高校進学率が97%を超える現在、正社員は勿論、アルバイトの求人においても中卒の方々の求人数は決して充実しているとは言えません。

中卒の方々の中にはアルバイトで生活費を稼ぎながら、スポーツや芸能など自分の目指す道で頑張っていきたいと考えている方もいますが、アルバイトの求人でさえも見つけるのに厳しい状況です。

では中卒の方が、学歴上のハンディを乗り越えて仕事を獲得するにはどうすれば良いのでしょうか

今回はアルバイトにおける中卒求人の現状や対策を詳しく紹介します。

アルバイトで中卒は不利?

一般的な傾向としては「不利」

あくまで一般論となりますが、正社員だけでなく、アルバイトの採用基準においても中卒の方が不利に扱われる傾向があるのは事実です。

日本はいまだに学歴偏重社会である上、一昔前は50%程度だった高校進学率が今や97%~98%という水準になっており、日本では高校課程までが実質的に義務教育期間のようになってきました。

その結果、中卒の方までわざわざ対象に加えなくとも、高卒者であれば容易に採用できる環境になってきたことが大きな要因です。

ただし職種や業種によって事情が異なる

アルバイト市場全体で捉えた場合には中卒の方が不利に扱われる傾向はありますが、個々の職種や業種でみた場合には、必ずしもそうだとは言い切れない場合もあります。

例えば深刻な人手不足に陥っている飲食業界などは、人当たりが良さそうな方で特に早朝や深夜と言ったシフトが組みにくい時間帯に働ける方であれば学歴評価など二の次となり、中卒の方でも積極的に採用しています。

他には建設作業現場でのアルバイトもそうです。

きつい、危険、汚いのいわゆる3K職場の代表格が建設作業現場ですが、そのきつさなどから大卒はもとより高卒者も敬遠してしまう上、近年は東京オリンピックに伴う建設特需が生じており、求人側が学歴で選別できる余裕などない状況になっています。

その他、清掃業界や造園業界なども人材確保に苦戦していますので、中卒という学歴は求人側にとってそれほどブレーキ材料にはなっていません。

つまりアルバイトの業種や職種によっては、中卒を気にする必要がない場合もあるといえます。

中卒者がねらい目な業種や職種は?

建設作業現場、清掃業界や造園業界以外にも、中卒者の門戸が広い業種・職種はあります。

例えば、漁業や農業など第一次産業従事者は、とにかく肉体労働が主であるため、学歴はさほど問われません。

長距離バスやタクシーの運転手も同様です。

また、現在は介護業界の人手不足が深刻化しているので、介護士や介護施設のスタッフもねらい目。

人と接するのが好きな人は、中小企業の営業や販売スタッフを探してみてはいかがでしょうか。

ホテルやアミューズメントパークなど、とにかく人手が必要な職場は、学歴不問のところが多いです。

意外におすすめな仕事は?

中卒者が就ける仕事といえば、肉体労働関係が多いように思われますが、必ずしもそうとはいえません。

例えば、プログラマー。2020年より小学校でもプログラミングが必修化されますが、現在の日本ではプログラマー不足が深刻化しています。

そのため、IT業界では「スキルを持っている人であれば学歴不問」という企業も多いのです。コンピューターに興味のある人は、プログラマーを目指してみてはいかがでしょうか。

中小企業経営者の中には中卒を積極的に応援している方もいる

業種や職種以外では「企業経営者」によっても中卒がハンディにならないどころか、場合によって中卒の方が有利になったりする場合もあります。

なぜかと言いますと、中小企業の中には中卒の学歴しかない方が社長を務めている場合があるからです。

このような社長が中卒という場合には、アルバイトの応募者が中卒だった場合には寛容に評価してくれたり、社長によっては「ひいき」してくれることもあります。

したがって、アルバイトを募集している企業経営者に関するパーソナルな情報が得られる場合には、応募する前にできるだけそうした情報にも目を通しておくことをオススメします。

中卒の方だから必ずひいきしてくれるとは限りませんが、他の企業へ応募する場合よりそうした可能性はきっと広がるはずです。

高校に行ってない中卒と高校を中退した中卒ではどっちが好印象?

  • 中学卒業後高校に進学していない
  • 中学卒業後高校へ進学したが中退した

以上の二者は履歴書欄に書く情報量にこそ違いがありますが、就職試験に応募する場合の学歴区分では共に「中卒」扱いとなります。

では高校に行っていない中卒者と高校を中退した中卒者では、どちらが求人採用の場面で好印象となるか、皆様はご存知でしょうか。

学歴不問の求人なら、印象においてそれほど大きな差はない

高校に行ってない中卒の方と高校を中退した中卒の方を比較した場合、印象面で実はそれほど大きな差はありません。

学歴の応募条件で一般的に多いのは「高校卒業以上」、または「短大、専門学校、大学卒業以上」の二つです。

高校に行っていない中卒の方も高校を中退した方も、先程のような条件の求人にはどちらも応募できません。

その結果、両者が応募できるアルバイトは「学歴不問」という応募条件になってきます。

学歴不問の求人であれば、前提として学歴は重視されず、学歴以外の人間性や資質、体力面などの方が重視されることになります。

そのため、「中卒だから」、「高校中退だから」という理由で評価に大きな差がつくことはまずないのです。

学歴で選別する求人企業の場合は「高校中退」に対する評価が分かれる

次に、学歴である程度応募者の選別をすると回答していた求人担当者へ中卒の方と高校中退者の方に対する印象や評価を尋ねてみました。

その結果、次のような二つの見解にほぼ分かれる結果となりました。

一つは

  • 高校中退者の方は、高校受験を突破した実績があるのでその点で中卒者より幾分高く評価する

という意見。

もう一つの意見とは

  • 高校中退者は高校を続けることができなかった人物なので、仕事も長続きしない懸念がある。従って中卒の方と変わらないか、中卒の方より厳しく見る。

という意見です。

つまり、高校中退者への評価が二分する結果になった訳ですが、この事実から高校中退の方も中卒の方も求人へ応募する場合、印象を高める上での大きな鍵となってくるのが「高校へ進学しなかった理由もしくは高校を中退した理由」と言えそうです。

この理由を尋ねられ、企業側を納得させる返答ができれば好印象となるでしょうし、逆にこの理由で企業側が納得できるような理由を答えられなければ厳しい評価になると考えられます。

 

どのような理由であれば好印象になるのか

ではどのような理由なら好印象になるか、具体例で考えてみましょう。

例えば中学卒業後、高校に進学しなかった理由(あるいは高校を中退した理由)が

  • 親が死亡したり、親が経営していた会社が倒産したりしたことで経済事情が悪化したことで、高校進学を断念した(高校を中途退学した)。

であれば同情されることはあっても、印象が悪くなることはまずないでしょう。

一方、その理由が

  • 高校に進学して勉強するのが面倒だった(進学した後面倒になってきた)。

といったものであれば、求人側は良い印象を持てなくなります。

つまり、一概に中卒の方が印象が悪い、高校中退の方が印象が悪いといったことはなく、なぜ中卒となったか、あるいは高校を中退したのかその理由によって印象や評価は大きく変わってくるということです。

同じ中卒扱いなら「高校中退」は履歴書に書かなくとも同じ?

ところで中卒と高校中退の扱いが同じ中卒になるのなら、わざわざ高校中退という事実を履歴書に書く必要はないのではと思われた方もいるかも知れません。

しかし、そうした認識は誤りです。

高校を卒業していないのに高校を卒業したと虚偽情報を履歴書に記載して応募し、アルバイトに採用された場合で、後からそうした事実が発覚すれば解雇される正当な理由となります

一方、高校を中退した事実を履歴書に書かず中学卒業までに留めた場合、虚の情報を記載したのではなく中退した事実を書かなかっただけですので、前者ほど悪質ではありません。

しかしながら、高校に入学した事実がある以上それを記さなければ後で高校中退の事実が発覚した場合、雇用者側から「嘘を付いていた」と言われ、可能性は低いながら、解雇されたとしてもやはり文句は言えなくなります。

従って高校中退が事実なら、履歴書にその事実を正直に書くことが大切です。

資格を持っているだけでもがらりと変わる!

履歴書の学歴欄がさみしいと感じる人は、資格を取ってみてはいかがでしょうか。履歴書の内容も充実しますし、学歴不足を資格でカバーできる可能性もあります。

資格は、就きたいと思う仕事に直結する資格を選びましょう。IT系や事務職を狙うのであればMOSや簿記、メーカーなどの現場で働くのであれば、整備士や機械取扱関係の資格がおすすめです。

また、資格とは少し異なりますが、高卒認定試験を突破すれば高卒と同等の学歴になるので、かなり大きなメリットを感じられるでしょう。

 

アルバイト希望の方は「マッハバイト(旧:ジョブセンス)」がおすすめ

中卒の方がアルバイト求人を探す場合、数ある求人サイトの中で特にオススメしたいのが「マッハバイト」です。

なぜマッハバイトがアルバイト探しにオススメなのか、その理由は次の4点です。

求人件数が日本最大級

マッハバイトをオススメする一番の理由はマッハバイトがアルバイトの求人で日本最大級の件数を誇っていることです。

マッハバイトの求人件数は2017年10月現在で19万件以上あります。

求人件数が多ければ、求人条件において「学歴を問わない」という求人割合が多少低かったとしても、そこそこの求人数は期待できます。

仮に学歴不問の求人割合が全体の3%しかなかったとします。

しかし3%でも19万件☓3%で5700件、約6千件もの学歴不問の求人数がある計算になります。

こうした数を期待できるのもマッハバイトが約19万件という日本最大級の求人数を有しているからです。

検索条件が充実している

アルバイトは時給さえ稼げれば何でも良いという訳ではありませんよね。

人それぞれ、仕事に対する希望や条件などがあるはずです。

それだけに求人サイトにとって、ユーザーの希望や条件にマッチした求人情報を速やかに検索できることは大変重要な機能です。

マッハバイトには「職種」や「エリア」、「沿線」といった一般的な検索条件に加えて、「特徴」というユニークな検索項目があります。

特徴」という検索項目には更に

  • 未経験可
  • 服装自由
  • 食事賄い付き
  • 短期、単発OK
  • 週払いOK

等々24にも及ぶ多彩な条件の選択項目が用意されています。

しかもそれらを同時に複数選択した上で検索を行うこともできるのです。

つまりマッハバイトなら、24もの選択肢から自分にとって必要な条件やこだわりたい希望にジャストフィットした求人だけを速やかに探し出すことができる訳です。

無職、フリーターの方々が多数利用している求人サイトである

マッハバイトが求人広告を掲載する企業側に提供している情報によると、マッハバイト利用者の中で最も多い割合を占めているのは無職もしくはフリーターの方で、その割合は全体の4割にものぼります。

マッハバイトを使っている求人企業はこうした利用者割合を知った上で、マッハバイトを利用していることになります。

ということは、求人企業も無職またはフリーターの方を求めているからマッハバイトを利用しているとも言えます。

勿論、無職、フリーターの方々=中卒の方々ということではありません。

しかしながら無職やフリーターの方々は学歴面でハンディを背負っている方や、実務経験が乏しい方々の割合が高いのは事実です。

つまり、マッハバイトを利用している求人企業は応募者に対し実務経験や学歴などはあまり求めておらず、例えばやる気など学歴とは無関係な面で応募者を評価し、採用している企業が多いと考えられます。

アルバイトに採用されれば「マッハボーナス(お祝い金)」がもらえる

マッハバイトにはアルバイトで採用された場合、最大で1万円も「お祝い金」を受け取ることができるうれしい制度もあります。

「正社員」の採用が決まった場合に求人サイトがお祝い金を進呈してくれる制度は、それほど珍しいことではありません。

ところが時給制を基本とし、短期、単発も含めたアルバイトの採用でお祝い金を支給してくれる求人サイトはごくわずかです。

その数少ない求人サイトの一つがマッハバイトということです。

しかもマッハバイトはマッハボーナスの条件が他の求人サイトより緩やかです。

継続勤務の意志が確認できること、初出勤日が確認できること等数項目の常識的な条件さえクリアすれば、すぐにお祝い金を申請できます。

尚、お祝い金についていくら貰えるかは求人検索の際にヒットした検索結果一覧の画面に表示されていますので、検索しただけでお祝い金額がすぐに確認できます。

マッハバイトを利用して、アルバイト先とお祝い金の両方をぜひゲットしてください。

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実際に「学歴不問」とキーワード検索してみると2017年10月現在で1500件以上もの求人がヒットしました。

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職場で長く働くためには

 

内閣府の調査では、中卒者の7割が勤務開始から3年以内に離職してしまうことがわかっています。

高卒の場合は5割、大卒は3割であることから、中卒者の離職率の高さがうかがい知れますね。

離職理由はさまざまですが、選択肢が狭いためになかなかよい企業に巡り合えないことが大きいでしょう。

安定して、一カ所で働き続けるために、応募企業は慎重に決めることが大切です。

そして、求人情報はなるべくたくさん集めましょう。ここで紹介したマッハバイト・リクナビNEXT・ハタラクティブすべてに登録して、こまめに求人をチェックすることをおすすめします。

ただ、条件に合った求人に応募するだけでは、例え入社してもすぐに退職するはめになりかねません。自分なりの目標を持って、自分に合いそうな求人を探すことが大切です。