 

合わないところはどう頑張っても合わないので、不愉快だと感じることを言われたなら「ああ、この企業と私は合わないんだな」と割り切って次に行ってしまいましょう。

 

それを踏まえたうえで、最低限対処しておくべき面接の切り返しかたについてご紹介します。

◆質問されるであろうことの切り返しを用意しておく

悪意はなくとも、引きこもりだった理由はほぼ確実に聞かれると考えておきましょう。

企業側としては、その人材を雇うことで1カ月あたり50~100万円ほどの人件費がかかります。

 

そのため、そうなった原因や理由が解消されているのかが明確になっていないと、すぐに退職されてしまうのではないかと不安なのです。

 

逆に仮に引きこもりの人でも、企業から見て優秀な人材なら採用したいと考えるところがほとんどです。

 

◆何ができるのかは明確に伝えられるようにしておく

面接でよく聞かれるのが「あなたは当社でどのようなことをしたいですか?」という質問です。

これは暗に「あなたを採用する当社のメリットは何ですか?」と聞かれています。

 

履歴書作成の時点で、自分の強みや弱みを書き出すことになるので、それにプラスアルファ答えられるように準備しておくといいでしょう。

 

面接での目的は主に以下のことを見極めるために行われます。

・社会人としてマナー等の問題はないか

・将来的に給与以上の仕事をしてくれそうか

・自社と相性が悪くないか

 

この要点を理解しておけば、質問されるであろう内容も大方は予測できるはずです。

もし、一人での判断が難しい場合は転職エージェントに相談してみるといいでしょう。

 

○補足:面接に落ちてもめげない

何度も言いますが、面接は企業と自分の「お見合い」です。

どんなに魅力的な人でも相性が悪ければ、お付き合いは始まりません。

 

数社連続で面接に落ちてしまっても、めげないようにしてくださいね。

それは企業との相性が悪かったのもあるのです。

 

ご自身で改善点があったと思う部分は、随時修正していけば問題ありません。

 

■再就職したら自分へのご褒美を買う

無事再就職に成功したら、初任給ではご自身にもご褒美を何か買ってあげるようにしましょう。

 

もちろん「これまで家族に迷惑をかけたから」とご家族に恩返しされるのもいいのですが、それだけの努力をした自分を認めてあげるのも大切なことです。

 

家族への恩返しと自分へのご褒美を兼ねて、全員で少し贅沢なお店に外食するのもいいでしょう。

いずれにせよ、そこまでたどり着いた自分を認めるのも今後のためなので、忘れないようにしてくださいね。

 

■まとめ

引きこもりから社会に飛び出すのは勇気がいることです。

その中で再就職までの行動を起こし、面接を通過して、職に就くためには辛いことや苦しいこともあるでしょう。

 

しかし、将来的に「勇気を出してよかった」と思えるように、今頑張って行動してもらえればなと思います。