【介護福祉士】おすすめの介護派遣会社ランキング※正社員より派遣が得?

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介護福祉士の皆さんは日本国の福祉を支える大切で貴重な人材です。

ところが介護福祉士の主な職場となる介護施設の労働環境は決して良いとは言えず、何より要介護者の生命を守るという重要な役割を担っているにも関わらず、他業界と比較した場合にとても低い賃金で留まっている実態があります。

その結果、他の業界ではとても考えにくいことですが、派遣社員の介護福祉士の年収が正社員の介護福祉士の年収を上回るといった事態も生じます。

a_085-1そこで今回は、介護福祉士の皆さんが正社員として働く場合と派遣社員として働く場合の給与や勤務条件などを比較し、本当に派遣社員として働いた方が得なのかを明らかにすると共に、もし介護福祉士の方が派遣社員として働く場合に利用をオススメしたい介護派遣事業者をランキング形式で紹介して参ります。

介護派遣会社の選び方

介護職として働きたい場合、どのような派遣会社を選べばいいのでしょうか?介護福祉士資格を持っている人も、そうではない介護職員初任者研修や、介護福祉士実務者研修受講者も基本的に同じです。

□①紹介してもらえる介護求人が多数ある

介護は人手不足とはいっても、多数のブラック求人と少数の優良求人を見分けるためには、求人の絶対数が多い方がいいです。

紹介してもらえる、取り扱っている求人が多ければ、それだけ派遣先で好待遇を受けるチャンスが広がります。

□②働きたい勤務地の求人に強い

あまり遠方の介護施設で働きたいという人は少ないと思いますが、できるだけ地域密着型の派遣会社を選びましょう。

「大きな事業所=好待遇」というわけではありません。小さな事業所でも非常に待遇がいいところがあり、それらは大手の派遣会社では取り扱わないというケースも多いです。大手の派遣会社にこだわらず、働きたい地域の求人に強いところを選んでみましょう。

□③派遣スタッフの口コミや評判が良く、口コミ数も多い

口コミサイトの評価は、その絶対数が少ないと「自演」や「アンチ」による投稿で、実情を反映しないものになってしまいます。あてにし過ぎるとハズレがあるのですが、口コミ数が多ければ比較的実情を反映したものと言えるでしょう(自演しにくい)。

口コミ数が多く、かつその評価がいい介護派遣会社を選べば、優良な求人に巡り会う確率が高くなります。

□④1社に絞らず複数の派遣会社に登録しておくこと

リスクヘッジのため、1社だけではなく複数の派遣会社に登録しておきましょう。それぞれ得意とする分野があり、大手に強い派遣会社、中小優良事業所に強い派遣会社、介護施設以外の介護職求人に強い派遣会社など特色があります。

実際に働くのはみなさんなのですから、1社に頼り切らずに複数の派遣会社の求人の中から良いものを見つけてください。

介護派遣事業者を選ぶならココ!おすすめ介護派遣事業者ランキング

1位:かいご畑

かいご畑

介護派遣事業者として今回1位になったのは「かいご畑」です。かいご畑は介護分野の人材教育に長年取り組んできた株式会社ニッソーネットが運営しており、派遣を行っているエリアは主に関東地方から主に西側のエリアとなっています。

同社が1位に選ばれた理由は、キャリアアップ応援制度と言って登録者なら介護資格講座を無料で受講できる制度があったり、週払いで給与を受け取れる制度があったり、登録者の支援制度が豊富で充実していたからです。

派遣社員として働きながら、介護福祉士の資格取得を目指したいという方はかいご畑が特にオススメです。

かいご畑利用者の評判:愛知県/女性(介護福祉士)30代

img_009「かいご畑にお世話になる前は実務者研修という立場でしたから、派遣社員になって自分の時間を確保した上で勉強に取組み、介護福祉士の資格を取得するというキャリアプランを描いていた自分にとってかいご畑はピッタシの派遣サービスでした。
かいご畑では「働きながら0円で介護資格が取れる」というキャッチフレーズを宣伝していますが、そのキャッチフレーズに偽りはありません。
本当に受講料は一切取られることなく、通学で介護福祉士講座を受講することができたことに満足しています。現在無事介護福祉士の資格を得て、時給もアップし、プライベートも満喫できる、納得の派遣社員生活を送っています。」

2位:きらケア

きらケア

今回2位となった派遣事業サービスはレバレージズキャリア株式会社が運営している「きらケア」です。派遣対象となっているエリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、福岡とやや少ないエリアですが、登録者をサポートするアドバイザーのサポートが大変手厚く、登録者の方々から高く評価する声が多数寄せられたため、2位となりました。

地域が限定されますが、派遣会社は担当者の質で選びたいという方には「きらケア」は自信を持ってオススメできる事業者です。

きらケア利用者の評判:埼玉県/女性(介護福祉士)40代

img_009「人材派遣を行っている企業は大手から中小まで様々な企業が多数ありますが、私が重視したかったのは担当者の人間性です。
どんなに大手企業であっても担当者の方が熱心でなかったり、事務的であったりすると、派遣先の仕事で相談したり、交渉して欲しいことが生じたりした場合に頼りにすることができませんよね。
その点できらケアはネット上の口コミで担当者の評判が良かったのでお世話になったのですが、そうした噂は決して嘘ではありませんでした。
担当者の方は大変親身になって仕事の紹介してくれたり、就業後も仕事状況をまめに確認してくれたりしています。
派遣社員は気楽な反面、長期的に続ける場合には色々と悩みごとや相談事項も生じやすい働き方ですので、派遣会社を選ぶ場合は私のように担当者の質を重視して選ぶことをオススメします。」

⇒きらケア介護派遣の評判を見る

3位:介護ナビ派遣

介護ナビ派遣

ランキング第3位になったのは、まとめ登録がウリの「介護ナビ派遣(正式名称:カイゴナビ派遣)」!100社を超える介護派遣会社がある中で、自分が興味のある派遣会社へ一括登録ができるのは時間のない方にも特にオススメです。さらに一括登録後にもたくさんの求人と巡り合えるので選択肢も増え、いい職場に出逢えるチャンスが増えます。また、介護ナビ派遣では、全国から求人を探せるので引越しなどが決まっている方にもおすすめです。

介護ナビ派遣利用者の評判:東京都/女性(介護福祉士)30代

他ぼ求人サイトだと結局派遣登録をさせられて時間も交通費もかかるので「カイゴナビ派遣」で一括登録してから求人を探すことにしました。時短にもなり、自分の希望の職場を予想より早く見つけられ助かりました。また転職することがあった場合は利用したいと思います。

4位:スタッフサービスメディカル

スタッフサービスメディカル

ランキング4位となったのは、人材サービス企業大手の株式会社スタッフサービスが介護分野の派遣や求人紹介を専門的に行っている「スタッフサービスメディカル」です。全国64ヶ所にオフィスを構え、全国レベルで介護施設の派遣求人情報をカバーしているだけでなく、派遣登録者のサポートや支援を行っている点が高く評価できたため、4位となりました。

スタッフサービスメディカルなら、お住まいの場所などを気にすることなく希望勤務地で仕事を得ることが容易にできます。

スタッフサービスメディカル利用者の評判:山口県/男性(介護福祉士)40代

img_021「介護施設で派遣として働く場合には、大手の求人エージェントの審査にパスできる安定した経営力や勤務条件がしっかりしていることが大切だと思っていましたので、大手企業であるスタッフサービスが運営しているスタッフサービスメディカルに登録することにしました。
予想どおり、紹介された介護施設も経営的にしっかりとしているところであった上、派遣で働く場合の勤務条件を担当者の方は詳しくヒアリング、確認をしてくれました。おかげ様で安心して介護福祉士として派遣先の仕事へ取り組むことが出来ました。」

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参考

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どっちがお得?介護福祉士が正社員で働いた場合と派遣で働いた場合の比較

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介護福祉士の年収比較

介護福祉士に限らず他の業種や職種においても月収で正社員と派遣社員を比較した場合には、残業代などを含めると派遣社員の方が正社員を上回ることはあります。

しかしながら正社員には派遣社員にないボーナスが支給されるため、月収ベースでは正社員を上回ることがあっても、年収比較では殆どの場合正社員が派遣社員を上回ることになります。

ところが、例外的なケースが生じる場合があるのが介護福祉士の年収なのです。

次の年収内訳をご覧ください。

1.A介護施設:入社3年目の介護福祉士の年収内訳
月給19万円×12ヶ月+賞与3ヶ月分=285万円
2.某人材派遣企業の日勤専門派遣社員(介護福祉士)年収内訳
時給1,500円×1日8時間×月間21日×12ヶ月=302万4千円

※参考データ:夜勤専従の介護福祉士の場合 360万円~420万円

上記はAという介護施設における介護福祉士の年収ですが、3年目でも年収300万円を割り込んでいます。

ところが介護福祉士が派遣社員として働いた場合、時給1,500円で尚且つ残業が一切なくとも年収で300万円を超えます。

また、介護福祉士の場合には夜勤専従といった勤務形態は比較的少ないのですが、仮に夜勤専従となった場合には年収で400万円を突破する場合もあります。

背景として介護施設は介護保険料に報酬を頼っており、そもそも大きな利潤を追求しにくい中、労働集約型サービスであることから人件費が最も大きな支出割合を占めるため、人件費を抑制しないことには経営が成り立ちにくいことが挙げられます。

そのため、・正社員で働いたとしても昇給があまり望めない。

・大型ボーナスを支給している施設はあまりなく、施設によってはボーナスゼロの場合もある。

といったことから、初任者研修の方より高い時給を得られる介護福祉士なら、派遣で働いた方が収入面で正社員を上回るケースが生じることになるのです。

介護福祉士の勤務形態や条件比較:派遣社員が正社員より恵まれている理由!

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しかも派遣社員は法律によって大変厳しく守られているため、勤務形態等でも正社員より恵まれている点が多々あります。例えば残業代です。

残業代は必ず1.25倍割増で支給して貰える

18施設側からの要請に基づいて所定時間を越えて残業を行った場合、
派遣法の規定により時給に対して1.25倍の割増賃金を支払うことが義務になっています。

そのため、残業を行った場合には時給が自動的に25%もアップすることになります。

 

check-c021ところが介護福祉士の資格を取得して施設の管理職となった正社員は基本的に残業代をもらうことができない場合が多く、実質的にサービス残業を強いられている状況になっています。

割増賃金制度によって長時間残業に悩まされずに勤務できる

20先ほどご紹介したとおり派遣の介護福祉士に残業を課せば割増賃金を支払う義務が生じますので、経営的に厳しい介護施設側は派遣社員に対してはできるだけ残業をさせないようにします。

そのため、残業して稼ぐという方法はあまりとれませんが、介護業界では日常と化している長時間残業に悩まされることなく、定時で仕事をあがることができる場合が圧倒的に多くなるのも派遣社員の大きなメリットと言えます。

契約によりシフト急変などを強いられないためプライベート時間を確保しやすい

21介護施設の多くは慢性的な人手不足に加えて、社員が長続きしないことから社員の急な退職にも悩まされています。

そのため、正社員には急なシフト変更や休日出勤、長時間残業が課せられることが当たり前といった状況になっています。

そうした状況から社員の介護福祉士は、たまに休みがとれたとしても予定していた日以外が休日になってしまうなど、プライベートの時間を確保しにくくなっています。

その点で派遣社員は通常派遣される前に勤務時間やシフト等の勤務条件を詳細に固めた上で、施設へ派遣されることになります。

職員が休んだ、退職した等の理由で急にシフトチェンジを要求されたり、長時間残業を強いられたりといったことがまずありません。

その結果、介護業界で働いていながらプライベートの時間をしっかりと確保できるのも派遣社員ならではのメリットと言えます。

 

□派遣先の勤務地は自由に選べます

派遣社員の大きなメリットとして、勤務地を自由に選べるということがあります。「これは正社員でも同じでは?」と思われるかもしれませんが、介護施設の場合、1つの社会福祉法人が複数の施設を運営していることが多く、それぞれの施設間の移動があります(採用は法人の介護士として)。

通勤時間が30分だったので1時間30分になってしまった、ということがあり得、しかも業務上の人事異動なので拒否することは大きなリスクを背負うことになります(家族の介護が必要とか合理的な理由があればいいのですが)。

その点、介護士の派遣社員であれば「住所○○の△△施設へ派遣」とあらかじめ勤務地が提示されているので、ご自身の都合がいい場所にあるところで働くことができます。

□派遣の介護士は正社員のようにサービス残業が少ないです

介護福祉士の勤務形態や条件比較:派遣社員が正社員より恵まれている理由!

派遣社員は勤務形態等でも正社員より恵まれている点があります。例えば残業代です。正社員のサービス残業が社会問題になっていますが、派遣社員の場合、時給で計算されるので、サービス残業の強要や無言の圧力が起きにくいのです。

正社員場合、雇用している事業所との直接契約(雇用契約)になるので、様々な(残業代をつけさせない)圧力が可能ですが、派遣社員の場合、事業所と派遣社員との間に派遣会社が入っているので、そうした圧力がかけにくいのです。

法的には、残業代は必ず1.25倍の割増時給で支給して貰えるのですが、正社員の場合はブラック企業(ブラック介護事業所)の場合、それが出ず、結果的にタダ働きになり、派遣社員の方が稼げることになります。

また、サービス残業の強要、圧力だけではなく、いわゆる「名ばかり管理職」にしてしまえば、残業代を払う必要がなくなります。実際には経営に関与できるくらいの地位にないと「残業代が出ない管理職」にはならないのですが、実際には何の権限もない平社員を「管理職」にしています。

以上をまとめると、本来、残業代がしっかり支払われれば、賃金は

正社員>>派遣社員

なのですが、正社員の方が残業代不払い(サービス残業)が起きやすく

それゆえ、実際に支払われる賃金が

派遣社員>正社員

になってしまうという事業所が多い、というからくりです。すべての事業所がそうではなく、法を順守しているところであれば、

正社員>>派遣社員

になるのは明らかであり、ここに日本の介護業界の闇があると言っていいでしょう。

■まとめ

  • 介護職は人手不足である
    労働集約型の仕事で激務薄給の職場が多い
    正社員で働くとサービス残業を強いられるおそれがある
    派遣社員としてしっかり時給分をもらった方が収入が多くなるケースもあり
    介護専門の派遣会社に登録し、豊富な求人の中からより良いものを探す
    派遣社員か正社員か、それぞれにメリットとデメリットがある
    本当に働きやすい職場ならば正社員の方がいいケースもある。「派遣」だけが正解ではない
    最低限の介護の資格が必要になる

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