派遣登録時の服装は?履歴書の書き方と企業面接内容を教えます!


派遣社員として働く場合に必ず必要となる手続きが「派遣登録」です。

派遣登録手続きに参加する場合、皆様はどんな服装をして臨めば良いかおわかりでしょうか。

また、その際に履歴書は必要になるのでしょうか。

仮に必要となった場合、志望動機はどう書けば良いのでしょうか。

そもそも派遣登録とは面接試験なのでしょうか。

・・・等々、この記事では改めて問われると意外とわからないことが多い「派遣登録」の様々な疑問についてお答えして参ります。

疑問その1:派遣登録時の服装は?

迷ったらビジネスカジュアルではなく「ビジネススーツ」が無難


派遣登録時の服装について、様々な見解やアドバイスがネット上で紹介されています。

その中で最も多いアドバイスが「登録会へ参加する場合、迷ったらオフィスカジュアル着用が良い」というものです。

オフィスカジュアルが誤りとまでは言えません。

しかし、オフィスカジュアルと具体的にどのような着こなしをすることがオフィスカジュアルと言えるのか、正確にご存知でしょうか。

オフィスカジュアルは曖昧な面があり、着こなし次第ではオフィスカジュアルのつもりがそう評価されない場合もあります。

もし派遣会社から服装について具体的な指示がなく、服装に確証が持てない場合はビジネススーツを着用するのが一番堅実です。

派遣会社の登録会は単純な手続きだけでなく、派遣会社側が応募してきた登録者を信頼できる人物かどうか評価する、就職や転職での面接に近い目的も兼ねているからです。

派遣会社としてはマナーや態度で派遣先から好意的に評価される人材で、なおかつ意欲的働いてくれる人材を必要としています。

仮に登録時の服装は自由で良いとしていた場合、登録予定者の方がビジネススーツを着用してくればマナーという点では何ら問題が生じませんし、それだけ登録会を重視している証となります。

つまりビジネススーツ着用は、姿勢や意欲という点でも評価が高まるのです。

人間の印象は見た目で8割が決まると言われています。

見た印象を大きく左右する服装で大きく得点しておけば、登録会で少々の失敗があっても見た目の印象でカバーできますので、迷ったらビジネススーツの着用をオススメします。

「普段着の着こなし」を見たい派遣会社もある

例えばアパレルショップの派遣店員を専門的に手掛ける派遣会社であれば、多くの場合、派遣社員の方は派遣先の制服着用が前提となります。

そのような場合、普段着でどのようなコーディネートをして着こなしているか、センスや服装への好みなどを派遣先が評価したいという要望が派遣会社へ寄せられている場合があります。

このような場合は通常派遣会社側から私服で参加するよう指示されます。

もし私服との指示であれば、その指示に従って私服で登録会へ参加することが正解となります。

不明な場合は派遣会社へまず確認すること

先程ご紹介した私服指定といったケースもありますので、最も適切な対応とは登録会へ参加する前に派遣会社へ確認することです。

派遣会社のホームページをチェックしたり、派遣会社へ電話したりして、服装について指定があるかどうかを確認しておきましょう。

その上で「服装は自由です」あるいは「特に指定はありません」との案内であれば、前述のとおりビジネスカジュアルではなくビジネススーツで臨むのが無難です。

疑問その2:履歴書は不要?志望動機はどう書けば良いの?

服装に次いで派遣登録に対する質問として数多く寄せられる疑問が

  • 履歴書は必要なのかどうか
  • 履歴書が必要となった場合、志望動機をどう書けば良いか

以上の二点ですので、それぞれについてご回答申し上げます。

履歴書は基本的に不要な場合が多い

履歴書が必要かどうかという点ですが、派遣の登録会では各派遣会社側が用意する専用のフォーマットに様々な個人情報を書き込むことで手続きを行うのが一般的です。

そのため、履歴書が必要となるケースはあまりありません。

もし登録時に履歴書が必要な場合には、登録予定者に履歴書を持参するよう予め指示してくれますので特に指示がないのであれば、「手続き上」履歴書は不要です。

ただし履歴書を作成して持参しておくと重宝する

履歴書を持参するよう指示がなかった場合、履歴書を持っていかなくて良いかとなるとそうとは言えません。

指示がない場合でも、履歴書は「作成」した上で持参することをオススメします。

自分の履歴や職歴を書面へ正確に書くよう求められた場合、何も見ずに正確に書くことはかなり難しいのではないでしょうか。

派遣登録時の学歴や職歴情報は時給査定にも影響する重要情報であり、重大なミスや誤りは後々大きな問題になる場合もあります。

正確な履歴や職歴情報を記した履歴書を持参しておけば、派遣会社から指定された書面に自分の履歴を書く際参考にできますので、情報の記載ミスや誤りを回避できますので、履歴書は持参した方が良いのです。

志望動機を考える必要はない

二点目の疑問点である「志望動機をどう書けば良いか」ですが、履歴書を持参するよう指示されなかった場合は勿論のこと、仮に指示されたとしても志望動機まで書き込んでおく必要はありません。

志望動機欄はブランクで大丈夫です。

なぜなら志望動機の書きようがないからです。

派遣社員として働くということは形式的には派遣会社の社員になることですが、派遣会社自体で仕事を行う訳ではありません。

仕事先はあくまで派遣先企業です。

つまり派遣会社はあくまで派遣先を紹介してくれる立場に過ぎませんし、派遣先も事前に特定できる訳ではありませんので、志望動機は不要なのです。

ただし「なぜ派遣社員で働きたいのか」は考えを整理しておいた方がスムーズ

仮に履歴書持参の指定を受けても志望動機は不要ですが、この後ご紹介する登録会で実施する面接を踏まえた場合、「派遣社員として働こうと考えた理由や動機」については予め考えをまとめておくことをオススメします。

と言っても、企業の採用面接を受ける訳ではありませんので、それほどかたく考える必要はありません。

文章化して履歴書に書き込んでおく必要もありません。

その上で、派遣社員になろうと考えた理由は派遣会社の登録会における面接では必ずと言って良いぐらい尋ねられる質問項目です。

予め考えをまとめておけば登録会の進行もスムーズになりますし、何より自分の考えが整理できていれば派遣の仕事にもより意欲的に取り組めるようにもなります。

書面で準備する必要まではなくとも、できるだけ事前に考えをまとめておくようにしてください。

派遣登録での面接(=面談)の内容とは?

続いて派遣登録の面接内容についてご紹介することにしましょう。

派遣登録会の面接は「面談」とも呼ばれる場合がありますが、この記事では以後「面接」で統一しておきます。

具体的な内容は多少派遣会社や派遣の業種などによっても異なりますが、おおよそ次のような事項の確認やヒアリングが行われます。

派遣の登録面接時に質問される主な内容例

派遣社員として働くことを希望する動機、理由

正社員やアルバイトではなく、派遣社員として働くことを希望しているかを尋ねる理由ですが、本人の意思確認という目的もありますが実はもう一つあります。

派遣登録会では派遣会社や派遣社員の仕組みに関する説明を動画などを通じて行われますので、派遣会社や派遣社員の仕組みに対してちゃんと理解できているかを確認するためです。

派遣の仕組みを理解できていなければ、派遣社員として働く理由や動機も説明できませんので、働く理由を尋ねれば理解度を把握できるからです。

職務経験や内容や実績など

派遣社員として派遣する際、派遣先の職務と同じ、または近い職務を経験している人物の方が派遣会社としては安心感が高まります。

それゆえこの点は根堀り葉掘り聞かれる質問事項です。

 

保有資格や資格に匹敵するような知識や技能の有無

例えば経理関係であれば簿記、あるいはPCを利用する職務であれば資格があった方が派遣先にも紹介しやすくなりますのでこの点も必ずと言って良いぐらい確認されます。

ただし資格がないからと意気消沈する必要はありません。

例えばワープロ検定の資格がなかったとしても前職で◯万文字のデータをだいたい◯◯分ぐらいで入力作業を行っていたという作業経験が説明できれば、どのくらいの資格に相当する実力かは派遣会社側でおよそ検討がつきます。

従って資格がない方は、自分が取り組んできた仕事をできる限り正確に伝えるよう心掛けることがポイントになります。

希望する職種

どんな職種で働くことを希望するかも必ず質問される項目です。

希望職種は一つにこだわる必要はありません。

紹介可能な職種で自分が取り組める職種なら、複数提示しておくと紹介される確率は高まります。

尚どんな職種を答えたら良いかわからないという場合には、派遣会社側は紹介可能な職種例を尋ねた上で判断するとよいでしょう。

希望する業種

派遣会社が特定の業種に派遣先を特化していない場合には、どんな業種の企業で働きたいか、希望業種について尋ねられる場合もあります。

特に希望がない場合には、無理に希望を伝える必要はありません。

1日あたりの希望就業時間や時間帯

フルタイムの場合には9時間拘束で1時間休憩・8時間労働が基本となります。

フルタイムで働けない場合には具体的な時間数と勤務可能な時間帯を伝えるようにします。

 

1週間あたりの希望勤務稼働日数

派遣社員も正社員同様週40時間が基本となりますので、1日8時間労働であれば自動的に週5日が週あたりのフル稼働日数となります。

もしフルで働けない場合には時間と同様に週何日働けるか質問されます。

希望就業期間

就業期間の希望として長期か、短期かが聞かれる他、短期の場合には具体的にどのくらいの期間の就業を希望するかが問われます。

 

 

希望時給

文字通り時給に対する希望条件です。

相場を参考にしたい場合には、当サイトでも紹介していますのでそれらの記事を参考にしてください。

また、希望職種の平均的な時給を尋ねれば派遣会社側が紹介できる平均的な時給水準を教えてもらえますので、こちらも参考にした上で希望額を提示すると良いでしょう。

希望勤務エリア

希望する勤務エリアはあまり細かく希望を指定しない方が得策です。

 

希望勤務エリアを尋ねられたら、希望というよりどのあたりまでなら通勤が可能か、即ち最大可能通勤エリアを回答することをオススメします。

職場環境に対する希望や条件

例えば女性の方なら女性専用の更衣室やトイレの有無は気になるでしょうし、嫌煙家の方なら職場が全禁煙かどうかなども気になると思われます。

そうした職場環境に対する希望や条件についても問われることがありますが、質問されない場合もあります。

職場環境で、どうしても譲れない条件がある場合にはこちらから伝えるようにすることが大切です。

自己PRしておきたいこと

「派遣社員として働く上で何か自己PRしておきたいことがあればどうぞ」といった質問がなされる場合もあります。

 

 

登録会での面接は”ヒアリング中心”:自分の希望等を事前に整理しておくことが大切

ご紹介したとおり、登録会で行われる派遣会社側との面接は採用面接のような職務に関する質問などもありますが、その多くは希望や条件などに対する「ヒアリング」が中心です。

自分がどんなことを希望しているか、どんな条件は譲れないのかが事前に整理できていなければ派遣先を紹介される段になって慌てたり、断ったりしなければならないことが生じます。

本記事で紹介している質問事項を参考に、予め自分の考えや希望を整理しておくことが大切です。

”派遣先企業”での面接内容とは?

派遣会社の登録が済んだらいよいよ派遣先が紹介されますが、その際、派遣先企業で面接が行われる場合もあります。

派遣先での面接はどんな目的で行われるか、どんなことが尋ねられるのかも確認しておきましょう。

質問例

具体的な質問は派遣先の企業や職種によって異なってきますが、次のような質問は業種や職種にかかわらず、質問されることもある事例です。

  • 派遣社員として働くことを決めた動機や理由は何か
  • (派遣先までの)通勤ルートのおよその所要時間はどのくらい要するか
  • (職務内容の詳しい説明を行った上で)具体的にはこのような仕事内容になるが、こうした仕事内容を依頼することは可能か
  • 前職ではどのような仕事をしていたか
  • やむを得ない場合には残業を依頼することは可能か
  • 職場環境において不安なことや事前に確認しておきたいことがあるか

派遣先での面接の目的は「顔合わせ」であって「選考」であってはならない

まず理解しておいて欲しいことは「派遣先には派遣社員を選考する権限はない」ことです。

派遣社員を派遣先が選考することは法律で禁止されています。

ただし、選考を目的としない範囲での職場見学や質疑応答は互いに可能となっていますので、その範囲の質問が先程ご紹介した質問例となる訳です。

従って、派遣先で行われる面接はそれほど深刻に考える必要はありません。

ただし、選考はできないけれども派遣先には「派遣自体の受入(契約)拒否」することは認められています。

面接時にあまりにもマナーを逸脱した対応をしたり、非常識な行動をしたりすれば契約拒否を通じて結果的に断られる場合もありますので、一定の緊張感をもって誠実に臨むことが重要です。

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