あなたは中国で転職したいですか?※【中国は海外転職・就職ジャンルで世界でも日本人にとってもかなり大きいマーケットです】

中国の給与水準は年々増加しており、最近では中国の大手通信機器メーカーHUAWEIが日本進出にあたり、日本の求人サイトに掲載した初任給が月収40万円として話題になりました。

もちろん各種社会保険も完備されており、退職金制度も整っている優良企業で、日本の企業で初任給40万円もある企業はほとんどないので、中国企業への見方が変わった人も多いのではないでしょうか。市場の大きさもありますが、中国には世界的企業に成長している企業が多くあります。

では日本人が中国で転職することは可能なのでしょうか?

結論から言うと十分可能です。
経済大国となった中国への転職は、競争は激しいですが、待遇面でも大きく増える可能性が期待できます。

中国の転職にはある程度の語学力や業務経験があった方が良いですが、企業によっては語学不問、経験不問という求人もあります。実際に私の知り合いでも中国語が全くできない人でも中国での転職を成功させている人を沢山見てきました。

もしあなたが中国語ができなくても大丈夫です。
自分の能力や経験がアピールできれば良い条件で転職できるように具体的な方法やポイントをお伝えします。

 中国の転職サイトの使い方

中国人は一つの企業にずっと勤めるという人はまれで、転職が当たり前の社会ですので、当然転職エージェントもたくさん存在します。

中国転職にあたり、日本の転職と大きく異なる点に就業ビザがあります。中国で働くには中国政府から就業ビザを発行してもらって、はじめて働くことができます。

その就業ビザ取得にあたって条件となってくるのが、年齢、学歴、日本での就業経験です。

  • 年齢は60歳以下であること
  • 学歴は本科卒以上(例外あり)
  • 就業経験は日本での2年以上の就業経験

これらの条件をクリアしていない場合、ビザ取得ができない場合が多いのであらかじめ確認しておきましょう。

転職サイトに登録

中国に転職しようと決めたらまずは転職サイトに登録しましょう。
転職サイトは大きく日系、中国系と分けることができますが、あなたの希望する企業や、能力によって選びましょう。

中国語が堪能な場合、日系・中国系両方から情報を入手するために両方登録しておくのが良いでしょう。中国語が話せない場合はやはり日系エージェントを中心に登録することになりますが、日本でも大手転職エージェントの多くは中国に進出していますので、それらを利用するのが良いでしょう。

キャリアカウンセリングを受ける

登録したら次はキャリアカウンセリングを受けることをおすすめします。

これは実際に現地の転職エージェントでキャリアカウンセラーと相談をして、最新の転職事情から、あなた自身の転職可能性、能力に合わせた転職先の斡旋等を受けることができます。
会社によっては現地に行かなくてもスカイプ等で対応してくれるところもありますので聞いてみてください。

日本人が中国転職で有利になる条件とは

日本人が中国転職で有利になる条件は大きく3つあります。

  • 中国語が話せること
  • 専門的な技術を有していること
  • 管理職の経験があること

中国語が話せることが強みになるのは想像がつくかと思いますが、実際に日本人人材で中国語が話せる人の割合はとても少ないです。
そんな中で中国語が話せるのであれば大きなアドバンテージになるでしょう。

中国国内ではHSK(漢語水平試験)という中国語の試験がありそのレベルが一つの目安になります。
HSKで4級程度があればある程度中国語が話せるという証明になりますし、それ以上の級であると、仕事で十分使えるレベルと評価してくれるでしょう。

有利な技術

専門的な技術を持っている人も優遇されます。
特に中国転職市場で有利な技術は、製造現場での知識、製図などの設計能力、飲食店等の調理師免許など即戦力となり得る能力が求められています。日本でそれらの経験があり、成果を上げた実績等を提示することができれば転職にとても有利に働きます。

管理職の経験

管理職の経験があることも大きなアピールポイントになります。
現在中国で日本人に与えられるポジションの多くは管理職としての役割が多いので、自分の能力はもちろん、部下の管理能力等も問われることになります。
その際、管理職として職務を経験した実績などがあれば、管理職として採用を考えてもらうことができるので高待遇も期待できます。

中国企業の実際の待遇について

中国内にある日系企業へ転職するというのが日本人求職者の一般的な転職方法だと思いますが、中国企業への転職も考えられます。中国企業の場合、転職にあたり日系企業とは別の難しさもありますので、そのあたりを理解した上で検討すると良いでしょう。

日本人で中国企業へ転職する一番多いパターンは、日本人技術者です。中国企業は日本人技術者を採用することで会社の技術レベルを高め、日本の技術を自社に取り込みたいと思っているからです。
日本で大手家電メーカーを早期退職した人や、定年退職した人にも高待遇で採用をされるケースが多いです。

中国企業に転職する場合、能力や経験によって待遇に大きく差があります。
日本人の場合、管理職としての部下の育成や、目標達成等の課題も多いですが、その分待遇も高いことが多いです。日本のように年功序列で待遇が上がっていくことはないので、いかに結果をだして評価されるかが重要になってきます。

営業職等ではインセンティブの割合が多いのも中国転職の特徴です。技術職であれば通訳がつく場合も多いですが、営業職であれば自分である程度中国語が使えることが転職の条件になってくるでしょう。

雇用契約は、毎年または複数年の定期契約が一般的であり、成果をあげればその分待遇も改善されますが、その逆に契約更新がされないということもあり得ます。

【まとめ】

中国企業が国際的な地位を高めている現在、日本人にとっても中国で転職するというケースが増えてくるのではないかと予想しています。中国は企業も若い会社が多く、そこで働いている人も仕事に対するモチベーションが高いので、日本で仕事をするよりも刺激的で面白いと感じることが多いでしょう。

言葉の問題や転職活動のサポートは、現地の転職エージェントを上手に利用することで、転職活動が可能になりますし、スカイプ等を使った遠隔面談等も可能です。
待遇も日本で働くより良いケースも多いので、興味がある人は一度挑戦してほしいです。

私自身中国で10年以上仕事をしてきましたが、中国マーケットの方が成長の可能性が大きく、挑戦できることも多いと感じています。北京、上海、シンセン等中国の主要都市には日系の転職エージェントが何社もありますので、一度相談をするのが良いでしょう。

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この記事を書いた人

村林

BAYASHI

1981年生まれ、三重県出身。
中華系ニュースを得意とするライター。
13年間上海近郊の製造メーカーで勤務し、現地で中国文化や、中国ビジネスについて研鑽を行う。
中国での経験を活かした、インバウンドセミナーや、中国顧客への販促活動などを中心に活動している。
現在は福岡県で中国人旅行者向けの宿泊施設を開業準備中。運営サイト⇒BAYASHI WEB